OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2015
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お茶やお菓子を楽しみながら語り合う「まっちゃ会」の様子福井大学 本研究科が目指すのは、法律知識ばかりでなく、幅広い教養や実務能力、国際感覚を身につけた豊かな人間性の養成です。 本研究科では現代社会の諸問題への対応力を養うため、知的財産法・租税法・倒産法・保険法・金融法・情報法・国際民事訴訟法などの授業科目を開設しています。実務能力の修養のため、法曹倫理や模擬裁判などを開講しているほか、法律事務所や企業でのエクスターンシップ(学外研修)も履修できます。 また、新たに実践的な臨床教育の場である智適塾が創設されます。 一方、学生へのサポート体制も充実。各専任教員は、「コンタクト・ティーチャー」として学生を受けもち、学習をサポートします。学生と教職員が集い語り合う「まっちゃ会(待兼山茶話会)」や卒業生との交流は、あなたの学生生活向上につながるでしょう。そのほか、公開講義に参加して、見識を広めたり進路の参考にすることも可能です。 あなたが真のLegal Professionalを目指すのであれば、ぜひ本研究科の扉を叩いてください。 2009年4月、長年の先端的な脳研究の成果を誇る「大阪大学」、臨床の場でのコミュニケーション教育学に伝統を持つ「金沢大学」、世界最先端レベルの精神臨床研究が行われている「浜松医科大学」を拠点として本研究科が誕生しました。 そして2012年4月、さらなる飛躍を遂げるべく、認知行動療法による治療を試みている我が国唯一の機関である「千葉大学」と、子どものうつ病やその養育者支援に学際的に取り組んでいる「福井大学」が新たに参加。合計5大学、5講座19研究領域を擁する連合小児発達学研究科へと生まれ変わりました。 異なった背景を持つ学生に対し、5大学の教員および研究者が専門領域を超えて連携し、文理融合型の共通したプラットフォームを用いて一貫した教育を行っています。既存の研究領域を超えた新たな研究領域である「子どものこころと脳発達学」の研究者と、これらの障害の理解と対応を協働して進めていくネットワークを形成。真に学際的で社会の要求に応えうる「指導者層や高度専門家」の育成を目指しています。■Topics■Topics真のLegal Professionalを目指すあなたへ。未知の分野「子どものこころ」を探る、5大学連合の研究体制。小児発達学法務政治および経済のグローバル化により、企業や国際社会にとって法律家は不可欠な存在となっています。こうしたニーズに応えて生まれたのが本研究科です。確かな法律知識と実務能力はもちろん、国際的な視野、さらに先を読むセンスを持った人材輩出を目標とし、少人数制・対話型のリアルな講義を行っています。企業や国際社会に求められる、新時代の法律家を目指す。2009年に3大学連合で設置、2012年に5大学連合に改組。医学医療・心理学・教育学等の分野において修士課程レベルの教育を受けた方、もしくは職業経験のある方を対象とした後期3年のみの博士課程です。子どものこころの問題を医科学的見地から理解できる、研究者・専門家の育成を目指します。子どものこころを危機から救う、文理融合型の研究科。特集大学院研究科紹介教育システム教育環境インフォメーション連合小児発達学研究科大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学高等司法研究科情報科学研究科/生命機能研究科/高等司法研究科/大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科大阪大学金沢大学浜松医科大学千葉大学大学院大学院53

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