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平成29年度司馬遼太郎記念学術講演会を開催しました

2017年7月3日(月)

6月17日(土)、「大阪大学司馬遼太郎記念学術講演会」が大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開催されました。

この講演会は、国民的作家で、大阪外国語大学(現大阪大学)出身の作家 司馬 遼太郎さんの業績をしのんで毎年開催しており、第20回目の開催です。今回は、「デジタル世代におくる司馬 遼太郎」というテーマとして開催し、約700名の方にご参加いただきました。

講演会は、司馬さんの作品「竜馬がゆく」第一巻から朗読があった後、主催者を代表して、西尾章治郎総長の今回のテーマにちなんだご挨拶がありました。

主催者挨拶をする西尾 章治郎総長

 

第1部は、鹿島 茂先生(明治大学教授 フランス文学者)から、「家族類型で読み解く司馬遼太郎」というタイトルでの講演があり、エマヌエル・トッドの家族論を基礎に、竜馬や西郷など司馬作品で活躍する明治維新の担い手の背景を分析、司馬作品の新しい読み方を提案、聴衆に感銘を与えました。

第1部 講演をする鹿島 茂先生

 

続いて、本学学生による、司馬作品をテーマにした書評合戦(ビブリオバトル)がありました。予選を経て選抜された学生5人による、熱意のこもった司馬作品(小説)の紹介と本学学生との質疑応答が行われ、会場の約700名による投票が行われました。

第1部 ビブリオバトルの様子。手前は質疑応答に参加した本学学生。

 

第2部は、落語家の桂 南光さんをお迎えし、鹿島 茂先生との間で司馬さんにちなんだ対談が行われました。南光さんは、好きな作品として『俄ー浪華遊侠伝ー』を、鹿島さんは『燃えよ剣』を挙げ、その魅力について熱っぽく語った後、日本の笑いと欧米の笑いの違いをめぐる軽妙なやり取りで、聴衆を魅了しました。

第2部 対談(桂 南光さんと鹿島 茂先生)

 

最後に、ビブリオバトルの結果発表があり、チャンプ本には外国語学部3年、西畑 宏紀さんが紹介した「空海の風景」が、準チャンプ本には文学部1年、稲田 紘子さんが紹介した「俄ー浪華遊侠伝ー」が選ばれました。表彰式では、西尾総長から表彰状の盾が、少徳咲耶会会長から副賞が授与されました。

 この講演会は、産経新聞社の共催、司馬遼太郎記念財団の後援、咲耶会(大阪大学外国語学部・大阪外国語大学同窓会)の協賛で実施されました。

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