グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)合同発表会を開催しました(平成27年2月7日)

平成26年2月7日(土)に、大阪大学会館において「グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)合同発表会」を開催しました。(主催:大阪府教育委員会、共催:大阪大学)

この発表会は、GLHSの生徒が人文科学、社会科学、自然科学の各領域に関する課題研究の成果を発表することにより、互いに刺激を受け、切磋琢磨し、学習や進路に関する意欲を高めるとともに、問題解決能力やプレゼンテーション能力を向上させることを目的として実施するもので、平成25年の大阪府教育委員会と大阪大学との連携協定に基づき、大阪大学での開催は3回目となりました。

冒頭、津田仁同教委教育監の挨拶の後、下田正副学長からは、「高校生の頃から学ぶとは何かを感じ、与えられたものを受け入れるだけではなく、自らで考え展望を切り開いてもらいたい」との期待が寄せられました。代表生徒らによる成果発表は、生徒自らが設定した課題について要旨を英語で説明後、英語・日本語を交えて発表されるもので、最初の発表を務めた府立生野高等学校は、「音楽療法~トーンチャイムを用いて~」と題し、音楽療法には気分を落ち着かせる効果があることについての調査報告と生演奏を交えた発表が行われました。このように各校の発表内容およびレベルは年々向上しており、講評者として参加した下田正副学長、東明彦外国語学部長、有川友子国際教育交流センター長、苧阪満里子教授(人)、山本ベバリー・アン教授(人)、中村征樹准教授(全学)、サスティマ・プラマ・プトリ特任助教(工)からも高い評価がありました。

続く、GLHS各校の生徒によるアメリカ海外研修報告では、ハーバード大学等の世界トップレベルの大学講義を受講し、大学生と語り合うことで、グローバルリーダーになるためには何事にも決して諦めずに取り組むことが大切であることが報告されました。

最後の講評では、GLHS評価審議会委員の浅野良一兵庫教育大学教授から「自らを生かしながら社会に貢献することを考えてほしい」、また、下田副学長から「国という概念を取り払い世界に羽ばたく人間になってほしい」との激励の言葉が贈られました。

開会あいさつする下田正副学長

音楽療法による生演奏を行う府立生野高校生

講評を行う苧阪満里子教授(人)

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