キラル結晶性材料の創成に資する新奇キラル対称性の破れ現象の理解
【プロジェクトメンバー】
研究代表者:桶谷 龍成(助教)基礎工学研究科 物質創成専攻
共同研究者:加藤 遼(助教)基礎工学研究科 システム創成専攻
伴走者:【URA職】経営企画オフィス(チーフ・リサーチ・アドミニストレーター)藤井
【事務職】研究推進部研究企画課研究企画係(主任)小川
【共同研究のキーワード】 キラリティ/ 有機結晶 / キラル対称性の破れ/ 結晶構造転移 / 顕微分光
【概要】
本研究では、アキラル(左右対称)からキラル(左右非対称)な結晶構造への単結晶ー単結晶構造転移という、新しいキラル対称性の破れ現象が進行する条件を明らかにし、この現象を新しいキラル結晶性材料の合成手法として確立することを目指します。この手法が確立されれば、キラル化合物を基盤とした材料開発に応用可能となり、高い付加価値が期待される材料群の効率的な製造手法への展開が期待できます。
桶谷先生に質問!
桶谷先生自身が現在の研究分野(化学)に興味を持ったきっかけは?
• 漠然と数学と化学がおもしろいと感じて、高専に進学しました。原子や分子を対象にする学問に関わることで、世界に対する解像度が高まる気がして化学系を選びました。その後は、大学教員になりたいと思い、先生と話をしているうちに博士号を取る必要があると知り、高専2年生頃には博士課程への進学を心に決めていました。 高専はほとんどが博士号を取得した先生方のため、身近に経験を教えてくれる人が多かったのもよかったです。
• 私の研究は、基礎に近い内容だと認識していますが、実用化や応用の近い分野より性格的にも合っていました。実用化や応用分野では、お金やリソースの豊富な企業とは競争できません。30-40年先に役に立つ発見を目指しています。
• 博士号はフランスのルーアン大学で取得しました。メリハリをつけて、休日も楽しく過ごしました。余暇も楽しんで、悔いのない人生を目指すことの重要性を学びました。是非これから進路を決める高校生達にも化学のロマンを知ってほしいです!
研究活動
桶谷 龍成 先生
・最近のプレスリリース
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2025/20250819_1
・researchmap
https://researchmap.jp/ryuseioketani
加藤 遼 先生
・researchmap
https://researchmap.jp/ryo.research
・加藤先生による「はばたく研究プロジェクト」
https://cms.www.osaka-u.ac.jp/ja/research/research/habataku/11
(2025年9月時点)