レーザー科学研究史の記録と記憶の「文理融合」による体系化
【プロジェクトメンバー】
研究代表者:猪原 達生(特任研究員)レーザー科学研究所 マトリクス戦略推進室学際連携部門
伴走者:【URA職】経営企画オフィス(リサーチ・アドミニストレーター)吉澤
【事務職】企画部広報課広報係(係員)安積
【共同研究のキーワード】
レーザー科学 / グローバル・ヒストリー / 科学史 /文理融合 / 人文系ポスドク
【概要】
本プロジェクトの目的は、レーザー科学研究史を「文理融合」という観点で体系的に記録し、その成果を社会に広く発信することである。主に研究機関と研究者に関する文献調査と研究分野の発展に寄与してきた研究者への聞き取り調査という2つの手法を用いて詳細に分析し、その成果をわかりやすい入門書として出版することを目指す。
猪原先生に質問!
3職協働の手ごたえは?
“何でも相談できるパートナー”
全く新しい環境で研究を始めた私にとって、 URAの方と事務職員の方に何でも直接相談できることは大きな心の支えになっています。研究費の活用や事務手続きなどの相談はもちろん、新たな研究費の獲得や下に挙げる文系と理系のカルチャーの違いなども教わることができています。定期的に実施される研究進捗報告会も、研究を進めるモチベーションになっています。
猪原先生の考える「文理融合」とは?
“文系と理系のカルチャーの違いを理解し、双方の強みを活かす”
私は博士後期課程まで人文学研究科に所属して歴史学を専攻しており、昨年から思いがけず理系のレーザー科学研究所で新しいプロジェクトを進めることになりました。当初は共同研究のあり方、成果発表の方法、ポスター発表の文化など、様々な点でカルチャーギャップを感じました。それらをひとつひとつ受け入れ、理解することで、歴史学の専門性を活かしながら研究を展開できていると思います。
科学技術史の魅力を教えてください
“未来を予測する力”
歴史学は過去の事象を明らかにすることで現代社会と未来社会を見つめる学問だと思います。科学技術史は現代社会を成り立たせている仕組みを直接的に明らかにすることができる点で、これまで取り組んできた中国史と比べて「過去」よりも「現在」や「未来」をはるかに強く意識しながら研究しています。
高度情報化社会とAI時代の到来によって、科学技術史の重要性はますます高まっていくはずです。文系の歴史学を学んだ私が理系の研究室でどこまで通用するか、自分を試してみたいと思っています。
研究活動
猪原 達生 先生
・研究者HP
https://www.ile.osaka-u.ac.jp/research/lam/member.html
(2025年9月時点)