(校正者注:このデータでは、大見出しに■を付し、下位階層には■■、■■■、■■■■を付けた。また,まずパンフレットの表紙、見開き最初のページがあり、その後に本文p1にあたる「Contents」が続く。図表・写真の前には#を付けている。 p表紙 OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2021 p見開き最初のページ ■オープンなキャンパスで高度な学びを 大阪大学総長 西尾 章治郎(にしお しょうじろう) 1951年生まれ。岐阜県出身。1975年京都大学工学部卒業。1980年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。専門分野はデータ工学。1992年大阪大学工学部教授。その後、大阪大学大学院情報科学研究科教授、同サイバーメディアセンター長(初代)、文部科学省科学官、大阪大学大学院情報科学研究科長、同理事・副学長などを歴任し、2015年8月より現職。2011年紫綬褒章、2014年文部科学大臣賞、2016年文化功労者など多数受賞。 #写真1 (写真説明:ページ上半分に西尾総長の顔写真)  大阪大学は、1931年に大阪府市民ならびに大阪の政財界の強い熱意により、帝国大学の一つとして誕生しました。そして、その源流は江戸時代の学問所であった懐徳堂(かいとくどう)と適塾に見出すことができます。この2つの学問所では、志をもった若者や学びの意欲をもった町民らが一心不乱に勉学にいそしみ、最先端の知見を学ぼうという熱意があふれていました。この学びの意欲を大事にするという学風と新しいことを吸収しようとする精神が、現在の大阪大学まで継承されています。  また、2007年に大阪外国語大学との統合という大事業を経て、外国語学部のある総合大学になりました。人文・社会科学系、医歯薬系(いしやくけい)、理工学系の充実した学部に加え、世界の25言語を学ぶことができる学部を持つ、わが国有数の高度な教育研究力を有する総合大学です。  いま、大学を取り巻く環境は急激に変化しています。たとえば、グローバル化の波は猛烈な勢いで押し寄せてきています。日本は急速に進む高齢化と人口減少という問題に直面しており、そして世界に目を向ければ、環境問題、エネルギー問題、民族紛争など、解決しなければならない課題が山積しています。このような状況のもと、大学はどんな学生を育てて社会に送り出してくれるのか、と各方面から問いかけられています。  これに対して、私はこう答えたいと思います。「大阪大学は、学びの意欲をもつ学生を、社会から信頼される専門性と教養と人格をもった人間に育てて社会に送り出したい」と。正解があるかどうかもわからない困難な課題の解決に取り組む意欲、問題の発生する現場に足を踏み入れる勇気、文化や言語などが異なる多様な人々とのネットワークを作る構想力、学んだことを世界に発信するコミュニケーション能力、いま必要なのは、こういう力をもった若者だと思います。  大阪大学は、「教養」「デザイン力」「国際性」を教育目標としています。学問の真髄を極める専門性の獲得に加え、幅広い見識に基づく確かな社会的判断力としての「教養」、自由なイマジネーションと横断的なネットワークを構想する「デザイン力」、異なる文化的背景をもつ人と対話できる「国際性」、これらを兼ね備えた人材を育成すべく、大阪大学では学部・大学院を通じて多様な教育を実践しています。また、学生の自主的な教育研究活動に対して、多彩な支援を行っています。  大阪大学のキャンパスの雰囲気は「オープン」そのものです。学びの意欲のある学生を大事にし、さまざまなチャレンジを支援する空間。この空間を精一杯活用して、充実した学生生活を送ってほしいと思います。  オープンなキャンパスで、学びの意欲のあるあなたをお待ちしています。 p1 (校正者注:p1最下部には、「このマークのあるページについて」という見出しがある。) ■Contents ■■特集 ■■■大阪大学の研究 山田 一憲 (やまだ かずのり)人間科学研究科 講師 2 西原 理(にしはら みち) 経済学研究科 准教授 4 志賀 向子(しが さきこ) 理学研究科 教授 6 波多 賢二 (はた けんじ)歯学研究科 准教授 8 ■■教育システム ■■■大阪大学の教育  大阪大学の教育 10 ■■■学部インデックス 学部インデックス 16 ■■■学部紹介 文学部 18 人間科学部 20 外国語学部 22 法学部 24 経済学部 26 理学部 28 医学部(医学科) 30 医学部(保健学科) 32 歯学部 34 薬学部 36 工学部 38 基礎工学部 40 ■■■大学院研究科紹介 文学研究科/人間科学研究科 42 法学研究科/経済学研究科 43 理学研究科/医学系研究科 44 歯学研究科/薬学研究科 45 工学研究科/基礎工学研究科 46 言語文化研究科/国際公共政策研究科 47 情報科学研究科/生命機能研究科 48 高等司法研究科/大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科 49 ■■■研究拠点紹介 附置研究所・附属病院・教育研究施設など 50 ■■■附属図書館 附属図書館 52 ■■キャンパスライフ ■■■大阪大学の風景 大阪大学の風景 54 ■■■年間行事/クラブ・サークル活動 年間行事/クラブ・サークル活動 56 ■■■海外留学・国際交流 海外留学・国際交流 58 ■■■キャリアサポート キャリアサポート 62 ■■インフォメーション ■■■総合型・学校推薦型選抜 総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を私たちが選んだ理由 64 ■■■高校生・受験生向けサイト オモロイ! 阪大! 67 ■■■学生生活サポート 学生生活サポート 68 ■■■各種データ 就職・進学状況/国家試験 70 在籍学生数 72 ■■■入試情報・資料請求 入試情報・資料請求 73 ■■■キャンパス&アクセスマップ 吹田キャンパス 76 豊中キャンパス 78 箕面キャンパス 80 アクセスマップ 81 ■このマークのあるページについて ■■パソコンから(校正者注:小さなパソコンの絵のマーク) webに該当ページのある場合は、大阪大学ホームページwww.osaka-u.ac.jp/ からのアクセス順序、もしくはURLが記載されています。 ■■資料請求はコチラ(校正者注:小さな本の絵のマーク) 請求できる資料がある場合は「資料請求はこちら」というマークが記載されています。 p2 ■大阪大学の研究~知を拓く人、新たな探求と挑戦~ サルの観察から人間の理解を深める ~個体識別装置でサルの多様な文化を探求~ 人間科学研究科 講師 山田 一憲(やまだ かずのり)  外国人観光客の間で、今や大人気になっている日本の「サル」。ニホンザルの研究を通じて人間社会への探求を続ける山田講師は、勝山(岡山県真庭市)と淡路島のサル集団の比較研究を進めるとともに、研究者以外の人でもサルの社会をもっと知って楽しめるようにと、「モンキースカウター」という装置の開発も手がけています。 #写真1 (写真説明:山田講師の顔写真) PROFILE 山田 一憲(やまだ かずのり)2007年大阪大学大学院人間科学研究科修了、博士(人間科学)。09年日本学術振興会特別研究員、10年より人間科学研究科附属比較行動実験施設講師。12年より同研究科行動生態学講座講師、16年より同研究科グローバル共生学講座講師を兼任。 ■■モンキースカウターで「誰でもサルの個性に触れられる」  山田講師が開発中のモンキースカウターは、目の前にいるサルを撮影すると、その場でモニター上にサルの名前や個体情報、性格などが表示される装置。人工知能の専門家の協力を得て開発を進めています。「最初は、眼鏡越しに個体の名前がわかったら面白いなという発想で研究を始めました」。研究を始めたばかりの学生や、野猿公園を訪れる一般の人にとって、サルの個体識別はなかなか難しいもの。でも、「どんなサルなのかがわかれば、一頭一頭がより身近な存在になり、知れば知るだけ面白くなっていきます。スカウターを使って、誰もがサルの豊かな個性に触れてもらえればと思っています」。  いま、京都の嵐山を筆頭に、観光客のサルへの関心が高まっています。人間科学研究科附属比較行動実験施設がある勝山が、スカウターの普及によって誰でも実りある“ サル観察経験”ができる場所として知られれば、地元の観光振興にもつながるかもしれません。 p3 #図1「モンキースカウターのイメージ図」 (図説明:モンキースカウターで撮影したサルの名前・性別・年齢・群れの中での序列・性格などの情報様子) ■■サルの社会にも多様性がある  山田講師の研究の基礎は、サルの研究を通じて、生物としてのヒトの行動、社会、その進化を探究することにあります。もともとは心理学や文化人類学に興味がありましたが、「人間の文化や社会は非常に多様。それらの多様性を知るだけでなく、人間社会に共通する普遍的な特徴やヒトの起源を明らかにすることも、人間を知ることにつながるのではないか」と考え、ヒトと 比較的近い共通祖先をもつ霊長類であるニホンザルの研究を始めました。「協力行動、寛容性などといった性質が、なぜヒト以外の動物には少なく、ヒトには多いのか」に関心をもっています。  もともと 、勝山の野猿公園に生息するニホンザルを研究していたのですが、14年前、淡路島モンキーセンターから指導教員に届いた年賀状の写真に驚かされました。「約150頭の猿が体を寄せ合い、干支にちなんだ戌(いぬ)の形に並んでいたんです。エサを文字の形に撒いておくと、サルが集まってきて“ サル文字”を作るのです」。勝山のサルは順位関係が厳しく、個体同士の距離が近づくとすぐ喧嘩になってしまうのでサル文字を作ることはできません。むしろ、勝山のような厳格な順位関係がニホンザルの世界では典型なのです。  なぜ、淡路島のサルは食べ物をシェアできるのでしょうか。「1970年代に淡路島で研究していた阪大の先輩たちが、ニホンザルの7つの集団を比較し、淡路島のサルが特異的に寛容な社会を形成していることを発見しました。その後、淡路島のサルが特殊な遺伝子のパターンをもっていることも明らかになってきます。しかし、淡路島のサルのなかにも攻撃性の高いタイプの遺伝子をもつ個体がいるのですが、必ずしもその個体の攻撃性が高いわけではありません。ということは、要因は必ずしも遺伝子だけではなく、淡路島のサルたちが食べ物を分け合う文化・環境のなかで成長発達することが、彼ら・彼女らの行動と社会を形作る要因にもなっているのだと考えています」。それらの要因を探るべく、山田講師は勝山と淡路島のサルの協力行動を比較する実験観察などを続けています。「サルにも多様な文化があると知ることは、人間を理解するうえでも意味があります」 #写真2「サルの実験観察」 (写真説明:雪が降る中サルに近づく山田講師) #写真3「淡路島モンキーセンターのサル文字(淡路島モンキーセンター提供)」 (写真説明:群れで集まって「サル」という字の形に地面に座るサルたちの様子) ■■山田講師にとって研究とは 自分のなかで、「研究」と「研究でないもの」の境目が非常にあいまいで 、例えば子どもと遊んでいるときも、「子どもが考え、行動する理由」に、つい目が向いている気がします。ヒトと動物が行動し、生きることについて、いつも考えているのかもしれません。自分でない存在に興味をもって、動きや関係性を観察する。結局はこういう営みが研究かもしれません。 (校正者注:3ページ下の部分) ResOU リゾウ 大阪大学の最先端の研究をWebでもご覧いただけます。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/feature p4 ■大阪大学の研究~知を拓く人、新たな探求と挑戦~ 変化に即した企業価値をダイナミックに導く ~不確実性を加味した数式モデルづくり~ 経済学研究科 准教授 西原 理(にしはら みち)  西原准教授の研究対象は、企業の投資。企業はプロジェクトを選んで事業を行い、そこから収益を得ています。その際、「さまざまなプロジェクトに対してどう投資するべきか、また、一つひとつのプロジェクトにはどれくらいの価値があるか」を評価していきます。西原准教授の研究は、従来のモデルでは捉えきれなかった、将来の不確実性を加味できる新しいタイプのモデルによって評価を行っている点に特色があります。 #写真1 (写真説明:西川准教授の顔写真) PROFILE 西原 理(にしはら みち)2003年京都大学理学部卒業、05年同大学院情報学研究科修士課程修了08年博士(情報学)。大阪大学金融・保険教育研究センター特任助教(常勤)、同経済学研究科講師を経て、12 年より現職。「ダイナミックコーポレートファイナンスの研究」で2018年度大阪大学賞(若手教員部門)を受賞。 ■■リアル・オプション法でプロジェクト価値を動学的に算出  従来、企業の事業評価はNPV(ネットプレゼントバリュー)法というモデルに基づいて行われてきまし た。これは「プロジェクトが生み出す将来の収益から、事業遂行にかかるコストを引き算し、得られる利益を現在の価値に換算する」というプロジェクト評価手法です。  「簡単に言うと、例えば10年後の利益1億円が現在のいくらに当たるのかを割り出し、そのプロジェクトの価値がどれくらいかを計算します。そのうえで、このプロジェクトは大きい価値が出そうだから実行しようとか、収益とコストの差がマイナスだからやめましょう、などと決めていく。このNPV法は、事業の採算性を評価する一番基本的な方法です」。  しかし、このNPV法には不十分なところがあると言われるようになったのです。それは、将来のさまざまな可能性を考えに入れられないということです。  「将来のことには、いろいろと不確実な要素があります。例え p5 #図表1「Sample path of equity value E(X(t))」 (図表説明:西原准教授らの理論に基づく、企業の倒産までの株価変動モデル(縦軸:株価[時価総額]、横軸:年数)変数により、経済状況を反映できる。) ば、経済の状況が悪くなったからプロジェクトを中止するとか、逆に状況が良いので事業拡大するとか、ライバルが入ってきたら提携するとか、事業譲渡するとか、いろいろな可能性があり得る。そこで中止、拡大、提携など、状況変化に対応するさまざまなオプションを考えたうえでプロジェクトの価値を評価し ないといけません」。  単に将来の収益とコストを試算し、現在の価値に割り引くだけでなく、将来、状況に応じてどんなオプションを行使すれば企業として最適な行動になるかを考える。このように、NPV法で算出したプロジェクトの価値に、ダイナミック(動学的)な要素を加える方法が「リアル・オプション法」なのです。 ■■企業の本質的価値を探りたい  リアル・オプション法は「将来の不確実性をある種の確率過程で表現し、数式モデルを構築したうえで、確率的な変化がどのようにプロジェクト価値、ひいては企業価値に跳ね返ってくるかを理論的に示す。つまり、確率過程がどういう状況になったら事業拡大するとか、どういう状況になったら中止とか、そういう視点を取り入れたモデルです」。リアル・オプション法を使うと、企業は状況変化に応じてダイナミックに最適行動をとることができるため、プロジェクト価値が上がります。  「最近では、企業の株価がいかなる理由でこの価格になっているか、企業の本質的価値をリアル・オプション法から分析することに大いに興味をもっています」。 #写真2「研究室のドアを開けると、最近掲載された論文のイントロダクション部分がずらりと並ぶ」 (写真説明:研究室内のホワイトボードに貼り付けられたプリントを指し示す西村准教授) #写真3「大阪大学賞受賞記念の盾」 ■■情報の非対称性も、数式に織り込む  M&Aなどでは、買収する側の企業は相手の状況について情報や知識が少なく、買収が自社の利益に貢献するかが評価しづらいことが多いもの。一方、買収される側は自らの状況をよくわかっており、ここには情報の非対称性があります。  一般に、企業は正直な行動をとると考えられますが、実際には自社の利益を最大化するよう、法律に触れない範囲で情報を隠すことがあります。公開・非公開を自分で決めるという、ある種ずる賢い行動も取るのです。  西原准教授は、そのなかで問題がどう解決されるかについても分析しています。「経済の理論モデルに情報という要素が入ると、情報を持っているほうはそれを利用しようとし、持っていないほうは騙されないようにするという、ある意味すごくいやらしいが、人間らしさのあるモデルになります。情報を持つ人と 持たざる人のせめぎ合いが数式的に分析されていくのは楽しいですね」。 ■■西原准教授にとって研究とは 天職。一番向いていること。自分が社会で価値を生み出せること。それ以外の仕事では、自分はあまり価値を提供できると思わないのです。   (校正者注:5ページ下の部分) ResOU リゾウ 大阪大学の最先端の研究をWebでもご覧いただけます。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/feature p6 ■大阪大学の研究~知を拓く人、新たな探求と挑戦~ 昆虫の行動を脳の仕組みから解き明かす ~生物の季節性、時間計測の謎に迫る~ 理学研究科 教授 志賀 向子(しが さきこ)    志賀教授は、自然選択のなかで形成されてきた動物の行動や生理を神経系の仕組みから研究しています。興味の中心は 「脳や神経系がどのようなメカニズムで時間を読み取っているのか」ということ。志賀教授はこれまでに、秋から休眠する性質をもつ昆虫・ルリキンバエの脳内で、休眠調節を司る神経分泌細胞を突き止めることに成功しています。 #写真1 (写真説明:志賀教授の顔写真) PROFILE 志賀 向子(しが さきこ)1993年岡山大学自然科学研究科修了、博士(理学)。同年大阪市立大学助手、98年同大学講師、2001年准教授、10年教授を経て、16年より現職。 ■■生物の比較を通じて多様性・共通性を探る  志賀教授が立ち上げた「比較神経生物学研究室」。その名称には、生命科学の一分野である神経生物学について、さまざまな生物の比較を通じて、多様性と共通性を探りたいという思いが込められています。「生物は地球上のいろいろな場所で、多種多様な生き方をしています。彼らの進化の多様性を見るのが面白いと思っています」。  研究の中心は生物にとっての「時間」、つまり光周性※1や季節性を司っている神経系。「植物に、短日植物と長日植物があることはよく知られていますが、動物にも光周性をもつものは多く、昆虫などの無脊椎動物だけでなく、ヤギ、ハムスターの仲間、鳥の仲間など、光周性が繁殖リズムに影響を与えているものは多くいます。このような行動の変化を司っているのは日照時間(日長)。日長の変化は毎年同じように訪れるので、季節を予測するには非常に信頼のおける物理的な環境因子です。生物の体内に概日時計※2があることは解明されていますが、日長をもとにどうやって季節を読んでいるのかはまだ解明されていません」。 ※1 光周性:生物が日照時間の変化に対して反応を示す性質 ※2 概日時計:毎日約24時間の周期で時を刻む生物の体内時計 p7 #写真2、3「昆虫の細胞除去手術の様子。顕微鏡を覗きながら、手作りの小さなナイフを使って昆虫の脳に微細手術を施す(オオクロコガネ)。」 (写真説明:研究員が顕微鏡をのぞき込む様子。昆虫に手術を行う様子) #写真4、5「温度、日照時間が管理されたルリキンバエの飼育器」 (写真説明:たくさんの容器の入った棚。容器の中には実験用の虫) ■■昆虫の脳が光を読み取る仕組みを探る  普段は、ルリキンバエという大型のハエや、カメムシ類などを使って研究。「ルリキンバエは秋に日が短くなると休眠に入り、卵を産まなくなります。日長条件を変えて5日目くらいから変化が出てくるので、脳ではより短期間のうちに、おそらく短日・長日が何日続いたら卵巣を発達させよ、ホルモンを出せ・出すなというような指令が起こっていると考えられます」。志賀教授は、その3~4日の間に脳で何が起こっているのか、また光を読み取る仕組みについて、時間軸を追って脳細胞を追いかけようとしています。    「1日だけの日長は卵巣発達に影響せず、何日間長日があったか、日数を数えて反応が起こります。このことから、概日時計が何サイクル回っているかの情報を貯めるメカニズムが、脳内のどこかにあると考えられるのです」。 #図表1「Photoperiodic response in P.terraenovae」 (図表説明:ルリキンバエは数日間の長日により卵巣を発達させ(図下)、短日により卵巣発達を抑制した休眠に入る(図上)。) #写真6「ピンセット、マチ針、生理食塩水など身近なもので手作りする手術道具」 #写真7「ルリキンバエの脳側方部の細胞を除去し、休眠調節を司る神経分泌細胞を突き止めた。」 (図表説明:ルリキンバエの脳の様子) ■■手作りツールで微細手術  比較神経生物学研究室のユニークな点は、キイロショウジョウバエなどのモデル生物を使わないこと。特殊な条件のもとで育てられたモデル生物ではなく、自然環境のもとで生きる生物で研究したいという思いから、ルリキンバエを1~2年に1度、学生たちと一緒に北海道まで採集に行き、清潔な環境で繁殖させています。  また、手作りの小さなナイフを使って昆虫の脳に微細手術を施す実験の方法も同研究室の特徴。「ハエの頭の神経細胞の一部を染色・除去して、光周性に対する反応がなくなるかを見ています。細かい作業ですが、慣れれば手術自体は数分でできる実験です。他のラボでは、モデル生物を使った遺伝子組み換えによる研究が多いです。これまでに多くの研究者が概日時計の遺伝子が光周性に関わると証明してきましたが、どの細胞が重要かということを示したのは私たちだけです」。昆虫の比較実験から生物の進化の多様性を探る研究は、これからも続きます。 ■■志賀教授にとって研究とは 学問の道を作ること。研究成果をコツコツと世界へ発表することにより、道を敷いていく。何かひとつやりたいことがあれば、人は生きていけると思っています。私にとっては、それが研究。今は研究が生きる力のようなものです。毎日ここに来て、学生と語り、研究する生活を楽しんでいます。 (校正者注:7ページ下の部分) ResOU リゾウ 大阪大学の最先端の研究をWebでもご覧いただけます。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/feature p8 ■大阪大学の研究~知を拓く人、新たな探求と挑戦~ 骨を究めることで歯科医療に貢献したい ~骨や軟骨が作られるメカニズムを探究~ 歯学研究科 准教授 波多 賢二(はた けんじ)  波多准教授は、一時、歯科医として患者の治療に当たっていましたが、次第に骨を研究する面白さにとりつかれ、研究者に転向しました。専門は分子生物学。骨の発生や形づくりに欠かせない軟骨組織の重要性に注目し、遺伝子レベルでの研究を進めています。 #写真1 (写真説明:波多准教授の顔写真) PROFILE 波多 賢二(はた けんじ)1998年大阪大学歯学部卒業、2002年同歯学研究科修了、歯学博士。同年大阪大学歯学部附属病院医員、03年日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、06年大阪大学歯学研究科助手、07年同研究科助教、10年同研究科講師、13年より現職。 ■■「骨がどのように形づくられるか」に興味  「歯は骨に埋まっている状態で、初めて機能します」と、波多准教授は語ります。「歯が生えてくるときは、あごのなかから骨を溶かしながら出てきますし、そのあとも周りの骨に支えられて機能します。その骨が歯周病などで溶けてなくなってしまうと、歯はもうグラグラで、食事も満足にできません。さらに例を挙げると、矯正治療中の歯は、骨を溶かしてスペースを作りながら移動しています」。  歯科医は歯だけを治療しているのではありません。「歯科治療の最大の目標は、骨をコントロールすること」。骨が形づくられるまでには、2つの経緯があります。「ひとつは、『層状に盛り上がっていく』もので、頭の骨などで見られます。もうひとつは、『最初に軟骨でおおよその形を作ってから硬い骨に置き換えて いく』もの。指などは、5本のだいたいの形が初めは軟骨で作られ、そのあと硬い骨に置き換えられるのです」。  研究を始めた頃は骨に関心を持っていましたが、次第に骨を形づくる軟骨の重要性にも気づくようになり、骨や軟骨が形成される過程を遺伝子レベルで研究しています。 p9 #写真2、3「蛍光ラベリングにより軟骨細胞だけが光るマウス」 (写真説明:暗くした空間内でマウスの身体の骨の部分が緑色に光る様子) ■■キーワードは「転写因子」  なかでも、骨や軟骨に重要な転写因子に注目しています。転写因子とは、遺伝子が動くか動かないかを決めるもの。その組み合わせによって細胞の種類や働きが決まるのです。「骨、軟骨がどうやってできるのか、またどのようにして働くかを決めるものは、それぞれ別の転写因子です。骨の元となる間葉系幹細胞 から骨の細胞、軟骨の細胞へと分化するときにどんな転写因子が働くのか、そしてどのようにそれが制御されているのかについて研究しています」。 骨や軟骨ができるメカニズムを解明し、骨および軟骨疾患の治療法の開発につなげたいと考える波多(はた)准教授。「高齢化が進むなか、軟骨や骨に問題を抱える患者さんは増えていきます。例えば、歯周病で溶けてなくなってしまった患者さんの骨を元に戻す薬、また歯学の領域ではありませんが、すり減ったひざの軟骨を元に戻す薬の開発などにも研究成果を応用したいんです」。 #写真4「いつか自分の研究がベースとなって開発された薬が市場に出回り、使ってもらえることが夢」 (写真説明:実験を行う波多准教授) ■■大学院で研究にのめり込む  研究に進んだきっかけは、「実家が歯科医院で、父のあとを継ぐ予定で歯学部に入学しました。卒業後は臨床に携わっていたのですが、もう少し勉強がしたくて大学院に入った」こと。当時は、歯だけでなく骨にも詳しい「スペシャルな歯科医」を目指していました。しかし、「研究が面白くて、ついのめり込み、どんどん歯科医から離れていきました。両親は今も実家の歯科医院を継いでほしいと思っています」と笑います。 ■波多(はた)准教授にとって研究とは 面白いというか楽しいですね。それしか思いつかない。 研究はたのしくやらないといけない。患者さんのことを最優先する治療と違って、自由にできるのも 基礎研究のいいところです。研究者の仕事の進め方は、映画監督がストーリー・構成・キャストなどを 限られた予算で考える作品作りに似ていると感じる。もちろん思い通りにいかないこともあります。 10回のうち9回うまくいかなくても、1回があるからやっぱり楽しい。 (校正者注:9ページ下の部分) ResOU リゾウ 大阪大学の最先端の研究をWebでもご覧いただけます。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/feature p10 ■大阪大学の教育 (校正者注:■大阪大学の教育の下には、説明文があるが、これはp10~p11の見開き2ページにわたって、記載されている。) 大阪大学の学生が等しく学ぶべき普遍性を持つ全学共通教育と、自身の専門分野を深く学ぶ専門教育は、どちらも物事の本質を見極める力を身につけるために不可欠な両輪。学問追究の営みにおいて、高い頂きを築くための道具が専門教育なら、その頂きを支える盤石な山脈が大阪大学の全学共通教育となります。 ■■大阪大学の教育目標と学位授与の方針  本学は「知の創造、継承及び実践」を使命とし、「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、学問の独立性と市民性を備えた世界最高水準の高度な教育研究を推進し、次代の社会を支え、人類の理想の実現をはかる有能な人材を社会に輩出することを目的としています。その実現のため、学部及び全学的な教育研究 組織において、下図の4項目を身につけた知識基盤社会のリーダーとなるべき人材を育成します。また、学習目標を達成した学生に学位を授与します。 #表1 (校正者注:以下、「教育目標」とそれに続くそれぞれの「学生の学習目標」を記す。教育目標は<>で括り、学生の学習目標は冒頭に〇を付けた) <高度な専門性と深い学識> ○専門分野における知識・技能を有している ○課題解決のために知識・技能を活用できる <教養> ○幅広い知識を有している ○複眼的・俯瞰的に思考し、客観的に評価できる <国際性> 〇異なる言語・文化を理解できる 〇言語・文化の相違を超えて交流できる <デザイン力> 〇社会・学問における新たな課題を発見し、解決の道筋を構想できる 〇社会・学問における課題の発見・解決のために、様々な分野の人と協議できる ■■基本を学び、先端に触れる幅広い全学共通教育  全学部生が共に学び、授業を通して複眼的な視点と俯瞰的な視野を培うのが全学共通教育です。そのために、幅広い領域をカバーする科目と、学びやすい環境を用意しています。主体的・対話的で深い学びが実現できるよう、授業は講義型だけではなく、対話型・体験型・フィールドワーク型といった様々なスタ イルで行われます。 ■■学部から大学院まで一貫した教育体系  2019年度に開始した新カリキュラムは、「教養教育」「専門教育」「国際性涵養教育」の3つの柱から構成され、入学から卒業まで切れ目のない縦型教育を行います。この分野横断型カリキュラムによって、「教養」「専門」「国際性」について、全学年を通じて継続的に学ぶことができます。 #図1 (図説明:「知と知の融合」「知の探究」「社会と知の統合」の3つの項目が示され、それらが重なり合う部分に「専門分野のコア」がある。「知と知の融合」の下には「学際融合の推進」、「知の探究」の下には「専門性の探究」、「社会と知の統合」の下には「社会課題の解決」という説明) #図2 (図説明:学部1年から博士4年までの全学年にわたるカリキュラムの在り方①教養教育、②国際性涵養教育、③専門教育の3つの柱のカリキュラムが、それぞれの学年に合わせて配備されている。学部1~2年では、①②③のそれぞれが均等に配分されており、学部3年以上の学年では③専門教育の配分が他の①②よりも多くなる。各学年のカリキュラムのうち、①教養教育と②国際性涵養教育の学部生向けのカリキュラムの一部、③専門教育の学部生向けのカリキュラムの一部は「全学共通教育」に含まれる。) ■■パソコンから ホーム > 教育 p11 ①教養教育 ■学問への扉「マチカネゼミ」  本学で「学び」をスタートさせる新入生が入学後すぐに受講する必修授業であり、大学での学び方や研究に取り組む基本的姿勢などを身につける1クラス15~20名程度の少人数セミナー型の科目です。主体的で創造的な学びへの転換のため、研究者との直接的な対話によって学びへの新たな意識を喚起させ、学部・学科を超えた異分野の学生同士でディスカッションすることによって専門分野へのさまざまな視点を養います。   #写真1 (写真説明:グループごとに作業を行う学生の写真) ■基盤教養教育科目  学問の最先端で生み出されている研究成果をわかりやすく講じ、知的営みの魅力や新たな知の地平を切り開く感動を伝え、教養を広げるとともに、知的世界へと誘います。また、現代社会が抱える諸問題に関心を抱かせ、それらの解決にかかる意欲を湧かせるとともに、そのために必要となる基礎的素養、知識、能力の修得を目的としています。➡人文科学系科目、社会科学系科目、自然科学系科目、総合型科目 #写真2 (写真説明:講義室で授業中に教員に質問する学生) ■情報教育科目  高度情報化社会の構成員としての大学生にふさわしい、情報社会・情報科学の原理、本質、価値、可能性、限界等を理解し、これを使いこなす対応力を修得します。➡大学の情報環境、図書館ガイダンス、インターネット社会における問題、情報セキュリティ、アルゴリズムとプログラムなど ■健康・スポーツ教育科目  健康知識に基づく運動・スポーツの実践力を高め、運動やスポーツを通してリーダーシップや協調性、企画・調整力を含むコミュニケーション力、表現力、自己管理やヘルスリテラシーを含む自己形成力を育成します。➡スポーツ実習A、スポーツ科学、健康科学実習A、健康科学 ■高度教養教育科目  専門分野以外にも視野を広げ、複眼的かつ俯瞰的な視点を持った人材を育て、修得した知識を社会における課題解決に応用できる能力(高度汎用力)を養成します。➡他学部等が開講する専門教育科目、コミュニケーションデザイン科目など ■アドヴァンスト・セミナー  学問への扉「マチカネゼミ」を履修した学生が対象です。担当教員や学生が設定したテーマについて少人数で学習し、学生の主体的な学習をさらに促すフィールドワーク、インターンシップやセミナー等のアクティビティを含む科目です。 ■よくある質問 Ⓠ阪大は単位が取りにくいって本当ですか?Ⓐ授業に出席し、真面目に課題に取り組みさえすれば、そういうことはありません。 p12 ②国際性涵養教育  世界各地域の言語と文化についての幅広く深い理解に基づく実践的な語学力を修得することで、国際化に対応するコミュニケーション能力を養うための科目です。 ■第1外国語  アクティブ・ラーニング等の少人数対面授業の「総合英語」とe-learningによる自律的学習型授業の「実践英語」の2本立て。 #図1 (校正者注:第1外国語のカリキュラムが、以下のように示されている) <総合英語(対面授業)> 1年次前期:週2回の少人数の対面授業。バラエティー豊かな英語授業の魅力に触れられます。 1年次後期:基礎力育成コース・応用力育成コース・高度英語力育成コース 2年次前期・2年次後期:各コースにおいて学期ごとの実力判定によりレベルアップ 3年次以降:3年次以降も多様な英語授業を提供 <実践英語(e-learning)> 1年次前期:PCやモバイルから自律的に学習。サポートスタッフによるきめ細やかな学習サポート。 1年次後期以降:e-learning基礎 2年次前期以降:e-learning応用 3年次以降:3年次以降もe-learningが続けられます。 <英語力判定テスト> (校正者注:各学期末に英語力判定テストがある。) 1年次前期:英語力判定テスト(習熟度別クラス編成) 1年次後期:英語力判定テスト(TOEFL-ITP) 2年次前期:英語力判定テスト(TOEFL-ITP) 2年次後期:英語力判定テスト(最終チェック) ■第2外国語  ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、中国語、朝鮮語、日本語(留学生対象)から選択。※学部により指定があります。 ■選択外国語  英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、ギリシャ語、ラテン語から第1・第2外国語以外を選択。※文学部・人間科学部のみ。 ■グローバル理解  第2外国語の学修によって身につけた語学力を活かしつつ、さらに語学力を伸ばしながら、背景となる文化理解を深め、世界の多様な歴史、文化、社会、科学等についてのグローバルな理解の促進と豊かな教養に基づくコミュニケーション力を育成します。  国際コミュニケーション演習、地域言語文化演習、特別外国語演習、多文化コミュニケーション(留学生対象)から選択。 ■マルチリンガル・エキスパート養成プログラム  2007年の大阪外国語大学との統合により、国立総合大学のなかで外国語学部を有する唯一の存在となった本学にしかできない部局横断的な教育プログラム。文系部局がそれぞれの専門分野の授業を提供し合うことで、多言語・多文化に精通し、現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備えたグローバルに活躍できる人材を育成することを目指します。 [学部プログラムの対象]文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部 [大学院プログラムの対象]文学研究科、人間科学研究科、言語文化研究科、法学研究科、経済学研究科、国際公共政策研究科の修士もしくは博士前期課程 ③専門教育 ■専門基礎教育科目  専門科目を学ぶための基礎を身につける科目群。専門領域の基礎的概念を理解する科目と、それらに関連する科目とに分かれます。 ■専門領域の中核的な科目  P18以降の各学部別ページを参照ください。 p13 ■TOPICS [トピックス] 学部・分野を越え、大阪大学での学び方を学ぼう!学問への扉「マチカネゼミ」レポート  学問への扉「マチカネゼミ」は、1年次の初めに、他学部・他分野の学生とも接しながら、異なったものの見方や課題解決の道筋を意識する場として、「大阪大学における学び」の出発点をなす必修科目です。春~夏学期に約250クラスを開講しており、その一例をご紹介します。 ■■「学問への扉」の履修により期待される効果 ・大学教員との直接対話によって喚起される学びへの新たな意識 ・専門とする分野以外の研究に触れることによる専門分野を見る視野の広がり ・他学部の学生、他分野の先生との交流が育む、分野の壁を越えた学習意欲の向上 ■■Pick UP Seminar①ビブリオバトル入門  5分間で本を紹介し、最後にどの本が一番読みたくなったかを投票しチャンプ本を決める「ビブリオバトル」を取り入れた授業。クラスメンバーの発表を聞くことで、ふだん自分が読まない分野の本に触れることができます。また、本の内容を人に魅力的に伝えるプレゼンを組み立て、設定された時間内に人前で発表する経験を重ねることで、楽しみながらプレゼン力を磨くことができます。 ■■■Point  発表の機会は4回あり、各回にテーマを設定。「ふだん読むもの以外の書物に関心を広げる」という狙いがあることから、これまで読んだことのある本だけでなく、テーマに沿ったおもしろい本を発掘する必要があり、思わぬ形で興味深い本との出会いが待っています! ■■Pick UP Seminar②物理的視点からみた人間活動の本質  一見なんの法則性もないような社会の仕組みや歴史的出来事は、統計物理学の一項目である「べき乗則」により系統的に説明することができます。本授業では「べき乗則」について学ぶことを通して、社会秩序の理解や研究、生活に役立つ知識を習得し、今後の大学生活の充実を目指します。 ■■■Point  理系と文系の学生の混合グループでディスカッションが進められます。物理を題材とした授業ですが、理論の理解に加え、社会における実例等について議論を行うため、理系と文系それぞれの知識を総動員させることとなります。このように他分野の学生と一緒に学ぶことで、多角的なものの見方ができるようになります! #写真5 (写真説明:グループで活動を行う学生たちの様子) ■■学問への扉「マチカネゼミ」受講者の声 ■■■学問がおもしろいと感じた  一見、自分が将来専門とする分野とはまったく異なるように思える分野でも、それに関わるものを探求していくと、これまで気づいていなかったつながりがあることがわかった。 ■■■他学部の学生と一緒に学べて良かった  (文系学部の私が)理系学部の人と交流する機会であり、学部内の友人とは思考や発言内容が違うことに驚いた。学問への扉を通して、広い視野を持って社会に意識を向けることを忘れないようにしたいと思った。 ■■■高校までの学びとの違いがわかった  大学における研究が高校までの学習とどのように異なるかをよく理解できた。具体的な方法論を学び、そのうえで学生の自主的な発表を行う授業形態に慣れることができた。 ■■■アカデミック・スキルズが学べた  課題に対して自ら取り組み、考え、議論できた点が良かった。また、失敗に対してどう改善したら良いかなど、グループで議論し、ひとつの課題を解決する力やコミュニケーション力の大切さを学んだ。 p14 ■自由な発想と研究マインドを育み、さらなる高みを目指すために。 (校正者注:p14とp15は大見出しが見開きで続いて表記されている。) ■■自由な発想による研究を応援「学部学生による自主研究奨励事業」  「早く具体的な研究をしてみたい」「所属学部の分野だけどゼミや研究室に配属されるまで待てない」「所属学部の分野以外で研究したいことがある」。そのような思いをもつ学生の自主研究を支援するため、本学の総力を挙げて、全11の学部が13の部門に分かれ、特色に応じた研究テーマを掲げています。所属学部を越えて好きな研究ができるチャンスもあり、研究活動に必要な研究費を申請できる「自主研究奨励費」、依頼した教員に研究活動を指導してもらえる「アドバイザー教員指導制度」を利用し、自主研究活動を通じて、大阪大学という“知の宝庫”を最大限に活用できます。 ■■■事業フローチャート #図1 (校正者注:事業フローチャートが以下の通り示されている。事業フローチャートは学生とアドバイザー教員によって推進される。) 4月1日:自主研究奨励事業募集開始 募集期間(5月下旬まで):学生はWebへアクセスし(各学部の募集要項をチェックする、必要書類をダウンロード)、研究計画の構想を考え、アドバイザー教員を探す。そこから教員へのアポイント、研究計画の説明、アドバイザー教員の依頼を行う。アドバイザー教員は、学生からアドバイザー教員の依頼を受け(HPに掲載の「先生方への協力のお願い」等の資料を確認)、依頼の受理の判断をし、学生へ返答、研究計画書の指導完成までの確認を行う。学生は研究計画書の作成を行う。この際、研究計画書の作成のための学生とアドバイザー教員とのやり取りがある。その後、5月下旬までに必要書類を希望学部に提出する。 