2018年

２月２２日（木）にブルネイ・ダルサラーム国において、大阪大学ASEANキャンパス・オフィス設置に伴う開所式が執り行われ、本学からは河原源太理事・副学長をはじめ教職員７名が出席しました。 来賓として出席された在ブルネイ日本国大使館の加藤元彦特命全権大使からは、ブルネイにおけるオフィスの開所により、日本・ブルネイ両国が教育・研究分野における協力関係をより一層強化することを記念して祝辞が述べられました。その後、オフィス設置を記念して、テープカット及び河原理事によるプレートへの署名が行われました。新たに設置されたオフィスを起点として、ブルネイの連携大学との活発な交流が期待されます。

７月２７日（金）にインドネシア共和国バンドン工科大学において、大阪大学ASEANキャンパス設置に伴う開所式が執り行われ、本学からは河原源太理事・副学長、田中敏宏工学研究科長をはじめ教職員１４名が出席しました。 来賓として出席された在インドネシア日本国大使館の中村亮公使からは、大阪大学ASEANキャンパスの開設により、若い世代の交流を促進し、ASEAN諸国の問題解決に貢献できる才能豊かな人材を輩出することを祈念して祝辞が述べられました。今回のキャンパス設置により、バンドン工科大学との強固な連携体制を構築し、教育・研究をさらに発展させていくことが期待されます。

８月６日（月）、７日（火）にブルネイ工科大学、ブルネイ・ダルサラーム大学、スルタン・シェリフ・アリー・イスラミック大学の３校が本学を来訪され、ブルネイ工科大学との調印式及び第２回ジョイント・シンポジウムが実施されました。 本学との大学間学術交流協定は、平成２９年６月にブルネイ・ダルサラーム大学と、同年１０月にスルタン・シェリフ・アリー・イスラミック大学と締結しており、今回の来訪に合わせて、ブルネイ工科大学と調印を行いました。 今回の調印式には、本学から西尾章治郎総長、河原源太理事・副学長、平田收正グローバルイニシアティブ・センター副センタ―長ら８名が、ブルネイ・ダルサラーム国からはHajah Zohrahブルネイ工科大学副学長、Lim Lee Hoonブルネイ・ダルサラーム大学理学部長、Nurdeng Deurasehスルタン・シェリフ・アリー・イスラミック大学准教授ら１１名が出席しました。懇談及び調印式は終始和やかな雰囲気で進み、両大学のさらなる連携の重要性を確認しました。 また、７日（火）にはジョイント・シンポジウムを開催し、３つのテーマに分かれて各研究者からの研究発表が行われた後、今後のASEANキャンパスにおける教育・研究協力について意見交換が行われました。

９月１４日（金）にVASTのChau Van Minh（チャウ・ヴァン・ミン）主席ほか３名が西尾章治郎総長を表敬訪問されました。本学とVASTは2012年の大学間学術交流協定締結以降、活発な研究交流を進めており、現在は特に物質科学、フォトニクス、レーザー、環境技術などの分野で連携しています。その多分野にわたる研究・教育協力活動を推進してきたことを賞して、西尾総長に勲章（ベトナム科学技術アカデミー記念賞）が授与されました。