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京都花街の近代文化誌( 2015年度後期 大阪・京都文化講座 第5回)
2015年11月9日 (月) 14:00 から 15:40
大阪大学大学院文学研究科、大阪大学21世紀懐徳堂、立命館大学文学部が共催で実施する公開講座です。歴史や文化に関して共通テーマを設定し、大阪と京都、それぞれについての講座を複数回実施します。
コーディネーター:和田章男(大阪大学大学院文学研究科 教授)、藤巻正己(立命館大学文学部 教授)
※チラシはこちらから
【講師】中川 成美(立命館大学文学部教授)
【内容】
京都には上七軒、先斗町、祇園甲部・乙部、宮川町、嶋原の六花街が室町期から江戸初期にかけて成立し、今もその繁栄の跡を留めていることは世界に知られている。本講義では特に近代以降の花街の変遷をたどりながら、それを描いた文学や映画を紹介しながら悪所のもつ魅惑と耽溺、そして女性の問題を考えてみたい。
受講料:1,500円/1講座 (全8講座のうち、7講座以上一括申込の場合、10,000円)
定員:130名/1講座 (要事前申込・先着順)
※受付は終了しました。
申込先:立命館大阪梅田キャンパス 公開講座事務局
〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル14階
E-mail:osaka-kz@st.ritsumei.ac.jp / FAX 06-6360-4894 /
※開室時間9:00~17:30/休祝日除く(※土日祝閉室)
2015年度後期 共通テーマ
京都・大阪「悪所」の研究 -遊郭と芝居町の他所性・両義性をめぐって-」
江戸期以降、上方の二大都市である京都・大阪(坂)には、多くの遊郭や芝居町が栄えました。それらは傾いた「好まれない空間」あるいは「悪所」と眼差される一方で、特異な文化様式を分泌し、二都それぞれの文化を豊饒化する祝祭的空間としても受容されてきたのです。
時を経て、今や「悪所」は「観光(者)の眼差し」の対象、そして懐古的(レトロ)な気分に浸ることのできる場ともなっています。本講座では、「遠い風景」となった「悪所」について、心象地理・都市論・小説・文芸・肉筆画・芸能史など、さまざまな視点からその他所性・両義性について探究してみたいと思います。
申込方法:
①「申込書」に必要事項を記載の上、E-mail・FAX・郵送、
いずれかの方法でお申込みください。(電話申込不可)
※申込書(PDF) ※申込書(Word)
②受講申込受付後、「受付確認書」「郵便払込票」を送付いたしますので、
受講料を納付(郵便払込)願います。
③受講料の納入確認後、「受講票」を郵送いたしますので、
受講当日、必ずご持参の上、受付でご提示ください。
※講座を受講いただくにあたって
日時: | 2015年11月9日 (月) 14:00 から 15:40 |
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主催: | 大阪大学大学院文学研究科、大阪大学21世紀懐徳堂、立命館大学文学部 |
場所: | 立命館大阪梅田キャンパス(大阪富国生命ビル5階/大阪市北区小松原町2-4) |
参加登録: | 必要(メール) |
連絡先: |
立命館大阪梅田キャンパス osaka-kz@st.ritsumei.ac.jp |