5月下旬:自主研究奨励事業募集終了 6・7月:学生は採用通知を受ける。 7月~12月中旬:学生は自主研究活動を行い、研究成果報告書等を作成する。 1月~2月:学部別自主研究成果発表会 5月(いちょう祭):全学選抜自主研究成果発表会 #写真1 (写真説明:自主研究成果発表会の様子) ■■■自主研究奨励事業の詳細はこちら https://www.osaka-u.ac.jp/ja/education/ug-jishuken ■■世界に羽ばたくイノベーターを養成「大阪大学 Innovators’ Club」  大阪大学Innovators’ Clubは、イノベーション・新規事業・スタートアップ(起業)に興味のある人たちが集まるコミュニティです。大阪大学Innovators’ Clubの各種コンテンツを通してさまざまな経験を積み、学び、仲間と高め合うことでイノベーターとして世界に羽ばたくための場所であり、本学が産学連携で培ってきた事業化支援、知財管理のノウハウ等を学ぶことができます。さらに、大阪大学ベンチャーキャピタルをはじめとするベンチャーキャピタルとの連携によるサポートも実施しています。  これまでにメンバーは、チームを作り自主プロジェクトを立ち上げて、起業家甲子園で優勝するなど、ビジネスピッチコンテストで数々の受賞を勝ち取っています。さらにメンバーの中からは、自らの研究テーマや技術コアの社会実装のため、起業を目指す学生も出てきています。 #図2 (図説明:大阪大学Innovators’ Club の活動の進め方が図示されている。図の左端e-Learning「グロービスのe-Learning「学び放題」を受講してみよう。」、真ん中のピラミッドは下からInnovators’Tallk&Salon「いろんな人の話を聞いてみよう」「いろんなトピックについて語り合おう。」、真ん中には、Innovators’Weekend「あるテーマについて勉強・体験してみよう」とあり、ピラミッドの頂点にはInnovators’Squad「自分のアイディアを形にしてみよう。」とある。図の右端にはInnovators’Tours「ベンチャー企業を訪問したりインターシップをしてみよう。」とある。) ■■■大阪大学Innovators’ Clubの詳細はこちら https://ou-iclub.net/ p15 ■■学生の主体的な学びを育む環境 「コモンズ」  大阪大学では、全国に先駆けて、2009年に豊中キャンパスと吹田キャンパスの図書館に「ラーニング・コモンズ」をオープンしました。「コモンズ」とは「共有のスペース」を意味し、学生がともに学ぶ共有のスペース、つまり学生同士が議論し、知識を深め、ともに考える場です。その機能を強化・進化させていくものとして、「グローバル・コモンズ」や「サイエンス・コモンズ」など、学生のためのアクティブ・ラーニングスペースを数多く設置しています。 ■■■図書館内にあるディスカッション・共同学習の場[ラーニング・コモンズ]  図書館が所蔵する豊富な資料および無線LANを通じた電子資料を活用して自主学習できる場を4つの図書館(総合、生命科学、理工学、外国語)に設置。テーブル・椅子を自由に配置し、ホワイトボードやパソコンを使って、好みのスタイルに合わせた学習空間を作れます。図書館職員の支援や大学院生のラーニング・サポーター(LS)の学習相談等も行っています。 #写真1 (写真説明:ラーニング・コモンズの中の様子。広いフロアに机や椅子がたくさん設置されており、学生たちが利用している。) ■■■学生の「国際性」を育むための共同学習スペース[グローバル・コモンズ]  総合図書館内に設置されており、英語に堪能なLSを配置し、留学生との交流促進をはじめ、多言語・異文化理解を軸にした学習環境づくりに取り組んでいます。学生による英語学習イベントや英語によるディスカッションの場としても提供しています。また、試験期間にはこのスペースを24時間利用可能です。 #写真2 (写真説明:グローバル・コモンズの中の様子。広い机に複数人の学生で集まり作業をしている。) ■■■研究発表や科学実験を通して科学に触れる[サイエンス・コモンズ]  全学教育推進機構の実験棟に設置されており、科学映像の上映やサイエンスの研究発表、実験機器の体験などを通して科学に触れることができます。1階にはイベントや自主学習の場として使える「DAICEL Studio, Science Studio B」、高度実験機器が設置された「Science Lab A, B, Science Analysis Lab」があり、3階にはオープンな実験スペース「MultiLab, MultiLab Mini」があります。 #写真3 (写真説明:サイエンス・コモンズの様子) ■■■学生×留学生×教職員の知的交流を活性化[ステューデント・コモンズ]  全学教育推進機構の総合棟Ⅰの1、2階にある共同学習スペース。カフェや自習スペースのある「カルチエ」は、全域で無線LANが利用可能。「カルチエ・ミュルチラング」は多言語カフェなどの言語活動や開放型イベントにも利用できます。2階にある4つのセミナー室は、さまざまなスタイルの授業や小規模イベントに利用することができます。 #写真4 (写真説明:ステューデント・コモンズの様子を示される。学生たちが学習を行っている。) ■■■多様な情報技術で自由なディスカッションを促進[サイバーメディア・コモンズ]  吹田キャンパスのサイバーメディアセンター内にあるアクティブ・ラーニングスペースで、サイバーメディアセンターの多様な情報技術を活かして学生の主体的な学修を支援。世界最高水準の大規模立体可視化システムが設置されたレクチャールーム「Mishite’(ミシテ)」や3Dプリンター等の高性能機器を使える「i→Re(イーレ)」などの施設が利用できます。 #写真1 (写真説明:サイバーメディア・コモンズの様子。室内全体は黒と白を基調とした空間になっており、学生たちが利用している。) p16~17 ■学部インデックス (校正者注:p16~p17では、「学部インデックス」として、各学部の基本情報が示されている。) ■■文学部(p18) 学科・専攻:人文学科 キャンパス:1~4年次まで豊中キャンパス 1年次学生数:175人 入学定員:165人 男女比:男46%、女54% 学びのキーワード:哲学、思想、倫理、歴史、地理、文化、言語、文学、芸術、美術、音楽、演劇、日本、国際、比較 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(国語、社会、英語、ドイツ語、フランス語)、高等学校教諭一種免許状(国語、地理歴史、公民、英語、ドイツ語、フランス語)、学芸員 ■■人間科学部(p20) 学科・専攻:人間科学科 キャンパス:1~2年次夏まで豊中キャンパスで、2年秋~4年次秋から吹田キャンパス 1年次学生数:146人 入学定員:137人 男女比:男40%、女60% 学びのキーワード:文理融合、人間、人類、共創、行動、心理、社会、教育、共生、、文化、ジェンダー、福祉、国際協力、ボランティア、安全、防災、実践、観察、フィールドワーク、公認心理師、認定心理士 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(地理歴史、公民)、公認心理師※、認定心理士、社会調査士(※公認心理師の資格は、学部のみならず大学院において所定の科目を修めてその課程を修了する必要があります。) ■■外国語学部(p22) 学科・専攻:外国語学科 中国語専攻/朝鮮語専攻/モンゴル語専攻/インドネシア語専攻/フィリピン語専攻/タイ語専攻/ベトナム語専攻/ビルマ語専攻/ヒンディー語専攻/ウルドゥー語専攻/アラビア語専攻/ペルシア語専攻/トルコ語専攻/スワヒリ語専攻/ロシア語専攻/ハンガリー語専攻/デンマーク語専攻/スウェーデン語専攻/ドイツ語専攻/英語専攻/フランス語専攻/イタリア語専攻/スペイン語専攻/ポルトガル語専攻/日本語専攻 キャンパス:1年次に豊中キャンパスで、2年次~4年次に吹田キャンパスで授業が行われる 1年次学生数:615人 入学定員:580人 男女比:男42%、女58% 学びのキーワード:言語、文学、文化、社会、歴史、国際関係、政治、経済、思想、芸術、日本語教育、外国語教育、地域研究 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(国語、中国語、ウルドゥー語、ロシア語、ドイツ語、英語、フランス語)、高等学校教諭一種免許状(国語、中国語、韓国・朝鮮語、タイ語、ウルドゥー語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語、スワヒリ語、ロシア語、ハンガリー語、デンマーク語、スウェーデン語、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語) ■■法学部(p24) 学科・専攻:法学科/国際公共政策学科 キャンパス:1~4年次に豊中キャンパス 1年次学生数:264人 入学定員:250人 男女比:男64%、女36% 学びのキーワード:法学、法律、政治、経済、国際、政策、行政、知財、NPO・NGO、社会、公共、正義、紛争解決、EBPM、外交、安全保障、環境 取得可能な資格:高等学校教諭一種免許状(公民) ■■経済学部(p26) 学科・専攻:経済・経営学科 キャンパス:1~4年次に豊中キャンパス 1年次学生数:228人 入学定員:220人 男女比:男80%、女20% 学びのキーワード:ミクロ経済、会計、マクロ経済、経済史、統計、財政、金融、国際経済、労働経済、都市・地域経済、経済学史、経済発展、計量経済、公共経済、経営管理、組織論、経営戦略、ファイナンス、マーケティング、経営科学、データマイニング、経営史 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(社会)、高等学校教諭一種免許状(公民) ■■理学部(p28) 学科・専攻:数学科/物理学科/化学科/生物科学科生物科学コース/生命理学コース キャンパス:1~4年次に豊中キャンパス 1年次学生数:275人 入学定員:255人 男女比:男82%、女18% 学びのキーワード:微分積分、線形代数、複素関数、集合、位相、電磁気、量子、素粒子、宇宙地球、物性、無機化学、有機化学、高分子、分析化学、生化学、発生、細胞、神経、DNA、生物時計 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(数学、理科)、高等学校教諭一種免許状(数学、理科) ■■医学部(p30) 学科・専攻:医学科、保健学科 看護学専攻/放射線技術科学専攻/検査技術科学専攻 ■■■医学科 キャンパス:1~2年次夏に豊中キャンパスで、2年次秋~6年次に吹田キャンパス 1年次学生数:100人 入学定員:100人 男女比:男83%、女17% 学びのキーワードは生命、幹細胞、がん、ウイルス、細菌、人体、解剖、生理、生化、薬理、病理、免疫、感染症、神経科学、社会医学、ゲノム、スポーツ科学、臨床医学、人工知能、再生医療 取得可能な資格:医師 ■■■保健学科の看護学専攻/放射線技術科学専攻/検査技術科学専攻 キャンパス:1~2年次夏に豊中キャンパスで、2年次秋~4年次に吹田キャンパス 1年次学生数:165人 入学定員:160人 男女比:男20%、女80% 学びのキーワード:看護、保健、緩和ケア、在宅医療、地域包括ケア、精神保健、生命育成、放射線検査技術、医用工学、放射線治療、画像処理、磁気共鳴、核医学、生体イメージング、検査医学、健康科学病態情報解析学、分子情報科学、形態・生理検査学、ゲノム検査医学、チーム医療 取得可能な資格:養護教諭一種免許状(養護)、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師 ■■歯学部(p34) 学科・専攻:歯学科 キャンパス:1~2年次夏に豊中キャンパスで、2年次秋~6年次に吹田キャンパス 1年次学生数:53人 入学定員:53人 男女比:男43%、女57% 学びのキーワード:歯科医学、歯周病、むし歯(齲蝕)、再生医学、ゲノム創薬、AI、IT、生体材料学、機能性材料、分子生物学、遺伝子工学、発生工学、マウスジェネティクス、骨・軟骨代謝学、免疫学、感染防御、矯正歯科、口腔外科、インプラント、小児歯科、審美歯科、口腔がん、口唇口蓋裂、障がい者歯科、予防歯科 取得可能な資格:歯科医師 ■■薬学部(p36) 学科・専攻:薬学科 キャンパス:1~2年次夏に豊中キャンパスで、2年次秋~6年次に吹田キャンパス 1年次学生数:80人 入学定員:80人 男女比:男67%、女33% 学びのキーワード:有機化学、生命、医療、創薬、構造化学、分子生物学、がん、化粧品、ワクチン、ナノ科学、死因究明、核酸化学、再生医学、遺伝子治療、iPS細胞、ドラックデリバリーシステム、神経疾患、核酸医薬、免疫療法、機能性食品 取得可能な資格:薬剤師 ■■工学部(p38) 学科・専攻:応用自然学科、応用理工学科、電子情報工学科、環境・エネルギー工学科、地球総合工学科 キャンパス:1年次に豊中キャンパスで、2年次~4年次に吹田キャンパス 1年次学生数:848人 入学定員:820人 男女比:男86%、女14% 学びのキーワード:化学、マテリアル、環境、エネルギー、生命、バイオエンジニアリング、電子デバイス、太陽電池、ナノテクノロジー、光化学、情報・通信、エレクトロニクス、ロボティクス、電気、電力、光(レーザー)、プラズマ、通信、船舶、インフラ、建築 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(数学、理科)、高等学校教諭一種免許状(数学、理科、情報、工業)、電気主任技術者、一級建築士、一級土木施工管理技士、一級建築施行管理技士、測量士・測量士補、ダム水路主任技術者、ダム管理主任技術者、建築設備検査資格者 ■■基礎工学部(p40) 学科・専攻:電子物理科学科、化学応用科学科、システム科学科、情報科学科 キャンパス:1~4年次に豊中キャンパス 1年次学生数:451人 入学定員:435人 男女比:男93%、女7% 学びのキーワード:電子・光、物性物理、エレクトロニクス、物質、生命、エネルギー、環境、システム、ソフトウェア、ナノ、半導体、量子、流体、生物工学、情報、IoT、人工知能・機械学習、ネットワーク、拡張現実、ロボティクス、数理モデル、統計数理、数理計量ファイナンス 取得可能な資格:中学校教諭一種免許状(数学、理科)、高等学校教諭一種免許状(数学、理科、情報) p18 ■School of Letters 文学部 人文学科 入学定員165人 ■■人間が生み出すあらゆる文化を見つめ直す 文学部の学問とは、人間の営為をさまざまな方向から考えるものです。例えば絵画、彫刻、音楽、さらに最近ではコンピュータなど、人間が築いてきた文化・歴史、そのあり方を幅広く深く考える学問を目指しています。学科名を「人文学科」としていること、日本学・演劇学などユニークな専修を揃えていることも、その精神の表れです。前世紀から積み残した課題の解決が迫られている21世紀は、人間の叡知が改めて問われる時代です。今こそ、先人たちの知に学ぶことが必要なのです。 ■■教育システム ■■■人文学科 外国語教育に重点を置き、世界の文化に目を向ける  大きな特徴は1年次から外国語教育を重視している点。第1外国語は原則として英語、第2外国語はドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語・朝鮮語・イタリア語・スペイン語の中からひとつを選択、さらにラテン語・ギリシア語を加えた中から選択外国語としてもう1言語を選んで学ぶことができます。本学部の学習ではどの専門分野においても外国語の文献にあたる必要があり、読解力が必要とされるためです。  学生が専修を選ぶのは1年次の11月頃(各専修への分属は2年次)。その前に開講される「文学部共通概説」では、30人あまりの教員が交代でそれぞれの研究・専修の概要を紹介しているので参考にしてください。文学部の授業科目は講義・ゼミ・実習の3つの授業形態で、より深い研究を進めます。また所定の単位を取得すれば、中学・高校の教員免許(国語・社会・英語など)や博物館学芸員資格を取得できます。 ■■■専修紹介 20専修から6専修をピックアップしてご紹介します ■■■■倫理学  倫理学は哲学の一分野で、人が社会の中で他者と関わりながら生きることの意味について考えます。善悪、正義、価値、規範、自由、応用倫理、他者、ジェンダー/性、人種/エスニシティ、暴力、対話など、現代社会に通じる多彩なテーマを扱い、異領域の学問を横断して考えられる知的人材を育てています。 ■■■■東洋史学  中国・中央ユーラシア・海域アジアの3領域を扱う日本唯一の歴史学専修です。漢籍ほか多言語史料とフィールドワークを合わせた研究・専門教育を行うとともに、グローバルヒストリー研究や世界史教育にも取り組み、研究者・国際人の養成に成果を上げています。 ■■■■日本語学  話し言葉と書き言葉、方言や性差・年齢差による言葉の違い、ネイティブではない話者の使う日本語、他言語との比較などがおもなテーマです。母語である日本語を客観的に研究することで、新たな発見、意識していなかった日本語に出会うことができます。 ■■■■中国文学  中国前近代の文学に重点を置いて教育・研究を行っています。浅見洋二(あさみ ようじ)教授は唐・宋の詩と詩論などを専攻。講義では、中国文学史や唐宋の詩学を取りあげて論じています。演習では、宋の文人蘇軾や陸游の詩を学生とともに読み進めています。 ■■■■ドイツ文学  ドイツ・スイス・オーストリアをはじめとして、中東欧に広がる歴史的なドイツ語文化地域を研究対象と位置づけ、文学から、思想、芸術、生活文化まで幅広い視野で研究しています。小規模な専修ならではの、“共に学ぶ”自由な雰囲気を大切にしています。 ■■■■美術史学  絵画・彫刻・工芸・写真・建築・庭園などあらゆるイメージを研究対象とし、文字資料だけでなく「モノ」から歴史を探求します。研究手法はさまざまですが、印象や先入観にとらわれない実証的な研究がモットー。すべては「見る」ことから始まります。 (校正者注:p18右側には複数の写真と表がある。) #写真1 (写真説明:倫理学の授業風景) #写真2 (写真説明:文学部共通概説) #表1 (表説明:文学部に含まれる学科目・専修の一覧。以下、学科目名に続けてその専修を記す。 人文基礎学:哲学・思想文化学、倫理学、中国哲学、インド哲学 歴史文化学:日本史学、東洋史学、西洋史学、考古学 地域文化学:日本学、人文地理学 言語基礎学:日本語学 文学表現学:日本文学・国語学、比較文学、中国文学、英米文学・英語学、ドイツ文学、フランス文学 芸術文化学:美学・文芸学、音楽学・演劇学、美術史学) (校正者注:p18最下部には情報のリンク、入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p19 (校正者注:p19上部には、雲崗石窟の写真。) ■■Topics ■■■文学研究科 アート・プラクシス人材育成プログラムの実施  文学研究科では、文化庁「大学における文化推進事業」の採択を受け、2019年度からアートを活用した社会人教育プログラム「徴しの上を鳥が飛ぶ―文学研究科におけるアート・プラクシス人材育成プログラム」を開始しています。これは現代世界の人文学的課題に向き合う方法を、演劇、音楽、美術、芸能など多岐にわたる芸術ジャンルのパフォーマンスやイベントの制作業務に実践的に関わりながら学ぶプログラムで、多くの社会人・学生が学んでいます。 #写真1「森村泰昌(もりむら やすまさ)大阪大学特任教授のレクチャー受講風景(「モリムラ@ミュージアム」にて)」 (写真説明:美術作品が展示された室内で学生たちがレクチャーを受ける様子。) ■■■研究・教育プロジェクト くずし字学習アプリを開発  明治時代以前の日本文学・日本文化を研究しようとすれば、「くずし字」と呼ばれる文字を読む必要があります。文学部では、スマートフォンやタブレットを利用して効率的にくずし字の読み方を学習できるアプリケーション“KuLA”を開発しました。開発に当たっては、文献学・国語学・人文情報学の知見を融合させています。幸いなことに、海外を含む多くの日本研究者の注目を集めるだけでなく、一般の方にもご好評をいただき、2020年1月26日現在で、13.9万ダウンロード数を達成しています。 #写真2「スマートフォン版くずし字学習支援アプリ”KuLA”のトップページ。」 (写真説明:くずし字学習支援アプリ”KuLA”の画面。アプリ説明の初心者マークのアイコンや検索の虫眼鏡のアイコンなどが画面中央に縦に並んでいる。) ■■■出土文化財の保存と活用 野中古墳プロジェクトの推進  2019年7月、大阪の百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群がユネスコの世界文化遺産に登録されました。その構成資産のひとつ、藤井寺市野中古墳は1960年代に文学部が発掘調査を行いました。出土したヨロイ・カブトをはじめ多数の鉄製武具・武器類は、5世紀に大阪平野を拠点に発展したヤマト政権の力を示す第一級の資料で、国の重要文化財に指定されています。文学部が保管するこれらの出土品は、日本だけでなく人類共有の貴重な文化遺産として、その研究と活用に大きな期待が寄せられています。 #写真3「世界文化遺産の野中古墳から出土した甲冑群(重要文化財)」 (校正者注:p19下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:三谷教授の顔写真) 三谷 研爾(みたに けんじ) 大学院文学研究科長・文学部長 専門分野: ドイツ文学 分野名にとらわれない、自分流の研究を  分野名からは、もっぱらドイツの文学作品を解釈していると思われがちですが、さにあらず。複数の民族・言語が混在する中欧を取り上げ、ナショナリズム対立、都市化に対抗するさまざまなモダニズムの芸術実験を追っています。「形に入りて形を出づる」、つまり専門知を身につけ、同時にそこから踏みだす自分流の術(ワザ)を工夫してこそ文学部です。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:山本さんの顔写真) 山本 悠(やまもと ゆう) 滋賀県立膳所高校 出身 人文学科4年生(日本語学専修) 「広く」も「深く」も学べる環境  大阪大学の文学部の魅力は、「広く、深く」学べるところだと感じます。他専修の授業が受講しやすく、幅広い分野の学びを得ることができます。さらに、教員や大学院生との距離が近く、少人数授業も充実しているため、専門を深めていく環境も整っています。興味の幅が広い人も、1つの分野を極めたい人も、満足できる環境だと思います。 ■■よくある質問 Ⓠ本が好きな学生が多いって本当ですか?Ⓐ普通の本はもちろんですが、映画や美術・音楽作品、古文書や地図などに取り憑かれる人も多いようです。 p20 ■School of Human Sciences 人間科学部 人間科学科 入学定員137人 ■■豊かに生きられる社会のために、“人間とは”を探究 人間科学部の学問対象は「人間」です。人文学・社会科学・自然科学を横断した視点から、人間のさまざまな側面にアプローチします。人間の行動や心理のあり方や、社会、文化やジェンダーとはなにか、といった基礎的な研究をはじめ、学校教育、老人福祉、国際協力と開発、紛争と災害からの復興支援などの現実的課題まで幅広く対象として、<人間とはなにか>を研究しています。本学部は、日本で最初の「人間科学部」として1972年に誕生。2016年には改組の結果、共生学科目と未来共創センターが誕生しました。 激動する時代と世界の動向を見据えつつ、人間が人間らしく生きられる社会づくりに貢献しています。 ■■教育システム ■■■人間科学科 実践的な研究から、人間のあり方と社会を創造  入学後の1年半は、人間科学の専門的な基礎科目を学ぶとともに、学際性と国際性の基盤となる幅広い知識を身につけるために、共通教育科目も学びます。同時に人間科学の基礎となる知識も学びます。2年次の後半以降は、以下に紹介する4つの学科目に分かれ、それぞれの専門分野の探究に取り組んでいきます。  4つの学科目には指定の選択科目があり専門分野を探究する一方、自由選択科目では自分の興味にあわせ人間科学の諸分野から好きな講義・ゼミに参加することができます。共通しているのは、どの分野でも「現場主義」が重視されることです。人間科学科の扱う領域は常に現代社会とリンクしています。医療や学校、ボランティア団体などにフィールドワークとして実際に足を運ぶこともあり、より実践的な研究を行います。 ■■■学科目紹介 “人間とは何か”を探究する4つの学科目をご紹介します ■■■■行動学科目  人はなぜその行動をとるのか?多様な人間行動をあらゆる側面から見つめ、そこにまつわる因果関係を解明していきます。サルと人間の比較、新生児から高齢期までの行動発達、集団行動、生活の安全性や快適性の向上、環境心理など、研究の対象はさまざま。心理学、神経科学、生物学、統計学などのサイエンスの目を通して、ヒトと人の行動のさまざまな側面について仮説を立て、それを実験・観察・調査・面接といった方法で検証。科学的な分析力を身につけるとともに、「人を知る」ことで社会に貢献できる人材を育成します。 ■■■■教育学科目  人間が成長していく過程と、それをサポートする教育・学習環境について研究を行っています。教室やカウンセリングの場などの具体的な場面で、どう人を育てたり、教育的介入を行ったりするかという臨床的な問題を考えるとともに、教育メディアや学校の制度といった社会インフラ、システム、環境的側面にも目を向け、現状の分析や改良・改善の方策を探ります。また家庭や地域社会、職場など、人間が生活する場所はすべて教育の場として捉え、学校教育だけに留まらない、人の生涯にわたる広い意味での「人間形成」について多角的に探求します。 ■■■■社会学科目  現代社会で私たちが直面する諸問題を研究します。[現代社会]グループでは、社会学理論をもとに現代社会の課題についての学びを深めます。[文化]グループではジェンダー、メディア論、サブカルチャーなどを探究します。[調査]グループでは、社会調査データの計量分析で本質に迫ります。[福祉社会]グループでは福祉制度と市民社会のあり方を考えます。[現代人間学]グループでは、主に20世紀以降の諸思想・哲学をベースに、現代社会が抱える問題について考究します。[人類学]グループでは、アート、科学技術、国際協力などについて当事者目線で国際的視野から考えます。 【共生学科目】  共生とは、「民族、言語、宗教、国籍、地域、ジェンダー・セクシュアリティ、世代、病気・障がい等を含む、さまざまな違いを有する人びとが、それぞれの文化やアイデンティティの多元性を互いに認め合い、対等な関係を築きながら、ともに生きる」ことを意味します。今、「人間が人間らしく生きる」とはどういうことかという原点に立ち返り、他方では21世紀のグローバル社会の状況を反映した「共生学」を構築する営為を続けつつ、私たちが直面している「共生」という課題に対する理論的・実践的解を、アクティブに探究・案出できる人材の養成を目指します。 #写真1「学内留学」のような国際色豊かな教室」 (写真説明:留学生が多く受講する授業の様子) #写真2「子ども向けワークショップの制作演習」 (写真説明:教室に集まり作業する子どもや学生の様子) #写真3「サイバーメディア室」 (写真説明:たくさんのパソコンが設置された室内で、調べものや作業を行う学生たちの様子) #写真4「視覚障害の体験実習」 (写真説明:目隠しをして白杖をもち、道路を歩く学生たちの様子) #表1 (表説明:人間科学科(学科)に含まれる学科目。学科目には、行動学科目、社会学科目、教育学科目、共生学科目がある。) (校正者注:p20最下部には情報のリンク、入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 人間科学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p21 (校正者注:p21上部には、人間科学部での授業や活動の様子が10個ほどの写真で示されている。写真の内容としては、講義、実験室、実験器具、ディスカッション、グループ活動、模型作り、・クラブ・サークル活動、海外の現地住民との交流などである。) ■■Topics ■■■公認心理師・臨床心理士の養成 多様な観点から心に触れる  国家資格の公認心理師の受験資格を取得できるプログラムを開設しています。このプログラムでは、人間科学部のさまざまな研究分野での専門的な学習に加えて、副専攻的に心理実習(学部)・心理実践実習(大学院)などの実践的科目を履修することで受験資格の取得を目指します。また、臨床心理学分野には附属の心理教育相談室があり、カウンセリングやプレイセラピーを行っています。臨床心理学分野の博士前期課程を修了し、所定の単位を取得すれば、臨床心理士の受験資格が得られる一種指定大学院です。 #写真1「箱庭療法の実習風景」 (写真説明:室内で模型を作る学生たちの様子。) ■■■防災見守り共同研究 ITを用いた安心社会の仕組みづくりを推進 企業等連携組織による実験設備「独立電源通信網みまもりロボくんⅢ実験機(現在は「たすかんねん」に名称変更)」3台を吹田キャンパスに設置し、本学が開発したスマホアプリ「未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)」を活用し、避難所情報等にかかわる被災者と支援者の双方向通信を通じた被災地支援の仕組みづくりを進めています。平常時には観光情報や高齢者・子どもの見守り等にかかわる防犯情報の双方向通信を通じた観光推進・安全安心を目指して取り組んでいます。大阪府内では、自衛隊、行政、企業、市民と連携し、学生も参加して「災救マップ」を使った避難演習もしています。 #写真2「みまもりロボくんⅢ実験機(現在は「たすかんねん」に名称変更)設置完成披露式」 (写真説明:開発された実験機の式典の様子) ■■■長期にわたる研究 サルはヒトをうつす鏡  本学部のなかには、野生のニホンザルの行動観察を続けている研究室があります。60年以上前の1958年から、岡山県の神庭の滝自然公園近辺に生息するニホンザル集団の一頭ずつの顔を覚えて名前を付ける個体識別を行い、すべてのサルの生年月日と母系血縁がわかっています。子育てや母子関係、社会的交渉能力などさまざまなテーマで行動研究を行い、世界に発信しています。進化の隣人であるサルたちを見つめ、サルとヒトが近い存在であることを体感しながら、ヒトの本性の理解に近づきます。 #写真3「ニホンザルの行動研究(高齢の祖母25歳と初産の母6歳、生後5ヶ月の孫娘)」 (写真説明:自然環境の中でたわむれるサルたちの様子。) (校正者注:p21下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:臼井教授の顔写真) 臼井 伸之介(うすい しんのすけ) 大学院人間科学研究科長・人間科学部長 専門分野: 安全行動学・産業心理学 現場主義を重視した教育  現代社会は、少子高齢化、貧困、教育格差、事故災害など多くの問題を抱えています。私たちはそのような人間がかかわる諸問題に、行動学、社会学、教育学、共生学などの立場から接近し、収集したデータを科学的に分析・解明した結果を、広く社会に還元しようとしてします。そのため研究室にとどまらず、実社会で学び研究を行う現場主義を重視した教育を行っています。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:田嶋さんの顔写真) 田嶋 彩惠 東京都立西高校 出身 人間科学科4年生(教育工学) 自分が面白いと思う学問に出会えた  国立大学で社会・心理・教育など人に関する学問がしたいと思い、関東出身ですが、歴史がある大阪大学の人間科学部を志望しました。学生の人数に対して研究室が豊富であるのも決め手のひとつでした。授業は学部の名の通り、「人間」から離れることがありません。ひとつの生物からこんなにも幅広いことが学べるのだと感じ、興味の幅が広がり、自分が面白いと思える学問に出会えました。 ■■よくある質問 Ⓠ研究分野がいろいろあって、選ぶのに迷いませんか? Ⓐ人間科学部では最初の1年半で多くの研究領域が体験できます。その後、興味のある専門分野を選んでください。 p22 ■School of Foreign Studies 外国語学部 外国語学科 入学定員 580人 ■■言語と文化、外国に関するエキスパートを育てる  大阪外国語大学と大阪大学の統合によって生まれた外国語学部。日本で唯一の総合大学における外国語学部であり、言語教育と言語を基底とした語圏学を教授する国内屈指の専門機関です。25の専攻言語のうち、スワヒリ語、ハンガリー語、デンマーク語、スウェーデン語は日本において本学部でしか学べません。本学部では、専攻言語を習得するだけでなく、その言語を介して世界諸地域の文化や社会、歴史、文学などを学びます。異文化社会の人びとの考え方や価値観を深く知り、その知を活かして世界で活躍できる人材を育成することが、本学部の目標です。 ■■教育システム ■■■外国語学科 少人数制を基本とした、徹底的な言語および文化教育  1年次は豊中キャンパスで全学共通教育と専攻言語(初級)の授業を受けます。2年次になると箕面キャ ンパスに移って、専攻言語(中級)と各語圏の文化社会を深く学んでいきます。  外国語学科の教育の大きな特色の1つ目は、4年一貫の徹底した語学教育です。1年次に初級、2年次に中級、3・4年次に上級を学びますが、すべて到達度目標が設定されています。専攻言語は日本語を含めて25言語ですが、それ以外に選択して学べる研究外国語も含めると約60言語が教授されています。  特色の2つ目は、専攻言語教育と並行して行われる各語圏の文化や社会、歴史、文学に関する専門的な教育です。とくに3・4年次ではその比重が高まり、既に習得した語学力を活かして研究に取り組みます。  日本語を除く24の専攻言語には、原則として日本人3名とネイティブスピーカー1名の少なくとも4名の専任教員を配置しています。英語や中国語など学生数の多い専攻語にはより多くの専任教員を配置し、少人数制を基本とした授業を行っています。  本学部のキャンパスを歩くと、教室だけでなくさまざまな場所から世界のいろいろな言葉が聞こえてきます。時には、エスニック料理の香りが漂ってくることもあります! 外国人教員や留学生の出身地もじつに多彩であり、まさにダイバーシティを体現しているキャンパスです。この環境で、真の国際人を育てる努力を続けているのです。 ■■■専攻紹介 25専攻から4専攻をピックアップしてご紹介します ■■■■英語専攻  世界共通の主要言語である英語を専攻する面白さは、研究課題や卒業後の進路の幅広さにあります。卓越した英語力を駆使しつつ、柔軟な思考力を育み、自分が打ち込める分野で最先端の学問を究めることは、将来の可能性を大きく広げます。卒業生は、商社、銀行、メーカー、官公庁、IT、広告、マスコミ、通訳・翻訳、高校・大学教員など、多彩な領域で活躍しています。 ■■■■フィリピン語専攻  フィリピンは太平洋に面した日本の隣国です。大航海時代よりスペインの統治とキリスト教化を経験し、そのあとアメリカによって民主主義と英語を植えつけられましたが、フィリピン語という独自の国語で国造りをしてきました。グローバル世界の中で個性的に飛躍するフィリピンを学ぶことは、世界の秘密の一端を解き明かすことでもあります。 ■■■■ドイツ語専攻  ドイツ語は、ドイツ、オーストリア、スイスなどで使用されている重要な言語です。ヨーロッパの文化や学問の発展にも寄与してきました。ドイツはEUの重要なメンバーであり、経済・産業分野でも大きな役割を果たしています。本専攻で学ぶ学生の多くは交換留学によって現地で学び知見を広げ、卒業後は進学したり、国内外の企業で活躍しています。 ■■■■日本語専攻  留学生(約25%)と日本人学生が日本語学・日本語教育・日本文化学を中心に学んでいます。日本人学生はおのおの本学部の日本語以外の24専攻言語から1つをその専攻の学生とともに学びます。留学生を含めると毎年約4割の学生が留学し、有給で日本語を教えに行く人もいます。卒業後は、起業、大学院、官公庁、企業等々、世界中で活躍しています。 #写真1「緊張と緩和の入り交じった授業風景」 (写真説明:学生たちが授業を受ける様子。) #写真2「夏まつりのステージ(スワヒリ語専攻)」 (写真説明:屋外のステージの上でポーズをとる学生たちの様子) #表1 (表説明:ここでは、外国語学部・外国語学科の専修が記されている。専修には、中国語専攻、朝鮮語専攻、モンゴル語専攻、インドネシア語専攻、フィリピン語専攻、タイ語専攻、ベトナム語専攻、ビルマ語専攻、ヒンディー語専攻、ウルドゥー語専攻、アラビア語専攻、ペルシア語専攻、トルコ語専攻、スワヒリ語専攻、ロシア語専攻、ハンガリー語専攻、デンマーク語専攻、スウェーデン語専攻、ドイツ語専攻、英語専攻、フランス語専攻、イタリア語専攻、スペイン語専攻、ポルトガル語専攻、日本語専攻がある。) (校正者注:p22最下部には情報のリンク、入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p23 (校正者注:p23上部には、英語の辞書を引く様子が写真で示されている。) ■■Topics ■■■グローバル人材の育成 マルチリンガル・エキスパート養成プログラム(MLE)の実施  専攻語の運用能力を極めるとともに、専門的に学びたい学問分野について体系的に学修できるように、外国語学部ではMLEというプログラムを文系他学部と協力して開設しています。文学部では人文学(グローバル・アジアスタディーズとグローバル・ユーロスタディーズ)、人間科学部では人間科学(共生の生態)、法学部では法学・政治学、経済学部では経済学・経営学のコースを履修することができます。総合大学にある外国語学部ならではのプログラムです。積極的に履修してほしいと思います。 #写真1「英語プレゼンの構成に関する相談に対応」 (写真説明:教員に相談する学生の様子) ■■■イベント 外国語学部伝統の語劇祭  大阪外国語大学時代から続く「語劇祭」。大阪大学外国語学部になった今も、外国語学部同窓会「咲耶 会」の支援も受けながらしっかりと受け継がれてきています。「知らない言語で劇をされても…」と思うかも知れませんが、心配要りません! 舞台の端には「字幕」がちゃんと映し出されるようになっています。各専攻語は夏頃から本格的な練習を始め、11月の本番に備えます。学年を超えて協力しながらひとつの劇を作り上げていくので、専攻語の結束力も強まります。語学の運用能力の腕試しの機会にもなっています。 #写真2「2019語劇祭(ペルシア語劇)」 (写真説明:広い室内でスクリーンに映像映し出され、学生たちが鑑賞する様子) ■■■語学力育成 専攻言語教育のための“客観的な到達度評価制度”  本学部で専攻する言語を使ってどんなことができるようになるのでしょうか。本学部では、専攻語教育において読む・書く・聞く・話す能力がいつ頃どの程度身につくのか、学年別到達度目標を25の全専攻言語で設定して公開しています。これは国内の大学で初めてのことです。この枠組みは「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)」を参考にしているので、留学や将来の計画をたてる際にも活用できます。他にも、本学部のスタッフが現地で撮影した映像を教材化して活用するなど、ユニークな試みにより学習をサポートしています。 #写真3「2019語劇祭(デンマーク語劇)」 (写真説明:映像を生たちが鑑賞する様子) (校正者注:p23下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:竹村教授の顔写真) 竹村 景子(たけむら けいこ) 言語文化研究科教授/外国語学部長 専門分野:スワヒリ語学・文学・文化論 言語をもとに、地域そのものを理解する  外国語学部では専攻語として日本語を含む25言語を教授・研究しています。学生は、言語だけではなく、その言語が話されている国・地域の文化、歴史、社会状況、その言語で書かれている文学などについても学びます。国際的な言語のみで世界のあり方を理解したつもりにならず、言語を基底として地域を理解することで、よりグローバルな感覚を身につけてもらいたいと思っています。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:鈴木さんの顔写真) 鈴木 令奈 市立札幌旭丘高校 出身 外国語学科4年生(ロシア語専攻) 語学や文化について幅広く学べる場  外国語学部に入ってみて良かったと思うことは、専攻以外の言語や文化についても意欲次第でたくさん学べることです。語学や文化について幅広く興味がある方には良い選択肢のひとつだと思います。各キャンパスには多様な興味、専門を持つ人びとがいるので、サークル等でいろいろな学部の学生と交流するのも楽しいと思います。 ■■よくある質問 Ⓠ語学以外にどのようなことを学びますか?Ⓐ1・2年次に基礎的な語学運用能力を身につけ、3・4年次は各自その能力を駆使し、言語・文学・文化等の専門的な学習をします。 