2012年・2013年

ベトナム在住大阪大学卒業生との交流会

2013年12月22日、ベトナムにて在住している本学卒業生との交流会をハノイ市内のデーウーホテルで開催し、平野総長からは本学の近況の報告が行われました。

交流会には65名が参加し、多くはベトナムから本学に留学していたベトナム人留学生でしたが、仕事の関係で現地に赴任している日本人卒業生も12名参加しており、平野総長との歓談や懐かしい卒業生同士の情報交換など、それぞれに楽しい時間を過ごしました。

また現地における大阪大学同窓会の立ち上げについても、有志の卒業生を中心にすすめていくこととなり、今後のベトナムにおける大阪大学のプレゼンスの向上が期待されます。

集合写真

日越6大学ベトナム ハノイシンポジウム

神戸大学、京都大学、大阪大学の3大学は、池田泉州銀行の主催により、2013年12月21日、「日越6大学ベトナム ハノイシンポジウム」を開催しました。

同シンポジウムは、平成22年6月の「関西活性化シンポジウム」、平成24年9月の「中国蘇州シンポジウム」に続き、日本ベトナム外交樹立40周年となるベトナムにて開催されたものです。

シンポジウムのテーマは、「グローバル人材とは何か。-関西とベトナムからグローバル人材を考える-」とし、各大学から「大学教育の国際化」や「人材育成の取り組み」についての発表が行われました。平野総長からは「時代を切り拓く人材の育成」というタイトルでご講演いただくとともに、パネルディスカッションにもご参加いただき、池田泉州銀行相談役 服部盛隆氏らとともに意見交換を行いました。

また、同シンポジウムでは、「日本とベトナムにおける持続的発展の課題」というテーマで、日越6大学の研究者による研究発表会も開催され、工学研究科所属の池理事補佐から研究発表が行われました。

シンポジウムへは、大学関係者、産業界関係者、一般参加も含め200名以上の参加があり、盛会のうちに終了しました。

講演を行う平野総長

研究発表を行う池理事補佐

パネルディスカッションの様子

第2回日本・インドネシア学長会議

2013年12月13日にジョグジャカルタ・ガジャマダ大学で開催された第2回日本・インドネシア学長会議に、岡村理事・副学長らが出席しました。

この会議は、日本とインドネシアの大学間交流のネットワーク化を図ることにより広範かつ包括的な協力関係を構築することを目的としたもので、昨年名古屋大学で第1回目が開催されました。第2回目となる今回は、”Partnership in Bridging the Theory into Practices”をテーマに、100名を超える参加者を得て開催されました。

会議では、両国代表及び来賓による挨拶に続き、インドネシア国営のエネルギー関連企業PertaminaのDirectorによる基調講演の後、午前と午後にわたり2つのグループセッションが行われました。

本学が参加した”Joint Student Programs between Japanese and Indonesian Universities”のセッションでは、インドネシア高等教育総局(Dikti)の奨学金プログラムや、アセアン工学系高等教育ネットワーク(AUN/SEED-Net)の取組成果、各大学による両国間のJoint Programなどに関するプレゼンテーションが行われました。

グループセッション後の全体会議では、セッションの報告に基づき、両国間の教育・研究連携のさらなる推進に向けた本会議の役割などについてディスカッションが行われ、本会議の継続の必要性が確認されました。

学長会議の様子

グループセッションの様子

参加した学長、副学長等

アジア研究型大学協会(AEARU)第33回理事会及び第19回年次総会

2013年12月8日(日)、本学も理事を務めるAEARUの第33回理事会及び第19回年次総会が、国立清華大学(台湾)の主催で開催され、平野 俊夫総長、阿部 顕三副学長が出席しました。

理事会では、平野総長が、来年度に本学でStudent Summer Campを主催することを表明し、了承されました。

年次総会では、各加盟大学の学長等によるプレゼンテーションが行われ、平野総長は、大阪大学の成長戦略について発表し、参加大学から熱心な質問が寄せられました。

また、前日に開催されたAEARUとヨーロッパ研究大学連盟(LERU)との学長フォーラムでは、各大学の先端研究の取組や海外展開について活発に議論が交わされ、両コンソーシアムのさらなる連携促進の意思が合意されました。

理事会メンバー

年次総会でプレゼンテーションを行う平野総長

平成25年度職員研修「大学の国際化に係る諸課題について」

2013年11月27日(水)、12月2日(月)の2日間にわたり標記研修を実施しました。

今回の研修では、日常業務における外国人研究者や留学生への対応及び外国からの来客の応接に必要な異文化理解と英語力を養うことを目的として、「異文化コミュニケーションセミナー」と「英語会話発想法セミナー」を2日間にわたり開催し、職員23名が受講しました。

