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「阪大生のためのアカデミック・ライティング入門」を公開しました。
2014.4.14 Mon
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「阪大生のためのアカデミック・ライティング入門」を公開しました。

大阪大学では、これまでに全学教育推進機構が中心となって、図書館などで学生に対し学術的な文章の書き方の基本をトレーニングする機会を提供してきました。このたび、この内容をまとめた小冊子を 「阪大生のためのアカデミック・ライティング入門」 として編纂し、大阪大学リポジトリOUKAをはじめ、Web上で冊子データの公開を開始しました。

この小冊子は学部新入生3,600名に配布し、実際のレポート課題の実践を通じて、アカデミック・ライティングの基礎を身に着けていくことを目指し基礎セミナーなどで活用します。

新入生、阪大生に限らず、アカデミック・ライティングを必要とする多くの方にご覧いただければ幸いです。

取り組みについて (全学教育推進機構HP)

冊子のダウンロードは コチラ (大阪大学リポジトリOUKA)

アカデミック・ライティング(全学教育推進機構Webページから抜粋)

大学に入ると多くの科目でレポート課題がでます。また、基礎セミナーやゼミで発表用のレジュメを作る必要もでてきます。このような、大学で求められる学術的な文章を書くことを、アカデミック・ライティングといいます。

しかし、新入生の多くはそのような文章を書いた経験が乏しく、不安に思っているのではないでしょうか。「○○について、4000字でレポートを書きなさい」とか、「テキストの△章の内容を発表できるようA 4用紙で4~5枚くらいにまとめたレジュメを作りなさい」といった課題が出ると、多くの新入生が、どうしていいかわからず途方にくれるようです。「字数が埋まらない!」、「書くことが無い!」、「どう書き進めていいかわからない!」と嘆きたくなります。

相当な分量のアカデミック・ライティングをするためには、適切な手順を踏まず、適当に書き出してもうまくいくはずがありません。そのような皆さんのために、どのような手順でライティングをしていけばいいのかを紹介し、皆さんが課題を進められる手助けをすることが、この小冊子の目的です。

手順を踏んで少しずつ練習していけば、アカデミック・ライティングは恐れる対象ではなく、自分の向上を実感できる楽しみな体験となるはずです。

さあ!始めてみましょう!

本件についての問い合わせ先

全学教育推進機構 准教授 堀、坂尻

E-mail:hori@celas.osaka-u.ac.jp (@は半角に変えてください)
E-mail:sakajiri@celas.osaka-u.ac.jp (@は半角に変えてください)

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