2014年

平成27年度大阪大学職員研修 英語リスニング・e-mailライティ

2014年度RENKEI年次総会(RENKEI annual meeting 2014)

2014年12月18日、岡村理事・副学長が、イギリス・リバプールで開催された2014年度RENKEI年次総会に出席しました。

今回の総会で本学は、“Living with an Ageing Society”(本学代表者:人間科学研究科・権藤恭之准教授)と “Renaissance Entrepreneurship in HE for Social Innovation to Develop Future Leaders”(本学代表者:産学連携本部・兼松泰男教授)の2つのプロジェクトについて、イギリスの大学と共同提案しました。

総会の承認を受け、“Living with an Ageing Society”プロジェクトについては、リバプール大学及びユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、また“Renaissance Entrepreneurship in HE for Social Innovation to Develop Future Leaders ”プロジェクトについては、UCLをパートナーにして、2015年~2017年にかけて、若手人材育成のためのワークショップやシンポジウムを共同で実施します。

* RENKEI( Japan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives) とは、日英の12大学が国際的な産学連携を通じた人材育成・社会貢献を推進するためのパートナーシップです。
[参考:RENKEI Official Website]
http://www.britishcouncil.jp/programmes/higher-education/university-industry-partnership/renkei

岡村理事・副学長による説明

RENKEI annual meeting2014

ベトナム社会主義共和国・ハノイ国家大学との大学間学術交流協定調印式

2014年12月20日(土)、ベトナム社会主義共和国・ハノイ国家大学(以下、「VNUH」という。)により開催された日越大学事業起工式において、VNUHと本学との大学間学術交流協定調印式を行いました。

本学からは星野副学長が、VNUHからはPHUNG Xuan Nha学長、NGUYEN Hoang Hai副学長及びNGUYEN Kim Son副学長が出席され、Truong Tan Sang国家主席及びVu Duc Dam副首相ご臨席の下、調印を行いました。

両大学のさらなる連携の重要性を確認し、教育及び研究での相互交流の更なる活発化が期待されます。

調印式の様子

VNUH学長・副学長及び本学・星野副学長

平成26年度大阪大学職員研修「大学の国際化に係る諸課題について」

2014年11月20日(木)、12月1日(月)の2日間にわたり標記研修を実施しました。

今回の研修では、英文ビジネスEメールの原理を理解し基本的なフォーマットを身につけるために、「英文Eメールライティング」を開催し、各日23名の職員が受講しました。

研修は、国際交流課長から挨拶の後、アルク教育者 吉中 昌國講師による講演、演習等を通じて、英文Eメールによる依頼・問い合わせへの回答など日常業務に必要な英文Eメールライティング技法を習得しました。

受講生の多くから実際の業務に役立つ非常に有意義な研修であったと感想をいただき、好評を博しました。

講義の様子

演習の様子

ブリティッシュ・カウンシル及び在英国日本国大使館主催 日英教育交流ワークショップ

2014年11月14日、岡村理事・副学長が、ロイヤル・ソサエティ(ロンドン)で開催された日英教育交流ワークショップに出席しました。

このワークショップは、ブリティッシュ・カウンシル及び在英国日本国大使館の主催(協力:文部科学省、日本学術振興会)により、本年5月にUniversity College London (UCL)で開催された日英研究教育大学協議会のフォローアップとともに、2015年に予定されている第2回の同協議会へつなげていく上で、日英双方の大学の副学長や国際交流担当教員等の出席を得て、日英大学間における学生・教育交流の一層の強化に向けた具体的な解決策を検討することを目的に開催されたものです。

日本からは本学を含む14大学、イギリスからは13大学が参加し、学部レベルと大学院レベルの学生交流に係る課題と解決策について、A~Dの4グループによるグループディスカッション及びラウンドテーブルディスカッションが行われました。岡村理事・副学長は、UCLのProf. Nick Tyler (Pro-Provost for South and South East Asia) と共同で、グループB(学部レベル)のファシリテーターを務めました。

中央:岡村理事・副学長、向かって右:Prof. Nick Tyler (UCL)