研修1日目は、岡村理事・副学長からの挨拶の後、アルク教育社 吉中 昌國講師による講義、グループディスカッション等を通じて、価値観の違いや異文化理解について学び、また、2日目の英語会話発想法セミナーにおいては、アルク教育者 松井 貴子講師による講義、演習等を通じて、日常業務で活用できる英語会話のための語彙や文法練習、作文練習を行いました。

受講者の多くから実際の業務に役立つ非常に有意義な研修であったとの感想をいただき、好評を博しました。

1日目 異文化コミュニケーションセミナーの様子

2日目 英語会話発想法セミナーの様子

第8回日中学長会議

2013年10月31日から11月1日にかけて中国・厦門大学で開催された第8回日中学長会議に、平野総長、岡村理事・副学長らが出席しました。

この会議は、日中両国の高等教育の交流の場を提供することにより、学術交流及び学生交流等の促進に資するのみならず、共通の課題に対する意見交換等を通じて両国の高等教育連携の新しい在り方を模索するためのもので、2000年10月に東京で第1回会議が開催され、第8回会議となる今回は、中国・厦門で「日中提携による世界一流大学構築の可能性と方法」をテーマに、両国の学長及び副学長を中心に130名を超える参加者を得て開催されました。

会議では、朱崇実厦門大学学長の歓迎挨拶に続き、劉宝利中華人民共和国教育部国際協力・交流監督、中岡司文部科学省大臣官房審議官による来賓挨拶の後、龔 克南開大学学長及び平野総長による基調講演が行われました。

引き続き、午前と午後にわたり、「世界の一流大学とは」「中日高等教育の相違点と共通点について」「中日大学間の交流提携活動における長所と短所」というテーマについて、両国の学長、副学長によるショートプレゼンテーションが行われ、最後に、野上智行大学評価・学位授与機構長及び朱厦門大学学長による総括のコメントの後、次回主催機関である九州大学の藤木幸夫理事・副学長による挨拶で締めくくられました。

総括では、学長による卓越したマネジメントや優秀な教職員・学生の確保、国家の支援といった世界の一流大学を目指すための諸条件や、両国の高等教育における共通課題に取り組むための本会議の重要性などが確認されました。

なお、今回初の試みとして、学長会議に合わせて日中学生フォーラムが開催され、本学からは2名の学生が参加しました。参加した64名の学生は「私が考える世界一流大学」というテーマで英語によるプレゼンテーション・討論を行い、日中学生の代表に選ばれた2名が学長会議の最後に総括の発表を行いました。

また、会期中、平野総長、岡村理事・副学長が、朱厦門大学学長、楊忠南京大学副学長とそれぞれ懇談し、学生の相互交流など両大学の連携を推進することを確認しました。

次回は、2015年秋に九州大学の主催により開催されます。

参加した学長、副学長

学長会議の様子

平野総長の基調講演

向かって右から平野総長、朱崇実厦門大学学長、岡村理事・副学長

楊忠南京大学副学長(向かって右)と岡村理事・副学長

第16回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナー

2013年10月22日(火)から24日(木)に第16回大阪大学-上海交通大学学術交流セミナーが開催されました。このセミナーは、両大学間の学術交流協定に基づき、1995年から両大学が交互にホストを務める形で継続して開催されており、当初は、溶接材料工学分野のみで始まったものが、現在では、材料、地球総合、情報、物理、光学、環境イノベーション及び歴史の7分野に拡大されています。

本年度は、本学がホストとなり、材料、地球総合、情報、環境イノベーション及び歴史の5分野において実施され、本学から38名、上海交通大学から19名の教員及び学生が参加しました。

23日(水)に吹田キャンパス及び豊中キャンパスにおいて5つの分科会が開催され、それぞれの研究分野における成果発表をはじめ、積極的な議論、意見交換が行われました。

また、分科会開催に先立ち、22日(火)にレセプションが開催され、セミナー参加者のほかに岡村理事・副学長、阿部副学長、掛下工学研究科長及び国際交流オフィス職員が出席しました。上海交通大学側からは、黄副学長ほか、教職員・学生合わせて21名が参加して、総勢約60名の関係者が一同に会しました。

