人事課の職員として働くうちに、大学の人事制度には問題点があるのではないだろうか、と考えるようになりました。それらを改善するための知識・知恵を身につけたいと思い、この制度を希望し、法学(労働法)の分野を専攻し学んでいます。

休職期間はまだ残っていますが、この1年間法学分野に限らず、多種・多様な授業を受講させていただきました。その中で、人事担当をしている中では決して得られない学生目線での意見を聞くことができました。また、興味を持ったことにほとんど時間の制限無く取り組むことができ、夜を徹して阪大生とディスカッションするなど、疲れを忘れるほど夢中になって取組み、非常に有意義な時間を過ごせています。

大学の人事制度を刷新する一助になりたいのはもちろんですが、それだけではなく、事務職員でありながらも大学院生として学んだという希少な経験を活かし、セクショナリズムにとらわれない横断的で多角的な視野を持つ職員になりたいと思っています。