第2回日墨学長会議

2014年10月27日から28日にかけてメキシコ・グアナファト大学及びアグアスカリエンテス自治大学で開催された第2回日墨学長会議に、星野副学長が出席しました。

この会議は、日墨交流年(2013年4月-2014年12月)記念事業の一環として、両国の大学・高等教育機関間の連携・協力関係の深化と発展を目的に開催され、日本から24大学を含む27組織、メキシコから44大学を含む多くの組織が参加しました。会合には、高等教育、政府関係機関のほか日系現地企業の関係者も加わり、今後の大学間の協力の強化や産学連携について活発な議論が行われました。

初日(10月27日)の開会式には、ミード墨外相、マルケス・グアナファト州知事、目加田駐メキシコ日本国大使、前川文部科学省審議官が出席し、第2日目(10月28日)のアグアスカリエンテス市での会議には、ロサーノ同州知事が出席しました。会議では、「イノベーション」、「産学関係」、「高等教育分野での協力」、「日墨文化交流の発展」、「グローバル人材の育成」をテーマとする5つのパネルディスカッションが開催されました。

星野副学長は「日墨文化交流の発展」のセッションにパネリストとして登壇し、「世界適塾」として雄飛する大阪大学の取組を紹介するとともに、「フィエスタ・メヒカーナ」の開催などメキシコやラテンアメリカ文化の取り込みにも積極的な大阪の多様性に触れつつ、本学の目指す「調和ある多様性」の考えが日墨間の文化交流に果たしうる役割を指摘し、多くの支持と関心を得ました。

今次会議の締めくくりに「共同声明:科学、イノベーション、グローバル人材育成における大学の役割」を全会一致で採択し、終了しました。

グアナファト大学での開会式

パネルディスカッション(向かって右から2人目:星野副学長)

向かって左から目加田駐メキシコ日本国大使、グアナファト大学学長、星野副学長

環太平洋大学協会(APRU)第12回シニアスタッフミーティング

2014年11月11日(火)~13日(木)にAPRUの第12回シニアスタッフミーティングが、インドネシア大学(インドネシア)の主催で開催され、シニアスタッフである岡村理事・副学長と石川未来戦略機構教授が出席しました。

岡村理事・副学長は、ミーティングに先立ち開催されたIPAC(International Policy Advisory Committee)ではAPRUの活動について意見交換を行うとともに、シニアスタッフミーティングでは、リーダーシップに関する課題等について情報共有を行いました。

最後に、来年6月に本学が主催する第19回年次学長会議に関するプレゼンテーションを行い、各加盟大学にアピールしました。

集合写真 (提供:インドネシア大学)

次年度本学主催の第19回年次学長会議について説明を行う岡村理事・副学長

第17回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナー

2014年11月2日(日)から4日(火)に第17回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナーが開催されました。このセミナーは、両大学間の学術交流協定に基づき、1995年から両大学が交互にホストを務める形で継続して開催されています。当初、溶接材料工学分野から始まったものが、現在では、材料、地球総合工学、情報、物理、光学、環境イノベーション及び歴史の7分野に拡大され、さらに今回から新たに燃焼工学分野が加わりました。

本年度は、上海交通大学がホストとなり、上記8分野において実施され、本学から42名、上海交通大学から約60名の教員及び学生が参加しました。

分科会においてはそれぞれの研究分野における成果発表をはじめ、積極的な議論、施設訪問、意見交換が行われました。また岡村理事による同大学・黄震副学長への表敬訪問及び実務担当者による今後の交流のさらなる活発化についての議論も同時に行われました。

参加者からは、両大学の様々な学問分野の研究者が集結し、最新の研究成果の発表や議論、情報交換が行われたことは大きな意義があったと評価され、今後の共同研究や学生交流のさらなる進展が期待されるなどの声が聞かれました。

