• 私たちが支えるクリーンなキャンパス

    本学の障がい者雇用への取組み

  • 本学の障がい者雇用への取組み
     大阪大学では、平成22年6月に「障害のある者の雇用と活躍推進に関する理念」、 同年11月には「障害者雇用対策に係るグランドデザイン」を策定し、 単に障がい者の方々の雇用率を達成するというのではなく、多様な人材がより一層活躍することのできる環境の実現に向けて、これまで全学をあげて、障がい者雇用に取り組んでまいりました。
     その取組みの一環として、平成20年度の吹田キャンパスへの障がい者雇用対策チームの設置を皮切りに、平成21年度の豊中キャンパス、 平成22年度の箕面キャンパスと順次、その規模を拡大させ、学内環境の維持・美化に日々努めています。また、これらの地道な活動が認められ、平成29年度には総長から同チームに対して大阪大学賞(管理運営部門)が授与されました。
     今後は、「ダイバーシティ&インクルージョン」の観点から、一人ひとり違う個性の人々が、お互いに尊重し、認め合い、活かし合える組織を目指し、より精力的に障がい者雇用に取り組む所存です。

    人事労務担当理事 鬼澤 佳弘

障がい者就労支援機関及び
ご家族の皆さまへ

 大阪大学では、主に知的障がいのある方々による学内環境の
維持・美化を目的とする組織として設置された
「障がい者雇用対策チーム」において、多数のスタッフが各キャンパスにおける清掃業務に従事しています。
 組織設置から10年が経過し、今や同チームは本学の管理運営に欠かすことができない存在となっています。
 清掃業務に従事するスタッフは、学内では「エコ・レンジャー」という愛称で親しまれており、
若いスタッフが多く在籍するアットホームな職場です。
 就労にあたっては、障がいのあるスタッフ3名に対して、業務をサポートする指導員1名を配置するなど、
指導員の目の行き届いた指示・指導のもと、
就労経験のない方でも安心して働ける職場環境を整備しておりますので、
ぜひ本学での就労をご検討ください!
 留学生を含む多数の学生、教職員など、多種多様な人々が行き交うキャンパスでの勤務経験は、
きっと自身の成長につながることでしょう。
 大阪大学を支える一員になるという高い志と情熱を持った皆さんと
出会えることを心よりお待ちしています。
 大阪大学では、主に知的障がいのある方々による学内環境の維持・美化を目的とする組織として設置された 「障がい者雇用対策チーム」において、多数のスタッフが各キャンパスにおける清掃業務に従事しています。
 組織設置から10年が経過し、今や同チームは本学の管理運営に欠かすことができない存在となっています。
 清掃業務に従事するスタッフは、学内では「エコ・レンジャー」という愛称で親しまれており、若いスタッフが多く在籍するアットホームな職場です。
 就労にあたっては、障がいのあるスタッフ3名に対して、業務をサポートする指導員1名を配置するなど、指導員の目の行き届いた指示・指導のもと、 就労経験のない方でも安心して働ける職場環境を整備しておりますので、ぜひ本学での就労をご検討ください!
 留学生を含む多数の学生、教職員など、多種多様な人々が行き交うキャンパスでの勤務経験は、きっと自身の成長につながることでしょう。
 大阪大学を支える一員になるという高い志と情熱を持った皆さんと出会えることを心よりお待ちしています。

業務紹介

  • 清掃
  • 除草・園芸
  • 駐輪整理
  • 事務軽作業

清 掃

 本学の全キャンパス(吹田・豊中・箕面)で行われているエコ・レンジャーのメインとなる業務です。
 具体的には、ゴミ収集や落葉集めから、机の拭き掃除、床の掃き掃除、トイレ掃除、宿泊施設のベッドメイキングなど、多岐にわたっており、各人の適性に応じて作業を分担しています。その多くが屋外で行われるため、真夏や真冬には大変ですが、大学の顔ともいえる各キャンパスを常に綺麗な状態に保つことには、非常にやりがいが感じられます。


吹田チーム清掃班のある1日
吹田チーム清掃班のある1日
 キャンパス内を効率良く清掃していくため、数グループに分かれて持ち場を分担しています。当日の担当業務を朝礼で確認し、 作業に必要な用具等を準備してから現場に向かいますが、キャンパスが広いため、現場まで15分ほど歩くこともあります。
吹田チーム清掃班のある1日
9:30 朝礼でその日の担当業務を確認し、倉庫から必要な道具等を取り出して、現場に出発します。
10:30 コンベンションセンターの清掃。会議室から廊下、トイレの隅々まできれいにします。
13:00 共創イノベーション棟も清掃しています。フロア清掃、窓や机の拭き掃除など、様々な作業をそれぞれが分担してこなしていきます。
14:00 学内にある宿泊施設ではベッドメイキングを担当することもあります。利用者が快適に過ごせるように、一つひとつ丁寧な作業を心掛けています。
除草・園芸

除草・園芸

 清掃業務とは異なる新たな業務として、平成25年から吹田キャンパスにおいて実施している業務です。
 草刈り機を使用しての屋外作業であることに加え、周囲の安全確認などにも気を配る必要がありますが、専属のリーダーによる指示・指導のもと、未経験者も多数活躍しています。 草刈り機の操作やメンテナンスなど、通常の清掃業務とは少し異なるスキルを身に付けることができますので、機械に興味がある方や体力に自信がある方にはぴったりの仕事です。
駐輪整理

駐輪整理

 本学の豊中キャンパスでは、入学から1年半(外国語学部は1年)、全学部生が共に学ぶ共通教育科目が開講されています。 他のキャンパスと比べて、多くの学生が集まることから、駐輪自転車の数も多く、それらの整理業務の一部を豊中キャンパスのエコ・レンジャーが引き受けています。 主な作業内容は、駐輪自転車の整理作業ですが、学生への駐輪マナーの指導を行うこともあります。
事務軽作業

