1-メチルチオメチル-インドールを新規創薬スキャフォールドとする医薬化学的基礎研究と応用
【プロジェクトメンバー】
研究代表者:佐古 真(助教)大学院薬学研究科
共同研究者:上村 健太朗(特任助教(常勤))感染症総合教育研究拠点
伴走者:【URA職】経営企画オフィス(リサーチ・アドミニストレータ)吉澤
【事務職】共創機構(専門職員)田畑
【共同研究のキーワード】
有機合成 / 創薬科学 / ウイルス感染症 / SFTS(重症熱性血小板減少症候群) / インドール骨格
【概要】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はマダニを介して感染し、高い致死率を示すことから近年大きな注目を集めている。我々は最近、メチルチオメチルインドール(MTM-IND)誘導体がSFTSウイルスや黄熱ウイルス等の増殖を阻害することを見出した。
本研究では、MTM-IND誘導体を新規創薬スキャフォールドとして位置づけ、その医薬化学的特性の解明と有効性・応用可能性の検証を行うことを目的とする。本研究の展開により、治療法が確立されていない新興・再興ウイルス感染症に対する新たな治療戦略の提案や、新規創薬領域の開拓、さらには医薬イノベーションの創出が期待される。
佐古先生、上村先生に質問!
それぞれ専門分野の異なるお二人ですが、研究の面白さはどのようなところでしょうか
佐古:
研究の面白さは、思いついたアイデアを実際に形にできるところです。有機合成では、自分が作った分子が思いもよらない機能を示すこともあり、医薬や材料などへの広がりを感じられるのがとても魅力的です。
上村:
目に見えないウイルスの増殖を見える形にし、それを用いてウイルスが織りなす様々な現象を見つけることはとても面白いです。また、ウイルスの増殖を阻害する化合物(薬のタネ)を見つけたときはワクワクします。
研究テーマはどのように選んでいますか?
佐古:
面白い現象を見つけたい、役立つ分子を作りたいという気持ちが原点です。最近は、自分の興味だけでなく、学生が「やってみたい」と思えるテーマかどうかも大事にしています。
上村:
創薬研究に関しては、特にウイルス種にはこだわっていません。ウイルスに対して良い薬を創りたいという思いで、それぞれに適した研究テーマを設定しています。
研究活動
佐古 真 先生
・researchmap
https://researchmap.jp/ms39
・研究室ウェブサイト
https://gosei.sakura.ne.jp/gosei/
上村 健太朗 先生
・researchmap
https://researchmap.jp/kentaro-uemura
・研究者ウェブサイト
https://www.cider.osaka-u.ac.jp/researchers/kentaro-uemura/
・RIMD’s 研究者たちの素顔
https://www.biken.osaka-u.ac.jp/about/tanken/interview/93
(2025年11月時点)