p24 ■School of Law 法学部 法学科 入学定員 170人、国際公共政策学科 入学定員 80人 ■■多面的に捉える、論理的に考える、夢と感受性を持つ 法、政治、そして経済は、地域社会から国際社会に至るまで、人々の生き方や社会のあり方を大きく規定します。社会の中のさまざまな価値観の違いを理解し、異なる価値間の調整を行いつつ、一定の価値基準に基づきながら、法、政治、そして経済の仕組みを通じて、社会の秩序を構想していくことができる知識と思考力を備えた人材を育成すること、法曹界・公務員・民間企業・NPO・シンクタンク・学界など社会のさまざまな分野において活躍していくことができる「高度な専門性と深い学識」「教養」「デザイン力」「国際性」を備えた人材を育成していくことを目指しています。 ■■教育システム ■■■法学科 論理的思考と問題分析・解決手法を現代社会で活かす  入学して最初のうちは、高度専門職業人として必要な教養を身につけるために幅広い学問分野の基礎的な知見を学ぶことが中心となります。また、国際性を備えるために2つの外国語を履修します。  1年次の後半から本格的に始まる専門課程においては、主として法学と政治学を学びます。多様な価値観が交錯する社会のなかに、バランスのとれた秩序をつくり出していくうえで、今日、これら2つの長い歴史を経た学問分野のもつ意味はますます大きくなっています。法学や政治学を学ぶことによって身につけた知識と論理的思考力、そして問題の分析・解決手法は、法曹界や学界はもとより、社会のどのような分野においても、責任のある行動をとるうえで大いに役立つことでしょう。本学科は、実定法・基礎法・政治学の各系統において、基本科目の内容を充実させることに力を入れています。そして、学年の進行に合わせて、入門から基礎を経て応用へ、歴史や思想から論理分析を経て実態・周辺理解へと、法学・政治学を無理なく学べるようカリキュラムの編成を工夫しています。また、本学部で学ぶのに必要な力(文献を読み、答案やレポートを書く力)を身につけ、社会人として大事な対話力やプレゼンテーション能力を向上させるための少人数科目(演習科目)を1年次から4年次まで用意しています。あわせて、ITを駆使して最新の情報を収集・処理・発信する技術を法情報学などの科目で磨くことができます。  さらに、経済界や官公庁との連携科目を含むさまざまな特別講義、EUIJ関西の科目、外国語文献研究といった、より高度な内容の科目も用意しています。 ■■国際公共政策学科 国際的視野を持つ人材を輩出し、世界に貢献する  本学科は平和の維持、貧困削減、環境問題解決など、地球的規模における公共政策の策定と実現に貢献できる人材育成を目指してつくられた学科です。そのためカリキュラムには以下のような特徴があります。  一つ目は現代の国際社会の諸問題について検討するための幅広い学習。法学・政治学とともに経済学も学び、そのうえで国際関係・国際法・外交政策・経済政策などの授業に進みます。二つ目は外国語習得の奨励。とくに英語をマスターすることは不可欠です。高度な英語能力の獲得を目的として外国語文献を読み、英語で行う授業もあります。さらに三つ目の特徴は総合的コミュニケーション能力の養成。授業では口頭報告、討論、交渉、報告書作成などを通し、国際的な場においてもしっかりと発言でき、リーダーシップをとることができる能力を養成します。  カリキュラムの進行は以下のとおりです。1・2年次で法学・政治学・経済学・国際関係や国際公共政策の基礎を学びながら、同時に2つの外国語を履修して語学力を身につけ、プレゼンテーション能力などの基礎を作ります。3・4年次が本格的な専門課程となり、個々の関心に応じて中級~上級レベルの知識を身に付けていきます。また必修の演習科目もあり、討論・交渉などの能力も高度なレベルへと引き上げていきます。  就職先としては外務省や経済産業省といった中央官庁、JICAなどの国際協力関係機関、NGO、NPOなどを想定し、国際公益に貢献する人材を育成しています。 #写真1 (写真説明:法学部キャンパス風景) #写真2「授業風景」 (写真説明:多くの学生が参加する演習授業の様子) #写真3「資料室」 (写真説明:たくさんの資料が置かれている様子) #写真4「マルチメディア授業環境」 (写真説明:パソコンを用いて授業を受ける学生たちの様子) #表1 (表説明:法学部に含まれている学科が法学科・国際公共政策学科であることが示されている) (校正者注:p24最下部には情報のリンク、入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p25 (校正者注:p25上部に、天秤をもった女神の置物と地球儀の置物の写真) ■■Topics ■■■法曹キャリア支援 法曹コースの設置とロイヤリング  法学部では、2020年度から法曹コースの設置を予定しています。法曹コースは、将来弁護士などの法曹 になりたい学生向けの、法学部と法科大学院との一貫教育による新たな制度です。法曹コースでは、法学部を3年で卒業して法科大学院に進学することも可能です。その他にも法学部では、法曹志望者のための授業を提供しています。ロイヤリングは、本学出身の法曹による授業です。現実の紛争が法律によってどのように解決されるのかを学ぶことができるとともに、将来なりたい法律家像をイメージできる貴重な機会となっています。 ■■■海外研修・留学 法学部の短期海外研修と留学支援  多くの法学部生にとって、海外で学ぶ最初の機会となるのが夏期・冬期に行われる短期研修です。現在オーストラリアの大学の協力を得て、現地での夏期短期研修を実施しています。英語とともにオーストラリア法の学習も組み込んでいるのが特徴で、参加者には奨学金が付与される場合があります。より本格的に学びたい学生には交換留学(半年~1年)を奨励しています。世界中に協定校(授業料免除)があり、渡航の際には阪大法学会の海外留学資金助成等が受けられる場合があります。 ■■■国際的な人材養成 公共政策課題を英語で学習・討論する授業  国際公共政策学科では、国際社会が直面する公共的な政策課題を学び分析する能力を養うとともに、政策実施の場面で必要となる「英語」にも重点を置いています。例えば、選択必修科目の「Project Seminar in English」では、法学・政治学・経済学の専門知識に基づく学習や学習成果の発表、ディスカッションを英語で行います。また、国際公共政策学科では、積極的に留学をすすめており、留学をすることが単位取得を妨げないようさまざまな配慮がされています。 #写真1「法曹実務家が講義を行うロイヤリング」 (写真説明:講演会の様子) #写真2「昨年度はクイーンズランド工科大学で実施しました。」 (写真説明:海外の大学の校舎の写真) #写真3「英語で発表する学生(Project Seminar in English)」 (写真説明:スライドを用いた発表を行う学生の様子) (校正者注:p25下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:中山教授の顔写真) 中山 竜一(なかやま りゅういち) 法学部長 専門分野: 法理学 少人数を重視する、特色ある2学科  本学部では、社会の複雑な問題を筋道立てて解決していくための手段である法を中心に学びます。法学科が基本的な法学・政治学の学習により大きな比重を置いているのに対し、国際公共政策学科では経済学や国際関係論も含む多様な科目群の中から、自由に幅広く学べます。しかし共通科目も多く、また両学科とも少人数の演習をとりわけ重視しています。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:黒木さんの顔写真) 黒木 健勝 関西大倉高校 出身 国際公共政策学科4年生 全力で学問を楽しめる充実した環境  法学部では、その名前を冠する法学のみならず、政治学や経済学など多種多様な学問を先進的な知見を有する先生方から学ぶことができます。また、学生が主体となって行うゼミや、留学制度や学習支援制度なども充実しており、志の高い仲間とともに安心して成長できる環境が整っています。この大阪大学で忙しいながらも達成感の必ずある大学生活を過ごしてはいかがでしょうか。 ■■よくある質問 Ⓠ法学部では法律以外にどのようなことを学びますか?Ⓐ実定法に加え、基礎法(法の思想・歴史・比較)や政治学を学びます。国際公共政策学科では経済学も学べます。 p26 ■School of Economics 経済学部 経済・経営学科 入学定員 220人 ■■“近代経済学”における最先端の研究機関として かつてはマルクス経済学が主流を占めた日本の大学において、早くから近代経済学研究に邁進してきたのが本学部です。その功績は“近経のメッカ”という異名を授かるほどで、今では世界でも有数の研究拠点となっています。「経済学」では充実のカリキュラムにより、複雑な現代グローバル経済を的確に読み解く知識・感性を磨きます。 また、企業経営という観点から経済事象をより実践的に考察する「経営学」も重要な柱。この2つの専門分野を自由に選択できる体系的学習と、教員との対話を重視する少人数教育は、学生にとって大きな魅力となっています。 ■■教育システム ■■■経済・経営学科 マクロとミクロから現代経済を読み解ける人材に  2年次前半までは、「選択必修1」を履修。マクロ経済学およびミクロ経済学の初歩を学んだのちに、経済学・経営学の諸テーマについて基礎的な理解を深めます。そして2年次後半からは、「選択必修2」、3年次からは「選択科目」と「研究セミナー(ゼミ)」に進みます。「選択必修2」では、財政・労働経済・国際経済や、ファイナンス・財務会計・マーケティングなど、経済学・経営学の両面にわたる多彩な講座を開設。目的や関心に応じて科目を自由に選択し、自分なりのカリキュラムを組み立てられるのが本学部の魅力です。多分野から考察することで、現代経済を的確に読み解く力を身につけてください。さらに「選択科目」では、学生の多様な関心と高い知的欲求に応える講義を用意しています。そして最大の特徴と言えるのが、2年次に履修する「専門セミナー」と3年次に履修する「研究セミナー」。本学部では、少人数双方向教育を重視しています。専門セミナー(20名程度)では、特定のテーマについて教員と学生が議論しながら、専門領域を追究。研究セミナー(10~20名)では、教員の指導のもと、個人またはグループで進める研究を通じて、経済学・経営学の分析手法を実践的に学びます。教員や仲間との交流も深まり、大学生活のなかで大きな思い出となる場でもあるのです。 ■■■懸賞論文制度 論文を書くことで、学んだ知識を生きた知識に  本学部には卒業論文はありません。その代わり、独自の「懸賞論文制度」が設けられています。学生から研究論文を募集、優秀論文を表彰するとともに、賞金を授与する制度です(最優秀賞1編に10万円、優秀賞3編に各5万円、特別賞1編に5万円)。経済・経営の今日的な問題に対する学生の関心は年々高くなっており、研究レベルも向上。毎年、個人またはグループを単位として20編前後の応募があります。論文の作成を通じて、大学で学んだ知識を活用・整理するとともに、実践力を養うことを目指します。 ■■■公開寄附講座 地域との連携・交流を深め、学問の進化を目指す  地域の企業や団体と積極的に連携・交流を進めるため、本学部では他大学に先駆けて「公開寄附講座」を開講。第1号は、1990年4月から1年間、野村證券投資信託の寄附に基づき開講した「投資信託」講座です。その後、大阪ガスや社団法人近畿税理士会など地元企業・団体の協力で、多岐にわたる講座を開講してきました。講義のテーマは、そのとき注目を集める最新の経済や経営の問題から。講師は経済学部教員のほか、テーマに沿って外部から専門家を招くこともあります。学生は単位科目として受講できるほか、社会人の参加も自由。社会との交流のなかで学問も進化し続けるという姿勢が、学部創設以来の伝統です。 #写真1「経済学部」 (写真説明:経済学部の校舎の様子) #写真2「懸賞論文の授賞式」 (写真説明:賞状を手に写真をとる学生や教員の様子) #写真3「公開寄附講座」 (写真説明:大講堂での大人数が参加する講演会の様子) #表1 (表説明:経済学部には、経済・経営学科があることが示されている) (校正者注:p26最下部に情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p27 (校正者注:p27上部に、英英辞書のeconomicsのページにコインが積んである写真) ■■Topics ■■■教育環境 経済学・経営学・歴史の理解から優れた専門家が育つ  本学部では、理論から現実、そして歴史に至るまで、経済事象を幅広くかつ深く学ぶ機会を設けています。皆さんに、国内だけでなく世界に通用する専門知識と教養を身につけてもらえるよう、スタッフが一丸となってサポートします。総合大学としてのメリットを最大限に生かしながら、これまで培ってきた学内・学外の資産を有効活用した独自のカリキュラムを提供しています。また、学習・研究に欠かせないコンピュータ施設や各種資料・データの充実ぶりにも自信があります。 ■■■少人数教育 セミナーを通じて、より専門的な知識を習得  2年次から「専門セミナー」で少人数教育が始まり、3年次ではより専門性の高い「研究セミナー」を履修します。どちらのセミナーも講義とはまた違った雰囲気で、タイムリーな話題を取り扱ったり、じっくりと古典を味わったりと、ユニークな試みが満載。教授陣との距離がグッと近づくのを感じながら、学問の面白さや厳しさを体験してください。ディスカッションの腕を磨き、理論の奥深さに圧倒される。また先輩や友人と巡り会い、将来へと思いを馳せる。そんな大切な時期を過ごすことになるでしょう。 ■■■国際交流 学生の留学を多面的にサポート  本学部では多くの留学生が学んでおり、現在は学部生と大学院生あわせて256名が在籍しています。また、外国の大学と交流協定を多数結んでおり、留学の機会も充実しています。留学によって卒業が遅れることがないように、交流協定のある大学への留学期間を本学就学期間とみなし、単位互換制度も設けています。協定大学では授業料も免除され、渡航・滞在費については日本学生支援機構の留学生交流支援制度に応募する道のほか、本学部独自の支援も用意されています。 #写真1「充実したコンピュータ設備」 (写真説明:教室内にたくさんのパソコンが設置されその中で授業を受ける学生たちの様子) #写真2「研究セミナーの様子」 (写真説明:演習用の教室でセミナーを受ける学生たち) #写真3「海外協定校との学生交流」 (写真説明:海外協定校の教員の話を聞く学生の様子) (校正者注:p27下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:福田教授の顔写真) 福田 祐一(ふくだ ゆういち) 大学院経済学研究科長 専門分野:金融 現実の経済・経営問題を理解する  本学部では、各学生が最先端の経済学・経営学の知識を体系的に習得できるカリキュラム編成になっています。本学部での勉学・研究を通して、社会に関する幅広い教養を身につけ、専門知識に基づいて現実の経済・経営問題を理解できる人材、さらに、自国だけでなくグローバルな視点で問題に向き合える人材の育成を目指します。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:若林さんの顔写真。) 若林 諒太 広島県立呉三津田高校 出身 経済・経営学科4年生(経済学系専攻) 周囲の人にも恵まれた学習環境  経済・経営学の充実した学習環境はもちろん、周囲の人びとにも恵まれています。部活やサークルなど好きなことを突き詰める同期や後輩、研究に困ったときに頼れる先輩、フレンドリーに接してくれる先生方。素敵な人びとに出会えたのは大阪大学経済学部だからです。意欲の高い人びとに刺激を受け、日々勉学や課外活動に励むことができます。 ■■よくある質問 Ⓠ「マーケティング」について学べますか?Ⓐ実務に必要な基礎的理解から日本をリードする科学的なアプローチまで学べ、専門的知識を身につけることができます。 p28 ■School of Science 理学部 数学科 入学定員 47人、物理学科 入学定員 76人、化学科 入学定員 77人、生物科学科 入学定員 55人(生物科学コース30人、生命理学コース25人) ■■自然界の不思議にひそむ、新たな法則を見つけ出す 本学発足時に創設された伝統ある学部であり、学閥意識のない自由な学風が特徴です。世界的にも独創性あふれる研究を行っており、日本初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士の「中間子論」もここで生まれました。基礎科学の分野はすでに解明済みと思われがちですが、数学でも宇宙でも、細胞1つとっても、未知の部分が無限にあります。その謎を解き明かすために必要な数学・物理・化学・生物・地学の最先端を学びつつ、広い視野をもった研究者を育成しています。また学部2年次から研究室等で研究ができる「理数オナープログラム」も設けています。 ■■教育システム ■■■数学科 他分野に生かせる理論や新しい概念を創る  教育・研究対象は現代数学全般に渡りますが、本学では特に整数論・代数幾何・微分幾何・トポロジー・微分方程式・確率論・情報数学などが盛んで、国際的にも高い水準を誇ります。カリキュラムは、高校数学から現代数学へと自然な延長で学習できるよう考慮されています。特色豊かな講義のなかでも他大学にないのが「実験数学」。学生それぞれの興味やアイデアに従って、図形や数式などをコンピュータ上で操作。抽象的理論を具象化する体験型学習です。また、セミナー形式の授業では少人数のグループに分かれてディスカッションしながら、数学的思考力を身につけることができます。 ■■■物理学科 自然科学を広い視野から追究できる人材を育成  物理学で扱うのは、広い宇宙のことから、生物や物質、小さな素粒子、光などさまざまです。扱う対象を問わず、自然現象を根本から理解し、場合によっては新しい原理や法則を打ち立てることによってまったく新しいものの見方や考え方を与える学問と言えます。本学科では、多彩な講義はもちろん、少人数ゼミ形式の授業や実験などを通して、物理の基本を習得し、より高度な実験や最先端の研究にも触れていきます。そして卒業研究では、「物理学」もしくは「宇宙地球科学」から最も興味のある研究グループを選択、そこでこれまでに学んだことを実践し、研究の基礎をしっかりと身につけます。 ■■■化学科 実験・理論研究を通じて、豊かな創造力を育む  化学の面白さは、自然界に存在する物質の性質や機能を理解し、その特性を利用、または新しい物質を創造することで、よりよい社会作りに貢献することにあります。本学科では、幅広い自然科学の教養と化学の基礎をしっかり学ぶことを重視しています。また、基礎学力を身につけたうえで、自由で個性的な研究と教育を行うことを特徴としています。「無機化学」「物理化学」「有機化学」「高分子科学」の4分野の基礎を体系的に学び、同時に化学実験の基礎技術や安全に関する知識を習得します。さらに、3年次1月の研究室への配属を経て、卒業研究に臨みます。 ■■■生物科学科 ライフサイエンスの発展と境界領域の研究を推進  生物科学は、ゲノム情報の急増と遺伝子工学技術などの進歩により急激に発展しました。その状況に対応し、時代に先駆けた研究環境を整えるため、本学科では2コースを設置しています。「生物科学コース」では、分子生物学・生化学・生物物理学・細胞生物学・発生学・神経科学・植物科学などさまざまな生物学の分野を重点的に学ぶのに対し、「生命理学コース」では、化学・物理学・数学など他の理学分野の視点から生命科学研究を行うことを目指します。生命理学コースでは、入学後のカリキュラムに対応するため、入試に物理と化学が必要です。 #写真1「コンピュータによる実験数学」 (写真説明:学生たちがパソコンを利用する様子) #写真2「クリーンルームでの衛星搭載センサーの準備風景」 (写真説明:実験用の機械の準備を行う様子) #写真3「安全に注意した有機化学の実験」 (写真説明:実験用の液体を慎重に扱う様子) #写真4「レーザー顕微鏡で細胞を見る」 (写真説明:特殊な顕微鏡の前に座る学生の様子) #表1 (表説明:理学部の学科目と専修。以下、学科目名とその専修を記す。 数学科:数学 物理学科:物理学、宇宙地球科学 化学科:化学、高分子科学 生物科学科:生物化学) (校正者注:p28最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 理学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p29 (校正者注:p29上部には、実験用の器材が配置された室内で白衣を着た学生が実験を行う様子が写真で示されている。) ■■Topics ■■■研究施設 先端強磁場科学研究センター  国内外を含めて世界で6ヶ所しかない60テスラを越える高い磁場の発生が可能な強磁場実験施設を本センターは有しています。2014年3月に、右に示す国内最大の充電エネルギーを持つ大型のコンデンサーバンクシステムを設置しました。これを用いて高圧力や極低温も可能な多重極限測定環境を整備しており、また、2016年度から全国共同利用を行っています。本センターは4つの研究部門と1つの支援部門で構成されており、理学部内のさまざまな学科の研究室とも、現在共同研究を展開しています。 #写真1「大型コンデンサーバンクシステム」 (写真説明:天井まで届くような巨大な機械を見る人の様子) ■■■入試制度 多様な入試制度で意欲ある人を募集  本学部では、一見自明に思える事柄に対しても「なぜ?」という疑問を抱き、その根源的理由を探ろうとする“好奇心旺盛な人たち”の入学を歓迎します。そのために、一般選抜に加えて、総合型選抜(挑戦型)を実施。「総合型選抜(挑戦型)」は、自分自身の頭脳でどこまでも粘り強く考察して真理を探求・発信したい人を受け入れる入試です。また、実験などを通して科学を楽しみ、高校などで自主的に研究活動を行った人たちを受け入れる総合型選抜(研究奨励型)も実施します。 #写真2「教育研究交流棟」 (写真説明:教育研究交流棟の建物の様子) ■■■理数オナープログラム 意欲的な学生を応援  学部生の早い時期から進んだことを学び先端研究に触れたい、将来研究者になりたいと考える意欲に あふれた学生を対象に、理数オナープログラムが用意されています。「オナーセミナー」と「オナーカリキュラム」から構成され、前者では、課題設定能力と想像力を身につけるためにセミナーを通して自ら設定した課題について自主研究を行います。後者では、進んだ科目・高度な科目を早期に学習します。修了者には、卒業時にオナーディグリーが授与されます。また、修了者の中から優秀修了者が選ばれ、表彰される制度もあります。 #写真3「理数オナープログラム修了生たち」 (写真説明:黒板の前で写真をとる学生と教員の様子) (校正者注:p29下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:深瀬教授の顔写真) 深瀬 浩一(ふかせ こういち) 大学院理学研究科 大学院理学研究科長・理学部長 専門分野:天然物有機化学 探究心と好奇心を、創造の源に  理学部では、真理の探求のために基礎となる科学知識を学ぶとともに、研究の実践力や柔軟な発想力を育みます。科学的な思考法を身につけることで、的確な判断力や問題解決能力を習得できます。自然の不思議や仕組みについて探究心と好奇心を養ってください。これらは新しい概念や価値の創造の源ですので、必ず将来の糧になります。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:八木さんの顔写真) 八木 宏瞭 愛媛県立今治西高校 出身 数学科4年生(解析学) 学問の垣根を越え、宇宙の真理を探究  科学は、この宇宙のすべてを解明できるのでしょうか?私たちは「できる」と信じ、研究に邁進しています。科学に対する好奇心さえあれば、たとえ学問の垣根を越えたとしても、自主的に研究できる教育プログラムが用意されています。自らの専門分野以外を学ぶ機会があるのも魅力のひとつです。一緒にこの宇宙の不変の真理を探究しましょう。 ■■よくある質問 Ⓠ数学科の勉強は高校数学とどう違いますか?Ⓐ高校数学との違いは自由性と論理性にあります。大学数学は自由に楽しく発想し、厳密な論理を展開します。 p30 ■Faculty of Medicine 医学部(医学科) 医学科 入学定員 100人 ■■未来を切り開く、最先端の医学・医療を学ぶ 緒方洪庵が開いた適塾、その流れをくむ人々が創設した医学校が医学部医学科の源です。医学科の使命は、高度な倫理観と探究心をもち、世界の医学・医療をリードするスペシャリストを育成することにあります。ここでは、世界的な臨床医・研究者も数多く活躍しており、基礎医学はもとより、最先端の臨床医学、高度先進医療を習得できる体制が整っています。 ■■教育システム ■■■教育概要 優れた医師・研究者を育てる、充実の6年一貫プログラム  大阪大学医学部医学科の使命は、「大阪大学の使命『知の創造、継承および実践』とモットー『地域に生き世界に伸びる』に則り、地域医療に貢献し、世界をリードする医師・研究者を養成する」ことにあります。ここでは、医師、研究者、医療行政など、将来どの分野に進もうとも、国際的な視野を持ち、その分野の指導的役割を担う人材を育成することを謳っています。この使命を実現するため、本学では2015年度より、国際的な評価基準に対応し、研究者の育成、教育の国際化、臨床実習の充実に重点を置いた新カリキュラムを導入しました。  1年次前期の「医学序説」では、世界的な研究者や臨床医から最先端の研究成果や臨床医学の進歩に関する講義を経験することで、阪大医学部に入ったことを実感できます。2年次前期から形態学、生理学、遺伝学などの基礎医学の講義や実習が開始されます。1・2年次の早期臨床体験実習では、附属病院で臨床の現場を体験することで、将来医師となるための心構えを身につけることを目指します。海外での研究発表や臨床実習にも対応できるよう、2・3・4年次で医学英語を導入しました。3年次の「基礎医学講座配属」は本学が全国に先駆けて導入した教育カリキュラムで、3ヶ月間学生が希望する基礎医学研究室に所属し研究に専念します。3年次の後半から臨床医学の講義が開始され、5・6年次の2年間はいよいよ臨床実習です。医学部附属病院と大阪・兵庫を中心とした基幹病院での実習を経験することで、バランスのとれた臨床実習を実現し、臨床医として必要な知識、技術、態度を身につけることができます。また、1年間の臨床実習を経験した5年次後半の2ヶ月間、新たに「研究室配属」を設け、基礎医学研究だけでなく、臨床医学研究や海外での研究留学も選択可能としました。海外留学も積極的に推進し、2020年度には、6年生の約半数(49名)が海外での臨床実習に参加予定です。  このように医学科では、学生それぞれの志向に応じたさまざまな先進的なカリキュラムを提供しています。 ■■■特別教育 将来の基礎医学研究者を目指す「MD研究者育成プログラム」  将来の基礎医学研究者を目指す学生に対しては、特別プログラム「MD研究者育成プログラム」を用意し、世界をリードする研究能力と国際的視野を備えた人材を養成することを目指します。これまでは医学部を卒業後に臨床研修に参加し、その後、本格的な研究生活に入ることが一般的でした。しかし世界的な研究者を目指すには、学生時代から研究者としての基本的能力と姿勢を身につけることがその後の成果に大きな違いを生むはずです。  1・2年次では基礎医学系教室の研究紹介や教室体験などで、医学部では実際にどのような研究を行っているかを体験することができます。2年次後半からは希望する基礎医学教室または附属研究施設に所属し本格的な研究を開始します。具体的には、研究手法・論理的思考力・情報解析・プレゼンテーションやディスカッション能力を養います。学会発表や海外留学も積極的にサポートします。なお、本プログラムへの参加はあくまで自由ですが、例年各学年で10~15名程度の学生が参加しています。   本プログラム参加者は従来の医学科のカリキュラムはそのまま受講し、その時間外を利用して研究に参加します。いわゆる課外活動的な位置づけになるため、時間的負担は増えます。しかしそれだけの熱意と行動力をもった学生が集まるだけに、密度の濃い、充実した研究生活を過ごすことができます。 #写真1「医学部医学科」 (写真説明:医学部の校舎の様子) #写真2「授業風景」 (写真説明:スクリーンを用いた授業の様子) #写真3「基礎医学実習」 (写真説明:実験室で作業する学生の様子) #写真4「臨床実習」 (写真説明:臨床実験で説明を受ける学生の様子) #表1 (表説明:医学部にふくまれる学科は医学科であることが記されている。) (校正者注:p30最下部には情報の情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p31 (校正者注:p31上部には手術着のようなものを着て解剖する人の写真がある) ■■Topics ■■■がん病態の解明 新規がん発症機構の発見と創薬研究への展開  がんは高齢化の進む日本で最も死亡者数の多い病気です。医学研究の進歩により、がんの病態が明らかになってきましたが、現在の診断法や治療法では対応できない難治性がんもあります。がん研究に関わる基礎と臨床の研究グループが一体となり、未解明のがんの発症や転移の機構について研究を進め、その成果をもとに新規の抗がん剤を開発します。 ■■■アレルギー病態の解明 アレルギー性疾患の原因細胞の発見  アレルギーは今や国民の2人に1人が罹患する疾患となり、発症機構の理解や新規治療法の開発が強く求められています。私たちは2型自然リンパ球(ILC2)と呼ばれる新規リンパ球を発見し、この細胞がアレルギー性疾患の原因細胞であることを突き止めました。ILC2はこれまで考えられてきたT細胞による抗原認識機構を介したアレルギーとはまったく異なるメカニズムでアレルギーを引き起こすことが明らかになっており、新しい治療ターゲットとして期待されています。 ■■■ゲノム情報の解釈 病気の発症に関わる変異などの解明を目指す  生物の設計図であるゲノム情報は、A、T、G、Cの4種類の塩基の配列として保存されています。近年、ヒトゲノムを構成する30億の塩基配列を、一人あたり10万円以下の低コストで解読することが可能になりました。数十万人分の大規模ゲノム情報を、さまざまな臨床情報と統合して解析することで、病気の発症に関わるゲノム配列の個人差の発見や、そのメカニズムを明らかにすることに取り組んでいます。人工知能や機械学習手法を活用することで、複雑なヒトゲノム情報を解釈することを目指しています。 #図1「がんの悪性化のメカニズムを分子レベルで解明し、新規抗がん剤の開発を目指します。」 (写真説明:がん細胞の詳しい構造の様子) #写真2「2型自然リンパ球はT細胞やB細胞同様大きな核と 丸い形態を持つ細胞で、活性化すると細胞質の部分が大きくなり多量のアレルギー関連物質を産生する。」 #図3「機械学習による日本人集団の白血球の血液型の分類」 (写真説明:「ヒトゲノム情報に機械学習手法を適用することで、日本人集団の白血球の血液型が11パターンの組み合わせに分類できることが明らかになりました。」という説明が付けられている。) 「大規模ゲノム解析が見つけた病気を生じるゲノム配列変異」 (写真説明:「大規模ゲノム解析の実施により、ヒトの病気の発症に関わるゲノム配列変異が明らかになりました。」という説明が付けられている。) (校正者注:p31下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:森井教授の顔写真) 森井 英一(もりい えいいち) 医学系研究科長・医学部長 専門分野: 病態病理学・病理診断学 優れた医師と医学研究者を育成  現在、これまでと比較して想像もできないスピードで医療が変革しています。治療法の変革はもちろん、さまざまなイノベーションが医療に応用されています。このような時代を先取りできるような医学の幅広い知識と研究チャレンジ精神を持った人材の育成に力を注いでおります。自らの能力を最大限に発揮して、さまざまな可能性を追求してください。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:野畑さんの顔写真) 野畑 享太郎 駒場東邦高校 出身 医学科6年生(医師・医学研究) 「やってみる」ことで可能性は無限大  阪大医学部はとにかく「やってみる」ことが自由です。最先端の研究室での本格的な研究、一般教養やサークル活動を通じた学際的な活動など、可能性は無限大です!患者さんと向き合い、実際に自分で手を動かして学ぶ病院実習で、臨床の姿勢も身に付きます。医歯薬合同の部活も盛んで、縦と横のつながりが強いのも魅力のひとつです。 ■■よくある質問 Ⓠ医学部医学科にしかないものってなんですか?Ⓐ附属病院に開設した未来医療センターをはじめ、難病克服を目指す研究体制・設備は他大学にはないものです。 p32 ■School of Allied Health Sciences 医学部(保健学科) 保健学科 入学定員 160人 ■■高度な医療知識と技術を備えたスペシャリストへ 本学では全国に先駆けて、看護・医療技術の専門職を育成する短期大学部、さらに保健学科を開設しました。超高齢化社会を迎えるこれからの医療の要は「チーム医療」。保健学科では、患者さんにとって一番身近な看護師・医療技術者が、医師と対等の立場に立って医療を行うための専門教育に力を入れています。医学部附属病院の機能を最大限に活用し、医学・看護学をはじめ、工学・薬学・理学を専門とする教員が指導。新しい分野である「保健学」の発展に尽力しようという気概を持った人材を求めています。 ■■教育システム ■■■看護学専攻 看護のはじまりは、人を多面的に理解することから  「看護」は、個人や集団の健康維持・増進・回復を目的にし、人がより良く生きるために健康上の条件が整うよう支援する仕事です。人の生活全体に関わるため、生活環境、健康に影響を与える問題、患者さんの心と病気の関係など、多岐にわたる学習が不可欠です。2年次前半までは主に、豊中キャンパスで共通教育系科目を履修し、その後、吹田キャンパスに移り、看護を実践するうえで必要な技術や理論を学びます。3年次後半から4年次にかけては「臨地実習」が主体で、医学部附属病院を中心に訪問看護ステーションなどでも実習を行います。患者さんを受け持ち、科学的洞察に基づいたケアができる力を養います。現場で働く専門職の方から指導を受けるとともに、保健医療チームの一員として働き、その交流を通して学びを深めてください。臨地実習と平行して、配属研究室での個別指導のもと、特別研究(卒業研究)も行います。 ■■■放射線技術科学専攻 X線診断・治療から先端画像診断科学も網羅  本専攻では、医療の場で放射線(X線)を人体に照射し、取得した画像情報を診断・治療に生かす「医療技術科学」を学びます。放射線のほか、超音波や磁気などをツールとする新たな画像診断科学、放射線腫瘍学、薬理学などの各分野において、第一線で活躍中の研究者が揃っているのが大きな特徴です。幅広い医療スペシャリストの養成を目指しています。  医療技術者を目指す皆さんにとって不可欠な「臨地実習」は、3年次後期に医学部附属病院の放射線部において先端医療機器を使い、X線診断・放射線治療・超音波・MRIなどの実習を半年にわたって行います。また歯学部附属病院にて歯科放射線の実習も行います。さらに本専攻では放射線部とかかわりの深いリハビリテーション部や緩和ケア部(外部施設)での実習を行い、他部門とのかかわりを学びます。特別研究(卒業研究)では、最先端の開発研究の意義と面白さをぜひ実感してください。 ■■■検査技術科学専攻 生体情報を採取し、診断・治療・予防に役立てる  「検査技術科学」は、人が発する無尽蔵の生体信号の中から、DNA検査やMRI(核磁気共鳴)分析などのさまざまな方法を駆使して、病気の診断・治療・予防に役立つ情報を正確に採取し活用するための学問です。2年次からの専門教育では、生体のはたらきとしくみ(基礎生体情報学)、病気のメカニズム(病態生体情報学)を徹底的に学習します。また、新しい検査法を習得し、検査で得た生体情報を有効利用できるようにするために、情報解析法やシステム管理なども学びます。4年次は、「特別研究」(卒業研究)と2つの病院実習を両立する一年です。「臨床医学特別実習」では、臨床検査が実際にどのようにオーダーされ、利用されているかを患者さんおよび電子カルテを見ながら学習し発表します。これは、内外から高く評価されている本学独自の実習です。もうひとつの「臨地実習」では、臨床検査部の各検査室を回り、検査技術を深く習得します。 #写真1「医学部保健学科」 (写真説明:医学部の校舎の様子) #写真2「放射の病院実習」 (写真説明:レントゲン撮影の機材と説明を受ける学生の様子) #写真3「看護実習」 (写真説明:人間に見立てた人形を用いて看護の練習をする学生の様子) #表1 (表説明:保健学科に含まれる学科目。以下は学科目であり、3種に分かれる。1種目は、看護学専攻・基礎看護学・母性看護学・助産学・小児看護学・成人看護学(急性期・緩和ケア)・成人看護学(慢性期)・老年看護学・精神保健看護学・地域・在宅看護学。2種目は、放射線技術科学専攻・医用物理学・医用工学。3種目は、検査技術科学専攻・基礎生体情報学・病態生体情報学である)。 (校正者注:p32最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p33 (校正者注:p33上部にはMRI検査の機械を通過する人とそれを見守るスタッフの写真がある) ■■Topics ■■■がんプロフェッショナル養成プラン ゲノム世代高度がん専門医療人の養成  がんは、日本の死因第一位の疾患であり、国民の生命および健康にとって重大な問題です。保健学専攻では、がんの予防・検診から、診断、治療、そして在宅、緩和医療に至るまで、がんのそれぞれの局面に必要ながん専門の医療人の育成を行っています。「がん看護専門看護師」「細胞検査士」「医学物理士」の3養成コースを設定し、実習を含めた実践的な教育内容を提供しています。さらに、国際的にも活躍できる高度医療を担う人材や、指導的立場を取れる専門職の育成にも努めています。 ■■■ツインリサーチセンター 双生児研究を推進する国内唯一の専門機関  予防医学において注目を集める双生児研究(ツインリサーチ)。世界有数の規模を誇るツインレジストリー(双生児研究用データベース)をもとに、バイオリソースを含む研究基盤を構築、国内や海外の主要な双生児研究機関とも連携し、教育学・行動学・心理学・社会科学など学術領域を超えた先端的研究を行っています。  病気や認知・行動における「遺伝」と「環境」の影響度合いを測定し、発症・発現のメカニズムを解明することにより、健やかな社会形成と健康長寿実現への貢献が期待されています。 ■■■最先端がん・再発予防研究 ヒトに優しいがん治療・再発予防の研究  日本が迎える高齢化社会において、がん治療も変わりつつあります。本学科では、ヒトに優しいがんワクチン免疫療法・粒子線治療に関する研究を行っています。また、がん再発予測や予防のための糖鎖バイオマーカー、次世代型画像診断の開発にも取り組んでいます。とくにWT1ワクチンは、日本のみならず世界的な展開を見せています。まさに長年の基礎研究が熟成し、実学研究へと発展しました。これらの研究が、ボーダレスかつ有機的連携を行うことで、さらに新しい医療技術科学が生まれます。 #写真1「保健学専攻のがん専門医療人の育成」 (写真説明:様々なスキルをもった医療人たちが国際的に協力しあう様子) #写真2「大阪大学医学系研究科附属ツインリサーチセンターにて」 (写真説明:ツインリサーチセンターの校舎の前で立つ学生の様子) #写真3「がんワクチン療法の国際的臨床応用」 (写真説明:がんワクチンの構造と治療の様子) (校正者注:p33下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:三善教授の顔写真) 三善 英知(みよし ひでかず) 医学系研究科保健学専攻 保健学科長/保健学専攻長 専門分野: 生化学、消化器内科学 「医療は保健学から変わる」~自分の道を作ろう~  多様なバックグラウンドを持った教員が、医療の基本を教え、研究力向上を目指して、学生の指導にあたります。医療のプロになる道は厳しいですが、大阪大学という最高の環境を生かして、自分の道を作りましょう。阪大医学部保健学科のキャッチフレーズは「医療は保健学から変わる ~継続する力と夢見る勇気~」になります。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:山下さんの顔写真) 山下 愛理彩 須磨学園高校 出身 保健学科3年生(検査技術科学専攻) 幅広い講義と充実した実験設備  自身の専攻に加え医学科、さらには工学部といった他専攻の教授も講義をしてくださるので広分野にわたる深い知識が身につきます。検査技師に限らずさまざまな将来像をもつ人がおり、お互いを高め合う環境に身を置くことができます。また、実験設備も充実しており医療現場で実際用いられる器具で実習ができ、入学してよかったと実感する日々です。 ■■よくある質問 Ⓠ阪大病院に就職する人が多いんですか?Ⓐ確かに阪大病院への就職は多いですが、その他の病院、保健所、企業、研究所などへの就職もあります。 