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- 共同利用・研究課題
国立民族学博物館 2025年度 共同研究(一般・若手)
国立民族学博物館は、創設以来今日に至るまで、大学共同利用機関として、我が国の学術研究の総合的推進を目指し、文化人類学・民族学および関連諸科学の発展に貢献する高度なレベルの共同研究を推進してきました。
近年、本館に対して、文化人類学・民族学および関連諸分野を含む新しい研究の創出、一般社会から寄せられる期待への積極的対応が求められています。そのような多様な研究の推進をめざして共同研究を募集します。
<募集課題区分>
① 共同研究(一般)・・・採択件数6~8件程度
② 共同研究(若手)・・・採択件数2件程度。若手研究者を育成・支援することを目的とします。
<共同研究カテゴリー(①② 共通)>
カテゴリー1:新領域開拓型
文化人類学・民族学および関連諸分野を含む幅広いテーマを対象とし、挑戦的で、新領域開拓につながる研究。基礎的研究や萌芽的研究、地域を設定した特有の課題に関する研究も含む。
カテゴリー2:学術資料共同利用型
本館の所蔵する資料(標本資料、文献資料、映像音響資料等)に関する研究。
広い意味で展示につながる共同研究も含む。
<研究期間(①② 共通)>
研究期間は初年度を 10 月スタートとし、研究成果の公開準備を含む 2 年半とします。延長は認められません(例外有り)。
- 公募期間
- 2025年4月11日 (金) 締切
- 公募元名称
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大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立民族学博物館
- 分野
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人文社会系
- カテゴリー
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共同利用・研究課題
- 助成(賞)金の金額(総額)
- 【①②共同研究(一般・若手)共通事項】研究代表者、共同研究員および特別講師には、共同研究会の開催に要する国内旅費(交通費、日当、宿泊料)を支給。【②共同研究(若手)】1 件について年額100 万円を上限(ただし、初年度は年額の半分程度)とする。
- 部局確認
- 必要
- 添付資料
- 備考
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◆主な共同研究参加資格(共同研究構成員)
【①② 共通事項】
・大学その他の研究機関に所属(非常勤を含む。)し、またはこれと同等以上の研究能力を有すると館長が認めた研究者。
・研究者には、大学院学生(博士後期課程在籍相当以上)および日本学術振興会特別研究員を含むものとする。
・本事業が本館で実施する共同研究であるという観点から、参加者は原則として日本国内在住の研究者とする。ただし、共同研究の推進にとって必然的な理由があると認められる場合はその限りでない。日本国外在住の研究者を構成員に含める場合は申請書に共同研究における役割についての説明書(様式任意)を添付すること。
・各共同研究構成員の共同研究への参加の可否については、申請前に研究代表者が構成員からあらかじめ内諾等を取ること。採択後、本館から各共同研究構成員に対して委嘱の手続きが行われます。
・参加できる数は、館外の研究者(本館外来研究員を含む。)は2件以内。
◆共同研究会の開催場所
【①② 共通事項】共同研究会は原則として本館で対面開催すること。Web会議システムの利用も可能。
【①共同研究(一般)】本館以外(国内に限る)で対面開催可能な場合有り。
◆主な応募資格(研究代表者)
【①共同研究(一般)】
・日本国内に在住し、かつ大学その他の研究機関の常勤の教授、准教授、講師、助教、助手、または、これと同等の研究能力があると館長が認めた者(ただし、本館以外の人間文化研究機構内の機関に専任教員として所属する者を除く。)。
・申請者が過去に共同研究の代表者であった場合には、研究成果が公開されていること(出版の場合は出版社の企画会議等を通っている段階を含む。)を、申請の条件とする。
【②共同研究(若手)】
・日本国内に在住する研究者であり、申請時39歳以下で、共同研究を遅滞なく遂行する能力をもつ者。研究代表者以外の共同研究構成員の条件については、特に定めないが、その趣旨に添い、基本的には研究代表者と同様の年齢層の若手研究者等で構成されるものとする。
・一度、本館の共同研究(若手)に採択され実施した者は、共同研究(若手)に再応募不可。
◆申請方法:電子メールおよび郵送
・所定の申請時必要書類一式をホームページよりダウンロードのうえ、申請書類を作成し、メール添付のうえ、E-mailにて送付し提出する。
・所属機関の部局長の承認を得た承諾書(申請書1ページ目、原紙)は郵送でも提出すること。
<提出先>
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号
国立民族学博物館 管理部研究協力課 共同利用係
E-mail:kyodo@minpaku.ac.jp
◆主な申請時注意点
【①② 共通事項】
・研究代表者が、代表して応募すること。
・長期海外出張や退職等により期間中の責任ある共同研究会の運営ができなくなることが見込まれる場合は応募不可。
・部局長の承諾要(所属機関を有する常勤研究者による申請の場合のみ必要)。
・①一般および②若手の重複申請は不可。
・本館の専任教員(本館の教授、准教授、助教の職にある者)を1名以上メンバーに含めることを推奨する。
・共同研究の申請・計画・立案については、メンバーに含まれる本館の専任教員と相談のうえ行うこと。
・本事業が本館で実施する共同研究であることを十分に理解したうえで、申請する共同研究がこれに沿った内容のものであることに留意すること。
【①共同研究(一般)】
人材育成の観点から、若手研究者をメンバーに含めることを推奨する。
◆申請期限:2025年4月11日(金) 必着(E-mailおよび郵送)
◆詳細については博物館ホームページでご確認ください。
共同研究等の公募情報/大学共同利用機関法人人間文化研究機構 国立民族学博物館
(本件掲載担当:研究企画課外部資金係)
(注1)部局確認が「必要」となっている場合は・・・
所属部局の担当者に応募予定であることを連絡し、必要な手続きを確認してください。
ただし、医学系研究科に所属している方は、部局確認が「必要」となっていなくても、応募を予定している場合は必ず担当係(総務課企画係)へ問い合わせてください。
(注2)総長(学長)推薦が必要な申請書類については・・・
公印押印箇所以外の総長(学長)名等を含む必要箇所を全て記載し、所属部局の担当者経由で申請してください。