次年度は、上海交通大学がホストを務め、上海にて開催される予定です。

【10月22日(火)】

レセプションにて挨拶を行う岡村理事

レセプションの様子

【10月23日(水)】

分科会後の合同実行委員会の様子

11th APRU Senior Staff Meeting

2013年10月12日(土)~14日(月)に、本学が加盟し、理事校となっている環太平洋大学協会(APRU)の第11回シニアスタッフミーティングがオーストラリア国立大学の主催で開催され、岡村 康行理事・副学長(国際・広報戦略、社学連携担当)、石川 真由美未来戦略機構教授及び国際交流オフィス職員が出席しました。

本会議へは、約30大学から約45名が参加し、“A Framework For Implementation”を重点事項として、APRUの戦略的枠組みの進捗状況の確認及びその更なる進展についての活発な議論がなされました。

また、分科会においては、Creating Asia-Pacific Global Leadersをテーマに、APRU加盟大学間における女性リーダーシップのあり方や、既存のAPRUプログラムの見直し等について意見交換がなされました。

次回のシニアスタッフミーティングは、2014年11月にインドネシア大学にて開催される予定です。

*APRU(Association of Pacific Rim Universities:環太平洋大学協会)

環太平洋を代表する大学の学長で構成される組織で、環太平洋地域社会における、重要な諸問題に対し、教育・研究の分野から協力・貢献することを目的として1997年設立。

会議中の様子

Working Groupでの様子

第4回日露学長会議

2013年10月10日(木)にロシア・モスクワ大学で開催された第4回日露学長会議に、阿部副学長、満尾国際交流課長が出席しました。

本会議は、グローバル化の急速な進展の中、環境の変化に対応した解決すべき課題について、日露の大学が有する知識・経験等に基づいて意見交換等を行うことにより、日露大学間の教育・研究交流の更なる推進を図り、パートナーシップの強化を目指して開催されています。

2009年5月に東京で第1回会議が開催されて以降、第2回がロシア・モスクワ、第3回が仙台と交互に開催され、今回はロシア・モスクワで「大学と社会(学生交流、医療、農業、エネルギー、産学連携)」をテーマとして、両国から学長・副学長を含む80名(日本側55名)を越す参加者を得て開催されました。

会議では、ビクターサドーヴォニチィモスクワ大学学長及び里見東北大学学長からの両国代表挨拶に続き、板東久美子文部科学省文部科学審議官、大槻耕太郎在ロシア駐日大使館文化広報部長による来賓挨拶がありました。

特に板東文部科学審議官は、7日インドネシアで行われた日露首脳会談において安倍首相が表明した「双方の留学生を2020年までに5倍増やす」こと等に触れながら、両国大学間の協力関係が深まり、学術の発展及び友好関係の進展に期待する旨説明されました。

次に、日露の大学を取り巻く現状・課題に関する基調講演、今回会議の5つのテーマ毎にロシアと日本側の代表者が取り組む重点施策等に関するプレゼンテーションが行われた後、阿部副学長を含む各大学の代表者による大学紹介プレゼンテーションが行われました。

最後に、参加大学の合意によるコミュニケが採択され、会議は終了しました。

次回は、2015年3月に千葉(千葉大学)で開催されます。

第4回日露学長会議会場:ロシア・モスクワ大学

大学紹介のプレゼンテーションを行う阿部副学長

第3回日独6大学学長会議( HeKKSaGOn University Consortium

2013年9月12日から13日にかけてドイツ・ゲッティンゲン大学で開催された第3回日独6大学学長会議(HeKKSaGOn University Consortium The 3rd Japanese-German University Presidents’ Conference)に、平野総長、岡村理事・副学長らが出席しました。

この会議は、日本側から京都大学、東北大学、大阪大学、ドイツ側からハイデルベルグ大学、ゲッティチンゲン大学、カールスルーエ工科大学の6大学が参画(HeKKSaGOn University Consortium)し、ドイツ側からの呼びかけで2010年7月にドイツ・ハイデルベルグで第1回が開催されたもので、第2回は2012年3月に京都で開催、今回、ドイツ・ゲッティンゲンにおいて第3回会議が”Challenges and Perspectives in Promoting Young Researchers”をテーマとして開催されました。

会議の初日には、Ulrike Beisiegel ゲッティンゲン大学長の歓迎挨拶で始まり、松本紘 京都大学総長、中根猛 在ドイツ連邦共和国特命全権大使、Stefan Jungeblodt ニーダーザクセン州科学文化省高等教育部長、Helmi Behbehani ゲッティンゲン市長、小平 桂一日本学術振興会ボン研究連絡センター長による開会挨拶の後、Stefan Treue ゲッティンゲン大学教授による基調講演が行われました。続いて6大学の学長、副学長によるプレゼンテーションが行われ、平野総長は、大阪大学未来戦略と若手研究者育成の取組を紹介しました。

