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「大阪大学シンポジウム~ダイバーシティが拓く、関西の未来~」を開催しました

2018年2月13日(火)

 2月5日(月)、「大阪大学シンポジウム」を大阪府立国際会議場で開催しました。寒い天候にも関わらず、350名の当初定員を超える約430名の方々にご来場いただきました。

 今年のシンポジウムでは「ダイバーシティが拓く、関西の未来」をテーマとして、ダイバーシティを牽引する企業の代表や実践者の方々をゲストに迎え、ダイバーシティを実現するための実践ビジョンについて対話が繰り広げられました。

 冒頭には、文部科学省の勝野頼彦 文部科学省 科学技術・学術政策局 科学技術・学術総括官と、相澤益男国立研究開発法人科学技術振興機構 顧問・運営統括 東京工業大学名誉教授・元学長から、ご挨拶と今回の取り組みに対する強い期待をいただきました。

 

 第1部では、基調講演として、鳥井 信吾 サントリーホールディングス株式会社 代表取締役 副会長から、「「モノ」と「コト」―酒造りと多様な人づくり―」と題し、グローバルに展開するなかでのダイバーシティの取リ組みや、社内で活躍する個性溢れる社員の紹介などの話があり、次いで、福地 敏行 日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役 専務執行役員から「IBMの100年にわたるダイバーシティの取り組みと課題」と題し、社内アンケートからの女性管理職の飛躍の可能性や、LGBTへの取り組み、聴覚障害者向けのアシスタントアプリなど、先進的な取り組みについてお話がありました。その後、西尾 章治郎 大阪大学総長から、「産学官共創による好循環で実現する男女協働」と題し、「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」における産学クロスアポイントメントや産学官共同研究を中心とする女性研究者循環型育成クラスターに向けての推進状況と今後の展望について話がありました。

 

 第2部のパネルディスカッションでは、「わたしたちが創るダイバーシティの未来」〜意識改革と実践ビジョン〜 と題し、澤田 拓子 塩野義製薬株式会社 取締役 上席執行役員 経営戦略本部長、町田 智子 株式会社朝日新聞社 取締役 東京本社代表/CSR/教育事業/女性プロジェクト担当、中尾 類 パナソニック株式会社 イノベーション推進部門 人事総括/全社CTO室 技術人材戦略部 部長の3名にご登壇いただき、工藤 眞由美 大阪大学  理事・副学長 男女協働推進センター長がコーディネータとなり、「ロールモデルの過去・現在、そして働き方の多様性の未来」、「女性研究者循環型育成がめざすもの(大学、企業の壁を超えた柔軟なキャリアパス)」、「無意識のバイアスと意識改革の課題」、「真のダイバーシティの目的やその実現に向けた実施ビジョン」の4つのテーマで意見を交わし、会場からの発言や質問も入れながら、パネリストから実経験を交えた具体的な議論が展開されました。

(パネリスト)

(コーディネータ)

    

工藤 理事・副学長 /男女協働推進センター長

 

 シンポジウムの最後に、鳥井代表取締役 副会長からは、本学に対し、様々な立場の組織、人を巻き込んで関西をリードしてほしいとの激励があり、続いて、福地取締役 専務執行役員からは、人懐っこくてオープンな大阪人のDNAは、社会がグローバル化していく中でトップランナーになりえる存在、とのお話がありました。最後に、西尾総長からは、大学がサイエンスを極め、新たな価値を創造するにはダイバーシティが必要不可欠であり、1人でも多くの女性が大阪大学に来て活躍してもらいたい、と話を締めくくりました。

 当日は、同会場ホワイエにて、20の協力企業・大学・研究機関、自治体によるダイバーシティに関するパネル展示も行い、活発な意見交換が交わされました。

        20機関によるパネル展示

 参加者からは、大阪大学に対し「『日本で一番ダイバーシティが進んでいる大学』になってほしい、アカデミックな世界を越えて、民間、行政などにも良い影響を及ぼす存在になってほしい」などのご意見をいただきました。

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