p34 ■School of Dentistry 歯学部 歯学科 入学定員 53人 ■■健康の源である「口」を通して、豊かな生活に貢献する 1951年に国立総合大学で最初の歯学部として創設。国際的にも有数の教育・研究機関へと発展を遂げてきました。技術中心ではなく、口腔科学・口腔医療として歯学を理解することを目的としており、研究の活発さも全国一。また、最高レベルの口腔医療に特化した附属病院も設置されており、充実した臨床実習・研修を受けられます。本学部の目的は、歯科医療のスペシャリストを育てること。さらに、歯と関連の深い口や顔、それらを動かす脳、ひいてはからだ全体を科学の目で見ることのできる“オーラルヘルス”の専門家育成にも注力しています。 ■■教育システム ■■■歯学科 6年一貫教育で口腔科学・口腔医療の最先端を学ぶ  1年次は、共通教育系科目を豊中キャンパスで学ぶとともに、歯科医学の入門編となる「歯学序説Ⅰ」「歯学序説Ⅱ」を吹田キャンパスで履修。2年次からは、解剖学・生理学・生化学など、さまざまな基礎医学の講義・実習がはじまります。基礎科目を学び終える3年次後半には、総仕上げとなる「基礎配属実習」があります。これは本学部独自の科目で、全国でもユニークなカリキュラムです。国内外で活躍する教員の指導を受けながら、バイオ、材料科学からその融合領域まで、先端の研究に約5ヶ月にわたって取り組みます。この実習を通じて、歯学における研究の意義と重要性を認識し、ライフサイエンスとしての口腔科学に対する探究心を育みます。そして、5年次後半から6年次にかけて行われるのが「臨床実習」。指導医のもとで、患者さんと接し、病気の検査・診断・治療の基本知識とそれに基づく医療技術を習得。さらに、将来医療に携わるための心構えを養います。研究者を志す学生にとっても、実習を通して口腔機能や病態を知るかけがえのない勉学期間です。実習後には、歯科医師・研究者となる実感と自覚が確実なものとなっているでしょう。  そして歯科医師国家試験合格が、歯科医師への第一歩。合格後から、本当の意味での勉強が始まります。研修などを通じて、患者さんの要望に応えられる見識と技術を備えた歯科医師を目指します。  また、社会の高齢化や生活の変化によって、歯科医療に対する要求は多様化・高度化しています。その要求に応えるべく、大学院で研究の道へ進みたいという皆さんの入学も心待ちにしています。 ■■■附属病院 国立総合大学で唯一の歯学部附属病院で、充実の実習を  本学部には、国立総合大学では唯一の「歯学部附属病院」があります。さまざまな臨床歯科学に対応した治療部門(診療科)があり、最新の診断・治療装置を備えた先進的な歯科医療を提供する大学病院です。本学部の学生は、ここで臨床実習や卒業後の臨床研修を行うため、先端技術や最新研究に触れながら、最高レベルの教育を受けることができます。本院では、必修化された1年間の臨床研修だけでなく、その後も研修を継続することで専門医資格や学位を取得し、指導的役割を果たせる歯科医師の養成も目指しています。 ■■■研究対象 食べる、話す、生きる…「口」にまつわるすべてを研究  「歯科医療から口腔医療へ」という流れのなか、歯学研究の対象も広がりを見せています。例えば、「飲み込む」機能の回復は、体力の衰えを防ぎ、肺炎などの病気の予防にもつながります。また、おいしい食事を「味わう」ことは、生きる喜びの基本です。このように口の健康を通じて、全身の健康を維持・増進し、一人ひとりの人生をより豊かなものにしていくことが、歯学研究の目標です。 #写真1「歯学部」 (写真説明:歯学部の校舎の様子) #写真2「基礎配属実習」 (写真説明:学生と教員が実験を行っている様子) #写真3「臨床実習」 (写真説明:実際に歯科関係の機材を用いて実習を行う学生たちの様子) #表1 (表説明:ここでは、歯学科に含まれる学科目。口腔形態情報学、口腔機能生理学、口腔分子生化学、口腔分子薬理学、口腔病理病態学、口腔微生物学、口腔医用工学、口腔予防保健学、口腔感染免疫治療学、口腔機能再建補綴学、口腔病態外科学、顎顔面発育制御学、小児歯科保健学、顎口腔麻酔学、顎口腔放射線学の学科がある。) (校正者注:p34最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p35 (校正者注:p35上部には、学生たちが、白衣・マスク・フェイスシールドなどを身に着け、歯学の治療に用いる器材や、道具の手入れを行う様子の写真) ■■Topics ■■■臨床実習 学部学生海外派遣プログラム(国際歯科学演習)  本学部では、国際的な視野を持つ指導的な歯科医師の養成を目指し、臨床実習中の学生から選抜した若干名を、4月と8月にアジア地域の大学に、9月に欧米地域の大学に、それぞれ1週間から10日間程度派遣しています。派遣された学生は、現地の大学にて用意された教育プログラムに参加。帰国後にその成果を発表することで、国際歯科学演習(1単位)の単位が付与されます。参加者からは「海外での臨床実習の様子や歯科事情を知ることができ、貴重な体験ができました」との感想が寄せられています。 #写真1「国際歯科学演習」 (写真説明:海外での実習に参加する学生の様子) ■■■近未来歯科医療センター 先端的歯科医療の実践と開発  歯学部附属病院には、「先端歯科医療部門」と「再生歯科医療部門」からなる近未来歯科医療センターが設置されています。先端歯科医療部門では、最新の治療機器を使用して、インプラント難症例への対応をはじめとした外来手術を行っています。再生歯科医療部門にはCPC(細胞調製室)などの最先端設備を備え、歯周病で失われた骨や歯ぐきを患者さん自身の細胞を利用して再生させる治療法など、安心・安全な近未来型の再生歯科医療の研究開発に取り組んでいます。 #写真2「CPC(細胞調製質)」 (写真説明:実験室の中で、大型の実験機材の内部に手を入れ、作業する人の様子) ■■■教育方針 充実した隣接臨床医学教育  本学部は「歯科」を技術中心の医療として考えず、一般医科に基礎をおいた口腔科学・口腔医療として 理解することを強く意識しています。カリキュラムもそれに対応。4・5年次に内科学・外科学・整形外科学はもちろん、耳鼻咽喉科学・小児科学・皮膚科学・眼科学・精神神経学の講義があります。これらは医学部の教員が行っています。このような教育は、本学部設置時から続く“medico-dental(医学的歯学)”の考え方を推進するものとなっています。 #写真3「外科手術」 (写真説明:手術を行う様子) (校正者注:p35下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:臼井教授の顔写真) 今里 聡(いまざと さとし) 大学院歯学研究科長・歯学部長 専門分野:歯科理工学 世界に冠たる歯学部で学ぼう!  大阪大学歯学部は、日本と世界の歯科を牽引するトップレベルの歯科医療人・歯科医学研究者を育成することを目標に、最高水準の歯学教育を提供することをモットーとしています。東大や京大にはない「阪大ならでは」と言える歯学部で、口の健康を支える医療と生命科学を学び、あなたの未来を輝かせてください。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:樫林さんの顔写真) 樫林 秀和 岡山白陵高校 出身 歯学科6年生 歯学において日本最高峰の教育機関  大阪大学歯学部は国内外の最前線で活躍する歯科医師や研究者の先生方に学べ、全国から患者さんが集まる全国有数の歯学部附属病院で臨床実習を行うことができる日本最高峰の教育機関です。総合大学という特性を活かして他の学部、さまざまな国からの留学生とも交流を深めることができます。大阪の地で楽しいキャンパスライフを過ごしてください。 ■■よくある質問 Ⓠ阪大歯学部にしかないものってなんですか? Ⓐ全国で唯一、幹細胞による歯周組織再生治療のためのCPセンターが、歯学部附属病院に設置されています。 p36 ■School of Pharmaceutical Sciences 薬学部 薬学科(6年制) 入学定員 80人 ■■新・薬学教育システム「新全6年制」導入 本学部では、2019年度からこれまでの薬科学科(4年制)と薬学科(6年制)を発展的に融合した「新全6年制」による薬学教育改革を行い、薬学科(6年制)のみの1学科となりました。新全6年制の薬学科では、「創薬基盤技術力」と「創薬臨床力」を活かし、「ものづくり」に貢献できる人材の育成を行い、大学等の研究機関や製薬企業、さらには医療現場や行政でグローバルに活躍する薬学研究者や先導的医療人の輩出を通して、総合的なライフサイエンスの発展に貢献していきます。 ■■教育システム ■■■薬学科 新全6年制で、最先端医療を担う臨床・薬学研究者を目指す  本学科では、優れた「創薬基盤技術力」を身につけ、創薬科学および関連する生命科学領域で国際的に活躍できる研究者や、創薬研究から治験・投薬に至る「創薬臨床力」を備え、医療現場はもとより臨床薬学研究や医薬保健行政、医薬品開発において先導的に活躍できる医療人の育成を目指します。  本学科では3つのコースを設定しており、コースの選択は入学後に行います。いずれのコースも、2年次前期までは豊中キャンパスにおいて一般教養や語学などの全学共通教育を重点的に学習します。また生命科学の基礎となる化学、生物学、物理学などをしっかり学ぶ時期でもあります。2年次後期からは、薬学部のある吹田キャンパスにおいて本格的に薬学専門教育を学びます。基礎実習では、研究を実践するために必要な知識や技術を学びます。3年次からは研究室に配属され、薬学研究の最前線で長期課題研究(卒業研究)に取り組みます。コースによって時期が異なりますが、4年次以降の高学年では、病院や薬局において患者さんと接することによって臨床における薬物療法を学び、医療人としての果たすべき役割を考える機会として実務実習を行います。  本学科を卒業すれば、薬剤師国家試験の受験資格を得ることができます。また、大学院博士課程に進学し、最先端の創薬研究や臨床研究を通して、さらに高度な「創薬基盤技術力」と「創薬臨床力」を身につけることができます。  生命のメカニズムの解明やテクノロジーの進歩により、薬の可能性は飛躍的に広がっています。一方で、治療が困難な病気や感染症の蔓延、環境汚染による健康被害、超高齢社会に応える安全・安心な医療の提供など、「ヒトの健康とその確保を考究すること」を使命とする薬学が解決に取り組まなければならない課題は数多くあります。豊かな創造力と人間性、柔軟な思考力を持った皆さんが、本学科に集い学ぶことによって、未来の薬学と医療をリードし、グローバルに活躍できる臨床・薬学研究者や先導的医療人へと成長することを期待しています。 ■■■コース紹介 薬学の未来を担う人材を育成する3つの専門コース ■■■■先進研究コース  創薬臨床力や創薬基盤技術力の習得に加えて、医療経済や医療統計、レギュラトリー・サイエンスなどの先進的な内容も学ぶことで、広い視野を有した総合力を育てる10年一貫(大学院博士課程を含む)の研究教育を行います。日本の薬学・医学研究、薬事行政、医療等を牽引し、多方面において世界基準を凌ぐ研究力を養うことにより、グローバルで活躍する研究者である「薬剤師博士(Pharmacist-Scientist)」を重点養成します。 ■■■■Pharm. Dコース  Pharm. Dコースは未来医療の実現を目指したコースです。創薬臨床力を高めるため、早期から臨床や医療を中心とした知識と技能を身につける研究教育を行います。大学、官公庁や臨床の場で中心となって活躍できる「研究型高度薬剤師」を養成します。 ■■■■薬学研究コース  臨床や医療における経験を有し、かつその経験を基盤とした基礎研究や創薬などのものづくりへの応用研究を展開できる能力を養う研究教育を行います。大学、公的研究機関、製薬等の企業を含め多方面で活躍する薬剤師であり臨床経験も有する「薬剤師創薬研究者」を養成します。 #写真1「薬学1号館」 (写真説明:薬学部の建物の様子) #写真2「細胞内タンパク質の可視化実験」 (写真説明:実験室で顕微鏡などの実験器具を扱う人々の様子) #写真3「遺伝子DNA配列の解読」 (写真説明:実験室のパソコンの画面をのぞき込む人々の様子) #写真4「フィジカルアセスメントモデルを使った血圧測定実習」 (写真説明:寝台に寝かされた人に実験装置の取り付ける人々の様子) #表1 (表説明:薬学部の学科は、薬学科のみであることが示されている。) (校正者注:p36最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 薬学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p37 (校正者注:p37上部には、薬学部の室内が写真で示されている。写真では、学生たちが実験器具が多く置かれた室内で、実験を行ったり、実験の記録を取ったりしている。) ■■Topics ■■■大学発創薬研究プロジェクト 日本の創薬研究と薬学研究者養成を牽引  難病や希少疾患の発症機構解明とその分子研究基盤に基づく治療薬の創製研究は、アカデミアの重要 な使命となっています。またアンメットメディカルニーズに対する革新的な医薬品の創出も、アカデミアに対し非常に大きな期待がかけられています。本学部では、「化合物ライブラリー・スクリーニングセンター」と「創薬センター」を設置し、アカデミアの創薬等ライフサイエンス研究を牽引しています。さらに、学内外の研究機関との連携により、最先端の創薬研究を推進しています。 #写真1「化合部ライブラリー・スクリーニングセンター保管化合物の分析装置」 ■■■先導的医療人育成プロジェクト 臨床・薬学研究、最先端医療を担う先導的薬剤師の輩出  本学部では、「実践薬学教育研究センター」および「薬学地域医療教育研究センター」を設置し、「Pharm.Dコース」での教育研究や「高度先導的薬剤師の養成とそのグローカルな活躍を推進するアドバンスト教育 研究プログラムの共同開発」、「地域チーム医療を担う薬剤師養成プログラム」を実施しています。こういったプログラムによって優れた「創薬臨床力」の修得を図り、臨床・薬学研究や最先端医療を担うことができる先導的薬剤師の輩出と、そのグローカルな活躍を推進しています。 #写真2「創薬センターの化合物合成室」 (写真説明:室内に大型の実験用の機械が置かれている様子) ■■■薬用植物園 グローバルに活用できる創薬資源センターへ  薬用植物園では、熱帯植物をはじめとする多くの貴重な植物が栽培され、また総合博物館との連携により学術価値の高い貴重な生薬標本が保存されており、広く教育研究に活用されています。複数の学内外との共同研究も行われており、本学唯一の植物園として重要な役割を果たしています。現在、さまざまな有用生物の遺伝資源探索やその新規機能開発に向けた研究を進めており、グローバルな活用が可能な創薬資源センターへの拡充を目指しています。 #写真3「薬用植物園温室の薬用植物」 (校正者注:p37下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:土井教授の顔写真) 土井健史(どい たけふみ) 大学院薬学研究科長・薬学部長 専門分野:生物有機化学 命を総合的に科学し、人類に貢献する  薬学は、生命・健康を分子や物質から理解し、命を総合的に科学する学問です。本学部では、生命科学、創薬科学、環境科学、医療科学などを学んでいただき、人類の健康、豊かな社会の発展に貢献できる人として巣立っていただきます。研究、医療、教育、産業、行政などの分野において、世界レベルで活躍していただくことを期待しています。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:和田さんの顔写真) 和田 祐理子 小林聖心女子学院高校 出身 薬学科5年生(臨床薬効解析学) 欲張った大学生活が過ごせる環境 大阪大学薬学部には研究や講義で親身に指導してくださる教員の方々、充実した研究設備や先輩方が培ってきた研究のノウハウ、そして切磋琢磨できる友人たちなど、自身の興味・関心を追求し成長することができる環境が整っています。研究も薬剤師免許取得も、そしてクラブやアルバイトも欲張った大学生活 を、大阪大学薬学部で過ごしませんか? ■■よくある質問 Ⓠ薬学部を卒業して、研究職に就けますか? Ⓐ就けます。大学や研究所、製薬企業、医療機関などで研究者として活躍できます。 p38 ■School of Engineering 工学部 応用自然科学科 入学定員 217人、応用理工学科 入学定員 248、人電子情報工学科 入学定員 162人、環境・エネルギー工学科 入学定員 75人、地球総合工学科入学定員 118人 ■■実学重視の気風で、最先端の研究を世に役立てる 設立当初から“実学”を重んじ、科学技術の発展を見越してさまざまな特色ある学科を全国に先駆けて設置してきました。また、産業界の発展を支え、世界的に第一線で活躍する研究者も多く輩出しています。「工学」は分野が多彩なため、ある程度分野を絞り、進路を見据えておく必要があります。本学部は5つの学科に分野が分かれており、自分の進路となる「学科目」の選択は、講義を受けてから決められるのが特徴です。とくに優秀な学生については、3年次から大学院に進む「飛び級制度」も実施しています。 ■■教育システム ■■■応用自然科学科 ナノレベルの実験・研究から、新しい技術を生む  「応用化学」「応用生物工学」「物理工学」「応用物理学」の4学科目で構成される幅広い学科です。1年次は共通教育を通して大学における物理・化学・生物の面白さに触れながら進路を選び、2年次から各学科目の専門分野を学習します。物理学を駆使した究極のものづくりや革新的な光計測技術の開発、分子レベルでの化学反応の制御、動植物や酵素・遺伝子工学に基づいた生命科学の研究を行っています。 ■■■応用理工学科 世界最先端のモノづくりを実現する研究開発  1年次は共通の基礎教育を受け、2年次から「機械工学科目」と「マテリアル生産科学科目」の2分野に分かれます。前者では自動車・航空宇宙機・知能ロボットなどを含む、ナノマシンからプラントに至るさまざまな機械を全体として創り出し自在に動かすための理論や方法論などを研究します。後者では「素材」に着目したモノづくりが研究対象。航空宇宙材料や生体材料など新素材開発と、3Dプリンタや先進接合法などプロセス開発を行います。 ■■■電子情報工学科 現代の暮らしに欠かせない基盤技術を追究する  電子・情報・通信に関する最先端技術を追究します。1年次は共通基礎教育を受け、2年次からは4コースに分かれ専門的知識を蓄積していきます。「電気電子工学科目」の研究領域は太陽光発電、ハイブリッド電気技術、レーザー工学、光デバイス、ナノテクなど。「情報通信工学科目」では光通信、マルチメディアネットワークなどを研究。未知の分野を楽しみながら研究する、そんな土壌と学風が本学科の特徴です。 ■■■環境・エネルギー工学科 地球規模の問題を解決へと導く技術者に  環境問題、エネルギー問題に体系的かつ総合的に対処し、地球規模での課題の解決と持続可能な文明の発展に資することができる優秀な技術者を育成するための教育を行っています。2年次までに環境・エネルギー工学の全体像を学び、3年次より「環境工学科目」「エネルギー量子工学科目」に分かれて専門的知識を深めていきます。 ■■■地球総合工学科 人と環境にやさしい安全安心な社会をつくる  学科目は船舶海洋工学、社会基盤工学、建築工学の3つから成ります。1年次は全員共通の専門基礎教 育を受け、2年次以降の講義が理解できる知識を身につけます。2年次からは、各学科目に分かれて専門を深く学びます。研究の対象は、船舶・海洋構造物や海洋資源の開発、社会インフラの整備と環境保全、安全で快適な建築と都市のデザインなどです。人と環境にやさしく安全安心な未来社会の構築を目指しています。 #写真1「塵ひとつない世界一キレイな実験室における究極のものづくり(応用自然科学科)」 (写真説明:実験機材の調整を行う学生の様子) #写真2「ユビキタスチップとウェアラブルコンピュータ(電子情報工学科)」 (写真説明:ユビキタスチップと、ウェアラブルコンピュータを装着した人物の様子) #表1 (表説明:ここでは、工学部の学科と学科目がまとめられている。以下、学科に続いてその学科目を記す。 応用自然科学科:応用化学、応用生物工学※、物理工学、応用物理学 応用理工学科:機械工学、マテリアル生産科学(マテリアル科学コース、生産科学コース) 電子情報工学科:電気電子工学(電気工学コース、電子工学コース※)、情報通信工学(通信工学コース、情報システム工学コース) 環境・エネルギー工学科:環境工学(環境工学コース)、エネルギー量子工学(エネルギー量子工学コース) 地球総合工学科:船舶海洋工学、社会基盤工学、建築工学) ※「応用生物工学」「電子工学コース」は2021年4月から 「バイオテクノロジー」「量子情報エレクトロニクスコース」 に変更となります。 (校正者注:p38最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 薬学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p39 ■■Topics ■■■応用理工学科 世界初! 環境に優しい新型赤色発光ダイオード  蛍光灯で広く使われている希土類元素を窒化物半導体に添加し、電気を流して光らせることに成功しました。希少金属のIn(インジウム)や有害なAs(ヒ素)を含まない、新しいタイプの赤色発光ダイオードの幕開けです。改良を重ね、明るさは実用化レベルに着実に近づいています。この発明により、緑色や青色の発光ダイオードと同じ窒化物半導体で「光の三原色(赤・緑・青)」が揃ったことに。  街角で見かける大型ディスプレイをポケットに入れる、といったようなことも夢ではなさそうです。 ■■■環境・エネルギー工学科 シミュレーションモデルを環境評価に活用  環境中の物理・化学現象をコンピュータ上で表現するシミュレーションモデルを構築し、環境評価に活用しています。一例として、微小粒子状物質(PM2.5)の大気中の挙動は非常に複雑ですが、モデルを活用することで、高濃度現象の原因や輸送経路の解析が可能となります。ほかにも、温暖化・都市化に伴う降雨変動、放射性物質の環境動態など、全球から室内空間までさまざまなスケールを対象に、人間活動が大気・水・熱の環境循環に及ぼす影響や、環境負荷物質の動態を明らかにするための研究を進めています。 ■■■地球総合工学科 見えない流れの場を画像計測で見えるようにする  船のスクリュープロペラは船の後ろの複雑な流れの中で作動します。このほうが高い効率が得られるためですが、よりよい推進性能を考える上でスクリュープロペラに入り込む流れを知ることは非常に重要です。船舶海洋試験水槽ではレーザー光で短い時間間隔で細かい粒子を照射したものを撮った画像から、3方向の流速成分を1つの面内で見えるようにしています。このような計測により、詳細なコンピュータによる流れの計算を検証するのと同時に、計測で見つかる新しい現象も計算できるように計算手法を改良しています。 #写真1「ユウロピウムを添加した窒化ガリウムを用いた、世界初の赤色発光ダイオード」 (写真説明:赤く光る電球の様子) #写真2「高濃度のPM2.5が大陸沿岸から西日本へ輸送されてくる様子を再現した結果の一例」 (写真説明:日本近海の地図上にPM2.5の分布範囲の様子) #写真3「波の中で運動しながら前進する船尾のプロペラに流入する流れの計測」 (写真説明:水の中に入れられた機材とそのデータの様子) (校正者注:p39下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:馬場口教授の顔写真) 馬場口 登 (ばばぐち のぼる) 大学院工学研究科長・工学部長 専門分野:情報工学 世界の第一線で活躍する、優れた人材を育成  「工」という漢字は上の横ストロークが天の理、下が地の万物を、そして縦 ストロークがその天と地の橋渡しを表しているという説があります。「工学」とはまさに、自然の摂理を参照しながら人間社会で役に立つモノやコト、場を作り出す学問です。本学部では高度な専門知識を習得し、社会の第一線で活躍する人に成長していただくことを期待しています。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:藤原さんの顔写真) 藤原 夏実 清教学園高校 出身 応用自然科学科4年生(応用物理学) 刺激の絶えない大学生活  私は物理に興味があり応用自然科学科に入学しました。阪大は1年生の授業 から設備も充実しており、全国から集まった優秀な友人・先生と出逢えるので刺激が絶えません。3年生までは専門の勉強をしつつチェロを始めたり、奨学金をもらいイギリスへ留学したりしてきました。4年生からは最先端の装置を使った研究が始まるのでますます楽しみです! ■■よくある質問 Ⓠ工学部の女子学生比率はどのくらいですか? Ⓐおよそ12%です。工学部全体で3,667人のうち、女子学生は453人在籍しています。 p40 ■School of Engineering Science 基礎工学部 電子物理科学科 入学定員 99人、化学応用科学科 入学定員 84人、システム科学科 入学定員 169人、情報科学科 入学定員 83人 ■■理工の枠にとらわれず、科学と技術の先端を切り拓く 「基礎工学部」は、国立大学で本学にのみ設置されているユニークな学部です。従来の工学部・理学部の枠を越え、科学と技術の融合による先端的研究を行うため、1961年に創設されました。例えば、電波を光で運ぶ通信システムの研究やインターネットではない未来型ネットワークの考案などがテーマ。21世紀に求められる科学技術のパイオニアを目指すとともに、柔軟性と応用力をもって国際的に活躍できる人材育成を推進します。学部3年次から大学院に進学できる「飛び級制度」など、新しい教育にも積極的です。 ■■教育システム ■■■電子物理科学科 電子と光を知り、人にやさしい素材・技術を創る  持続可能な社会の実現には、知的情報処理技術や 省創蓄資源技術の発展が不可欠です。本学科は、電子と光の性質を深く学び、さらにはそれらを自在に操ることで、新しい原理の創出と物質・材料の開拓、デバ イスの開発を進めています。1年次は、これらの研究に 必要な数学、物理学をしっかりと学び、2年次からは、エレクトロニクス、物質科学、フォトニクス、量子情報、ナノテクノロジーなど幅広い学問を授業、演習、実験 を通して身につけ、深い基礎知識と広い視野を持ち、さまざまな分野でリーダーとして活躍する人材を育成します。 ■■■化学応用科学科 夢をひらく、新しい物質の在り方を探究  化学は、私たちの生活を支え、地球環境との調和をはかるために必要な科学技術の源です。本学科は、物質の新しい在り方を探求するとともに、物質と生命の関係、環境・エネルギー問題の解決など、広い視野に 立った教育・研究を行っています。1年次は自然科学・社会科学・語学を含む一般教育を履修。2年次に進む 時点で2コースに分かれます。合成化学コースでは、合 成という名にとらわれず、化学全般が対象。新しい物質の発見・開発から、環境・エネルギー問題にも注力し ています。化学工学コースでは、物質の変化を総合的に探究。社会の発展に貢献できる物質やエネルギーの変換システムの構築を目指しています。 ■■■システム科学科 「システム」を研究し、人と技術の共生を目指す  機械・社会・環境・生物について、数理的アプローチを基本とし、システム論的な手法で教育・研究を行っています。ロボットや人工衛星は、複雑なシステムの代表。その構成要素である多くの機械・電子部品およびソフトウェアを巧みに連携させることで、人に役立つ作業や高速移動が可能に。そういったシステムは医療福祉や環境エネルギー技術にも応用され、社会に貢献しています。また、「生物」も多くの細胞や器官で構成され、これらがシステムとして機能。教育・研究対象に「生物」まで含んでいるのが大きな特徴です。本学科では、2年次より3コースに分かれて進学。各専門分野の深化と学際融合領域の開拓を目指します。 ■■■情報科学科 世界を豊かにするICT分野を育てる  本学科では、情報科学の専門科目を含む1年間の一般教養を習得後、3コースに分かれます。計算機科学とソフトウェア科学の2コースは、コンピュータそのものの可能性を追究する科学と、その技術の基礎となる数学手法、さらにコンピュータをツールとする新しい応用技術を主な教育課題としています。数理科学コースでは、数学・統計学とコンピュータを駆使して、自然現象・社会現象の数理モデリングや、データ解析・機械学習の最先端を開拓する研究者を育成します。ICT(情報通信技術)は、日本の競争力を支え、科学技術の発展に必須な分野です。ICTで世界を豊かにするために、一緒にこの分野を育てていきませんか。 #写真1「光技術を用いたテラヘルツ波通信で、世界最高速度の無線通信を実現」 (写真説明:実験機材を確認する学生の様子) #写真2「高機能触媒の合成研究MMRによる分子構造の研究」 (写真説明:広い室内でタンクに入った化学物質を扱う学生の様子) #写真3「高度情報通信を支えるネットワーク諸技術」 (写真説明:携帯電話や半導体や巨大なパラボラアンテナなど、ネットワークの諸技術のイメージ画像) #表1 (表説明:ここでは、基礎工学科に含まれる学科目・コースがまとめられている。以下、学科目に続けてそのコースを記す。 電子物理科学科:エレクトロニクスコース、物性物理科学コース 化学応用科学科:合成化学コース、化学工学コース システム科学科:機械科学コース、知能システム学コース、生物工学コース 情報科学科:計算機科学コース、ソフトウェア科学コース、数理科学コース) (校正者注:p40最下部には情報のリンク、入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 歯学部 ■■資料請求はコチラ 学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948 p41 ■■Topics ■■■電子物理科学科 新たな電子機能を持つ物質の創成  固体中の電子の間に強い相関がある物質は強相関電子系と呼ばれています。強相関電子系では、スピン・ 電荷・電気軌道などの電子の多自由度が複雑に絡み合うことによって超伝導現象をはじめとする多彩な物 理現象・電子物性が実現されます。これらの多彩な現象・物性を巧妙に組み合わせることによって、現実の物質中に予期せぬ物性・機能の実現を目指して研究しています。一例として、新世代の材料として期待されているのが「マルチフェロイック物質」と呼ばれる、強誘電体と強磁性体の性質を兼ね備えた新たな電子機能を持つ強相関電子系を探究し、その電気的な性質を磁場で制御したり、逆に磁気的な性質を電場で制御するといった従来にない新規物性の開拓を行っています。 ■■■化学応用科学科 超音波で集まる分子  音で分子は集まらない。石鹸や化粧品、食品など多様な分野で重要な役割を演じる「分子集合」の科学におけるこの常識は、洗濯バサミのような形状をした新しい分子を生み出すことで打ち破られました。この分子を微量溶かしたサラサラの溶液に、弱い超音波をビッと数秒照射すると、分子が連続的にかみ合う特異な分子集合が起こり溶液は瞬間的に固まります。この新現象は現在、免震、漏えい防止に必須の瞬間固化や、瞬間発光技術への応用に向け、基礎的、応用的観点から研究が進められています。 ■■■情報科学科 AR技術により、高度な作業支援が可能に  現実世界に計算機情報を重畳表示することで様々な作業を支援する「拡張現実感(AR)」技術について、 画像認識、ユーザインタフェース、ディスプレイ装置などの様々な側面から研究開発を進めています。物体の形状や人の動きを計測し、それに基づいて適応的に情報提示することで、より高度な作業支援が可能 になります。例えば、右図のシステムではブロックの組立状況を自動的に検知し、次に配置すべきブロッ クを頭部搭載型ディスプレイ(HMD)に表示することで、誰でも間違わずに組立を完成できます。 #写真1「新たな電子機能を持つ強相関電子系物質の合成に使われる赤外集光加熱型単結晶育成装置。」 (写真説明:暗室の中で設置された機材の様子) #写真2「洗濯バサミ分子の超音波応答性分子集合による安定溶液の瞬間ゲル化。」 (写真説明:2種類の薬品を比較する様子) #写真3「AR組立支援システム。HMDに表示される指示に従うと確実に組立を完成できる。」 (写真説明:おもちゃのブロックを組み立てる様子) (校正者注:p41下部には「教授からのメッセージ」と「在学生からのメッセージ」) ■■教授からのメッセージ #写真4 (写真説明:狩野教授の顔写真) 狩野 裕 (かの ゆたか) 大学院基礎工学研究科長・基礎工学部長 専門分野:統計数理・データ科学 上質な教育環境で成長してほしい  人間性を育む質の高い教養教育と言語・情報活用能力の養成、数学・物理を充実させた基盤教育、理学と工学のバランスがとれた専門教育を教育の特徴としています。基礎知識を備えたうえで、つねに新分野に挑む意欲、興味あることに時間を忘れて打ち込む情熱をもち、自分の考えを述べ、多様な意見にも耳を傾けて対話できる人になってください。 ■■在学生からのメッセージ #写真5 (写真説明:尾瀬さんの顔写真) 尾瀬 朱音 兵庫県立加古川東高校 出身 電子物理科学科4年生 基礎を作り、最先端の研究に挑む  基礎工学部では2年進級時にコースに配属されますが、私は量子力学・統計力学を軸として物性物理学の専門的な内容を学んでいます。理論をメインとして学び、実験や演習で応用へと向かう基礎を作ります。そして、4年生から各研究室で最先端の研究につなげていくスタイルは、このユニークな学部の特徴と言えるのではないかと思います。 ■■よくある質問 Ⓠ基礎工学部の教育の特徴はなんですか? Ⓐ数学と物理を充実させた基盤教育、理学と工学のバランスのとれた専門教育が特徴です。 p42 ■大学院 文学研究科 文化形態論/文化表現論/文化動態論 ■■人間が生み出すあらゆる文化を、実証的に研究する 思想・歴史・文学・社会・言語・芸術など、27の専門分野・コースを有する多彩な研究体制が最大の特色。 資料収集・分析、さらにフィールドワークで検証を重ねる実証的な姿勢が本研究科の伝統であり、多数の実績を上げています。また社会人や留学生の受け入れも積極的に行っています。 ■■Topics ■■■日本に興味を持つ、すべての方のためのプログラムを開講  本研究科では、日本の人文学教育・研究の拠点として、より強みを発揮することを目指して、2017年度より大学院等高度副プログラム「グローバル・ジャパン・スタディーズ科目」を開講しています。「世界のなかの日本史」「世界文学のなかの日本文学」「日本語の歴史」「現代日本語の諸相」「世界のなかの日本美術」「世界のなかの日本演劇」「現代日本のポピュラー音楽」「日本の民俗と宗教」「日本の社会と思想」「異文化交流のなかの日本」等の科目が開かれているほか、英語のみによる科目“Academic Skills for Humanities” および “Issues in Contemporary Japanese Studies” を選択必修として設け、「日本」を巡る知識を広く学べるのみならず、多言語の視点から日本を見る術を提供することを目指しています。日本人、外国人を問わず、日本に興味を持つすべての皆さんに開かれたプログラムです。 #写真1 (写真説明:能に使われる面の様子) ■大学院 人間科学研究科 人間科学 ■■<知のキュレーション>による産官学民による共創 本研究科は、「行動学系」「社会学・人間学系」「教育学系」「共生学系」の4学系と「未来共創センター」で教育研究を行っています。人文学から社会科学・自然科学にわたるさまざまな専門知を総合する統合知、また学内外の多様な組織との協働を通じた共創知を生み出す「知のキュレーション」によって、社会における諸課題の解決を目指します。 ■■Topics ■■■共生社会を創造する新たな共創の仕組み「オムニサイト」  さまざまな社会的課題の解決に向け、大学と市民・企業・行政・NPO等、多様なステークホルダーが連携・協働し、「共創知」を産出する必要があります。その共創の仕組みを本研究科では「大阪大学オムニサイト」(OOS)と呼び、未来共創センターをハブとして、人びとが支え合い、共生できる場を創出しています。オムニサイトを教育・研究・社会貢献に活かすべく、さまざまなプロジェクトをおこし、「産官学民による共創」を推進していきます。例えば、防災見守りプロジェクトでは、本学が開発した「未来共生災害救援マップ」と、風力・太陽光発電、蓄電池、通信、LED電灯、見守りカメラといった機器を備えた独立電源通信装置、「たすかんねん」を活用し、被災者と支援者の双方向的通信を通じた被災地支援の仕組みの構築に取り組んでいます。また本研究科では、2019年度から「人間科学未来 共生博士課程プログラム」をスタートさせ、多文化共生社会の実現に寄与する博士課程人材の輩出に着手しています。 #写真2「みまもりロボくんⅢ実験機 (現在は「たすかんねん」に名称変更)設置完成披露式」 (校正者注:p42最下部には情報の入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 大学院> 各研究科 ■■資料請求はコチラ 各研究科資料のご請求方法は各研究科のホームページをご覧ください。 p43 ■大学院 法学研究科 法学・政治学 ■■法学・政治学研究をリードする 本研究科では社会の状況・ニーズおよび国際的視点をつねに踏まえ、実務的かつ独創的な研究を行っています。法学・政治学の研究において国内最高レベルの水準を誇り、産業界・法曹界・地域と連携し、私たちの社会に実質的に役立つ知的ストックの還元を目標としています。 ■■Topics ■■■AIネットワーク時代に向けた法・政策の在り方  今世紀初頭以来、インターネット等による膨大な データの流通および蓄積の増大等に伴ってAIの研究 開発が加速度的に進み、AIを利活用できる領域が飛躍的に拡がりつつあります。社会においては、AIシステムが情報通信ネットワークに接続され、他のシステムと連携させて利活用される「AIネットワーク化」が急速に進展しつつあります。    AIネットワーク化の進展は、人間およびその社会に広く恵沢をもたらす一方で、さまざまなリスクをもたらします。このため、AIネットワーク時代に向け、人間の在り方、社会の仕組み、そして法システムについて変容が迫られています。    本研究科は、2018年11月に、高等司法研究科とともに、両研究科の各分野の教員のほか、本学の総長及び副学長、学外の法学及び他分野の研究者並びに実 務家の参画を得て、シンポジウム「AIネットワーク時代に向けた法・政策の在り方」を開催し、学術と実務の両面から多角的かつ先端的な議論を展開しました。今後も、AIをめぐる諸問題についての情報共有・議論の場として、シンポジウムを開催していく予定です。 #写真1「パネルディスカッション 「AIネットワーク化をめぐる法と倫理」」 (写真説明:ディスカッションの会場の様子が2枚の写真で示されている。) ■大学院 経済学研究科 経済学/経営学系 ■■経済課題に立ち向かえる、真のプロを育てる 1953年の創設以来、本研究科は一貫して「近代経済学」を研究の中心に据え、輝かしい実績を重ねてきました。充実した教育体制と環境により、院生は効率的に学界の最前線へと到達できます。また研究者育成だけでなく、高度な経済知識・分析力を活かし、企業社会で活躍できる知的スペシャリストの養成にも力を注いでいます。 ■■Topics ■■■学融合研究の推進による人間行動研究のフロンティアへ  本研究科は、本学の社会経済研究所と共同して経済学の分野において世界水準の研究・教育を行なってきました。2003~2007年度、「21世紀COEプログラム※1」に採択され、アンケート調査や経済実験といった新しい手法を用いた行動経済学の拠点を形成。さらに2008~2012年度の「グローバルCOEプ ログラム」ではこの成果をより発展させ、国際共同研究を実施。自然科学系の研究者と「神経経済学」と いった学融合的研究を進め、着実に成果を上げてきました。このような実績を踏まえ、さらにその実力を発揮 すべく、行動経済学、神経経済学を含めた様々な分野の学融合研究を推進し、人間行動研究のフロンティアを目指しています。    経営学の分野では現代マネジメント・サイエンスを時代に先駆けて導入し、一貫して高度に分析的・数理的・統計的な研究手法の開拓を推進。教育面では金融保険関係の人材養成、さらに経営研究コースとビ ジネスコースを開設して社会の期待に応えています。歴史研究領域では、ドグマにとらわれず、根本資料の発掘とその科学的分析を重視する実証史学の見地に立脚。幾多の斬新な研究業績を上げて「大阪学派」を主導しています。「関西企業家ライブラリーの構築※2」はそうした成果の一環です。 ※1「グローバルCOEプログラム」の前身。 ※2 江戸時代から今日に至るまでの関西企業家に関する諸情報を集積。コンピュータ可読型のデータベースや映像化を行った研究。 #写真2「世界的な学者の招聘および外国人教員の採用、国際研究集会の開催、外国大学との交流、留学生の受け入れ・派遣、外国語による授業など、“世界に開かれた大学”を実践しています。」 (写真説明:海外からの研究者が集まった様子) p44 ■大学院 理学研究科 数学/物理学/化学/生物科学/高分子科学/宇宙地球科学 ■■人類のそして地球の未来を担う、基礎科学の研究 科学技術の発展は、私たちの豊かな生活をささえています。「理学」は、あらゆる科学技術の基礎。本研究科では、これからの科学技術を築く、世紀を超えて生き残る研究を目指しています。自由で創造的な “研究第一主義”の学風のなか、国際的に活躍する研究者や産業界で活躍する高度専門職業人を育成しています ■■Topics ■■■小惑星イトカワの年代を決定!月に吹く地球起源酸素を発見!革新的な質量分析技術で拓く宇宙・地球・生命科学  大阪大学の「質量分析」は、1930年代後半に国内初の質量分析装置を製作して以来、世界に誇れる多数の独創的なイオン光学系の装置開発を行ってきました。また実用面でも、はやぶさ探査機が持ち帰った微 粒子から小惑星イトカワの46億年の歴史を明らかにしたり、月周回衛星に搭載したプラズマ分析装置を用いて地球から流出した酸素を発見したりするなど、世界最先端の研究を行っています。    このように理学研究科では「これまで誰も見ることができなかったモノを観る」べく、独創的な装置開発を基盤にした新しいサイエンスの開拓を目指しています。とくに、質量分解能が非常に高いマルチターン飛行時間型質量分析計の小型・実用化が進めば、[1]宇宙探査や[2]火山ガスなどの環境計測などの宇宙・地球科学分野のみならず、[3]生体分子などの網羅的解析(オミクス)や[4]医療現場での病理診断などの生命科学分野にも展開することができることから、国内外から注目されています。 #写真1「太陽風により月に到達する地球の酸素(イメージ)」 (写真説明:太陽からの地球への影響関係が示されている) #写真2「「質量分析」を用いた研究対象(ジオミクス)」 (写真説明:地球上の様々な問題を扱った研究について示されている。) ■大学院 医学系研究科 医学(博士課程)/医科学(修士課程)/保健学(博士前期課程、博士後期課程) ■■世界をリードする、ゲノム医療と解析研究拠点 医学・医科学専攻では、高度な研究能力とその基礎となる豊かな学識を有する人材を養成します。産学交流の絆も深く、先端的な研究を社会実装することも重要な任務です。保健学専攻では、柔軟な思考力と高度な専門知識を持ち、時代に即した看護・医療技術科学の発展をリードする研究者の育成を目指しています。 ■■Topics ■■■先端のイメージング研究で病気の発症メカニズムの実体に迫る  私たち人間をはじめ「動物」の本質は、「動く」ことです。生体内では多種多様な細胞がつねに動き続けていますが、彼らの複雑な動きは極めて巧妙に制御されており、必要なときに必要な場所へ移動して、相互作用を行うことで生命システムが保たれています。とくに、免疫細胞は体中を巡り、臓器から臓器、組織から組織へと渡り歩くことで、各臓器・組織の機能連関が維持されています。これが破綻すると、生活習慣病やがんなどさまざまな病気が引き起こされます。    本研究科では、最新の光学観察技術を活用して、“生きたまま”さまざまな組織や臓器を観察し、“生きた”細胞が「いつ」「どこで」「どのようにして」動くのか、リアルタイムで解析を行っています。とくに、生体内で実際に病気が起こっている現場を詳しく診ることで、病気の発症や進展に関わる細胞や分子が次々と明らかになっています。最先端のライブイメージング研究により、従来の技術では見えなかった人間の 身体の成り立ちを理解し、病気の発症メカニズムを解き明かすことで、画期的な治療法の開発につなぐことを目指します。 #写真3「ヒト大腸組織のライブイメージング研究」 (写真説明:「正常大腸組織と大腸がん組織のイメージング画像。大腸組織の特徴を詳細に描出でき、がんと非がんを容易に識別することができる。」) (校正者注:p44最下部には情報の入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 大学院> 各研究科 ■■資料請求はコチラ 各研究科資料のご請求方法は各研究科のホームページをご覧ください。 p45 ■大学院 歯学研究科 口腔科学 ■■社会の高齢化と生活の質向上に応える「口」の研究 高齢化による歯科疾患の多様化や歯科医療に対するニーズの変化に応えるため、臨床と基礎の壁を取り払い、最先端の「口」の研究遂行に力を注いでいます。また、“食べる”“味わう”といった口を通した行動を科学的に追究。「口」の健康に基づく生活の質の向上を目指し、世界の歯科医学のリーディング機関として研究を進めています。 ■■Topics ■■■最先端の歯周組織再生医療技術開発への挑戦  「何でも美味しく食べられる」ことは万人の望みであり、そのためには生涯にわたって口の健康を守り高めることが必要不可欠です。すべての人に約束されるべき「口が支えるQuality of Life(生活の質)」を維持・向上させるために、本研究科では歯のみならず口全体の健康と病気を科学し、新しい診断法・予防法・治療法の開発に取り組んでいます。  例えば、歯を支える骨や歯ぐき(歯周組織)を破壊する病気である歯周病は、歯の寿命を脅かす第一の原因です。歯周病を引き起こす細菌の塊(デンタルバイオフィルム)を取り除くことで、この病気の進行を食い止めることはできますが、失われた歯周組織を取り戻すことはできませんでした。本研究科では、塩基性線 維芽細胞増殖因子(FGF-2)という成長因子を応用した世界初の歯周組織再生薬の開発に成功し、近年、その実用化を果たしました。また新たな取り組みとして、 幹細胞移植による歯周組織再生医療の開発・実用化を着々と進めています。    このように、本研究科は口の健康科学の国際的拠点として世界の歯学研究を牽引し、そのもとで、次世 代の歯科を担う人材育成を精力的に推進しています。 #写真1「FGF-2製剤で誘導された、歯槽骨の再生。黄色の線は、歯槽骨の高さを表します。」 (写真説明:治療前と治療後の歯のレントゲンの写真) ■大学院 薬学研究科 創成薬学(博士前期課程・博士後期課程)/医療薬学(博士課程) ■■薬学を通じて、ライフサイエンスの発展に貢献する 薬学研究科では、創成薬学と医療薬学の2専攻を設置しています。本研究科では、薬学を総合的なライフサイエンスの発展を目指す学問領域と位置付け、高度な「創薬基盤技術力」と「創薬臨床力」の修得を目指した研究教育を推進することにより、広範な分野において、トップランナーとして活躍できる人材を多数輩出しています。 ■■Topics ■■■「ものづくり(創薬)」を通して、ヒトの健康に大きく貢献  生命の理を解明し、その攪乱により発症する疾患の原因を探り、さらにその原因となる分子機能を制 御する化合物、抗体、核酸や細胞などの研究は、疾患治療薬の創製につながることが期待できます。本研究科では、「化合物ライブラリー・スクリーニングセンター」や「創薬センター」を設置することにより、アカデミアの創薬等ライフサイエンス研究を牽引しており、難病や希少疾患などに対する革新的治療薬の創製 を進めています。さらに学内の産業科学研究所、微生 物病研究所などの協力講座、学外の循環器病センター、医薬基盤・健康・栄養研究所、医薬基盤研究所、大阪国際がんセンター、医薬品食品衛生研究所、医 薬品医療機器総合機構などの連携講座との連携や、2つの寄附講座、5つの共同研究講座の設置により、最先端創薬研究を推進しています。    また本研究科では、「高度先導的薬剤師の養成と そのグローバルな活躍を推進するアドバンスト教育研究プログラムの共同開発」の実施により、優れた 「先導的薬剤師」の輩出とそのグローバルな活躍を支援しています。    このように、本研究科ではさまざまな研究プロジェ クトや大学院教育プロジェクトによって、学部教育において培った「創薬基盤技術力」と「創薬臨床力」をさらに強化・高度化し、「ものづくり(創薬)」を通して、ヒトの健康に大きく貢献できる人材の育成を推進して います。 #写真2「最適条件(サイズや性状)のナノマテリアルは、胎盤や脳などにも薬物送達が可能。」 (写真説明:マウスのレントゲン画像の様子) p46 ■大学院 工学研究科 生命先端工学/応用化学/精密科学・応用物理学/知能・機能創成工学/機械工学/マテリアル生産科学/電気電子情報工学/環境・エネルギー工学/地球総合工学/ビジネスエンジニアリング ■■科学技術の発展を担う、先端的な研究機関 個性豊かで創造的な研究者・技術者を育成するため、高度な専門教育と最先端の研究が行える環境を整備。 また、共同研究講座や協働研究所並びに各専攻を基軸に「産学連携」を積極的に展開し、優れた研究成果やリーダー人材を輩出することで、Innovation on Campus together with Industryを実践しています。 ■■Topics ■■■結晶を制するものは技術を制す ~高品質GaN結晶で地球温暖化をストップ~  2014年のノーベル物理学賞は青色LED実現に貢献されました赤﨑勇先生、天野浩先生、中村修二先生 が受賞されましたが、青色LEDに用いられる結晶は GaNと呼ばれる半導体です。GaNは結晶成長が極めて困難な材料で、赤﨑先生、天野先生は結晶化技術の最初のイノベーションを実現され、それが評価されてノーベル賞を受賞されました。そのGaNは電力消費量を節約するパワーデバイスとして期待されており、GaNパワーデバイスが普及すると、地球温暖化をストップできるとも言われています。その実現には、GaN 結晶を現状のLEDグレードから格段に品質を向上させる必要がありますが、極めて難しい課題でした。    本研究科では、名古屋大学の天野先生と連携しながら、GaN結晶をパワーデバイスに使えるようにすべ く研究開発を進めています。現在、図に記載しているように、あっと驚くイノベーションを創出し、ノーベル賞のイノベーションよりもGaN結晶の品質を飛躍的に向上することに成功しています。地球温暖化をストップできる日も近づいてきました。 #写真1「名古屋大学・天野先生のイノベーションと大阪大学のイノベーションの協奏と共創で育成した世界最高品質のGaN結晶」 (写真説明:天野先生のイノベーションから大阪大学のイノベーションへと発展していく様子が図示されている) ■大学院 基礎工学研究科 物質創成/機能創成/システム創成 ■■あらゆる学問分野の枠を超え、未来の技術を創造する 物理と化学の両面からアプローチする物質創成、バイオエンジニアリングとメカニクスを融合した機能創成、文理融合も志向するシステム創成。これら3専攻を基軸に「科学する心」と「技術への強い関心」を失わない先端的研究を推進。人文社会学系や医歯薬学系も視野に入れ、新たな学問領域の創成を目指しています。 ■■Topics ■■■筋骨格の構造から、人間の運動のしくみを解き明かす  人間が自分の身体を動かすとき、そのすべてを脳で情報処理すると、脳に対する負荷は非常に大きくなります。実際には人間は歩いている間に考え事ができるなど、歩いたり走ったりしているときには、脳は いつも身体を直接コントロールしているのではありません。人間のこのような運動を生み出すために、筋骨 格の構造が非常に重要な役割をしていると考えられ ています。つまり、このような人間の筋骨格の構造が持っている役割をロボットにコピーすれば、人間のように自由に歩き回ったり走ったりさせることができるのではないでしょうか?    右図のロボットは特に人間の足の構造に注目し、足の中に存在する関節と腱が歩行の安定性にどのような働きをするかを調べるために作られました。このロボットには平衡感覚に相当するセンサーがついていませんが、足の構造によって自動的に左右のバランスを取り、ある程度こけずに歩行ができます。このようなロボットを試作することで、人間の足部の骨の機能も調べることができるのではないかと考えられています。 #写真2 (写真説明:人間の下半身の筋骨格を再現したロボットの様子。) (校正者注:p46最下部には情報の入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 大学院> 各研究科 ■■資料請求はコチラ 各研究科資料のご請求方法は各研究科のホームページをご覧ください。 p47 ■大学院 言語文化研究科 言語文化/言語社会/日本語・日本文化 ■■他大学に類を見ない、豊かな言語教育を実施 言語文化専攻は超域的な観点から言語文化学のあり方を追究し、言語社会専攻は24言語を基礎とした地域の言語や文化、社会に関する教育研究を展開。2012年には世界言語研究センターと統合し、新たに日本語・日本文化専攻を加えて3専攻に改組しました。国際的な相互理解を推進する研究者・高度専門職業人を養成します。 ■■Topics ■■■『差異を超えた地球人』を目指そう  グローバル化とローカル化の流れのなか、あなたはどのような人になりたいですか?本研究科は、世界の各地域の言語・文化・社会を正しく理解、尊重してコミュニケーションのできる『差異を超えた地球人』が求められると考え、2012年に「言語文化」「言語社会」「日本語・日本文化」の3専攻体制に拡充しました。  言語文化専攻では、国際化・情報化社会の発展を推進していく人材育成を目標に、人文・社会・自然科学などの各分野から人材を受け入れ、広く言語と文化に関して学際的な教育・研究体系の構築を目指しています。  言語社会専攻では、外国の言語や文化、社会に関する高度な専門的知識を有する研究者および国際舞台で活動できる高度専門職業人を育成するとともに、世界諸地域の言語とそれを基底とする文化に関する地 域的研究を行っています。  日本語・日本文化専攻では、日本語・日本文化を通して日本と世界を結ぶ人材の養成を目標とし、伝統的な学問の枠組みにとらわれることなく、日本語・日本文化を世界の諸言語・文化・社会との有機的な関連の中で捉える新しい教育研究を推進します。 #写真1「ミニシネマBでの授業風景」 (写真説明:授業の様子) ■大学院 国際公共政策研究科 国際公共政策/比較公共政策 ■■志ある学生が集い、グローバルな課題に挑む 本研究科が扱う研究対象は国際社会が直面する公共課題、および日本が抱える政治・経済・社会問題です。これらの課題に現実的かつ有効な打開策を見いだすには、広い視野と知識、柔軟な発想力が不可欠となります。そのため国際機関や官庁からゲストを招くなど実践的教育を徹底。政策エキスパートを育成しています。 ■■Topics ■■■国内外でのインターンシップによる公共政策エキスパートの育成  本研究科は、体系的な分析・評価能力だけではなく、現場感覚を持つ、世界を舞台に活躍する公共政策プロフェッショナルの育成を目指しています。  なかでも、インターンシップで培われる現場感覚や教育効果を重視。大学院生がインターンシップに参加することを奨励・支援しています。そのため、国際機関勤務経験者や国際経験の豊富な教員を配置するとともに、ネゴシエーションやインターンシップといった実用的な能力を身につけるための参加型授業を開講しています。さらに、海外でのインターンシップに対する助成制度を設置。学生が積極的に海外インターンシップに参加するよう取り組んでいます。このような取り組みにより、中央官庁や政府機関(JICA、国際交流基金など)、NPO/NGOのほか、国際機関(国連、国際移住機関、国際労働機関、ユニセフなど)でインターンシップを経験する学生が増えてきています。  また、国際公共政策の最前線で活躍する実務者を招き、国際機関への就職を希望する学生向けにセミナーを開催。就職実現への意識を高める体制も整えています。 #写真2「JICAインターンシップ・ケニア事務所JICAプロジェクト裨益者への取材にて」 (写真説明:ケニアの人々と写真をとる日本人関係者の様子) p48 ■大学院 情報科学研究科 情報基礎数学/情報数理学/コンピュータサイエンス/情報システム工学/情報ネットワーク学/マルチメディア工学/バイオ情報工学 ■■情報科学とナノ・バイオ科学の融合的研究を推進 情報科学技術(IST)は近未来の諸課題を解決し、豊かな情報化社会を実現するための重要な基盤技術です。この先端技術に対して、領域にとらわれない教育・研究を推進するべく7専攻から本研究科を構成。いち早く研究成果を実用化するため、産業界との連携強化を図る「協働研究所」も設置しています。 ■■Topics ■■■人間と情報と…、ICT(情報通信技術)分野で世界をリードするために ■■■■ICT分野で世界をリードする先進的研究  AI・ビッグデータ技術、高速インターネット技術、バイオインフォマティックスなどに関する先進的教育研究を推進。ライフサイエンス系の研究科などとも連携し、境界領域の教育研究も行っています。 ■■■■産官学の連携  大学の研究成果をいち早く実用化するため、創設時から企業との連携講座を設置。IT連携フォーラム OACISや分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワークenPiTにより他機関とも積極的に連携し ています。 ■■■■脳情報通信融合研究センターとの連携  本学と総務省・情報通信研究機構(NICT)は脳情報通信融合研究センター(CiNet)を設立。人間の脳のメカニズムに学んだコンピュータ、情報通信ネットワーク、ヒューマンインタフェースを研究しています。 ■■■■リーディング大学院プログラム  「ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム」を2012年度に開始。変化し続ける社会環境を支え、柔軟性・頑強性・持続発展性を備えたシステムを構築できるリーダー人材を融合研究により育成します。 #図1 (図説明:グラフがあり、その下に「生物の原理を用いて計算量を桁違いに低減し、省エネで安心な機械・情報システムを実現。」という説明と、人間の頭部の絵の中にある「生物システム」という文字から「超複雑システムを桁違いの省エネでロバストに制御する原理を持つ」という吹き出しがある。グラフの横軸は2000年、2010年、2020年という時間軸を示し、縦軸は消費電力・情報量・計算速度・集積度を示す。グラフは年1.5~2.0の速度で増加、世界の情報量(7000億GB)、計算機の速度(10PetaFlops)、LSIの集積度(ムーアの法則)といった観点で、矢印が2000年以降右肩上がりになっている。グラフの上には、「情報ネットワーク総発電力量の50%(2035年)」、「最速スパコン30メガワット淡路島全世帯の消費電力(2010年)」、「複雑化が厳密制御を破綻させる(事故、故障変動に脆弱)」といった観点。」 ■大学院 生命機能研究科 生命機能 ■■21世紀の最優先課題、「生命体システム」の解明 生命がいかに機能し、どのようなシステムを形成して“生きて”いるのか、その原理と仕組みを解明するのが「生命機能学」です。研究では、医学・生命科学・物理学・工学から多面的にアプローチ。5年一貫制のもと、探究心と国際競争力を兼ね備えた人材を育成します。また、研究成果の社会還元も積極的に行っています。 ■■Topics ■■■「おもろい」感性が拓く、フロンティア融合研究  本研究科が目指しているのは「おもろい研究」です。「おもろい研究」とは何でしょう?「今まで理解できなかったことが解る」「不可能だったことが可能になる」など、「重要」なポイントはたくさんあります。しかし、それが「おもろく」なるためには、自分の発想で、自分の手で発見することが必須です。最初はどんな小さな一歩でもよいのです。世界の誰も知らないことを自分の手で見つけた時、あなたは科学のおもろさを全身で感じるはず。もしあなたが、「自分は小さな枠に収まらない、誰も見たことも聞いたこともない世界にとても惹かれる」と思っているのなら、生命機能研究科はあなたにピッタリです。  最先端の研究を行っている多彩な教授陣、世界最高性能のイメージング機器などの充実した設備、さらには、隣接している情報通信研究機構、理化学研究所との密接な連携など、院生が活躍するための環境と教育体制は万全です。あとはあなたのやる気と自由な発想しだい。「おもろい研究」を目指す研究者が集まる生命機能研究科で共にサイエンスを学びませんか?未来はここから始まります。 #写真2「生体骨組織内の細胞動態をリアルタイムで可視化するイメージング研究」 (写真説明:生体組織を部分ごとに色付けした様子) (校正者注:p48最下部には情報の入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 各研究科 ■■資料請求はコチラ 各研究科資料のご請求方法は各研究科のホームページをご覧ください。 p49 ■大学院 高等司法研究科 法務 ■■多様な分野で活躍できる、新時代の法曹を目指す法科大学院 法曹(裁判官、検察官、弁護士)を目指す方を主な対象とした専門職大学院です。2年間(法学既修者)または3年間(法学未修者)のカリキュラムを通じて、司法試験に合格するだけでなく、多様な分野でグローバルに活躍できる新時代の法律家を養成します。 ■■Topics ■■■真のLegal Professionalsを目指す皆さんへ  本研究科が目指すのは、高度な法的知識・能力、幅広い教養と豊かな人間性、厳しい職業倫理に支えられた「新時代を担う真のLegal Professionalsの育成」です。  本研究科は、法曹となるために必要な基本的な授業科目の充実はもちろん、知的財産法、租税法、倒産法、金融法、労働法、環境法など、現代社会の最先端の諸問題に対応できる授業科目を用意しています。また、関西大学法科大学院との連携により、アジアを中心とした外国法を学ぶ機会も設けています。さらに、実務に即応できるように、法曹倫理、模擬裁判、弁護実務などの実務家教員による授業や、多数の法律事務所や企業、官公庁と連携したエクスターンシップ(学外研修)を開講しています。2020年には、本学法学部と連携し、学部を3年で卒業して法学既修者コースで学び、学部入学から最短5年で司法試験を突破できる仕組みを作りました。  真のLegal Professionalsを目指す皆さん、充実した教育プログラムを用意して法曹としての多様なキャリアプランをサポートする本研究科の扉をたたいてください。 #写真1「24時間利用可能な自習室」 (写真説明:広い自習室の様子。) ■大学院 大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学 連合小児発達学研究科 小児発達学 ■■子どものこころを危機から救う、文理融合型の研究科 2009年に3大学連合で設置、2012年に5大学連合に改組。医学医療・心理学・教育学等の分野において修士課程レベルの教育を受けた方、もしくは職業経験のある方を対象とした後期3年のみの博士課程です。子どものこころの問題を医科学的見地から理解できる、研究者・専門家の育成を目指します。 ■■Topics ■■■未知の分野「子どものこころ」を探る、5大学連合の研究体制  2009年4月、長年の先端的な脳研究の成果を誇る「大阪大学」、臨床の場でのコミュニケーション教育学に伝統を持つ「金沢大学」、世界最先端レベルの精神臨床研究が行われている「浜松医科大学」を拠点として本研究科が誕生しました。  そして2012年4月、さらなる飛躍を遂げるべく、認知行動療法による治療を試みている我が国唯一の機関である「千葉大学」と、子どものうつ病やその養育者支援に学際的に取り組んでいる「福井大学」が新たに参加。合計5大学、5講座19研究領域を擁する連合小児発達学研究科へと生まれ変わりました。  異なった背景を持つ学生に対し、5大学の教員および研究者が専門領域を超えて連携し、文理融合型の共通したプラットフォームを用いて一貫した教育を行っています。既存の研究領域を超えた新たな研究領域である「子どものこころと脳発達学」の研究者と、これらの障害の理解と対応を協働して進めていくネットワークを形成。真に学際的で社会の要求に応えうる「指導者層や高度専門家」の育成を目指しています。 #写真2 (写真説明:大阪大学、金沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学のそれぞれのキャンパスの様子。) p50 (校正者注:p50~p51は、内容が見開き全体に渡っている。内容の順番に左から右へ、上から下へ、データを記載する。) ■附置研究所・附属病院・教育研究施設など ■■最先端の技術革新を担う6つの附置研究所 ■■■難治疾患の完全克服を目指して[微生物病研究所] 1934年の設立以降「微生物病」をキーワードに、病原体・感染症・免疫・がん研究をはじめとする医学・生物学分野において傑出した研究成果をあげてきました。分子生物学、遺伝子工学、ゲノム科学をはじめ多様な視点から、疾患のメカニズムの完全解明を目指しています。 ■■■日本の経済学研究を先導[社会経済研究所] 設立当初から第一級の研究陣を維持し、さまざまな経済問題について世界レベルで研究しています。また、経済実験ラボで優れた経済制度の探求を行っています。2010年に行動経済学における「共同利用・共同研究拠点」として認定されました。 ■■■世界が認める蛋白質研究のメッカ[蛋白質研究所] 生命の働きを担う蛋白質の研究を推進。日本で初めて蛋白質の立体構造の決定に成功。また、呼吸エネルギー産生のしくみの解明は世界を驚かせました。つねに時代の先端的研究課題を追求し続けています。 ■■■溶接・接合研究の世界拠点[接合科学研究所] ものづくりに不可欠な「接合科学」に関する世界屈指の研究拠点。巨大構造物からナノレベルのデバイスにわたる製品生産技術の中核を成す「接合科学」において、ものづくりを支える学問体系を構築し、学問知と技術知を兼ね備えたグローバル人材を輩出します。 ■■■新産業創成に資する科学研究の推進[産業科学研究所] 材料・情報・生体を三本柱に、社会の要請に応える新しい産業の創出を目指す総合理工型研究所。ナノテクノロジー研究の先導役としてネットワーク型「物質・デバイス」共同研究拠点を形成し、ナノサイエンス、ライフサイエンス、さらにAI分野を牽引します。 ■■■未来を照らす、レーザー科学[レーザー科学研究所] レーザー技術の開発と応用で世界を先導し、学際分野である「光と物質の科学」を開拓する研究所。日本最大のパワーレーザーなどを自主開発し、共同利用・共同研究拠点として新たな学術の創成と産業イノベーション創出を目指しています。 ■■国内トップクラスを誇る2大附属病院 ■■■高度医療を提供し、医療界をリードする[医学部附属病院] 内科・外科をはじめとする33の診療科と中央診療施設、そして病床数1,086床を擁する国内トップクラスの大学病院。診療を通じて臨床医学の教育・研究を行い、再生医療・医療ロボット開発・遺伝子治療などの先端医療にも力を入れています。 ■■■口腔医療に特化し、地域医療にも貢献[歯学部附属病院] 11診療科と中央診療施設、病床数40を有する国立総合大学で唯一の独立した歯学部附属病院。さまざまな口腔疾患に対して、先端技術を応用した先進的な歯科医療を提供。また、研修環境が整備されており、歯科医を目指す志望者が全国から多数集まります。 (校正者注:p50最下部には情報の入手先。) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 附置研究所/附属病院 p51 ■■学内共同教育研究施設(14施設)※「キャンパスライフ健康支援センター」についてはP69でも紹介しています。 ■■■低温センター 低温にかかわる教育・研究に不可欠な液体ヘリウム、液体窒素を学内に安定・安価に供給し、安全 教育を行っています。また、公的研究機関へのヘリウム液化事業も始めました。 ■■■超高圧電子顕微鏡センター 世界唯一の超高圧電子顕微鏡を設置。材料科学・生命科学・電子顕微鏡理論の分野で研究成果をあげているとともに、共同利用・共同研究体制の構築にも取り組んでいます。 ■■■環境安全研究管理センター 化学物質にかかわる環境保全と安全管 理に関する研究・教育・指導および管理業務を行い、不適切な取り扱いや事故を防止します。 ■■■国際教育交流センター 留学生への日本語プログラム提供、学生交流やキャリア形成等生活全般への支援、海外との学生交流活性化など、国際教育交流に関わる業務に幅広く取り組んでいます。 ■■■生物工学国際交流センター タイにある東南アジア共同研究拠点(ASEANキャンパス)を活用し、微生物工学を基礎とした産業バイオテクノロジー分野の教育・研究を推進しています。 ■■■太陽エネルギー化学研究センター 太陽エネルギー利用によるエネルギー生産や物質合成を目指し、光合成と人工光合成に関する研究を推進しています。 ■■■総合学術博物館 懐徳堂や適塾、さらに帝国大学創立以来、本学が蓄積してきた167万点にのぼる貴重な資料・学術標本の一元管理を推進しています。 ■■■キャンパスライフ健康支援センター 学生および教職員の健康診断の実施、各種健康相談等(内科、整形外科、メンタルヘルス、学生/教職員相談、障がい学生支援)を行っています。 ■■■国際医工情報センター(MEIセンター) 医工情報連携によるオープン・イノベーションのプラットフォームを提供し、産学連携を推進するとともに、グローバルに活躍できる人材の育成を行っています。 ■■■数理・データ科学教育研究センター(MMDS) 金融・保険、数理モデル、データ科学における教育・研究を推進し、分野横断型の教育プログラムを学部生、大学院生、社会人へ提供することによって、データ関連人材の育成に取り組んでいます。 ■■■科学機器リノベーション・工作支援センター 科学機器・設備の全学共用化や 元素分析サービスといった「機器利用支援」、機械・ガラス工作や工作学生実習といった「ものづくり支援」を通して、全学の教育研究活動をサポートしています。 ■■■日本語日本文化教育センター 旧大阪外国語大学に1954年に設置された留学生別科を起点とする、国費外国人留学生や交換留学生等を対象に日本語・日本文化の教育を行っているセンターです。 ■■■ナノサイエンスデザイン教育研究センター 学際性の極めて強いナノスケール科学技術分野において、大学院レベルの部局横断型人材育成を産学・国際連携のもとに行っています。 ■■■知的基盤総合センター 知的財産の全学的教育・研究拠点として、知的財産教育プログラムの提供および学内研究者等向けの知財・法務サービスの提供を行っています。 ■■全国共同利用施設(2施設) ■■■核物理研究センター 世界中の研究者に開かれた、原子核物理学およびその関連分野の基礎科学研究、その知識を応用したイノベーションの創出を行う施設です。 ■■■サイバーメディアセンター 情報科学の教育研究拠点、共同利用施設として最先端のスーパーコンピュータ等を有し、その高度な環境を全国の研究者に提供しています。 ■■世界最先端研究機構(1拠点) ■■■免疫学フロンティア研究センター WPIアカデミーの国際的免疫学研究拠点として、イメージング技術・バイオインフォマティクスを取り入れ、免疫システムの全貌解明を目指しています。 ■■融合研究拠点(2拠点) ■■■大阪大学・情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター 最新計測技術を用いた脳機能の解明を通じ、新たな情報通信技術を開発するなど、脳科学と情報科学・心理学等との融合研究を展開しています。 ■■■大阪大学・理化学研究所科学技術融合研究センター 組織横断的な異分野融合による新研究領域の創成を目指し、理化学研究所との世界最高水準の先端的な融合研究を推進しています。現在は、定量生物エンジニアリング研究部門を設置。 (校正者注:p51最下部には情報の入手先) ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 学内共同教育研究施設/全国共同利用施設/世界最先端研究機構/融合研究拠点 p52 ■附属図書館 ■■389万冊もの蔵書と多彩な学術情報で教育・学習・研究をサポート  大阪大学附属図書館は、高度な教育・学習・研究を支える環境が整った、国立大学でも有数の図書館です。蔵書数は全体で約389万冊、所蔵雑誌は約7万タイトルにのぼります。また、電子ジャーナル(約17,000タイトル)、電子ブック(約3万タイトル)、データベース(70種類以上)などの電子情報資料をいつでも・どこからでも利用できるように整備を進めています。自宅などキャンパス外から利用できるものも多数あります。日々の学習相談や参考調査に応じるほか、文献・情報の入手に役立つ講習会を多く開催しています。館内では無線LANが利用できる場所もあります。  本学が所蔵する歴史的資料・文献の保存と提供も附属図書館の重要な役割のひとつです。本学の精神的源流である懐徳堂関係の資料をはじめ、東洋学資料の宝庫「石濵文庫」、古浄瑠璃のコレクション「赤木文庫」、西洋古版アジア地図など、貴重な資料を多数所蔵しています。こうした“国民の財産”を後世に伝えるため、資料の修復・保存対策を図るとともに電子化を進め、Webで情報公開するなど、地域・社会に開かれた図書館を目指しています。  また、本学の学術成果を電子的に収蔵し情報発信するため、「大阪大学機関リポジトリ(OUKA : Osaka University Knowledge Archive)」を構築し、学位論文や紀要掲載論文など7万件を超えるコンテンツを公開し、国内外に広く発信しています。 ■■主体的な学びを支援するラーニング・コモンズ、グローバル・コモンズ  図書館の所蔵する資料および大阪大学で利用できる電子情報などを活用して、ディスカッションや共同学習が可能なスペース「ラーニング・コモンズ」を4つの図書館それぞれに設置しています。テーブル・椅子を自由に配置し、ホワイトボードやパソコンを利用して、自由な発想で好みのスタイルに合わせた学習空間を作り出すことが可能な自主学習の場です。教員による少人数セミナー型授業などにも活用されています。さらに、図書館職員による支援だけでなく、大学院生のラーニング・サポーター(LS)を配置し、学習相談や利用指導、講習会なども行っています。  総合図書館には本学の教育理念のひとつである「国際性」をサポートするための新たな共同学習スペース「グローバル・コモンズ」があります。英語に堪能なLSを配置し、留学生との交流促進、多言語・異文化理解を軸にした学習環境づくりに取り組んでいます。また試験期には、このスペースで24時間開館も行っています。 ■■パソコンから ホーム > 学部・大学院・施設 > 附属図書館 p53 (校正者注:このページでは、各図書館の建物の写真。) ■■豊中キャンパス ■■■多彩な学習空間と広範囲の資料を備える[総合図書館]  附属図書館の中核的な施設である総合図書館は、国立大学の中央館としてトップレベルの規模を誇ります。広く総合的な教養を身に付けるための資料や豊中キャンパスの学部・大学院に関連する分野の資料を中心に整備しています。館内には、グループでの共同学習に適したグループ学習室やラーニング・コモンズおよびグローバル・コモンズ、個人でじっくり学ぶための研究個室やサイレントゾーン、パソコンやプリンタを配備した端末ゾーンといった利用目的別のエリアを確保し、充実した学習・研究活動支援サービスを提供しています。また、2014年度には貴重コレクション室とマイクロ資料室を、2015年度には自動書庫を新設し、資料の保存に努めています。 ■■吹田キャンパス ■■■生命科学分野の中心的役割を担う[生命科学図書館]  おもに医学・歯学・薬学など生命科学分野の図書館で、この分野における国内最大級の規模・蔵書を持ち、学術情報提供の中心的役割を果たしています。「医学・生物学系外国雑誌センター館」に指定されており、外国雑誌の収集や全国的なサービス提供の拠点として約14,000タイトルの外国雑誌を所蔵し、約170タイトルの外国雑誌を継続して受け入れて、提供しています。  利用者のニーズに合わせた個別の研究相談や文献検索講習会に力を入れています。 ■■吹田キャンパス ■■■理工系の専門書を幅広く網羅する[理工学図書館]  おもに理工学系分野の図書館で、本学の前身のひとつである旧制大阪工業大学の旧蔵書も所蔵しています。関連部局を含めた蔵書数は約33万冊、所蔵雑誌は約7,600タイトルにのぼります。  学生や教職員の学習・研究活動のために、グループで話し合いながら学習できる広いラーニング・コモンズや会議室、個室、また100人収容可能な図書館ホールがあります。 ■■箕面キャンパス ■■■多様な国際・言語系資料を所蔵する[外国学図書館]  外国語学部の25の専攻語を中心に、世界各国の文化、言語および地域研究や国際研究、言語学などの分野の資料を揃えており、この分野において国内有数の規模を誇ります。AVライブラリー・AVコモンズでは、所蔵している多数の視聴覚資料(映画などの映像資料、語学CDなどの音声資料)が視聴できます。箕面キャンパスの移転に伴い、外国学図書館も新キャンパスに移転し、大学図書館と箕面市立図書館が一体化した新たな図書館へと生まれ変わります(2021年4月予定)。 ■■よくある質問 Ⓠ資料の探し方やデータベースの利用方法を知りたいときはどうすればいいですか?Ⓐ参考調査カウンターで担当職員にお尋ねください。 p54 (校正者注:このファイルの内容は見開きの画面の左54ぺージから、右の55ページへ進む。このデータはほとんどが画像である。本文以外は画像の説明を行う。) ■THE SCENERY OF OSAKA UNIVERSITY LIFE 大阪大学の風景 大阪大学にはキャンパスが3つあり、世界中からユニークな人たちが集まる 多様性に満ちた環境のなか、研究やクラブ・サークル活動など、 学生一人ひとりが個性をいかして活躍できる場がたくさんあります。 キャンパスはどこも緑豊かで、四季折々の表情が楽しめるのも魅力のひとつです。 公式インスタグラムでは、そんな大阪大学の風景をさまざまな角度から写し取ってご紹介。 リアルなキャンパスライフを、のぞいてみませんか? 公式インスタグラムを今すぐフォロー! 大阪大学の日常のひとコマやイベント情報などを随時更新中! 受験勉強のあいまに、ぜひチェックしてみてください。 https://www.instagram.com/osakauniversity/ p54とp55の本文以外の写真 #写真 (写真説明:学内の様子を表す写真がたくさん載せられている。大講堂での授業、広大な通学路、通学路横の池、キャンパス内にいる猫たち、入学式がある大阪城の前で写真を撮る学生、校舎の前で写真をとる卒業生たち、学内に複数ある食堂や自習スペース、博物館のワニの標本、留学生たち、学内のバス停、バスに乗る学生たち、フェンシング・ダンス・サッカー・バレーボール・ヨット部などの部活動・サークル活動、実験を行う学生、広場でイベント、などの写真である。) p56~p57 (校正者注:このファイルの内容は見開きの画面の左56ぺージから、右の57ページへ進む。内容の順番に沿って上半分から下半部へと解説する。年間行事の日程に合わせて、写真や解説も記載されている。) ■年間行事/クラブ・サークル活動 ■■4月APRIL 1日:春学期始業、2日:入学式、 11日:課外活動・オリエンテーション、 上旬:授業開始 ■■5月MAY 1日:創立記念日、2日・3日:いちょう祭、上旬~6月下旬:大阪大学・名古屋大学対抗競技大会(阪名戦)、初旬~12月:近畿地区国立大学体育大会(近国体) (写真説明:5月いちょう祭 本学の創立祝い、新入生歓迎、地域住民とのふれあいなどを目的に、多様な企画やイベントが催される春の大学祭。) ■■6月JUNE 中旬:春学期終業・夏学期始業 ■■8月AUGUST 上旬:オープンキャンパス、上旬:授業終了、~9月中旬:全国七大学総合体育大会(七大戦) ■■9月SEPTEMBER 30日:夏学期終業 ■■10月OCTOBER 1日:秋学期始業・授業開始 ■■11月NOVEMBER 2日~4日:大学祭(まちかね祭) (写真説明:11月大学祭(まちかね祭) 「まちかね祭」という愛称で親しまれ、ステージ、模擬店、学術企画など多彩な企画でキャンパスが賑わいます) ■■12月DECEMBER 上旬:秋学期終業・冬学期始業、中旬:学内駅伝大会(正田杯)、中旬:リーダーズ・アセンブリー ■■2月FEBRUARY 上旬:授業終了 ■■3月MARCH 下旬:卒業式・学位記授与式、31日:冬学期終業 ※日程については、都合により変更する場合があります。 ■■クラブ・サークル活動 ■■■体育系(58団体)  本学には学生の課外活動(体育系)の振興を図るために、総長を会長とする「大阪大学体育会」が組織され、各運動部を統括しています。現在「体育会」には約6,000名の学生が所属。    また、体育系の公認団体は、58団体約1,980名(2019年度)の部員が活動しています。 ●体育会 ●合気道部 ●剣道部 ●柔道部 ●空手道部 ●弓道部 ●男子卓球部 ●男子バレーボール部 ●男子バドミントン部 ●フェンシング部 ●男子バスケットボール部 ●体操部 ●硬式庭球部 ●男子ソフトテニス部 ●陸上競技部 ●硬式野球部 ●準硬式野球部 ●サッカー部 ●ラグビー部 ●男子ハンドボール部 ●フィールドホッケー部 ●水泳部 ●ヨット部 ●漕艇部 ●航空部 ●自動車部 ●ライフル射撃部 ●山岳部 ●スキー部 ●ワンダーフォーゲル部 ●応援団 ●女子卓球部 ●女子バレーボール部 ●女子バドミントン部 ●女子ソフトテニス部 ●釣部 ●アーチェリー部 ●少林寺拳法部 ●アメリカンフットボール部 ●ゴルフ部 ●サイクリング部 ●ボクシング部 ●アイスホッケー部 ●フィギュアスケート部 ●探検部 ●ソフトボール部 ●スキューバダイビング部 ●女子バスケットボール部 ●オリエンテーリングクラブ ●女子ハンドボール部 ●スポーツチャンバラ部 ●テコンドー部 ●男子ラクロス部 ●女子ラクロス部 ●チアリーディング部 ●基礎スキー部 ●相撲部 ●アルティメット部 #写真1 (写真説明:ここでは、ラグビー部の練習風景や、公式庭球部の集合写真。) ■■■文化系(71団体)  文化系クラブの統括的な組織として「大阪大学文化会」が文化系サークルの充実と発展に向けて活動しています。