2日目の午前には、6大学の学長、副学長による包括的な討論(HeKKSaGOn発展の方向性、新たな研究課題、学生交流・支援、資金の獲得、認知度の向上、Websiteの開設など)と、それに並行してライフサイエンス、エネルギー、人文社会科学等、多分野にわたる計8課題の研究セッションが開催されました。午後からの全体会議では、各研究セッションの成果が報告されるとともに、各学長から午前中の討論の報告がありました。また、全体会議では、次回は2015年春に東北大学で、次いでカールスルーエ工科大学、大阪大学で順次開催されることなどを確認し、6大学の学長による共同宣言書への署名が行われました。

【9月12日(木)】

プレゼンテーションを行う平野総長

学長らと中根大使(前列右から2番目)

Welcome Reception で乾杯の挨拶を行う平野総長(会場:Old Town Hall)

【9月13日(金)】

Presidents' Meeting の様子

研究セッション報告の様子

Closing Remarksの様子

共同声明書への署名

平成25年度英語コミュニケーション能力養成研修について

2013年9月19日(木)、9月26日(木)の2日間にわたり標記研修を実施しました。

今回の研修は、昨年度まで「英語プレゼンテーション能力養成研修」として実施していたものを、英語能力初級レベルの事務職員を対象に、英語による効果的なコミュニケーション手法を学び、日常業務において英語を用いた説明や相談に対応できる能力を養うことを目的とする「英語コミュニケーション能力養成研修」として実施しました。

参加者は本学からの28名に加え、阪神地区大学国際化推進ネットワークから関西大学の職員2名が参加し、合計30名が受講しました。

研修では、満尾俊一国際交流課長の挨拶の後、Robert Bryan Perkins先生による講義、グループワーク等が行われ、最後に、岡村康行理事・副学長の総括により研修は終了しました。受講者の多くから有意義な研修であったこと、また、次回も是非受講したいという感想も多く、好評でした。

研修の様子

東アジア研究型大学協会(AEARU)第32回理事会

2013年5月10日(金)に本学が加盟し、理事となっている東アジア研究型大学協会(AEARU)の第32回理事会が東北大学の主催で開催され、平野 俊夫総長、阿部 顕三理事・副学長(国際交流担当)が出席しました。

理事会では、理事校6校とともに今後のAEARU Activityなどについて活発に議論が交わされました。

全理事校は12月に台湾の国立清華大学にて開催される理事会及び年次総会で再会することを約束し、本会は終了しました。

(AEARU BODメンバー)

平成24年度大阪大学職員研修「大学の国際化に係る諸課題について」

2012年12月20日(木)医学部銀杏会館にて職員研修「大学の国際化に係る諸課題について」を開催しました。

本研修は、講義、グループディスカッション等を通じて、日常業務における改善すべき事項等を明らかにすることにより、今後の業務に資することを目的とするもので、国際交流・留学生関係業務を担当する職員等17名の参加がありました。

研修は、尾山眞之助理事の挨拶に始まり、第一部は、向井弘志国際交流課長による「大阪大学の国際化の現状」に関する講義、有川友子国際教育交流センター副センター長による「大学が留学生を受け入れるということ」に関する講義が行われました。

第二部では、国際交流オフィスの職員を交えて、「キャンパスの国際化について」と「危機管理について」をテーマにグループディスカッションを行い、活発な議論が交わされ、受講者の国際化に関する意識の高さがうかがわれました。

その後、各グループで検討したテーマに関して発表が行われ、最後に平田公明学生交流推進課長から講評をいただき、研修は終了しました。

グループディスカッションの様子

平成24年度英語プレゼンテーション能力養成研修

2012年9月24日(月)、ICホール講義室において標記研修を実施しました。本研修は今年で5回目の開催となりました。

今回は事務職員の英語対応能力の底上げを図るため、初級者を対象とした研修とし、本学からの参加者22名の他、阪神地区大学国際化推進ネットワーク(神戸大学、関西学院大学及び関西大学)の職員9名、合計31名が参加しました。

研修では、向井弘志国際交流課長の挨拶の後、Robert Bryan Perkins先生による講義、グループワーク等が行われ、最後に、高橋 明理事・副学長の総括により研修は終了しました。受講者の多くから大変有意義な研修であったこと、また、次回も是非受講したいという感想をいただき、好評を博しました。

研修の様子

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