分科会集合写真

岡村理事による表敬訪問

東アジア研究型大学協会(AEARU)第20回年次総会

2014年10月31日(金)、AEARUの第20回年次総会が、南京大学(中国)の主催で開催され、岡村理事・副学長が出席しました。

岡村理事・副学長は、8月19日~26日にかけて本学が主催したAEARU Student Summer Camp 2014の実施報告を行い、Chen議長から有意義なプログラムであったと評価されました。

総会終了後も、参加大学の学長や副学長と意見交換を行い、それぞれの課題や可能性などを共有しました。

AEARU Student Summer Camp 2014の実施報告をする岡村理事・副学長

平野総長がSTSフォーラム2014 University Presidents’ Lunch Meetingの議長を務めました

2014年10月6日、国立京都国際会館において、平野俊夫総長がデルフト工科大学(オランダ王国)Dirk van den Berg学長とともに、"STSフォーラム2014 University Presidents’ Lunch Meeting"の議長を務めました。

ランチミーティングでは、両議長の挨拶に続き、世界21の国・地域から参加した42名の学長等によるグループディスカッションが行われました。両議長からは、急速なグローバル化と多様化が進む21世紀の高等教育機関が直面している課題として、"Academic Restructuring Initiatives and University Governance" "Mobility and Internationalization in Higher Education" "Higher Education’s Role in Enhancing College Access and Affordability" "The Necessity of Collaboration to Advance Knowledge and Solve Global Challenges"の4つのトピックが提案されました。

限られた時間ではありましたが、それぞれのトピックについて各グループで活発なディスカッションが行われ、ディスカッション終了後に各グループの代表から報告がありました。締め括りとして両議長から総括が行われ、ランチミーティングは盛会裏に終了しました。

また、ランチミーティングの開始前にはネットワーキングセッションが設けられ、参加学長間の親交を深める機会となりました。

* STS (Science and Technology in Society)フォーラムとは、科学技術の「光と影」を適切にコントロールしつつ発展させることを目的に、科学者のみならず、政治家・政策担当者、経済人、ジャーナリストといった幅広い分野の世界のトップリーダーたちが一堂に会し、科学技術と社会に関する問題を人類共通のものとして議論、意見交換するもので、2004年に元財務大臣・尾身幸次氏により設立され、毎年10月に京都で年次総会が開催されています。

会場の様子

あいさつをする平野総長

グループディスカッションの様子

Co-chair を務めたBerg学長と平野総長

サウジアラビア王国・キング・アブドゥルアジーズ大学との大学間学術交流協定調印式

2014年9月17日(水)、サウジアラビア王国・キング・アブドゥルアジーズ大学(以下、「KAU」)並びにサウジアラビア王国大使館ご一行が、本学との大学間学術交流協定調印式のために訪問されました。

本学からは岡村理事・副学長、星野副学長、新井教授(基礎工学研究科)が、KAUからはOsama S. Tayeb学長、Adnan H. Zahed副学長が出席し、サウジアラビア王国大使館関係者ご臨席の下、調印を行いました。調印式は終始和やかな雰囲気で進み、両大学のさらなる連携の重要性を確認しました。この協定をきっかけに研究分野での相互交流の促進が期待されます。

調印式の様子

両大学の意見交換の様子

東北復幸祭 環(WA)in Parisに参加しました

2014年8月30日(土)、8月31日(日)、パリ シャン・ド・マルス公園で開催された「東北復幸祭 環(WA)in Paris」に本学はブースを出展しました。

本イベントは、経済協力開発機構(OECD)が、東北の復興をサポートするため、文部科学省、福島大学や被災地の地方公共団体と連携し、復興人財育成のためのプログラム「OECD東北スクール」を実施し、東北の中高生が自らの力で東北、そして日本の魅力をアピールする国際的なイベントの企画及び実施を行ったものです。

本学のブースでは、すずらん(本学災害ボランティアサークル)、チーム北リアス(八戸、弘前、関西の有志が立ち上げたネットワーク)、未来共生イノベータ―博士課程プログラム、本学の紹介、留学生勧誘のため、渥美公秀教授(人間科学研究科)、石塚裕子特任助教(未来戦略機構第五部門未来共生イノベータ―博士課程プログラム)、安達大祐事務職員(教育推進部)が出席しました。