文化系の公認団体は、71団体約3,340名(2019年度)の学生が所属しています。 ●文化会 ●男声合唱団 ●交響楽団 ●E.S.S ●将棋部 ●写真部 ●混声合唱団 ●フロイントコール ●軽音楽部 ●ギタークラブ ●天文同好会 ●落語研究部 ●アイセック ●古美術研究会 ●アマチュア無線クラブ ●奇術研究会 ●法学研究会 ●鉄道研究会 ●マンドリンクラブ ●書道部 ●コントラクトブリッジクラブ ●茶道部 ●フォークソング同好会 ●陶芸部 ●生物研究会 ●喜多流能楽研究会 ●創作人形劇団 せせくらせ ●舞踏研究会 ●吹奏楽団 ●美術部 ●囲碁部 ●映画研究部 ●考古学研究会 ●人権哲学研究会 ●Bible Club ●法律相談部 ●ボランティアサークル フロンティア ●SF研究会 ●推理小説研究会 ●第2劇場 ●コンピュータクラブ ●漫画研究会 ●アニメーション研究会 ●ボードゲーム研究会 ●銀簫会 ●国際法学研究会 ●阪大POST通信社 ●電子技術研究会(ツールボックス) ●クイズ研究会(OUQS) ●劇団 ちゃうかちゃわん ●浪花文化研究会 ●阪大ピアノの会 ●RPG研究会 ●劇団 六風館 ●文芸部 ●アカペラサークル inspiritual voices ●競技かるた会 ●現代芸術を考える会 ●公共政策研究会 ●お祭りダンスサークル“祭楽人” ●環境サークル GECS ●フラメンコ部 Al Compás ●夏まつり実行委員会 ●西アフリカドラム&ダンスサークル Talibe ●合唱団TEMPEST ●映像制作チームOUT+V ●国際問題研究会 ●エレクトーンサークル HANON ●ベリーダンスサークル Halaawaat ●レゴ部 ●Robohan #写真2 (写真説明:ここでは、マンドリンクラブの練習風景や、落語研究部の集合写真。) ■■のびやかに、ひたむきに、時に悩みそれでも前を向く—そんな阪大生たちのきらめきの学生生活(ストーリー) きらめきのStoryZ(ストーリーズ) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/storyz/storyz_alumni/ (校正者注:p56~57最下部には情報の入手先。) ■■パソコンから ホーム > キャンパスライフ Ⓠ阪大の体育系クラブは強いですか?Ⓐスポーツ推薦入試制度がないにもかかわらず、強豪私大と互角に戦う運動部も多くあります。 p58 ■海外留学・国際交流 ■■留学の方法  留学には大きく分けて以下の3つの方法があり、受け入れ先での身分や修得単位の取り扱いに違いが生じます。就職や進学等の将来設計、自分に適した留学時期などについてよく考え、目的に合った方法での留学を選択することができます。  大阪大学では、教員や交換留学を経験した学生による留学相談を実施しているほか、海外留学に関心のある学生を対象に留学オリエンテーションを開催しています。4月中旬から下旬にかけて主に新入生を対象とした「海外留学オリエンテーション」を、6月に大学間交換留学を目指す方を対象とした「大学間交換留学オリエンテーション」を各キャンパスで開催。また、海外留学に関する情報収集ができる場として「大阪大学海外留学フェア」を開催していますので、これらのイベントに参加することで留学に関する情報を得ることができます。 ■■在学したまま交流協定校への交換留学▶P58A ●大学の制度を利用したい ●長期留学がしたい ●休学せずに留学がしたい ■■夏季/春季休業期間中に参加する語学研修▶P60B ●短期間で英語力をつけたい ●海外経験を積みたい ■■海外インターンシップ、海外ボランティア等の派遣プログラム▶P60C ●視野を広げたい ●コミュニケーション力をつけたい ●働きながら学びたい ■■A 交換留学  交換留学とは、大阪大学が海外の大学と締結している授業料相互不徴収の学生交流協定に基づく「1学期以上、1年以内」の留学のことです。大学と大学で締結しているものを「大学間協定」、学部や研究科単位で締結しているものを「部局間協定」と言います。部局間交換留学を希望する場合は、スケジュールや募集方法が大学間交換留学とは異なるので、所属学部に確認する必要があります。 ■■■交換留学のメリット ❶授業料相互不徴収 大阪大学に授業料を納めることで、留学先大学の授業料が免除されます。 ❷留学期間が大学の修業年限に通算される 交換留学の場合、留年せずに標準修業年限内での卒業も可能です。 ❸単位互換 留学先で修得した単位のうち、所属学部・研究科等で認められた単位は、本学の卒業要件単位に算入できます。 (校正者注:p58下部には「派遣学生からのメッセージから」と「受入学生からのメッセージ」) ■■■派遣学生からのメッセージ #写真1 (写真説明:植本さんの顔写真) 植本 彩英 文学部人文学科4年生 自分を変えた4週間  短い期間の留学では、積極的に学ぼうとする姿勢が何より大事です。私は留学を通して、今まであらかじめ定まっているように見えた将来は自分の思い込みでしかなく、もっと自由な選択ができるということに気が付きました。 #写真2 (写真説明:坂尾さんの顔写真) 坂尾 英登志 外国語学部外国語学科英語専攻4年生 自発的に学んだ10ヶ月  イギリスの大学最大の特徴が自主学習。授業は基礎のみで、自主的に文献などを読んで知見を深める必要がありました。また、自己の考えをきちんと発言しないと相手に伝わらないという異文化コミュニケーションで大切なことも学べました。 ■■■受入学生からのメッセージ #写真3 (写真説明:ルさんの顔写真) ル・シャオ・ツ(台湾) iExPOプログラム(文学部所属) 言葉の力が強い!  阪大では日本人も外国人も参加できる活動が多くあり、異なる背景の人びとと日本語や英語で気持ちや考えを伝えたり理解したりできます。私が言葉の力を意識するようになったのはこのような多様な学習環境が阪大にあったからです。 #写真4 (写真説明:サンチェスさんの顔写真) サンチェス・ガリド・ラウル(スペイン)OUSSEPプログラム(文学部所属) 自分の目で見る留学  英語でも日本語でも受けられる授業と日常生活のおかげで、日本語能力がかなり上がりました。大学のクラブ活動に参加して直に日本の学生生活に触れられたし、日常生活では直に日本の社会を目にすることもできました。 (校正者注:p58最下部には情報の入手先) ■■パソコンから ホーム > 国際交流・留学 p59 ■■■大学間交換留学募集スケジュール #表1 (表説明:ここでは、交換留学募集スケジュールとして数年単位の計画。2021年度派遣の場合、2020年6月に本募集開始、10月に応募締切、11月には学内選考、2021年1月には内定者決定となる。そこから、協定校への正式な応募書類を準備、提出する→協定校での審査→協定校からの受け入れ通知→留学決定→留学への具体的な準備→協定校へ出発!といった手順で計画が進む。その後、2021年度派遣 留学開始期間(2021年4月~2022年3月末日)というふうに留学が始まる。) ■■■大学間学生交流協定大学  世界の数多くの大学と学生交流協定を締結しています。これらの大学へは授業料等不徴収により1年以内の科目履修や研究指導を受ける留学の機会があります。 ■■■■ヨーロッパ シェフィールド大学(イギリス)、リーズ大学(イギリス)、ウィーン大学(オーストリア)、グローニンゲン大学(オランダ)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(スイス)、イェーテボリ大学(スウェーデン)、ハイデルベルク大学(ドイツ)、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン(ドイツ)、コペンハーゲン大学(デンマーク)、ストラスブール大学(フランス)、ヘルシンキ大学(フィンランド)、サンクトペテルブルク大学(ロシア)など 12ヶ国38大学 ■■■■アジア・オセアニア シンガポール国立大学(シンガポール)、チュラロンコン大学(タイ)、マヒドン大学(タイ)、デ・ラ・サール大学(フィリピン)、モンゴル国立大学(モンゴル)、ソウル大学校(韓国)、漢陽大学校(韓国)、国立台湾大学(台湾)、清華大学(中国)、北京大学(中国)、上海交通大学(中国)、オーストラリア国立大学(オーストラリア)、モナシュ大学(オーストラリア)など 15ヶ国61大学 ■■■■北南米 カリフォルニア大学(アメリカ)、ジョージア大学(アメリカ)、テキサスA&M大学(アメリカ)、ワシントン大学(アメリカ)、トロント大学(カナダ)、ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)、マックマスター大学(カナダ)、サンパウロ大学(ブラジル)、メキシコ国立自治大学(メキシコ)、ローマ教皇庁立ペルー・カトリック大学(ペルー)など 5ヶ国16大学 ■■■海外拠点  交換留学、国際教育や共同研究等を推進するため、世界4ヶ所に海外拠点を設置するとともに、大阪大学内には協定校であるカリフォルニア大学の大阪大学オフィスや、マヒドン大学など海外の重要パートナー大学のための海外大学オフィスを設置しています。さらに、ASEAN4ヶ国にASEANキャンパスを設置し、幅広く学生交流を推進しています。 (校正者注:世界地図上に拠点の位置。欧州拠点[オランダ]、海外大学オフィス[日本]、東アジア拠点[中国]、ASEAN拠点[タイ]、北米拠点[アメリカ]の5か所である。ここでは、各拠点の建物が写真で示されている。) p60 ■■■交換留学対象の奨学金 #表1 (表説明:ここでは、奨学金の種類別に詳細が表にまとめられている。 以下、奨学金名(給付型)に続けて、その対象者と金額を記す。 大阪大学未来基金交換留学生奨学金(派遣):対象:3ヶ月以上1年以内の交換留学を行う学生(博士後期課程の学生は対象外)。金額:月額5万円。 大阪大学未来基金住友化学グローバルリーダー育成奨学金:対象:本学の正規生で、海外のトップレベル大学または研究機関へ留学する者(将来、日本企業にて活躍する意志を有する者)。金額:留学期間6ヶ月未満:50~70万円、留学期間6ヶ月以上:70~100万円。 以下、日本学生支援機構 (JASSO)給付型奨学金の情報である。 海外留学支援制度(協定派遣):対象:日本国籍または日本永住権を保持する本学の正規生で、3ヶ月以上1年以内の交換留学を行う学生。金額:往復渡航費16万円、月額6~10万円。 トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム:対象:日本国籍または日本永住権を保持する本学の正規生で、28日以上2年以内(3ヶ月以上を推奨)留学を行う学生。金額:留学準備金15~25万円、月額6~16万円、授業料年額30万円。 以下、その他財団等 奨学金(給付型)の情報である。 業務スーパー ジャパンドリーム財団:対象:日本国籍を有する学部生で、6ヶ月以上または1学期以上の交換留学をする者。金額:月額15万円。 フクシマグローバル人材支援奨学財団(長期):対象:25歳以下の日本国籍を有する学部生で、諸外国の大学等へ留学する者。金額:月額10万円。 寺浦さよ子記念奨学会:対象:日本国籍を有する正規生で、海外の大学または大学院に留学する者。金額:支度一時金5万円~月額10万円。) ■■B 語学研修  外部団体等が実施する海外での語学留学の場合、通常単位認定などを受けられません。しかし、以下のような理由で夏季/春季休業期間中の短期留学を希望する人が多く、英語圏での語学留学が人気です。 ●就職に有利なので、短期間で英語力をつけたい。 ●海外経験を積んで、将来、留学やインターンを実現したい。 ●正規留学をする前に、大学の附属機関などで英語を勉強したい。 ■■■語学留学先の地域や学校の選び方 ①大学生協や留学斡旋機関を通じて、希望に合った語学学校や大学附属のエクステンション・スクールなどを紹介してもらう。※どの斡旋機関でも基本的に相談や資料説明は無料で行っています。複数の機関に相談して信頼のおける機関を選ぶようにしてください。 ②自分でインターネットを閲覧して語学学校を選択し、入学する。 ■■C 派遣プログラム(海外インターンシップ・海外ボランティア等)  海外で働きながら学ぶことは、将来国際的な企業や組織で働こうという皆さんにとって貴重な体験になります。海外インターンシップを運営する世界最大規模の国際学生NPO「アイセック」や、理系学生を中心に海外インターンシップを仲介する国際機関「イアエステ」など、さまざまな海外インターンシップ・海外ボランティアがあります。  また、広域アジア地域の大学と連携し、大阪大学の理系の学生(2名)と文系の学生(2名)が海外連携大学の理系の学生(2名)と文系の学生(2名)と一緒になって、海外あるいは日本国内の日系企業でインターンシップを行う「カップリング・インターンシップ」など、大阪大学ならではのプログラムもあります。 ■■BC 語学研修、派遣プログラムでのプログラム例  大阪大学では下記のような語学研修・海外研修プログラムが実施されています。他にも各学部・研究科等で独自に実施されるものもあります。プログラムによっては一部助成を得られる場合があります。詳細は各プログラムの募集要項で確認してください。 ●ヨーク大学 夏季語学研修プログラム[イギリス]  ●モナシュ大学 春季語学研修プログラム[オーストラリア]  ●理工系学部学生のための海外英語研修コース[オーストラリア]  ●カップリング・インターンシップ[東南アジア数ヶ国で実施予定] ●オタゴ大学 夏季語学研修[ニュージーランド] ●グローニンゲン大学 短期滞在学修[オランダ] p61 ■■キャンパス内での異文化交流  「留学したいけれど、どうしたらいいかわからない」と思っている人は、手始めにキャンパス内で留学に近い体験をしてみませんか? ■■■「国際交流科目」の受講  英語で行われる「国際交流科目」は、大阪大学で学ぶ外国人留学生と一緒に授業を受けることができます。「国際交流科目」は毎学期開講されています。大阪大学の学生は誰でも履修できますが、学部・研究科等によっては卒業要件単位とならない場合があります。 ■■■「外国人留学生チューター」への応募  チューター制度とは、渡日後間もない外国人留学生に対し、教育・研究について個別の課外指導や日本語指導、日常生活アドバイスなどを行うもので、留学生と交流できる絶好の機会となります。 ■■■「B.S.P」に参加  B.S.P(Brothers and Sisters Program)は留学生支援のためのボランティアグループで、メンバーは大阪大学の学生です。国際教育交流センターと協力し、春と秋のキャンパスツアーや歓迎パーティなど、さまざまな形で留学生支援・交流に貢献しています。 ■「多言語カフェ」でおしゃべり  全学教育推進機構(豊中キャンパス)で、昼休みに開催されています。英語をはじめ、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、朝鮮語(韓国語)等の言語で留学生と楽しくおしゃべりできます。(https://www.celas.osaka-u.ac.jp/students/international/cafe/) ■■■「Project HELP!」で英語力を向上  海外留学に向けて英語能力を向上させたい大阪大学の学生“Mentee(メンティー)”と、その英語学習をサポートする意思のある“Mentor(メンター)”(主に大阪大学への留学生。母語は英語に限りません)が1対1のマッチングのもと、おおよそ3ヶ月の期間内に8回(1回につき90分)のメンタリングを行うプログラムです。 ■■TOPICS [トピックス]2020年に完成!「小さな世界村」にようこそ。[大阪大学グローバルビレッジ]  大阪大学では、2020年より「グローバルビレッジ」の供用を開始します。「グローバルビレッジ津雲台」は、学寮と教職員宿舎が同じ敷地内にあり、留学生を含む学生および教職員が活発に交流できるグローバルな生活環境を実現します。学寮は留学生と日本人学生の比率が約3対1となり、日常的なコミュニケーションは英語。お互いの文化を知り、尊重しあえる環境で、本学のモットーである「地域に生き世界に伸びる」人材の育成を図ります。2021年には、箕面新キャンパス内に留学生と日本人学生混在型の学寮「グローバルビレッジ箕面船場」も完成予定です。 (校正者注:ここではキャンパスのイメージが複数の写真で示されえる。) ※イメージパースは現時点のCGであり、一部変更する場合があります。 p62 ■キャリアサポート ■■大阪大学のキャリアサポートとは 本学では、世界で活躍できるグローバル人材を育成するため、「キャリア教育」と「就職支援」を両輪としたキャリア教育支援を行っています。アカデミックなキャリア理論を教養として教えながら、人生100年時代を生き抜くための知識・技能・態度の修得を目指しています。 一方で、机上の空論に終わらぬよう、実践的な「出口としての就職」も積極的に支援しています。 ■■進路・就職の悩みに無料で対応 ■■■進路相談  豊中・吹田・箕面の各キャンパスに相談室があり、所属学部を問わず相談できます。「大学院進学か就職で迷っている」「就職活動の方法・流れがわからない」「面接の受け方と注意点が聞きたい」といった、進路・就職に関するさまざまな悩みに、キャリアアドバイザー(資格を持つ相談・支援の専門家)が無料で対応。月曜~金曜に開室しており、進路・就職相談予約管理システムで希望の日時・キャンパスが予約できます。相談内容については秘密厳守のため、安心して気軽に相談してください。 #写真1 (写真説明:キャリアアドバイザーのもとで、相談する学生の様子) ■■先輩たちが後輩学生を支援 ■■■大阪大学キャリアサポーター  キャリアサポーターとは、後輩の進路・就職選択(キャリア形成)をサポートする先輩(内定者・進学決定者・卒業生等)のこと。2014年の発足時から毎年新たな先輩がサポーターとして参加しており、就職・キャリアガイダンスで自身の進路・就職選択や就職活動についての体験談を語ってくれたり、後輩学生の進路や就職に関する質問に優しく答えてくれたりしています。  「就活中に社会の現場で働く人たちと話すことの大切さを痛感した」というサポーターが仲間とともに開催した就活イベントでは、後輩学生から「採用担当でない社会人とフランクに会話でき、参加して良かった」などの声が寄せられました。また、支援する側のサポーターにとっても「卒業後のキャリアパスなどについて本音で話し合う機会がもてた」と、タテにもヨコにも人脈がつくれる機会として役立っています。 詳しくは、公式Facebookページ https://www.facebook.com/HandaiCareerSupporter をご覧ください。リクルートスーツを着た大阪大学マスコットキャラクター「ワニ博士」が目印です。 #写真2、3 (写真説明:上側の写真は、キャリアサポーターたちの集合写真である。下側の写真は、相談コーナーでキャリアサポーターに相談する学生たちの様子) p63 ■■希望者800人超えの人気授業 ■■■[基盤教養教育科目] 現代キャリアデザイン論Ⅰ  履修希望者が毎年800人を超えるほど、本学でもっとも人気のある授業のひとつです。キャリア(生き方・働き方)について理論的・実践的に学ぶことで、高度化・複雑化・多様化・国際化する現代社会を生き抜くための知識・技能・態度を身につけ、今後の進路・職業選択や人生設計に活かせるようになってもらうことを目的としています。また、全学部が対象なので、学部を越えた人脈づくりができるのも魅力です。とても人気の高い授業のため、受講者は抽選によって選ばれます。 #写真4 (写真説明:大きな講堂で授業を受ける数百人の学生たちの様子。席はほぼ全て埋まり、授業の人気ぶりが伺える。) ■■就職活動に役立つ情報収集に ■■■就職・キャリアガイダンス  年間を通して、インターンシップや就職活動に関するガイダンス・各種セミナーをキャンパス内で開催しています。就職活動の流れや進め方といった基本的な情報や、模擬面接・グループワークといった実践的な体験など、内容はさまざま。無料で参加でき、収録映像のオンライン視聴も可能です。どの時期に何をするべきか、自分なりのスケジュールを立ててぜひ参加してください。ポスター・チラシ等に「キャリアセンター公認マーク」のあるイベントで、信頼できる情報を入手しましょう。 #写真5 (写真説明:室内の奥にキャリアサポーター、手前に学生が並んで座り、模擬面接が行われている様子。) ■■進路・就職のことは、まずここへ ■■■キャリアセンター すべての学部生・大学院生が、自分の望むキャリア(生き方・働き方)を実現できるよう2017年に発足した組織で、各キャンパスの学生センター内にあります。就職情報コーナーには、公務員・教員等の採用試験に関するパンフレットや各種情報冊子を取り揃えています。また、大阪大学キャリアセンターのホームページ(http://career.osaka-u.ac.jp/)では、インターンシップや求人情報、卒業生・修了生の就職(進路)先状況などを調べることもできます。 #写真6 (写真説明:キャリアセンター内の様子。室内には、キャリア関係のパンフレット・情報冊子などが配置されている。) ■■答えのない世界でどう生きるか? 楽しむことそんな阪大生が描くその後の人生 旅立ちと挑戦のStoryZ(ストーリーズ) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/storyz/storyz_alumni/ p64 (校正者注:p64~p65は内容が見開きに渡っている。左から右へ上から下へ、内容を示す。) ■総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を私たちが選んだ理由 受験生の皆さんが受験の選択肢のひとつとして注目する総合型・学校推薦型選抜。多面的・総合的な評価によって入学した3人に、受験理由やキャンパスライフについて語ってもらいました!※本文中は、3人が実際に受験した「AO・推薦入試」の記載になっています。 DESTINATION Osaka Univ. ■■総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を受けたきっかけは? 小野田:どうしても大阪大学に行きたかったので、チャンスを増やすためにも!というのがひとつと、もうひとつは大学で勉強したいことがある程度決まっていたので、それを面接で伝えることができるかなと思って受けることにしました。 足立:勉強したいことって? 小野田:脳科学です。身近に発達障がいをもつ友人がいたことと、たまたま動画サイトで発達障がいや視覚障がいの人の感覚を再現した動画を見て興味を持ち始めたんです。脳科学を勉強するなら大阪大学の基礎工学部だと思ったのは、脳科学といっても、視覚からのアプローチで研究しているところもあれば、心からのアプローチで研究しているところもある。まだ具体的にどの分野に進みたいというのが決まっていなかったので、基礎工学部システム科学科の生物工学コースに入れば、研究室配属までの3年間でやりたいことを見つけて、研究室を決めることができるかなと思って。 兒玉:僕の場合は、高校の野球部のひとつ上の先輩が薬学部に推薦入試で入学して、その先輩からよく話を聞いていたのがきっかけ。高校3年生の夏に大阪大学のオープンキャンパスに来たんだけど、そのときにもAO入試のことを聞いて受けることにしました。準備することが多くて大変だったけど、勉強に時間を割くか、AO入試の準備に時間を割くかを考えても、自分が受かるチャンスを増やすためなら、と思えた。外国語学部を選んだのは、スペイン語の通訳になろうと思ったから。日本のプロ野球界は、中南米のスペイン語圏の選手が多いので、その通訳になりたいと思っているんです。足立さんは? 足立:高校がSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されていたこともあって、高校の先生に大阪大学のSEEDSプログラム※を勧められたんです。1年間だけだったけど、月に1回、多いときで2~3回、豊岡から大阪大学へ通っていました。そのSEEDSでの活動がすごく楽しくて、大阪大学に憧れをもったのが受験のきっかけのひとつ。それと、SSHの活動で高校2年生の秋に大阪大学で1泊2日の実験をさせてもらったんだけど、そのときに教授から聞いた毒と薬の表裏一体性のお話がすごく興味深くて、大阪大学で研究したいと思ったからです。一般選抜を目標に勉強を頑張っていたけど、AO入試で提出する書類の中に自分の研究を書く欄があって、「もしかしたらSSHで取り組んだ研究を大学の先生の前で p65 話せるかもしれない」と思ったら、すごく挑戦してみたくなって(笑)。 小野田:SSHではどんな研究をしていたの? 足立:日焼け止めと塩素系漂白剤が服に付いて反応するとピンクになるっていう実体験から、その反応について研究していました。 ■■受験準備としてどんなことをした? 兒玉:先輩からAO・推薦入試の話を聞いていたので、高校2年生のときにもしかしたら自分もAO入試を受けるかもと思って英検の準1級を取っていたので、その資格を使えたのは良かった。 小野田・足立:すごいですね! 兒玉:コミュニケーションも文章を作るのも苦手ではなかったから、AO入試には向いていたのかも。学力面でも、一般選抜はその年によって難易度に差が出たりするから、センター試験で勝負できるっていうのも大きいよね。 小野田:私は資格も取っていなかったし、周りに推薦入試を受けている人もいなかったから不安だったけど、昔、海外に住んでいたことや、夏に2週間オーストラリアに留学したこと、部活で部員をまとめていたことをアピールポイントにしました。口頭試問があるのはわかっていたけど、過去問もなかったし、物理と化学と数学の知識を詰め込んで立ち向かうしかないなって考えてた。 足立:私も面接で何を聞かれるのか情報が全然なくて、他大学の理学部の総合型選抜で聞かれているのを参考にしたり、あと、大阪大学出身の高校の先生が「たぶん大阪大学の先生はこういうのが好きだから聞いてくるよ」と言って、面接の練習をしてくれたりしました(笑)。 兒玉:足立さんはまさに「リケ女」って感じだね。 足立:それが、じつは数学と物理はちょっと苦手で(笑)。塾にも通ってなかったから、受験前は高校の先生がマンツーマンで指導してくれて、どうにか…。小野田さんは、もともと理系だった? 小野田:ううん。私も進路を決めるまでは文系で、英語が好きだったから外交官になろうかな、とかいろいろ夢があったよ。 ■■勉強で、自分なりに工夫したことは? 小野田:私は家でまったく勉強ができないタイプなので(笑)、学校と予備校ではスマホを持ち込まずに勉強するって決めて、家では動画サイトとかを見てリラックスしてた感じ。オン・オフの切り替えを上手にできていたのが良かったかな。兒玉くんは野球部だったから、勉強時間を作るの大変だったんじゃない? (校正者注:次のページへ続く) ■■PROFILE プロフィール ■■■小野田 瞳 (おのだ ひとみ) 基礎工学部システム科学科生物工学コース2年生私立神奈川大学附属高校出身 ●おすすめの1冊/『塩の街』有川浩著 ●座右の銘/継続は力なり ●尊敬する人/高校時代の先生 #写真1 (写真説明:小野田さんの顔写真) ■■■兒玉 暖 (こだま だん) 外国語学部外国語学科スペイン語専攻2年生大分県立大分上野丘高校出身 ●おすすめの1冊/『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ著 ●座右の銘/為せば成る ●尊敬する人/千賀滉大選手(福岡ソフトバンクホークス) #写真2 (写真説明:兒玉さんの顔写真) ■■■足立 梨乃 (あだち りの) 理学部化学科2年生兵庫県立豊岡高校出身 ●おすすめの1冊/『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由-フェルミのパラドックス』スティーブン・ウェッブ著 ●座右の銘/おのれの信ずる道を行く ●尊敬する人/佐藤勝彦先生(宇宙物理学者) #写真3 (写真説明:足立さんの顔写真) p66 ■総合型・学校推薦型選抜 (旧AO・推薦入試)を私たちが選んだ理由 兒玉:高校3年生の大会が終わるまでは、受験勉強は全然できてなかった。そのぶん、大会が終わってからは休みの日も学校に通って勉強してたよ。同じような状況だった野球部の友だちと一緒に勉強することで、自分のモチベーションを切らさずに集中してできたんだと思う。足立さんはどんな工夫をしていたの? 足立:私の場合、受験勉強も学校で教えてもらうことと自分で勉強することだけ。だから、授業でわからないことがあったら、先生が教室を出る前につかまえて教えてもらったり、自習していてわからないことは友だちに絶対聞くようにしたりして、できるだけわからない状態を長引かせないようにしてたかな。あとは、通学時間が少し長かったので、その間に単語を必死に覚えたりして、通学時間や休み時間をできるだけ有効活用するようにしていました。 ■■キャンパスライフは充実している? 小野田:発達障がいの子と触れあう活動があると知ったのもあって、ボランティアサークルに入ってます。サークルに私が行きたい研究室に配属された先輩がいるので、研究室の話を聞いたりしてる。足立さんはどう? 足立:1年生のうちは一般教養がほとんどだったけど、2年生からは時間割が大好きな化学で埋め尽くされていて、ちょっとうれしくなってる(笑)。 兒玉:僕も専門的なことはまだだけど、やりたいと思っていたことがしっかり学べているし、すごく楽しく大学生活を送れていると思う。じつは、大阪に来る前は「大阪は怖い」というイメージがかなりあったんだよね(笑)。 小野田:そうなの!? 兒玉:人の数も地元の大分とは比べものにならないし、ひとり暮らしするのに不安があったけど、いまはもう慣れたよ。大学や住んでいる周辺は、全然怖いこともないし。 足立:大阪は買い物とか交通網とか、利便性が高いのがうれしい! 大学の周辺は意外と緑も多くて、郊外っていう雰囲気が私には合ってると思う。それから、授業を受けていて感じたんだけど、留学生がけっこう多いと思わない? 小野田:私も思った! 同じ学科にいる留学生はプログラミングがすごくできるし、サークルにいる留学生は外国語学部で手話の勉強をしていて、彼らと接していると視野が広くなるし刺激を受けます。 兒玉:僕の学科にも中国からの留学生がいるけど、母語の中国語はもちろん、日本語も英語も話せて、さらにスペイン語も学びたいっていう、その勉強に対する姿勢に感心するし、何よりも4ヶ国語を話そうとしているのがすごい! 足立:留学生ってみんな積極的で日本語も上手だし、学ぶ姿勢が前向きですごいよね。 兒玉:勉強に対するエネルギーに感銘を受けるよ。もっと自分も頑張らないと! って思う。 ■■最後に、受験生へ伝えたいことは? 足立:自分が好きだと思ったことを、絶対に逃さないことが大事だと思います。好きなことをするためには、苦手な教科も勉強しなきゃいけない。それでもイヤだなって思うときは、自分の好きなことを調べてモチベーションを上げるようにしていました。 兒玉:僕自身、大学で学びたいことを選ぶのはかなり遅いほうでした。でも、準備や勉強をする時間は、自分のやる気次第で取り返せるところがあるので、遅すぎることはないと思います。自分がやりたいことは何なのかをしっかり見つけて、その道を諦めないことが大事! やりたいことを見つけるためには、普段からニュースや人、本に触れて、自分の知識を増やしておくと見つけやすくなるんじゃないかな。 小野田:足立さんと少しかぶっちゃうけど、私も大学受験でいちばん大切なことはモチベーションだと思う。やりたいことがないと、「何のために勉強しているんだろう?」「何で受験しないといけないんだろう?」と思うこともあるので、やりたいことを見つけるためにも、高校時代に勉強だけじゃなく、それこそゲームでも本でも趣味でも、いろいろ視野を広げておくこと。いろんな経験をするといいと思いますよ! ■■Access to Web ▶▶▶ 総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)の情報はこちら! 総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を実施している学部や学生募集要項など、詳しくは下記のWebサイトをご覧ください。また、出願はWeb出願で受け付けます。 パソコンから▶https://www.nyusi.icho.osaka-u.ac.jp/ スマホから▶QRコードでアクセス p67 ■高校生・受験生向けサイト OMORO!(オモロい)HANDAi(阪大)をチェックしよう! 「オモロい!阪大!」では、在学生紹介のほか、大阪の地域や入試情報などが盛りだくさん。ぜひチェックしてみてくださいね!ワタシ、ワニ博士も学生たちとともに登場します(笑)。 https://www.osaka-u.ac.jp/sp/entrance/ p68 ■学生生活サポート ■■学費  2021年度の学部生・大学院生の入学料は282,000円(予定)、授業料は年額535,800円(前期267,900円・後期267,900円/予定)。原則として、入学料は入学手続時に、授業料前期分は5月中に、授業料後期分は11月中に納入します。授業料の納入方法は原則として、全国銀行協会に加盟する銀行等およびゆうちょ銀行の「学生本人または保護者名義の普通預金口座」から「口座振替」による納入となります。 #表1 (表説明:「2021年度入学者にかかる入学料・授業料等(単位:円)[予定]」ここでは、学生の区分別に入学料や授業料の内訳など。学部生は、入学検定料として、大学入学入学料共通テストで18,000※2、個別学力検査等が17,000 、入学料が282,000、授業料のうち、年額535,800、前期分267,900、後期分267,900である。 大学院生は、入学検定料として30,000、入学料が282,000、授業料のうち、年額535,800、前期分267,900、後期分267,900である。 高等司法研究科は、入学検定料として30,000、入学料が282,000、授業料のうち、年額804,000、前期分402,000、後期分402,000である。 研究生は、入学検定料として9,800、入学料が84,600、授業料は月額28,900。 科目等履修生・聴講生は、入学検定料として9,800、入学料が28,200、授業料は月額28,900、1単位14,400。) ※1 (授業料について)在学中に授業料が改定された場合は、改定時点から新授業料が適用されます。 ※2 成績開示を希望する場合は、18,800円です。 #表2 (表説明:ここでは、各学部・大学院別の保健期間と保険料(円)について示されている。 文学、人間科学、外国語学、法学、経済学、理学、医学(保健)、薬学(薬科)、工学、基礎工学、言語文化、国際公共、情報科学、高等司法、連合小児発達学においては、学部では4年間で3,300、大学院では、前期課程2年間で1,750、後期課程3年間で2,600となる。 医学(医学)、歯学、薬学(薬)においては、学部で6年間4,700、大学院では、前期課程2年間で1,750、後期課程4年で3,300となる。 生命機能においては、大学院5年間で4,050となる。) ■■保険制度  正課中をはじめ、課外活動中、通学中などに被ったケガに対して、その治療日数に応じて保険金が支払われる「学生教育研究災害傷害保険(学研災)」があります。万が一、自分が被災者となり、治癒に長時間を要することになれば、家族の経済的負担は相当なものとなります。本学では、学生全員がこの保険に加入することとしています。 ■■奨学援助制度  経済的な理由などで授業料(入学料)の納入が困難ながら、学力基準を満たす学生に対し、授業料(入学料)の全額または半額が免除される制度があります。また、学業・人物ともに優秀で、かつ経済的な理由により修学が困難な学生に、奨学金を貸与または給与する制度もあります。 ①授業料等の免除 大阪大学では、学資負担者の死亡や風水害等の罹災、その他経済的な理由などで授業料(入学料)納入が困難ながら、学力基準を満たす学生に対し、授業料(入学料)の全額または半額が免除される授業料免除等制度があります。また、授業料(入学料)の納入期限が猶予される収納猶予等の制度もあります。  その他、国の法律に基づき、住民税非課税世帯及び住民税非課税世帯に準ずる世帯の日本人等(特別永住者、永住者などを含む)の学部生のうち支援対象者として認められる方を対象として、授業料(入学料)の全額または一部が減免される制度(高等教育修学支援制度といい、下記②の給付型奨学金も受給できます)があります。 ②日本学生支援機構 貸与型奨学金(第一種・第二種)、給付型奨学金(高等教育修学支援制度)  日本学生支援機構では、第一種(無利子)または第二種(有利子)の奨学金を貸与する制度【募集案内:3月下旬】や、給付型奨学金(高等教育修学支援制度)を受給する制度【学部生のみ。募集案内:3月下旬及び8月下旬】があります。 #表3 (表説明:ここでは、日本学生支援機構の奨学金の種類や金額、奨学生数を示している。なお、月額は、2019年度以降入学者の場合であり、奨学生数は、2020.2現在のものである。 ・学部生における貸与型の第一種奨学金(無利子)の場合、自宅通学であれば、20,000円、30,000円、45,000円のいずれかを選択。自宅外通学であれば、20,000円、30,000円、40,000円、51,000円のいずれかを選択。これらの奨学生数は、1,730人。 ・学部生における貸与型の第二種奨学金(有利子)の場合、20,000円~120,000円(10,000円単位)から希望する金額を選択。これらの奨学生数は、1,468人。 ・学部生における給付型奨学金(高等教育修学支援制度)の場合、自宅通学であれば、29,200円、19,500円、9,800円(採用区分により決定)。自宅外通学であれば、66,700円、44,500円、22,300円 (採用区分により決定)。これらの奨学生数は、2020年4月から制度開始のため、未確認。 ・大学院生における貸与型の第一種奨学金(無利子)の場合、博士前期(修士)課程と法科大学院は、 50,000円、88,000円のいずれかを選択。博士後期(博士)課程は、80,000円、122,000円のいずれかを選択。これらの奨学生数は、1,627人。 ・大学院生における貸与型の第二種奨学金(有利子)の場合、50,000円、80,000円、100,000円、130,000円、150,000円の中から希望する金額を選択。これらの奨学生数は、115人。) ③地方公共団体・民間奨学団体の奨学金  地方公共団体、民間奨学団体では、奨学金を給与または貸与する制度があります。この奨学金を希望する場合は学生センターに登録を。登録者から推薦者を選考しています。 【申請期間: 3月の指定された期間(予定)】 #表4 (表説明:ここでは、地方公共団体・民間奨学団体の奨学金について示されている。奨学団体数(2020.2現在) 、奨学生数(2020.2現在)とする。地方公共団体では、奨学団体数が22団体、奨学生数は16人。民間奨学団体が、奨学団体数が81団体、奨学生数は491人。) ■■パソコンから ホーム > 大学案内 > 学生生活 p69 ■■キャンパスライフ健康支援センター  各キャンパスに設置され、学生および教職員の健康診断の実施、各種健康相談等(内科、整形外科、メンタルヘルス、学生/教職員相談、障がい学生支援)を行っています。 #写真1 (写真説明:豊中本室、吹田分室、箕面分室:管理棟2階の写真) ■■学生寄宿舎(学寮)  就学上の便宜を図ることを目的とした刀根山・清明・新稲の3寮と、グローバルな生活環境の提供を目的とし新設されるグローバルビレッジ津雲台寮・箕面船場寮があります。各寮とも個人の居室は個室タイプとなっており(机・いす・ベッド・ロッカー・押入等完備)、台所・浴室等は共用でご使用いただきます。 #表1 (表説明:ここでは、各寮の情報がまとめられている。 ・刀根山寮※1では、対象:男子、居室面積:10㎡、収容人数:82人、寄宿料(月額)※2:5,900円、その他経費:光熱水料(個人負担)。 ・清明寮※1では、対象:男子、居室面積:13㎡、収容人数:76人、寄宿料(月額)※2:5,900円、その他経費:光熱水料(個人負担)。 ・新稲寮では、対象:女子、居室面積:10㎡、収容人数:40人、寄宿料(月額)※2:4,300円、その他経費:光熱水料(個人負担)。 ・グローバルビレッジ津雲台寮(5人ユニット)※1、グローバルビレッジ津雲台寮(7人ユニット)※1、グローバルビレッジ津雲台寮(9人ユニット)※1では、対象:男女、居室面積:9㎡、収容人数:65人、寄宿料(月額)※2:グローバルビレッジ津雲台寮が40,500円、グローバルビレッジ津雲台寮が39,000円、グローバルビレッジ津雲台寮が37,400円、その他経費:必須レンタル費(家具等) 8,910円/共益費(共用部及び居室内光熱水料込)9,000円/ 入居時一時金(退去時清掃費) 9,900円/インターネット加入料 1,320円。 ・グローバルビレッジ箕面船場寮では、対象:女子、居室面積:18㎡、収容人数:120人、寄宿料(月額)※2:40,000円、その他経費:必須レンタル費(家具等) 5,390円/インターネット加入料 1,100円/ 入居時一時金(退去時清掃費) 13,200円。) ※1 留学生との混住寮です(●収容人数は日本人の人数)※2 寄宿料は改定されることがあります。 ※イメージパースは現時点のCGであり、一部変更する場合があります。 各寮の詳細については、下記URLをご参照ください。 https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/student/general/dormitory.html(刀根山・清明・新稲寮)  https://globalvillage.icho.osaka-u.ac.jp/(グローバルビレッジ)   ■■アパート、マンションの紹介  大阪大学では、アパート・マンションなどの住居を必要とする学生に対して、大阪大学生協が紹介業務(有料)を行っています。家賃等の賃貸条件については、建物の種類、建築年数、間取り、設備等により違いがあります。 #表2 (表説明:ここでは、住居種別に必要経費。アパート4.5~6畳では、保証金、敷金、礼金等契約時に必要な金額:50,000円~150,000円、家賃月額(管理費、共益費等を含む)20,000円~30,000円。 マンション6~10畳では、保証金、敷金、礼金等契約時に必要な金額:50,000円~350,000円、家賃月額(管理費、共益費等を含む):30,000円~70,000円。) ■■■大阪大学生活協同組合マイルーム  24時間365日電話対応サービスをはじめ、オートロック、エアコンなどの室内設備を充実させた学生専用アパート・マンションを、キャンパス周辺に多数用意しています。 お問い合わせ先:マイルーム豊中キャンパス本店、TEL:06-6841-3360 12月~3月…10:00~17:00(土日祝含む)、4月~11月…平日10:00~18:00、土曜日10:00~14:00 ホームページからも資料請求ができます。(ホームページへのアクセスは、「阪大生協マイルーム」で検索してください。) https://www.handai-myroom.com   #写真3 (写真説明:ここでは、キャンパス内の住居紹介の店舗の様子。大阪大学生活協同組合マイルーム吹田キャンパス店外観(吹田福利会館センテラス2階)、吹田キャンパス店内観、大阪大学生活協同組合マイルーム豊中キャンパス本店、豊中キャンパス本店内観などである。) ■■■よくある質問 Ⓠ希望者は必ず学寮に入れますか?Ⓐ残念ながら選考を行うため、必ず入れるということはありません。詳細については学寮のHPをご覧ください。 p70 ■就職・進学状況 ■■学部生の就職状況と進学状況(2019年度 卒業生データ)  雇用情勢が堅調傾向にあるなか、本学の学生は社会から高い評価を受けて良好な就職状況を維持してお り、全国の企業・官公庁・学校などに就職しています。一方、学部生の大学院への進学率は全学で46.6%。文系学部では11.4%ですが、理系学部(医学部医学科、歯学部を除く)では70.8%に達しています。 #グラフ1 (グラフ説明:ここでは、学部生の就職状況と進学状況についての内訳。卒業者3,388人中、就職者(企業等)1,248人(36.8%)、就職者(公務員)140人(4.1%)、就職者(教員)31人(0.9%)、未就職者91人(2.7%)、進学者(大学院)1,578人(46.6%)、臨床研修医147人(4.3%)、その他153人(4.5%)。) ■■主な就職先 過去3年分(2019~2017年度卒) ※理学部、薬学部、工学部、基礎工学部は、博士前期課程修了者の就職先を含む ■■■文学部 ニトリ、住友生命保険、大阪瓦斯、ウィル、リクルートグループ、岡山県、日本放送協会、みずほフィナンシャルグループ、大阪市、大阪法務局、三菱電機、関西電力、近鉄グループホールディングス、大阪大学、りそなグループ ■■■人間科学部 ニトリ、パソナグループ、三井住友銀行、アクセンチュア、日本生命保険、富士通、住友化学、裁判所、みずほフィナンシャルグループ、レイス、ダイキン工業、三菱UFJ銀行、東京都、日本放送協会、ベネッセコーポレーション ■■■外国語学部 三井住友銀行、ニトリ、富士通、三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、アクセンチュア、みずほフィナンシャルグループ、楽天、大阪府、パナソニック、トヨタ自動車、防衛省、日立製作所、全日本空輸、住友商事 ■■■法学部 裁判所、三井住友銀行、三井住友信託銀行、アクセンチュア、大阪府、国土交通省、みずほフィナンシャルグループ、アビームコンサルティング、三菱UFJ銀行、住友商事、日本放送協会、厚生労働省、関西電力、農林水産省、リクルートグループ ■■■経済学部 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、みずほフィナンシャルグループ、EY新日本有限責任監査法人、りそなグループ、大和証券グループ、あずさ監査法人、野村證券、日本生命保険、伊藤忠商事、関西電力、阪急阪神ホールディングス、東京海上日動火災保険、住友商事 ■■■理学部※ パナソニック、三菱電機、ダイキン工業、富士通、小林製薬、住友ゴム工業、気象庁、住友電気工業、三菱ケミカル、みずほフィナンシャルグループ、クラレ、東レ、野村総合研究所、東洋紡、資生堂 ■■■医学部(保健学科) 大阪大学医学部附属病院、大阪府立病院機構、恩賜財団済生会、北野病院、東京大学医学部附属病院、神戸市民病院機構、大阪病院、神戸大学医学部附属病院、大阪警察病院、淀川キリスト教病院、兵庫県立こども病院、大阪市民病院機構、兵庫医科大学病院、東芝メディカルシステムズ、京都大学医学部附属病院 ■■■薬学部※ 塩野義製薬、中外製薬、小野薬品工業、大日本住友製薬、マルホ 、第一三共、大塚製薬、大阪大学医学部附属病院、住友化学、アステラス製薬、日本イーライリリー、リニカル、大塚製薬工場、JT、エーザイ ■■■工学部※ パナソニック、三菱電機、ダイキン工業、日本製鉄、小松製作所、トヨタ自動車、住友電気工業、関西電力、川崎重工業、クボタ、JFEグループ、西日本旅客鉄道、本田技研工業、三菱重工業、村田製作所 ■■■基礎工学部※ パナソニック、ダイキン工業、三菱電機、デンソー、ソニー、川崎重工業、富士通、村田製作所、日立製作所、住友電気工業、本田技研工業、三井住友銀行、三菱重工業、小松製作所、島津製作所 ■■パソコンから ホーム > 大学案内 > 大学の概要 > 各種データ > 卒業者数・進路状況 p71 (校正者注:前ページに続き、各学部の卒業生の進路の内訳。) ■■■文学部 卒業者176人中、未就職者12人(6.8%)、進学者(大学院)25人(14.2%)、就職者(企業等)104人(59.1%)、就職者(公務員)16人(9.1%)、就職者(教員)3人(1.7%)、その他16人(9.1%)。 ■■■人間科学部 卒業者160人中、未就職者4人(2.5%)、就職者(教員)2人(1.3%)、就職者(公務員)14人(8.8%)、その他9人(5.6%)、進学者(大学院)34人(21.3%)、就職者(企業等)97人(60.6%)。 ■■■外国語学部 卒業者577人中、未就職者14人(2.4%)、就職者(教員)12人(2.1%)、就職者(公務員)51人(8.8%)、その他 28人(4.9%)、進学者(大学院)38人(6.6%)、就職者(企業等)434人(75.2%)。 ■■■法学部 卒業者257人中、未就職者10人(3.9%)、就職者 (教員) 1人 (0.4%)、就職者(公務員)36人(14.0%)、その他 27人(10.5%)、進学者(大学院)49人(19.1%)、就職者(企業等)134人(52.1%)。 ■■■経済学部 卒業者210人中、未就職者 19人(9.0%)、就職者(公務員)10人(4.8%)、進学者(大学院)11人(5.2%)、就職者(企業等)163人(77.6%)、その他 7人(3.3%)。 ■■■理学部 卒業者278人中、未就職者 5人(1.8%)就職者(教員)10人(3.6%)就職者(企業等)31人(11.2%)進学者(大学院)216人(77.7%)、その他 16人(5.8%)。 ■■■医学部(医学科) 卒業者106人中、未就職者6人(5.7%)臨床研修医100人(94.3%)。 ■■■医学部(保健学科) 卒業者165人中、未就職者4人(2.4%)、就職者(教員) 2人(1.2%)、進学者(大学院)66人(40.0%)、就職者(企業等)88人(53.3%)、その他5人(3.0%)。 ■■■歯学部 卒業者54人中、未就職者7人(13.0%)、臨床研修医47人(87.0%)。 ■■■薬学部 卒業者89人中、未就職者 1人(1.1%)就職者、(公務員)2人 (2.2%)、就職者(企業等)25人(28.1%)進学者(大学院)56人(62.9%)、その他 5人(5.6%)。 ■■■工学部 卒業者862人中、未就職者6人(0.7%)、就職者 (公務員)8人(0.9%)、就職者 (企業等) 82人(9.5%)、進学者(大学院)、736人、(85.4%)その他 30人(3.5%)。 ■■■基礎工学部 卒業者454人中、就職者(教員)1人(0.2%)、就職者(公務員)3人(0.7%)、就職者(企業等)90人 (19.8%)、進学者(大学院)347人(76.4%)、未就職者3人(0.7%)、その他10人(2.2%) #表1 (表説明:ここでは、学部学科別に国家試験等合格者数が示されている。 ・高等司法研究科では、司法試験*の合格者数において、2015年度:48、2016年度:42、2017年度:66、2018年:50、2019年度:46。。 ・医学部医学科では、医師免許の取得数は、2015年度:113、2016年度:106、2017年度:113、 2018年:98、2019年度:100。 ・医学部保健学科では、看護師資格の取得数は、2015年度:81、2016年度:76、2017年度:76、 2018年:77、2019年度:72。診療放射線技師の取得数は、2015年度:44、2016年度:40、2017年度:37、 2018年:36、2019年度:33。臨床検査技師の取得数は、2015年度:33、2016年度:42、2017年度:37、 2018年:31、2019年度:39。 ・歯学部において、歯科医師免許の取得数は、2015年度:52、2016年度:54、2017年度:39、 2018年:46、2019年度:47。 ・薬学部では、薬剤師資格において、2015年度:31、2016年度:28、2017年度:26、 2018年:29、2019年度:35。) *印の合格者には、既卒者も含まれています ■■よくある質問 Ⓠどのような就職支援がありますか?Ⓐキャリアアドバイザーによる進路・就職相談や各種ガイダンス、説明会などを実施しています。 p72 ■在籍学生数 本学には学部生をはじめ、大学院生・研究生など、非常に多くの人びとが在籍しています。総合大学の利点を生かし、実際的な学習や研究、あるいは課外活動など、学部を超えた交流が盛んです。 ■■学部(2020年5月1日現在) #表1 ( )は女子を内数で示す。(単位:人) 文学部:1年次175(94)、2年次179(110)、3年次175(112)、4年次251(136)、合計780(452)、研究生28(17)、聴講生0(0)、科目等履修生14(7)、特別聴講生8(2)。 人間科学部:1年次146(88)、2年次145(85)、3年次155(103)、4年次196(120)、合計642(396)、研究生17(12)、聴講生0(0)、科目等履修生4(4)、特別聴講生4(4)。 外国語学部:1年次615(354)、2年次640(416)、3年次588(381)、4年次980(625)、合計2,823(1,776)、研究生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生10(5)、特別聴講生79(59)。 法学部:1年次264(95)、2年次254(89)、3年次257(107)、4年次321(125)、合計1,096(416)、研究生6(4)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生8(3)。 経済学部:1年次228(45)、2年次230(61)、3年次239(66)、4年次327(80)、合計1,024(252)、研究生25(16)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生3(0)。 理学部:1年次275(49)、2年次269(47)、3年次266(61)、4年次330(72)、合計1,140(229)、研究生6(1)、聴講生0(0)、科目等履修生5(1)、特別聴講生3(0)。 医学部(医学科):1年次100(17)、2年次132(29)、3年次106(20)、4年次113(22)、5年次108(10)、6年次106(17)、合計665(115)、研究生19(4)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 医学部(保健学科):1年次165(132)、2年次166(136)、3年次167(138)、4年次177(142)、合計675(548)、研究生17(12)、聴講生0(0)、科目等履修生1(1)、特別聴講生1(1)。 歯学部:1年次53(30)、2年次68(28)、3年次53(24)、4年次54(26)、5年次47(28)、6年次60(31)、合計335(167)、研究生1(1)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 薬学部(薬科学科)(4年制):1年次0(0)、2年次9(2)、3年次56(14)、4年次61(22)、合計126(38)、研究生10(2)、聴講生0(0)、科目等履修生5(3)、特別聴講生0(0)。 薬学部(薬学科)(6年制):1年次80(26)、2年次89(39)、3年次23(15)、4年次27(14)、5年次27(18)、6年次23(13)、合計269(125)。 工学部:1年次848(118)、2年次851(132)、3年次863(88)、4年次1105(115)、合計3,667(453)、研究生31(9)、聴講生0(0)、科目等履修生3(0)、特別聴講生3(2)。 基礎工学部:1年次451(33)、2年次445(41)、3年次459(50)、4年次597(54)、合計1,952(178)、研究生6(0)、聴講生0(0)、科目等履修生1(0)、特別聴講生6(3)。) ■■大学院(2020年5月1日現在) #表2 ( )は女子を内数で示す。(単位:人) (校正者注:以下の表は大学院の課程が博士前期課程と博士後期課程で分かれる場合) 文学研究科:1年次70(43)、2年次100(60)、博士前期課程の小計170(103)、 1年次37(18)、2年次35(13)、3年次108(55)、博士後期課程の小計180(86)、合計350(189)、研究生6(4)、特別研究学生4(2)、聴講生0(0)、科目等履修生17(11)、特別聴講生4(2)。 人間科学研究科:1年次99(58)、2年次98(47)、博士前期課程の小計197(105)、 1年次38(27)、2年次43(27)、3年次101(48)、博士後期課程の小計182(102)、合計379(207)、研究生9(5)、特別研究学生1(1)、聴講生0(0)、科目等履修生2(1)、特別聴講生2(1)。 法学研究科:1年次43(21)、2年次39(11)、博士前期課程の小計82(32)、 1年次10(1)、2年次8(3)、3年次36(14)、博士後期課程の小計54(18)、合計136(50)、研究生2(1)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 経済学研究科:1年次88(50)、2年次83(39)、博士前期課程の小計171(89)、 1年次20(12)、2年次17(6)、3年次57(11)、博士後期課程の小計94(29)、合計265(118)、研究生1(1)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生9(2)、特別聴講生2(1)。 理学研究科:1年次298(86)、2年次316(74)、博士前期課程の小計614(160)、 1年次84(11)、2年次73(9)、3年次122(29)、博士後期課程の小計279(49)、合計893(209)、研究生2(1)、特別研究学生4(0)、聴講生0(0)、科目等履修生40(10)、特別聴講生2(0)。 医学系研究科(保健学):1年次93(67)、2年次92(72)、博士前期課程の小計185(139)、 1年次30(16)、2年次28(18)、3年次75(48)、博士後期課程の小計133(82)、合計318(221)、研究生8(6)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 薬学研究科:1年次75(24)、2年次74(27)、博士前期課程の小計149(51)、 1年次16(2)、2年次27(7)、3年次22(7)、博士後期課程の小計65(16)、合計214(67)、研究生1(0)、特別研究学生2(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生1(1)。 工学研究科:1年次859(141)、2年次815(115)、博士前期課程の小計1674(256)、 1年次175(40)、2年次146(28)、3年次222(42)、博士後期課程の小計543(110)、合計2217(366)、研究生11(4)、特別研究学生10(3)、聴講生0(0)、科目等履修生18(4)、特別聴講生21(8)。 基礎工学研究科:1年次301(39)、2年次316(35)、博士前期課程の小計617(74)、 1年次70(11)、2年次50(6)、3年次80(12)、博士後期課程の小計200(29)、合計817(103)、研究生4(0)、特別研究学生4(0)、聴講生0(0)、科目等履修生17(3)、特別聴講生38(3)。 言語文化研究科:1年次73(53)、2年次89(66)、博士前期課程の小計162(119)、 1年次41(22)、2年次36(22)、3年次69(40)、博士後期課程の小計146(84)、合計308(203)、研究生36(23)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生5(2)、特別聴講生11(5)。 国際公共政策研究科:1年次38(24)、2年次46(26)、博士前期課程の小計84(50)、 1年次11(8)、2年次6(4)、3年次46(24)、博士後期課程の小計63(36)、合計147(86)、研究生10(3)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生1(0)、特別聴講生1(0)。 情報科学研究科:1年次154(16)、2年次156(16)、博士前期課程の小計310(32)、 1年次45(7)、2年次43(3)、3年次51(3)、博士後期課程の小計139(13)、合計449(45)、研究生11(2)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 大阪大学金沢大学浜松医科大学千葉大学福井大学連合小児発達学研究科:1年次20(16)、2年次14(10)、3年次51(38)、博士後期課程の小計85(64)、合計85(64)、研究生5(5)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 (校正者注:以下の表は大学院の課程が修士課程と博士課程で分かれる場合) 文学研究科:修士課程1年次17(10)、2年次21(15)、それらの小計、38(25)。合計38(25)。 医学系研究科:修士課程1年次25(16)、2年次27(14)、それらの小計、52(30)。博士課程1年次199(57)、2年次180(55)、3年次181(56)、4年次251(80)、それらの小計、811(248)。合計863(278)、研究生42(17)、特別研究学生11(2)、聴講生0(0)、科目等履修生13(7)、特別聴講生1(1)。 歯学研究科:博士課程1年次42(19)、2年次48(25)、3年次41(20)、4年次53(21)、それらの小計、184(85)。合計184(85)、研究生39(18)、特別研究学生0(0)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 薬学研究科:博士課程1年次5(1)、2年次5(1)、3年次2(0)、4年次1(0)、それらの小計、13(2)。合計、13(2)。 生命機能研究科:博士課程1年次75(34)、2年次80(41)、3年次34(12)、4年次34(9)、5年次30(9)、それらの小計、253(105)。合計253(105)、研究生3(2)、特別研究学生2(1)、聴講生0(0)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 (校正者注:以下の表は、法科大学院の課程の場合。) 高等司法研究科:1年次45(21)、2年次83(30)、3年次82(21)、それらの小計、210(72)。合計210(72)、研究生0(0)、特別研究学生0(0)、聴講生10(3)、科目等履修生0(0)、特別聴講生0(0)。 (校正者注:以下の表は、大学院の全課程の合計。) 博士前期及び修士課程における1年次2,233(648)、2年次2,272(617)、それらの小計4,505(1,265)。 博士後期、博士及び法科大学院の課程における1年次963(323)、2年次922(308)、3年次1,380(480)、4年次339(110)、5年次30(9)、それらの小計3,634(1,230)。 大学院全課程の合計8,139(2,495)、全研究生の合計190(92)、特別研究学生38(9)、聴講生10(3)、科目等履修生122(40)、特別聴講学生83(22)。 ■■パソコンから ホーム > 大学案内 > 大学の概要 > 各種データ> 学生数 p73 ■入試情報・資料請求  入学試験では、十分な基礎学力と問題探究心、学習意欲を持ち、人間性に優れ、将来、社会のいろいろな分野でのリーダーや国際的に活躍できる研究者・技術者となることに熱意と適性を持った学生を選抜します。前期日程では知識の暗記ではなく、基礎学力とそれを応用する能力、並びに論理的思考力を重視します。また、2017年度入試からすべての学部で後期日程の募集を停止し、総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を実施しています。なお、各学部特有のアドミッション・ポリシーについては、学生募集要項・ホームページ等で確認してください。 ■■入試制度 ■■■一般選抜  大阪大学の一般選抜では、全学部において前期日程で入学者を募集し、選抜試験を実施します。なお、選抜試験は大学入学共通テストと大阪大学が独自に行う試験(個別学力検査など)を組み合わせています。 ■■■総合型・学校推薦型選抜 ①総合型選抜(文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、理学部) ②学校推薦型選抜(医学部、歯学部、薬学部、工学部、基礎工学部) ※( )内は実施学部・学科など ■■■特別入試 ①帰国生徒特別入試(外国語学部、理学部、医学部保健学科、工学部、基礎工学部) ②私費外国人留学生特別入試(全学部) ③海外在住私費外国人留学生特別入試(理学部を除く全学部) ④学部英語コース特別入試(人間科学部) ⑤大阪大学国際科学特別入試(理学部) ※( )内は実施学部・学科など。 ■■■編入学  学部3年次編入学試験を実施しているのは、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、医学部保健学科、工学部、基礎工学部です。医学部医学科は学部2年次学士編入学試験を実施しています。詳細は、各学部教務担当係に問い合わせてください。 ■■■地域別入学者数  大阪大学に入学した人を出身地別に見てみますと、近畿地区が全体の半分以上を占めています。中でも地元の大阪府、兵庫県の入学者が多くなっています。こうした傾向は、最近5年間を通じて多少の増減はみられますが、大きな変化はありません。 #図1「2020年度出身高等学校所在地別入学者数」 (図説明:入学者3,041人中の出身高校の内訳が地方ごとに示されている。近畿は1,661人(54.6%)、中部は403人(13.3%)、九州・沖縄は283人(9.3%)、中国は251人(8.3%)、関東は210人(6.9%)、四国は159人(5.2%)、北海道は46人(1.5%)、東北は22人(0.7%)、その他は6人(0.2%)である。) ■■資料請求(選抜要項・大学案内冊子) 学部一般選抜では、Web出願を導入しています。学生募集要項(願書)については、紙媒体での発行を行わず、2020年10月下旬に大阪大学ホームページに掲載する予定です。総合型・学校推薦型選抜においてもWeb出願を導入しており、学生募集要項(願書)については、7月下旬に大阪大学ホームページに掲載する予定です。 ■■■テレメールで請求する(インターネット・自動音声応答電話) ※発送日からおおむね3~5日でお届け。(発送開始前の請求を除く) ※支払い手数料が別途必要です。テレメールお問い合わせ先:テレメールカスタマーセンターTEL.050-8601-0102(9:30~18:00) ①インターネットの場合 https://telemail.jp ②自動音声応答電話の場合 下記の電話番号にダイヤルし、ガイダンスにしたがって登録してください。IP電話 050-8601-0101(24時間受付) #表1 (表説明:資料名と資料請求番号と料金の項目。以下、資料名に続いてその資料請求番号と料金を記す。 大学案内:資料請求番号565030、料金215円 選抜要項:資料請求番号565020、料金215円 大学案内と選抜要項:資料請求番号565000、料金250円 総合型・学校推薦型選抜要項:資料請求番号623450、料金180円) ■■■「モバっちょ」で請求する(インターネット)※支払い手数料が別途必要です。「モバっちょ」お問い合わせ先:モバっちょカスタマーセンターTEL.050-3540-5005(平日10:00~18:00)携帯電話、スマートフォン、パソコンからhttps://djc-mb.jp/osaka-u2/ #表2 (表説明:資料名と料金の項目。大学案内の料金は250円である。大学案内と選抜要項の料金は350円である。総合型・学校推薦型選抜要項の料金は250円である。) ■■「学部・学科紹介冊子」等、その他の資料請求については、こちらをご覧ください。 http://osku.jp/s0948 p74 ■■2020年度 入学者選抜実施状況 #表1 (表説明: ●文学部 人文学科の入学定員165。 一般入試前期日程:募集人員135、志願者数391、受験者数372、合格者数138、入学者数135。 AO・推薦入AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員30、志願者数61、第一次選考合格者数60、最終選考合格者数30、入学者数30。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員:若干名、入学者数8。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計175。 ●人間科学部 人間科学科の入学定員137。 一般入試前期日程:募集人員115、志願者数253、受験者数247、合格者数116、入学者数113。 AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員15、志願者数57、第一次選考合格者数33、最終選考合格者数13、入学者数13。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数3。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数2。入学者数合計132。 ●外国語学部(校正者注:外国語学部の入学定員は、各専攻を合計して580人が定員となっている) ・中国語専攻の一般入試前期日程:募集人員36、志願者数87、受験者数84、合格者数42、入学者数41。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員4、志願者数7、第一次選考合格者数3、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計41。 ・朝鮮語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数55、受験者数41、合格者数19、入学者数18。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計18。 ・モンゴル語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数59、受験者数40、合格者数20、入学者数17。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計17。 ・インドネシア語専攻の一般入試前期日程:募集人員10、志願者数42、受験者数24、合格者数12、入学者数11。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計12。 ・フィリピン語専攻の一般入試前期日程:募集人員10、志願者数42、受験者数25、合格者数13、入学者数13。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計13。 ・タイ語専攻の一般入試前期日程:募集人員13、志願者数34、受験者数33、合格者数16、入学者数15。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計15。 ・ベトナム語専攻の一般入試前期日程:募集人員13、志願者数37、受験者数32、合格者数16、入学者数16。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計16。 ・ビルマ語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数64、受験者数41、合格者数19、入学者数18。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計18。 ・ヒンディー語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数45、受験者数39、合格者数19、入学者数19。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計19。 ・ウルドゥー語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数51、受験者数41、合格者数20、入学者数15。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計15。 ・アラビア語専攻の一般入試前期日程:募集人員22、志願者数62、受験者数55、合格者数26、入学者数25。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員3、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計25。 ・ペルシア語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数60、受験者数40、合格者数19、入学者数17。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計17。 ・トルコ語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数46、受験者数40、合格者数20、入学者数17。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計17。 ・スワヒリ語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数47、受験者数40、合格者数20、入学者数17。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計17。 ・ロシア語専攻の一般入試前期日程:募集人員22、志願者数56、受験者数54、合格者数26、入学者数24。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員3、志願者数3、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計24。 ・ハンガリー語専攻の一般入試前期日程:募集人員13、志願者数39、受験者数33、合格者数16、入学者数16。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数0、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計16。 ・デンマーク語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数39、受験者数39、合格者数19、入学者数19。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計19。 ・スウェーデン語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数37、受験者数36、合格者数18、入学者数18。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数4、第一次選考合格者数4、最終選考合格者数1、入学者数1。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計19。 ・ドイツ語専攻の一般入試前期日程:募集人員30、志願者数69、受験者数68、合格者数35、入学者数34。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員4、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計34。 ・英語専攻の一般入試前期日程:募集人員54、志願者数148、受験者数132、合格者数58、入学者数56。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員6、志願者数10、第一次選考合格者数8、最終選考合格者数3、入学者数3。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計60。 ・フランス語専攻の一般入試前期日程:募集人員22、志願者数70、受験者数55、合格者数26、入学者数25。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員3、志願者数1、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計25。 ・イタリア語専攻の一般入試前期日程:募集人員16、志願者数43、受験者数41、合格者数19、入学者数19。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員2、志願者数2、第一次選考合格者数2、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計19。 ・スペイン語専攻の一般入試前期日程:募集人員31、志願者数79、受験者数78、合格者数37、入学者数36。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員4、志願者数6、第一次選考合格者数6、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計36。 ・ポルトガル語専攻の一般入試前期日程:募集人員26、志願者数65、受験者数62、合格者数30、入学者数28。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員3、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計28。 ・日本語専攻の一般入試前期日程:募集人員27、志願者数77、受験者数65、合格者数29、入学者数29。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員3、志願者数5、第一次選考合格者数4、最終選考合格者数1、入学者数1。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員10、入学者数9。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計40。 ・以上の外国語学部の合計 入学定員580。一般入試前期日程:募集人員505、志願者数1453、受験者数1238、合格者数594、入学者数563。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員65、志願者数46、第一次選考合格者数34、最終選考合格者数5、入学者数5。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員10、入学者数11。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計580。 ●法学部 法学科の入学定員170。一般入試前期日程:募集人員153、志願者数287、受験者数283、合格者数165、入学者数164。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員17、志願者数30、第一次選考合格者数14、最終選考合格者数10、入学者数10。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数3。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計177。 ・国際公共政策学科の入学定員80。一般入試前期日程:募集人員72、志願者数132、受験者数123、合格者数74、入学者数74。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員8、志願者数26、第一次選考合格者数13、最終選考合格者数8、入学者数8。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数3。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計87。 ・以上の法学部の合計 入学定員250。一般入試前期日程:募集人員225、志願者数419、受験者数406、合格者数239、入学者数238。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員25、志願者数56、第一次選考合格者数27、最終選考合格者数18、入学者数18。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数6。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計264。 ●経済学部 経済・経営学科の入学定員220。一般入試前期日程:募集人員198、志願者数616、受験者数591、合格者数218、入学者数209。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員22、志願者数11、第一次選考合格者数11、最終選考合格者数5、入学者数5。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数10。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数3。入学者数合計228。 ●理学部(注) (校正者注:理学部のAO・推薦入試においては、それぞれの学科・コースにおいて、研究奨励と挑戦の枠組みに分かれる。) ・数学科の入学定員47。