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「医科学修士の健康医療問題解決能力の涵養」プログラム セミナー(社会環境医学セミナー) イギリスにおける健康医療制度の改革から学べるもの -現地訪問調査に基づく報告-
2009年12月5日 (土) 09:00 から 12:00
英国は、戦後、税金で医療費を支出し、すべての国民が無料で医療を受けれる社会を実現しています。しかし、政府が管理する医療制度、公務員がサービスを提供する制度は、様々な停滞を生じさせることになりました。しかし、1980年代から、保守党、労働党ともに、NHSの復活を図るため、Internal Marketを設けたり、新しいNew Public Managementを導入したりしています。最近のイギリスの公衆衛生を形づくっているものとしてプライマリケアトラスト(PCT)、ヘルスプロテクションエージェンシー(HPA)があります。昨年10月に訪英し、ロンドン、リーズ、ブラッドフォードにおいて現地の健康医療問題解決に関わる現状を見てきた者から報告をしていただき、出席者と議論し、学びあう場とすることを考えています。
1.イギリスの保健医療制度の概論
医学系研究科 特任教授 高鳥毛 敏雄
2.PCT(プライマリケアトラスト)とは
神戸市保健所保健衛生課長(医科学修士課程2年) 白井 千香
3.HPA(ヘルスプロテクションエージェンシー)とは
大阪府保健医療部医療対策課主査(医科学修士課程2年) 川口 竜助
4.移民社会の言語バリアと保健医療サービス提供の現状
関西外語大学教授(医科学修士課程2年) 幸重美津子
総合討論
連絡先:
大阪大学大学院医学系研究科法医学教室
koukai@legal.med.osaka-u.ac.jp
「医科学修士の健康医療問題解決能力の涵養」プログラム
nakyama@pbhel.med.osaka-u.ac.jp
日時: | 2009年12月5日 (土) 09:00 から 12:00 |
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主催: | 大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学教室 |
場所: | 大阪大学中之島センター2階 講義室1 |
参加登録: | 不要 |
URL: | http://www.msc.med.osaka-u.ac.jp/index.html |