工作機械技術の高度化にチャレンジしている技術者、研究者ならびに将来を担う学生のみなさんを支援し、また、その功績を顕彰しています。支援には工作機械技術振興賞（論文賞）、試験研究助成等があり、下記のとおり募集します。

＜募集区分＞

●工作機械技術振興賞（論文賞）
表彰対象：
・工作機械の開発、生産、利用に関する技術の研究であって、新規性、独創性、および産業への応用性など、将来の工作機械技術の発展進歩に寄与する優秀な論文
・学会などの公的機関が発行する機関誌に掲載された論文であること
・原則として本募集締切前の 1年間に掲載された単一の論文とする
・言語は日本語または英語とする
・所属する学会から表彰された論文に該当しないこと
・材料や塑性加工、Additive Manufacturingに関する研究は、除去加工が含まれたものを対象とする。また油空圧、クーラントや付属機器も、工作機械への直接的な関連を見ます。


●試験研究助成
試験研究助成には試験研究助成Aと同Bおよび特別試験研究助成があります。

○試験研究助成 A
・助成対象
工作機械の開発、生産、利用等に関する技術の進歩につながる試験研究であって、斬新性、創造性に優れ、かつ、実用可能性、実用化の後の波及効果および社会的貢献度が大と見込まれる試験研究
・試験研究期間：原則として助成後 1年間

○試験研究助成 B
・助成対象
工作機械の開発、生産、利用等に関する技術の進歩につながる試験研究であって、自らの発想による独創性、新規性を有するもの
・研究期間：原則として助成後 1年間

○特別試験研究助成
・助成対象
工作機械の本質を踏まえた学術的研究
（※想定される研究、技術開発課題の例は、本財団ホームページ「募集要項について 4特別試験研究助成」を参照のこと。）
・研究期間：最長 3年間