職員の声
阪大に恋っ!

総務企画部総務課

総務課では、事務の総括や連絡調整、総長選考会議・名誉教授会等に関する業務、諸規程の審査や解釈に関する業務、事務の簡素化・効率化に関する業務などを行っています。

現在の仕事内容

総務課の業務のうち、法規係の担当する規程改正や法務室の相談対応などと、事務改革係の担当する事務活性化や事務組織の整備などに取り組んでいます。各係のスタッフとともにアイデアを出し合って、リスク管理に関わる分野から柔軟な発想が求められる分野までと結構幅は広いのですが、それぞれの仕事が円滑に進むよう心掛けています。

現在までの経歴

人事、医事、研究推進、総務などの仕事を経験しました。規模が大きい組織ですから私自身がまだ経験していない教務や財務も含めて、いろいろな分野の仕事があるので、自らの特徴を生かすチャンスも多いと思います。さらに3つの他機関への出向経験がありますが、そのうちのひとつの国立民族学博物館では普及事業の担当となり、いろいろなイベントの運営に関わることができたのは貴重な経験でした。

今までで一番印象に残っている仕事

平成19年の大阪外国語大学との統合の仕事が印象に残っています。大学全体で取り組んだ「ビッグプロジェクト」でしたが、そのときは総務課で設置審査の担当をしていました。申請までの時間もあまりない状況で、周りのみなさんの協力に支えられつつ、なんとか締切に間に合ったときの安堵感は忘れられません。この時に、できることはやりきること、ただ、一人でできることは限られているので、周りの人と協力することの大切さを学べました。その後届いた設置承認の通知には規定どおり「設置を可とする。」で締めくくられる一文のみが記載されていましたが、それを見た時にそこに至るまでのいろいろな思いが浮かんでくるとともに「ふっと」肩の力が抜けた気がしました。

大学職員として働く中で苦労したこと

大阪大学にはいろいろな分野の仕事があるということは大きな魅力なのですが、自分がまだ直接携わったことのない分野(私の場合は教務系、財務系)の知識・情報をいかに自分のものにできるかという点に苦労します。自分で学ぶことも大切ですが、人と人とのつながりを生かして話をしてみることから得られる情報はとても貴重だと思います。

新入職員だった頃に先輩から、仕事をするときに自分の考えを持つようにというアドバイスを何度となくもらいました。そんな考え方が当たり前と思っていたのですが、その後の出向経験で上司への意見が言いづらい職場もあることを知り、そうした風通しの良さこそが大阪大学の大きな魅力だと感じています。国立大学法人となって以降、新たな発想が求められる場面が年々増えていますが、互いにアイデアを出し合って仕事に取り組み、よりよい教育研究の実現を目指しています。そんな前向きな雰囲気がイイね!と思います。