News
2011.11.21 Mon
  • ALL

「大阪大学フォーラム2011」を開催しました

大阪大学は、10月27日(木)、28日(金)の両日に中国・上海市において「大阪大学フォーラム2011」を開催しました。

このフォーラムは2001年に始まり、大阪大学の先端的・学際的な研究成果を広く世界に発信するとともに、国際的な研究ネットワークを形成することを目的として毎年海外で開催されています。第11回目となる今年は、3月11日に発生した未曾有の大災害となった東日本大震災からの復旧、復興を念頭に、「防災・減災・災害復興と国際協力―日中の経験に学ぶ」をテーマとし、大阪大学が昨年海外拠点を設置した中国・上海市において開催されました。

今回の2日間にわたるフォーラムでは、平野俊夫総長の主催者挨拶等にはじまり、5つの分科会において、災害復興と市民社会、耐震建築、土木構造物の地震対策、原発の安全性、国際災害支援などの研究成果および具体的な取り組み事例が紹介され、今後とも起こりうる地球規模の大災害に備えた国際協力のあり方を探るとともに、大学、政府、企業、市民に課された役割について熱心な討論と質疑が行われました。

参加者からは日中の社会科学と自然科学の研究者が一堂に会し、東日本大震災からの復旧、復興や災害対策分野における国際協力について議論されたことは大きな意義があった、学術研究ネットワークが構築されたイベントとなったなどの評価の声が聞かれました。

share !