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大阪大学URAシンポジウム総長挨拶(2013年8月28日)

大阪大学総長の平野でございます。

本日は、大阪大学URAシンポジウムにお越しいただき、ありがとうございます。

北海道から沖縄まで、全国から多数の関係者の方々にご参加いただいており、URA、すなわち、大学におけるリサーチ・アドミニストレーターへの関心の高さを改めて感じています。

日本では近年、外部資金の獲得とその適切な運営に関わる業務が複雑化している状況を受け、研究戦略の企画立案や研究管理・運営業務の担い手であるリサーチ・アドミニストレーター(URA)を、大学の新たな職種として整備する動きが進んでいます。大阪大学では2012年6月に、文部科学省の「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」事業に採択されました。これを受け、大型教育研究プロジェクト支援室内にURAチームを設置し、本部事務機構や部局・プロジェクト等で既にリサーチ・アドミニストレーション業務を担当している教職員との連携の下、大阪大学版URAシステム整備を進めているところです。

ご支援いただきました文部科学省に対しまして、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本日は、文部科学省から「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」推進委員会の永里善彦委員と科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室の鷲﨑亮専門官にお越しいただいております。併せて、御礼申し上げます。

 また、本日のシンポジウムでは、日本学術振興会の安西祐一郎理事長より、「変革の時代に直面する大学とURAの役割」と題しました基調講演をいただき、理化学研究所の古屋輝夫理事には、事務系のトップの視点から、理研型リサーチアドミニストレーションの在り方と日本全体のリサーチアドミニストレーションの機能向上のお話を伺えることになっています。お二方にもお忙しい中、ご講演を賜りますこと、厚く御礼申し上げます。

 さて、私は大阪大学総長として、2031年の大阪大学創立100周年に、「大阪大学が研究型総合大学として世界10指の大学になる」という目標を掲げております。研究力強化のために、ポストや資金などの「モノ」を大学本部が用意し、アイデアやノウハウという「コト」の面でURAが力を発揮するという、「モノ」と「コト」の新しい組み合わせで、各部局と研究者を支援し、「22世紀に輝く」大阪大学への発展につなげたいと考えております。

教育研究を任務とする教員と、滞りなく事務を進める職員が大学の基礎であることは間違いありません。しかし、将来に向かって大学を発展させるための戦略企画や、施策を立案し実行していくためには、従来の教員と職員の枠に囚われない人材が必要です。大きな変革を迫られる大学において、URAはどんな役割を果たしていけるのでしょうか。リサーチ・アドミニストレーションに係わる多様な立場からの話題提供を元に、今後の研究支援のさらなる充実に向けて議論を深めたいと思います。

本日は4時間を超える長丁場でありますが、ご参加のみなさまには実り多いシンポジウムになることと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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