事務軽作業

 エコ・レンジャーの業務は屋外作業が中心となりますが、雨天・荒天時には、室内で事務軽作業を行うこともあります。 具体的には、事務文書のシュレッダーや再生封筒の作成など、いずれも大学運営を陰から支える大事な仕事です。

チーム紹介

  • 吹田キャンパス
  • 吹田チーム
     吹田チームは、全キャンパスの中で最も規模が大きく、 リーダー8名、スタッフ24名で構成されています。大阪大学本部棟内の会議室、談話室、 コンベンションセンター、国際交流会館吹田分館などの室内清掃のほか、 主要幹線道路やその周辺の屋外清掃、草刈りや剪定などの園芸業務など、 幅広い業務を担当しています。

    ●清掃  

    ●除草園芸  

    ●事務軽作業

吹田リームリーダー

吹田チームリーダー
倉田さん

リーダーにインタビュー
“リーダーとして心掛けていることは何ですか??”
 働くとは、人に必要とされ、人の役に立つことだと思います。
 そのために、一生懸命に頑張れば、みんなに応援してもらえるのではないでしょうか。 スタッフが、「自分が阪大に必要とされているんだ」、 「自分が阪大の役に立っているんだ」と実感し、「働くって楽しいな」と思えるように接するよう心掛けています。 また人生の先輩として社会(生活)とはこういうものだよと社会(生活)のルールも説いています。 彼らが、毎年毎年少しでも成長してくれれば嬉しいですね。
  • 豊中キャンパス
  • 豊中チーム
     豊中チームは、リーダー4名、スタッフ15名(うち3名は身体障がい者)の体制で、幹線道路を中心とした屋外清掃のほか、 全学教育推進機構前や、理学研究科、基礎工学研究科周辺の自転車駐輪整理を行っています。

    ●清掃  

    ●駐輪整理  

    ●事務軽作業  

豊中チームリーダー

豊中チームリーダー
瀧本さん

リーダーにインタビュー
“リーダーとして心掛けていることは何ですか??”
 スタッフとのコミュニケーションでは、曖昧ではなく具体的な言葉を選ぶようにしています。 例えば、後ろを向いてほしい時によく『振り返って』と言いますが、必ずしもスタッフ全員が 理解することのできる言葉ではありませんので、『後ろを向いて』と言えば、解釈の違いが発生しにくくなります。
 学内外の方々の間で、「清掃をする阪大職員=エコ・レンジャー」という認識がもっと広がると嬉しいです。
  • 箕面キャンパス
  • 箕面チーム
     箕面チームは、リーダー4名、スタッフ12名の体制で、屋内清掃をメイン業務として、屋外清掃や除草・園芸業務も担当しています。

    ●清掃  

    ●除草園芸  

    ●事務軽作業  

箕面チームリーダー

箕面チームリーダー
竹田さん

リーダーにインタビュー
“リーダーとして心掛けていることは何ですか??”
 リーダーやスタッフと会話する時間をできるだけ多く持つようにしています。例えば、猛暑の時期 にはスタッフが熱中症で倒れることもあります。スタッフは、体調が悪くてもなかなか自分から しんどいことを言い出せないことが多く、リーダーがすぐスタッフの急変に気づくことができるように普段から 気を配るようにしています。

採用者およびご家族の声

大阪大学の勤務は暑い日や寒い日は大変ですが、リーダーさんとスタッフの仲 間で責任感を持って働いているようです。休日も仲良しのスタッフさんと遊びに出 掛けています。広大なキャンパスで迷子になっても学生さんの声掛けがあり、ス ーツ姿のおじさんが助けてくれたことや、外国人の方とお話しして場所を教えることが できたことなどを楽しく語っています。大阪大学のサポート体制はもちろんですが、キャンパス を往来される色々な人々の温かい環境が支えになって元気に働くベースとなって いるように思っています。
20代女性スタッフ ご家族

大学でのお仕事で学ぶ責任感や職場でのルールの大切さはオフの生活の中 でより良い生活への努力として活かせています。スモールステップではありま すが、大学でのお仕事の日々は確実に成長できた長い人生の中の貴重な時 間となると思っています。一人の人間として輝ける場、一生懸命取り組める場 を与えてくださった大学や先生方にいつも感謝しています。
20代女性スタッフ ご家族

大阪大学に勤務したことにより、今までの暮らしの中で経験したことのない作業を一つずつ身に付け、こなせるようにしていただいたことは大きな成長ですが、 何より働いて給料をいただくという喜びは何ものにもかえがたい経験です。今後、ずっと続けていただきたいです。
30代男性スタッフ ご家族

朝、自分で起床し、身仕度を整え、通勤する姿に嬉しく思います。仕事が楽しく充実しているようです。
30代男性スタッフ ご家族

効率よく開始できるように前もって準備、リーダーからの指示に素早く対応できるようにするなど、指導してくださっているリーダーさん方の指摘はとても勉強になります。
20代男性スタッフ

仕事でまなんだ事で一人ぐらしのトイレやおふろのそうじなどをきちんとできるようになった。
40代女性スタッフ

その他の活動

セミナー・講演会

 本学では、学内における障がい者雇用に関する理解と認識を深め、 障がい者雇用の一層の促進を図るため、毎年度講演会を開催しています。

受賞・表彰

 平成20年度の吹田キャンパスを皮切りに各キャンパスに障がい者雇用対策チームを設置し、 学内で「エコ・レンジャー」の愛称で親しまれている当チームは、 発足から10年にわたる日々の地道な環境美化活動が認められ、 平成29年度に大阪大学賞(管理運営部門)を授与されました。