西尾章治郎総長からのごあいさつ

西尾章治郎総長からのごあいさつ

大阪大学ASEANキャンパス事業について
大阪大学は、1970年代から長きにわたりASEAN地域の大学等と教育研究交流を積み重ね、協力関係を構築してきました。さらに、2017年以降は、教育研究機関に加え、政府関係機関、企業等との共創を通じて研究者・学生等の交流を促進し、同地域の社会課題、更には地球規模の課題の解決を先導する高度グローバル人材の育成や研究成果の社会実装の場となる「ASEANキャンパス事業」を推進してきました。 ASEAN地域は多くの日本企業が進出するなど日本との繋がりが深い一方、気候や文化、法律、社会制度、宗教など様々な面での相違もあります。そのような地域との交流は大阪大学に多様性をもたらし、豊かな発想を育むことに繋がります。大阪大学のモットーである「地域に生き世界に伸びる」とは、地域社会に根差しながら世界で活躍することであり、ASEAN各国と日本、そして世界との懸け橋になるような人材が大阪大学で育つことを楽しみにしています。