会場がエッフェル塔から大変近かったため、非常に多くの観光客に対し、本学をアピールすることができました。

ステージでの催しの様子

本学ブースの様子

平野俊夫総長、サンフランシスコを訪問

2014年8月29日から31日まで、平野総長はサンフランシスコを訪問し、UCバークレーとの学術交流協定の締結、大阪大学国際医療シンポジウム Go Global 3や北米同窓会への出席など、多くの行事に参加しました。

UCバークレーと学術交流協定を締結

8月29日(金)、UCB(UCバークレー校)で、本学とUCバークレーとの大学間学術交流協定調印式が行われました。本学からは平野総長のほか、岡村康行理事・副学長、樺澤哲北米センター長等が出席し、UCバークレーからはNicholas Dirks学長のほか、Ronald Gronsky教授、Steven Vogel教授等が出席しました。調印式は終始和やかな雰囲気で進み、両大学のさらなる連携の重要性を確認しました。この協定をきっかけに学生交流のみならず研究分野での相互交流の促進が期待されます。

国際医療シンポジウムGo Global 3

2日目は、サンフランシスコ市内のホテル、Taj Campton Placeにおいて大阪大学国際医療シンポジウムGo Global!! 3が初めて海外で開催されました。平野総長の開会の挨拶、在サンフランシスコ日本総領事館の渡邊正人総領事の来賓挨拶、星野俊也副学長の基調講演に続いて医学系研究科の澤芳樹教授、中田研教授、南谷かおり准教授が、それぞれ医療の国際化の重要性や課題、そして本学の取り組みについて講演し、また人間科学研究科の中村安秀教授から母子手帳の海外での普及活動の紹介がありました。本学では2013年4月に医学部附属病院に国際医療センターを設置し、さらに本年7月には医学系研究科に国際・未来医療学講座を開講しましたが、本シンポジウムのテーマである「漕ぎ出せ、グローバル医療!『新咸臨丸』!!」の表す通り、本学の国際医療に対する決意を十分示すことができました。

北米センター10周年記念イベント

シンポジウム終了後は北米センターの開設10周年を記念し、久保井亮一前センター長をお迎えして講演会を行いました。講演では2004年の開所式から現在までを振り返り、サンフランシスコ地域の多くの方々や同窓生の協力に支えられてきた北米センターの歴史を再確認することができました。

北米同窓会年次総会・夕食懇談会

北米センター10周年記念イベントに引き続き、北米同窓会の年次総会・夕食懇談会が行われました。平野俊夫総長、岡村理事・副学長をはじめ、約70名の同窓生、北米センターにご協力頂いている方々、学生、大阪大学教職員等が参加しました。平野俊夫総長による講演の後、参加者の自己紹介とクイズ大会を行い、大いに盛り上がりました。参加者同士で交流する姿も多くみられ、盛会のうちに終了しました。

AEARU Student Summer Camp 2014

2014年8月19日~26日に、大阪大学が加盟する東アジア研究型大学協会(Association of East Asia Research Universities:AEARU)のイベントであるサマーキャンプ( AEARU Student Summer Camp 2014 )を、大阪大学がホスト校として開催しました。AEARU加盟大学のうち、中国5大学からは12人、台湾2大学からは6人、韓国2大学からは4人、日本の3大学からは6人の総勢28人が大阪大学に集まり、本学の学生33名が結成した学生実行委員会が企画したスケジュールに沿って、大学・国の枠を超えた学生交流・国際交流を行いました。

8月20日のキャンパスツアーでプログラムをスタートしたキャンプでは、星野俊也副学長による基調講演や研究室訪問・企業訪問を通して大阪大学及び大阪の産業について見識を広め、グループワークを通して参加学生同士で活発な意見交換が行われました。23日、24日は大阪エクスカーションとして、大阪の歴史を学び、町人文化や食文化にふれるツアーを実施しました。25日からは淡路島を一泊旅行として訪れ、渦潮クルーズや牧場体験を楽しみながら、キャンプ最終目標であるディスカッションテーマ「世界トップクラスの大学に必要な条件とは?」に取り組みました。最終日となる26日は朝からコンペティション形式でディスカッションテーマについてグループ毎のプレゼンテーションや議論を行い、同行の星野副学長に対して様々な企画提案がなされ、大盛況のうちにキャンプ終了を迎えました。

