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JANET FORUM 2019の開催について(報告)
2019.11.11 Mon
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JANET FORUM 2019の開催について(報告)

2019年11月4日(月)、5日(火)に英国・ロンドンにおいて、本学主催の「JANET FORUM 2019」が開催され、日本の大学・学術機関から84名、欧州側からは44名、総勢128名の参加があり、大規模な催しとなりました。

JANET(Japan Academic Network in Europe)は、欧州に拠点を持つ日本の大学・学術機関が日欧の学術情報の交換を行うなどして、教育・研究活動を促進させることを目的としている組織であり、本フォーラムは2016年以降、毎年、加盟機関が順番に開催を担当しています。

今年はテーマを「世界的視野からみた人口変動社会と高等教育・研究のこれから」とし、本学のグローバルナレッジパートナーであるUniversity College London(UCL)を会場に、西尾章治郎総長の挨拶で幕を開けました。続いて、UCLのKatharine Carruthers副学長補佐が登壇され、その後は日英の大学・学術機関間における共同教育事業の事例紹介及び議論を行いました。午後はJANET加盟機関による「海外同窓生ネットワークと大学とのパートナーシップ」をテーマに講演会及びワークショップが行われ、活発な議論が交わされました。また、JANET幹事会ならびに総会も同日開催されました。

2日目は、在英国日本国大使館に場所を移し、日英両国における研究・教育の戦略や財政支援に関する講演会を一般公開で行い、河原源太理事・副学長が本学の戦略について講演しました。

さらに、フォーラムの合間に、西尾総長、河原理事・副学長、長谷俊治欧州拠点長等が駐英特命全権大使の鶴岡公二大使と面会し、英国における高等教育の現状、日英の交流などについて、歓談しました。

最後は、Royal Society(王立協会)のRichard Catlowフェローをお招きし、120名を超える参加者による盛大なレセプションが行われ、大盛況のうちに閉会となりました。

本フォーラムでは、超高齢化社会に関する日英の大学研究活動の紹介やこの地球規模課題の解決に向けた議論も行われ、社会福祉に貢献できる方策を講じるための大きな一歩となりました。また、欧州内における日本の大学等の拠点交流がさらに深まり、現地における活動連携が進んでいくことが大いに期待されます。

鶴岡大使と西尾総長の面会(左から、AMEDロンドン・高城亮所長、JSPSロンドン・上野信雄センター長、鶴岡大使、西尾総長、河原理事・副学長、長谷欧州拠点長、林国際企画課長)

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