環太平洋大学協会(APRU)第18回年次学長会議

2014年6月24日~25日に本学が加盟し、理事校に就任している環太平洋大学協会(APRU)の第18回年次学長会議がオーストラリア国立大学主催で開催され、平野俊夫総長、岡村康行理事・副学長が出席しました。

本会議は毎年各加盟校の持ち回りで開催され、今回は“Big Data and The Shape of Things to Come”のテーマのもと、初日は、セッションが行われました。

続くPresidents Open Forumにおいて、平野総長が“From Tekijuku to World Tekijuku”というタイトルでAPRU加盟大学との国際共同研究の実施状況及び国際ジョイントラボ、クロスアポイントメント制度など本学における国際共同研究/研究者交流の取組に触れつつ、「世界適塾」の理念である学問を介した「調和ある多様性」の創造についてプレゼンテーションを行いました。

2日目では、未来戦略機構の石川真由美教授が、APRUにおける女性リーダーシップへの取組みについて、発表しました。

会議の最後では、平野総長が次年度の主催校として、本学及び大阪紹介のプレゼンテーションを行い、閉会となりました。

次回の当会議は、来年6月28日~30日の日程で本学が開催する予定です。

* APRU(環太平洋大学協会)とは、環太平洋地域を代表する16か国・45大学の学長で構成。各国・地域の高等教育の相互協力関係を強め、環太平洋地域社会にとって重要な諸問題に対し、教育・研究の分野から協力・貢献することを目的として1997年に設立。

プレゼンテーションを行う平野総長

参加者一同集合写真

日英研究教育大学協議会出席及びImperial College London訪問

2014年5月1日、平野総長、岡村理事・副学長、星野副学長が、University College London(UCL)で開催された日英研究教育大学協議会に出席しました。

この協議会は、在英国日本国大使館及びUCLの主催(協力:ブリティッシュ・カウンシル、日本学術振興会、文部科学省)により初めて開催されたもので、両国のトップレベルの大学(日本14大学、英国16大学)* の学長らが一堂に会し、教育研究の取組を紹介するとともに今後の協力の在り方や共通の課題について議論することを通じ、日英大学間の連携・協力の深化や発展を図ることを目的としています。

平野総長は、“Promoting Mutual Exchange of Academia and Researchers”というテーマでプレゼンテーションを行い、続いてヨーロッパ訪問中の安倍晋三内閣総理大臣を交えたラウンドテーブルディスカッションに出席しました。

安倍総理は、約150年前にUCLで学んだ長州出身の5人の若者(長州ファイブ)が近代日本の基礎を築いたことに触れつつ、多様なバックグラウンドを持つ学生の切磋琢磨はイノベーションと創造の母体であり、両国の大学間における留学生・研究者の交流や新たな共同研究等の具体化に期待する旨述べられました。

翌5月2日には、平野総長、岡村理事・副学長、医学系研究科・磯 博康副研究科長が、Imperial College Londonを訪問しました。

Imperial College Londonは、医学、工学、自然科学の学部・大学院とビジネススクールに約16,000人の学生(うち半数近くが留学生)を有し、2007年に創立100周年を迎えました。Times Higher Education World University Rankingsでは総合10位(2013-2014年)、QS World University Rankingsでは総合5位(2013-2014年)にランクされる世界有数の研究型大学です。

今回の訪問では、Prof. Debra Humphris (Vice Provost for Education)、Prof. Nigel Gooderham (Professor of Molecular Toxicology and the Senior College Consul)、Prof. Murray Selkirk (Head of Department & Professor of Biochemical Parasitology, Department of Life Sciences)らと面会し、ライフサイエンス分野を中心とした教育研究交流の可能性について懇談しました。

* 日英研究教育大学協議会参加大学(アルファベット順)

日本側:同志社、一橋、北海道、慶應、京都、九州、名古屋、大阪、立命館、東北、東京、東京工業、筑波、早稲田の各大学

英国側:Bristol, Cambridge, Durham, Edinburgh, Imperial College London, King's College London, Leeds, Liverpool, London School of Economics and Political Science (LSE), Manchester, Newcastle, Oxford, Sheffield, UCL, York, Warwickの各大学

プレゼンテーションを行う平野総長

安倍総理を囲む関係者一同

向かって右から磯副研究科長、Prof. Debra Humphris、平野総長、岡村理事・副学長、満尾国際交流課長

スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)ETHビッグバンドコンサート

2014年2月13日に、大阪大学会館21世紀懐徳堂スタジオにおいて、スイス連邦工科大学チューリヒ校(ETH Zurich)の在学生や卒業生らで構成されるETHビッグバンドのコンサートが行われました。このイベントは、ETH Zurichの音楽親善大使であるETHビッグバンドが、日本・スイス国交樹立150周年記念事業の一環としてジャパン・ツアーを行う機会に、在日スイス大使館のサポートのもと、ETH Zurichと本学との交流を促進することを目的に企画されたものです。

当日は、相本理事・副学長の開会挨拶の後、ETH Zurich 国際交流課国際教育部長のAnders Hagstrom氏によるショートプレゼンテーション、本学応援団による演舞に続き、ETHビッグバンドのコンサートが始まりました。モントルー・ジャズ・フェスティバルをはじめ、国内外の多数のジャズフェスティバルに参加しているETHビッグバンドは、60名を超える聴衆を前に、途中、ボーカリストや本学軽音楽部SWINGとのセッションも交えながら、全9曲/約1時間にわたり素晴らしい演奏を披露しました。最後に、池田副学長から閉会の挨拶があり、イベントは盛会のうちに終了しました。

コンサート終了後は、ステューデント・コモンズにおいて留学相談もできる交流会が行われ、参加した両大学の学生らは、在日スイス大使館からふるまわれたスイスにゆかりのあるチーズやネスレ社のキットカットを手に、交流を深めていました。

なお、当日の午前中には、ETH Zurichと本学関係者が、学生の相互交流など今後の両大学間の連携について懇談を行い、学術交流協定の締結のほか交流の拡大に向け協力していくことを確認しました。

ETH Zurich Anders Hagstrom氏によるショートプレゼンテーション

本学応援団による演舞

ETHビッグバンドによる演奏

本学軽音楽部SWINGとのセッション

コンサート終了後の交流会

JUNBA2014

2014年1月9日、10日と開催された、サンフランシスコに海外拠点を持つ日本の主要大学やカリフォルニア州立大学、サンフランシスコ州立大学が参加する「JUNBA2014」に、本学からは岡村理事・副学長、阿部副学長、久保井サンフランシスコ教育研究センター長、他11名が参加しました。 同シンポジウムは2006年に発足したサンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク(JUNBA;Japanese Universities Network in the Bay Area)が毎年開催しているものです。

開催初日の9日には、カリフォルニア州立大学のLeroy. M. Morishita学長、サンフランシスコ州立大学のLeslie E. Wong学長が米国大学における教育の質保証を巡る様々な取り組みや課題について講演を行いました。シンポジウム終了後には、在サンフランシスコ日本国総領事館と日本学術振興会が主催の日米学術交流会が開催され、領事館関係者や日米大学関係者間の情報交換が行われました。

翌10日の午前中は、参加大学によるポスターセッションの他、文部科学省高等教育局長の布村幸彦氏による基調講演が行われ、午後からは日本の13大学が参加して大学間討論を行い、岡村理事・副学長が大阪大学の取り組みを紹介しました。

2日間にわたって開催された「JUNBA2014」には100名以上の日米大学関係者が参加し、盛会のうちに終了しました。

JUNBA関係者集合写真

大阪大学の取り組みを紹介する岡村理事・副学長

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