一般入試前期日程:募集人員42、志願者数155、受験者数153、合格者数50、入学者数49。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):研究奨励なし、挑戦の枠組みで、募集人員5、志願者数4、第一次選考合格者数0、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計49。 ・物理学科の入学定員76。一般入試前期日程:募集人員66、志願者数205、受験者数202、合格者数75、入学者数74。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):研究奨励なし、挑戦の枠組みで、募集人員10、志願者数4、第一次選考合格者数3、最終選考合格者数1、入学者数1。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数3。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計79。 ・化学科の入学定員77。一般入試前期日程:募集人員69、志願者数194、受験者数190、合格者数77、入学者数76。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基)では、挑戦なし、研究奨励の枠組みで、募集人員8、志願者数4、第一次選考合格者数4、最終選考合格者数2、入学者数2。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計78。 (校正者注:生物科学科の入学定員は、2つのコースを合計して55人が定員となっている) ・生物科学科生物科学コースの一般入試前期日程:募集人員25、志願者数69、受験者数63、合格者数30、入学者数30。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):挑戦なし、研究奨励の枠組みで、募集人員5、志願者数8、第一次選考合格者数5、最終選考合格者数3、入学者数3。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数3。入学者数合計37。 ・生物科学科生命理学コースの一般入試前期日程:募集人員20、志願者数41、受験者数38、合格者数25、入学者数25。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):挑戦なし、研究奨励の枠組みで、募集人員5、志願者数1、第一次選考合格者数1、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計25。 ・以上の理学部の合計 入学定員255。一般入試前期日程:募集人員222、志願者数664、受験者数646、合格者数257、入学者数254。AO・推薦入試におけるAO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基)のうちで、募集人員では研究奨励18、挑戦15。志願者数では研究奨励13、挑戦8。第一次選考合格者数では研究奨励10、挑戦3。最終選考合格者数では研究奨励5、挑戦1。入学者数では研究奨励5、挑戦1。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数4。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数:4。入学者数合計:268。 ●医学部 医学科の入学定員100。一般入試前期日程:募集人員95、志願者数279、受験者数267、合格者数96、入学者数95。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員5名程度、志願者数44、第一次選考合格者数20、最終選考合格者数5、入学者数5。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計100。 保健学科看護学専攻の入学定員80。一般入試前期日程:募集人員72、志願者数116、受験者数99、合格者数72、入学者数69。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員8、志願者数28、第一次選考合格者数22、最終選考合格者数9、入学者数9。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計78。 保健学科放射線技術科学専攻の入学定員40。一般入試前期日程:募集人員36、志願者数75、受験者数67、合格者数36、入学者数36。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員4、志願者数24、第一次選考合格者数14、最終選考合格者数6、入学者数6。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計42。 保健学科検査技術科学専攻の入学定員40。一般入試前期日程:募集人員36、志願者数97、受験者数94、合格者数44、入学者数44。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員4、志願者数12、第一次選考合格者数7、最終選考合格者数1、入学者数1。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計45。 ・以上の医学部の合計 入学定員260。一般入試前期日程:募集人員239、志願者数567、受験者数527、合格者数248、入学者数244。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員21、志願者数108、第一次選考合格者数63、最終選考合格者数21、入学者数21。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計265。 ●歯学部 歯学科の入学定員53。一般入試前期日程:募集人員48、志願者数99、受験者数96、合格者数54、入学者数53。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員5、志願者数2、第一次選考合格者数2、最終選考合格者数0、入学者数0。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計53。 ●薬学部 薬学科の入学定員80。一般入試前期日程:募集人員65、志願者数227、受験者数215、合格者数70、入学者数70。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員15、志願者数45、第一次選考合格者数25、最終選考合格者数10、入学者数10。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員なし、入学者数なし。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員なし、入学者数なし。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計80。 ●工学部 応用自然科学科の入学定員217。一般入試前期日程:募集人員195、志願者数457、受験者数437、合格者数209、入学者数205。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員22、志願者数29、第一次選考合格者数29、最終選考合格者数16、入学者数16。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計222。 応用理工学科の入学定員248。一般入試前期日程:募集人員223、志願者数539、受験者数525、合格者数236、入学者数236。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員25、志願者数40、第一次選考合格者数40、最終選考合格者数20、入学者数20。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計258。 電子情報工学科の入学定員162。一般入試前期日程:募集人員145、志願者数438、受験者数431、合格者数144、入学者数143。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員17、志願者数27、第一次選考合格者数27、最終選考合格者数17、入学者数17。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数4。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数2。入学者数合計166。 環境・エネルギー工学科の入学定員75。一般入試前期日程:募集人員67、志願者数140、受験者数135、合格者数75、入学者数74。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員8、志願者数11、第一次選考合格者数11、最終選考合格者数4、入学者数4。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計79。 地球総合工学科の入学定員118。一般入試前期日程:募集人員106、志願者数282、受験者数274、合格者数115、入学者数113。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員12、志願者数34、第一次選考合格者数34、最終選考合格者数7、入学者数7。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計121。 ・以上の工学部の合計 入学定員820。一般入試前期日程:募集人員736、志願者数1856、受験者数1802、合格者数779、入学者数771。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員84、志願者数141、第一次選考合格者数141、最終選考合格者数64、入学者数64。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数6。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数1。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数4。入学者数合計846。 ●基礎工学部 電子物理科学科の入学定員99。一般入試前期日程:募集人員90、志願者数180、受験者数170、合格者数91、入学者数91。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員9、志願者数40、第一次選考合格者数18、最終選考合格者数11、入学者数11。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数0。入学者数合計102。 化学応用科学科の入学定員84。一般入試前期日程:募集人員75、志願者数145、受験者数140、合格者数75、入学者数75。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員9、志願者数40、第一次選考合格者数18、最終選考合格者数11、入学者数11。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数1。入学者数合計87。 システム科学科の入学定員169。一般入試前期日程:募集人員151、志願者数358、受験者数338、合格者数153、入学者数151。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員18、志願者数92、第一次選考合格者数36、最終選考合格者数18、入学者数17。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数2。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数3。入学者数合計173。 情報科学科の入学定員83。一般入試前期日程:募集人員74、志願者数234、受験者数223、合格者数75、入学者数74。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員9、志願者数50、第一次選考合格者数18、最終選考合格者数9、入学者数9。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数0。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数2。入学者数合計86。 ・以上の基礎工学部の合計 入学定員435。一般入試前期日程:募集人員390、志願者数917、受験者数871、合格者数394、入学者数391。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員45、志願者数222、第一次選考合格者数90、最終選考合格者数49、入学者数48。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数2。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員若干名、入学者数1。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数0。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数6。入学者数合計448。 ●以上の全学部の合計 入学定員3255。一般入試前期日程:募集人員2878、志願者数7462、受験者数7011、合格者数3107、入学者数3041。AO入試(文、人、外、法、経、理)と推薦入試(医、歯、薬、工、基):募集人員360、志願者数770、第一次選考合格者数499、最終選考合格者数221、入学者数220。 特別入試の帰国生徒特別入試:募集人員若干名、入学者数2。 特別入試の私費外国人留学生特別入試:募集人員10、入学者数47。 特別入試の海外在住私費外国人留学生特別入試(Ⅰ型):募集人員若干名、入学者数8。 その他外国人留学生受入れにおける入学者数21。入学者数合計3339。 (注)一般入試の理学部、工学部及び基礎工学部の志願者数及び受験者数は、第1志望学科の人数です。) ■■パソコンから ホーム> 入学情報 >学部学科入試 p75 ■■2020年度一般入試(前期日程)合格者入試成績 #表1 (表説明: ●文学部 人文学科 配点:総合計650、センター試験250、個別学力検査等400。 最高点:総点541.85、センター試験227.60、個別学力検査等329.00。 最低点:総点459.80、センター試験189.35、個別学力検査等245.50。 平均点:総点483.24、センター試験210.11、個別学力検査等273.12。 得点率(平均点/配点):総点74.3%、センター試験84.0%、個別学力検査等68.3%。 ●人間科学部 人間科学科 配点:総合計1,200、センター試験600、個別学力検査等600。 最高点:総点11143.00、センター試験593.00、個別学力検査等550.00。 最低点:総点933.56、センター試験479.40、個別学力検査等406.66。 平均点:総点979.14、センター試験520.04、個別学力検査等459.09。 得点率(平均点/配点):総点81.6%、センター試験86.7%、個別学力検査等76.5%。 ●外国語学部 (校正者注:外国語学部の配点における総合計は全て650、センター試験は全て150、個別学力検査等は全て500。) 中国語専攻 最高点:総点502.03、センター試験131.74、個別学力検査等393.00。 最低点:総点412.65、センター試験97.62、個別学力検査等286.00。 平均点:総点439.05、センター試験119.00、個別学力検査等320.05。 得点率(平均点/配点):総点67.5%、センター試験79.3%、個別学力検査等64.0%。 朝鮮語専攻 最高点:総点485.69、センター試験128.49、個別学力検査等367.66。 最低点:総点395.75、センター試験106.78、個別学力検査等272.00。 平均点:総点420.17、センター試験118.70、個別学力検査等301.47。 得点率(平均点/配点):総点64.6%、センター試験79.1%、個別学力検査等60.3%。 モンゴル語専攻 最高点:総点456.87、センター試験126.99、個別学力検査等356.00。 最低点:総点379.43、センター試験98.24、個別学力検査等267.00。 平均点:総点411.59、センター試験113.06、個別学力検査等298.52。 得点率(平均点/配点):総点63.3%、センター試験75.4%、個別学力検査等59.7%。 インドネシア語専攻 最高点:総点466.39、センター試験122.18、個別学力検査等356.00。 最低点:総点409.87、センター試験110.39、個別学力検査等288.66。 平均点:総点432.69、センター試験117.05、個別学力検査等315.64。 得点率(平均点/配点):総点66.6%、センター試験78.0%、個別学力検査等63.1%。 フィリピン語専攻 最高点:総点466.25、センター試験121.05、個別学力検査等348.33。 最低点:総点391.82、センター試験103.02、個別学力検査等279.33。 平均点:総点415.69、センター試験114.44、個別学力検査等301.25。 得点率(平均点/配点):総点64.0%、センター試験76.3%、個別学力検査等60.3%。 タイ語専攻 最高点:総点462.08、センター試験126.30、個別学力検査等344.00。 最低点:総点384.66、センター試験105.00、個別学力検査等272.33。 平均点:総点410.29、センター試験115.79、個別学力検査等294.50。 得点率(平均点/配点):総点63.1%、センター試験77.2%、個別学力検査等58.9%。 ベトナム語専攻、最高点:総点434.78、センター試験125.30、個別学力検査等322.33。最低点:総点381.34、センター試験101.96、個別学力検査等263.66。平均点:総点406.22、センター試験115.48、個別学力検査等290.75。得点率(平均点/配点):総点62.5%、センター試験77.0%、個別学力検査等58.2%。 ビルマ語専攻 最高点:総点462.09、センター試験126.30、個別学力検査等343.00。 最低点:総点378.70、センター試験103.15、個別学力検査等259.33。 平均点:総点401.94、センター試験111.53、個別学力検査等290.42。 得点率(平均点/配点):総点61.8%、センター試験74.4%、個別学力検査等58.1%。 ヒンディー語専攻 最高点:総点469.28、センター試験126.62、個別学力検査等342.66。 最低点:総点371.71、センター試験100.05、個別学力検査等259.33。 平均点:総点395.33、センター試験110.84、個別学力検査等284.49。 得点率(平均点/配点):総点60.8%、センター試験73.9%、個別学力検査等56.9%。 ウルドゥー語専攻 最高点:総点449.97、センター試験125.31、個別学力検査等324.66。 最低点:総点367.06、センター試験96.37、個別学力検査等263.00。 平均点:総点394.34、センター試験107.54、個別学力検査等286.80。 得点率(平均点/配点):総点60.7%、センター試験71.7%、個別学力検査等57.4%。 アラビア語専攻 最高点:総点459.03、センター試験127.34、個別学力検査等347.00。 最低点:総点383.16、センター試験90.71、個別学力検査等268.66。 平均点:総点416.00、センター試験113.82、個別学力検査等302.18。 得点率(平均点/配点):総点64.0%、センター試験75.9%、個別学力検査等60.4%。 ペルシア語専攻 最高点:総点476.84、センター試験126.49、個別学力検査等354.66。 最低点:総点384.45、センター試験101.21、個別学力検査等271.33。 平均点:総点413.18、センター試験113.92、個別学力検査等299.26。 得点率(平均点/配点):総点63.6%、センター試験75.9%、個別学力検査等59.9%。 トルコ語専攻 最高点:総点455.07、センター試験130.09、個別学力検査等336.33。 最低点:総点385.93、センター試験94.42、個別学力検査等271.00。 平均点:総点412.19、センター試験113.00、個別学力検査等299.19。 得点率(平均点/配点):総点63.4%、センター試験75.3%、個別学力検査等59.8%。 スワヒリ語専攻 最高点:総点448.05、センター試験128.83、個別学力検査等325.66。 最低点:総点382.36、センター試験97.62、個別学力検査等263.33。 平均点:総点406.92、センター試験112.86、個別学力検査等294.07。 得点率(平均点/配点):総点62.6%、センター試験75.2%、個別学力検査等58.8%。 ロシア語専攻 最高点:総点510.90、センター試験137.24、個別学力検査等373.66。 最低点:総点402.15、センター試験102.49、個別学力検査等279.00。 平均点:総点430.01、センター試験117.26、個別学力検査等312.75。 得点率(平均点/配点):総点66.2%、センター試験78.2%、個別学力検査等62.6%。 ハンガリー語専攻 最高点:総点443.40、センター試験122.05、個別学力検査等326.33。 最低点:総点394.64、センター試験103.31、個別学力検査等290.33。 平均点:総点424.64、センター試験115.56、個別学力検査等309.08。 得点率(平均点/配点):総点65.3%、センター試験77.0%、個別学力検査等61.8%。 デンマーク語専攻 最高点:総点481.83、センター試験132.40、個別学力検査等367.66。 最低点:総点402.49、センター試験104.40、個別学力検査等280.66。 平均点:総点427.45、センター試験116.83、個別学力検査等310.63。 得点率(平均点/配点):総点65.8%、センター試験77.9%、個別学力検査等62.1%。 スウェーデン語専攻 最高点:総点483.50、センター試験128.71、個別学力検査等364.00。 最低点:総点399.29、センター試験111.68、個別学力検査等275.00。 平均点:総点432.60、センター試験118.68、個別学力検査等313.92。 得点率(平均点/配点):総点66.6%、センター試験79.1%、個別学力検査等62.8%。 ドイツ語専攻 最高点:総点483.34、センター試験134.68、個別学力検査等359.66。 最低点:総点411.53、センター試験108.15、個別学力検査等289.00。 平均点:総点437.20、センター試験120.85、個別学力検査等316.35。 得点率(平均点/配点):総点67.3%、センター試験80.6%、個別学力検査等63.3%。 英語専攻 最高点:総点519.14、センター試験136.81、個別学力検査等389.33。 最低点:総点427.07、センター試験107.58、個別学力検査等303.00。 平均点:総点458.42、センター試験122.84、個別学力検査等335.58。 得点率(平均点/配点):総点70.5%、センター試験81.9%、個別学力検査等67.1%。 フランス語専攻 最高点:総点481.41、センター試験132.71、個別学力検査等358.33。 最低点:総点425.74、センター試験106.74、個別学力検査等301.66。 平均点:総点443.61、センター試験120.24、個別学力検査等323.37。 得点率(平均点/配点):総点68.2%、センター試験80.2%、個別学力検査等64.7%。 イタリア語専攻 最高点:総点471.36、センター試験131.74、個別学力検査等348.66。 最低点:総点378.77、センター試験105.77、個別学力検査等255.00。 平均点:総点417.39、センター試験119.85、個別学力検査等297.54。 得点率(平均点/配点):総点64.2%、センター試験79.9%、個別学力検査等59.5%。 スペイン語専攻 最高点:総点499.81、センター試験138.49、個別学力検査等368.00。 最低点:総点402.02、センター試験101.37、個別学力検査等274.33。 平均点:総点434.30、センター試験120.46、個別学力検査等313.84。 得点率(平均点/配点):総点66.8%、センター試験80.3%、個別学力検査等62.8%。 ポルトガル語専攻 最高点:総点458.80、センター試験126.27、個別学力検査等347.00。 最低点:総点387.99、センター試験103.27、個別学力検査等273.33。 平均点:総点407.94、センター試験116.42、個別学力検査等291.52。 得点率(平均点/配点):総点62.8%、センター試験77.6%、個別学力検査等58.3%。 日本語専攻 最高点:総点487.75、センター試験136.62、個別学力検査等367.66。 最低点:総点397.63、センター試験101.02、個別学力検査等271.33。 平均点:総点429.45、センター試験116.20、個別学力検査等313.25。 得点率(平均点/配点):総点66.1%、センター試験77.5%、個別学力検査等62.7%。 ●法学部 法学科 配点:総合計900、センター試験450、個別学力検査等450。 最高点:総点761.37、センター試験424.50、個別学力検査等378.50。 最低点:総点676.12、センター試験345.43、個別学力検査等280.00。 平均点:総点711.51、センター試験382.59、個別学力検査等328.93。 得点率(平均点/配点):総点79.1%、センター試験85.0%、個別学力検査等73.1%。 国際公共政策学科 配点:総合計900、センター試験450、個別学力検査等450。 最高点:総点787.75、センター試験416.62、個別学力検査等379.50。 最低点:総点684.87、センター試験357.50、個別学力検査等299.00。 平均点:総点727.48、センター試験386.50、個別学力検査等340.98。 得点率(平均点/配点):総点80.8%、センター試験85.9%、個別学力検査等75.8%。 ●経済学部(※1) A配点 配点:総合計600、センター試験540、個別学力検査等60。 最高点:総点554.02、センター試験502.56、個別学力検査等52.26。 最低点:総点516.92、センター試験468.60、個別学力検査等39.46。 平均点:総点528.02、センター試験481.79、個別学力検査等46.23。 得点率(平均点/配点):総点88.0%、センター試験89.2%、個別学力検査等77.1%。 B配点 配点:総合計600、センター試験540、個別学力検査等60。 最高点:総点525.20、センター試験55.92、個別学力検査等472.20。 最低点:総点477.91、センター試験47.13、個別学力検査等425.40。 平均点:総点493.74、センター試験51.40、個別学力検査等442.35。 得点率(平均点/配点):総点82.3%、センター試験85.7%、個別学力検査等81.9%。 C配点 配点:総合計600、センター試験300、個別学力検査等300。 最高点:総点496.58、センター試験263.06、個別学力検査等238.00。 最低点:総点468.52、センター試験236.68、個別学力検査等212.00。 平均点:総点479.56、センター試験252.35、個別学力検査等227.20。 得点率(平均点/配点):総点79.9%、センター試験84.1%、個別学力検査等75.7%。 ●理学部 (校正者注:理学部の配点における総合計は全て1,000、センター試験は全て300、個別学力検査等は全て700。) 数学科 最高点:総点833.90、センター試験273.65、個別学力検査等560.25。 最低点:総点649.40、センター試験216.40、個別学力検査等403.50。 平均点:総点695.03、センター試験245.47、個別学力検査等449.56。 得点率(平均点/配点):総点69.5%、センター試験81.8%、個別学力検査等64.2%。 物理学科 最高点:総点752.70、センター試験273.95、個別学力検査等510.00。 最低点:総点615.05、センター試験220.45、個別学力検査等363.50。 平均点:総点661.05、センター試験245.35、個別学力検査等415.70。 得点率(平均点/配点):総点66.1%、センター試験81.8%、個別学力検査等59.4%。 化学科 最高点:総点812.95、センター試験270.00、個別学力検査等560.50。 最低点:総点595.70、センター試験216.50、個別学力検査等335.25。 平均点:総点647.25、センター試験247.46、個別学力検査等400.08。 得点率(平均点/配点):総点64.8%、センター試験82.5%、個別学力検査等57.2%。 生物科学科 生物科学コース 最高点:総点781.55、センター試験264.90、個別学力検査等531.75。 最低点:総点586.00、センター試験199.40、個別学力検査等324.00。 平均点:総点633.36、センター試験244.49、個別学力検査等388.88。 得点率(平均点/配点):総点63.3%、センター試験81.5%、個別学力検査等55.6%。 生物科学科 生命理学コース 最高点:総点708.25、センター試験263.55、個別学力検査等451.75。 最低点:総点587.35、センター試験205.25、個別学力検査等328.25。 平均点:総点625.49、センター試験238.77、個別学力検査等386.72。 得点率(平均点/配点):総点62.5%、センター試験79.6%、個別学力検査等55.2%。 ●医学部 医学科 配点:総合計2,000、センター試験500、個別学力検査等1,500。 最高点:総点1826.40、センター試験480.70、個別学力検査等1355.00。 最低点:総点1561.90、センター試験412.25、個別学力検査等1107.50。 平均点:総点1657.07、センター試験453.74、個別学力検査等1203.33。 得点率(平均点/配点):総点82.9%、センター試験90.7%、個別学力検査等80.2%。 保健学科看護学専攻 配点:総合計1,000、センター試験600、個別学力検査等400。 最高点:総点848.10、センター試験526.10、個別学力検査等317.00。 最低点:総点692.30、センター試験446.10、個別学力検査等211.00。 平均点:総点741.72、センター試験482.36、個別学力検査等254.99。 得点率(平均点/配点):総点74.2%、センター試験80.4%、個別学力検査等63.7%。 保健学科放射線技術科学専攻 配点:総合計1,100、センター試験500、個別学力検査等600。 最高点:総点827.40、センター試験444.60、個別学力検査等390.00。 最低点:総点640.30、センター試験367.70、個別学力検査等234.00。 平均点:総点694.75、センター試験397.04、個別学力検査等293.36。 得点率(平均点/配点):総点63.2%、センター試験79.4%、個別学力検査等48.9%。 保健学科検査技術科学専攻 配点:総合計1,100、センター試験500、個別学力検査等600。 最高点:総点785.90、センター試験430.30、個別学力検査等359.00。 最低点:総点647.00、センター試験373.00、個別学力検査等237.00。 平均点:総点694.36、センター試験398.78、個別学力検査等291.16。 得点率(平均点/配点):総点63.1%、センター試験79.8%、個別学力検査等48.5%。 ●歯学部 歯学科 配点:総合計1,250、センター試験450、個別学力検査等800。 最高点:総点996.90、センター試験396.30、個別学力検査等611.00。 最低点:総点793.60、センター試験296.50、個別学力検査等429.00。 平均点:総点877.63、センター試験361.90、個別学力検査等515.74。 得点率(平均点/配点):総点70.2%、センター試験80.4%、個別学力検査等64.5%。 ●薬学部 薬学科 配点:総合計1,050、センター試験400、個別学力検査等650。 最高点:総点870.20、センター試験373.50、個別学力検査等517.50。 最低点:総点710.05、センター試験303.80、個別学力検査等336.25。 平均点:総点758.79、センター試験342.66、個別学力検査等411.67。 得点率(平均点/配点):総点72.3%、センター試験85.7%、個別学力検査等63.3%。 ●工学部 (校正者注:工学部の配点における総合計は全て1,000、センター試験は全て350、個別学力検査等は全て650。) 応用自然科学科 最高点:総点796.25、センター試験321.85、個別学力検査等494.50。 最低点:総点607.75、センター試験230.80、個別学力検査等313.00。 平均点:総点653.66、センター試験285.35、個別学力検査等368.30。 得点率(平均点/配点):総点65.4%、センター試験81.5%、個別学力検査等56.7%。 応用理工学科 最高点:総点840.50、センター試験322.90、個別学力検査等534.75。 最低点:総点619.50、センター試験247.90、個別学力検査等312.75。 平均点:総点673.86、センター試験289.18、個別学力検査等384.68。 得点率(平均点/配点):総点67.4%、センター試験82.6%、個別学力検査等59.2%。 電子情報工学科 最高点:総点838.50、センター試験325.50、個別学力検査等532.00。 最低点:総点642.80、センター試験245.85、個別学力検査等338.75。 平均点:総点687.74、センター試験291.91、個別学力検査等395.83。 得点率(平均点/配点):総点68.8%、センター試験83.4%、個別学力検査等60.9%。 環境・エネルギー工学科 最高点:総点795.45、センター試験314.45、個別学力検査等481.00。 最低点:総点606.45、センター試験250.15、個別学力検査等305.50。 平均点:総点651.76、センター試験287.54、個別学力検査等364.21。 得点率(平均点/配点):総点65.2%、センター試験82.2%、個別学力検査等56.0%。 地球総合工学科 最高点:総点790.30、センター試験317.65、個別学力検査等487.25。 最低点:総点612.05、センター試験234.15、個別学力検査等321.50。 平均点:総点661.03、センター試験287.30、個別学力検査等373.72。 得点率(平均点/配点):総点66.1%、センター試験82.1%、個別学力検査等57.5%。 ●基礎工学部 (校正者注:基礎工学部の配点における総合計は全て1,000、センター試験は全て300、個別学力検査等は全て700。) 電子物理科学科 最高点:総点800.37、センター試験268.52、個別学力検査等536.75。 最低点:総点605.72、センター試験210.30、個別学力検査等358.00。 平均点:総点657.34、センター試験242.62、個別学力検査等410.65。 得点率(平均点/配点):総点65.7%、センター試験80.9%、個別学力検査等58.7%。 化学応用科学科 最高点:総点820.97、センター試験277.57、個別学力検査等538.50。 最低点:総点596.49、センター試験208.29、個別学力検査等337.25。 平均点:総点637.59、センター試験241.57、個別学力検査等391.75。 得点率(平均点/配点):総点63.8%、センター試験80.5%、個別学力検査等56.0%。 システム科学科 最高点:総点831.59、センター試験270.69、個別学力検査等561.75。 最低点:総点614.19、センター試験215.34、個別学力検査等352.50。 平均点:総点670.59、センター試験246.88、個別学力検査等419.44。 得点率(平均点/配点):総点67.1%、センター試験82.3%、個別学力検査等59.9%。 情報科学科 最高点:総点774.70、センター試験277.49 、個別学力検査等520,00。 最低点:,総点637.70、センター試験226.74、個別学力検査等378.75。 平均点:総点691.67、センター試験251・56、個別学力検査等435.81。 得点率(平均点/配点):総点69.2%、センター試験83.9%、個別学力検査等62.3%。) (※1)経済学部前期日程については、選抜方法の配点により、A配点、B配点、C配点それぞれの合格者の最高点、最低点及び平均点です。A配点での最高点、最低点、平均点とは、合格者のうち、A配点での上位65位以内の者の最高点、最低点、平均点です。B配点での最高点、最低点、平均点とは、合格者のうち、B配点での上位65位以内の者の最高点、最低点、平均点です。 (※2)入試成績は、追加合格者の成績を含みません。 p76~77 (校正者注:p76~p77では、見開き全面に吹田キャンパスの地図。各施設の冒頭の番号は地図上で付されているものである。) ■吹田キャンパス 万博公園北側に位置する約100万㎡の広大なキャンパスは、北摂一帯でもひときわ緑が豊かなところです。人間科学部・医学部・歯学部・薬学部・工学部のほか、さまざまな研究施設、大学本部などがあります。2つの附属病院は、地域の人びとにも利用されています。 ■■本部事務機構 1:大学本部(入試課)、2:国際教育交流センター・吹田学生センター ■■附属図書館 3:理工学図書館、4:生命科学図書館 ■■学部・大学院 5:人間科学部・人間科学研究科、6:医学部医学科・医学系研究科、7:医学部保健学科・医学系研究科、8:医学部附属病院、9:歯学部・歯学研究科、10:歯学部附属病院、11:薬学部・薬学研究科、12:薬用植物園、13:工学部・工学研究科、14:工学部・応用物理系、15:工学部・化学系、16:工学部・環境系、17:工学部・機械系、18:工学部・原子力系、19:工学部・地球系、20:工学部・材料系、21:工学部・電気系、22:生命機能研究科、23:情報科学研究科 ■■附置研究所 24:微生物病研究所、25:産業科学研究所、26:蛋白質研究所、27:社会経済研究所、28:接合科学研究所、29:レーザー科学研究所、30:レーザー科学研究所・超伝導フォトニクス研究棟 ■■教育研究施設など 31:核物理研究センター、32:サイバーメディアセンター・吹田教育実習棟、33:キャンパスライフ健康支援センター(保健管理部門)吹田分室、34:低温センター、35:超高圧電子顕微鏡センター、36:ラジオアイソトープ総合センター、37:環境安全研究管理センター、38:生物工学国際交流センター、39:産連本部A棟、40:産連本部B棟、41:産連本部C棟、42:産連本部D棟、43:融合型生命科学総合研究棟(IFReC研究棟)、61:テクノアライアンス棟、62:フォトニクスセンター、63:脳情報通信融合研究センター、64:最先端医療イノベーションセンター、66:共創イノベーション棟 ■■その他の施設 44:コンベンションセンター、45:国際交流会館吹田分館、46:春日丘ハウス、47:看護師宿舎、48:楠本会館、49:吹田阪大内郵便局 ■■スポーツ施設 50:陸上競技場(すいらん)、51:体育館、52:テニスコート、53:アーチェリー場、54:和弓場、60:エアーライフル場 ■■福利施設 55:銀杏会館(レストラン・ホール)、56:職員会館さわらび(レストラン)、57:センテラス(レストラン・売店)、58:本部前福利会館(レストラン・売店)、59:本部南棟(レストラン)、65:ポプラ通り福利会館(レストラン・売店) #写真1 (写真説明:吹田キャンパス内の様々な場所の様子。写真では、正門、本部前道路、本部前広場、生命科学図書館の様子が見られる。) ■■パソコンから ホーム > アクセスマップ > 吹田キャンパス > 吹田キャンパスマップ ■■■よくある質問 Ⓠ吹田キャンパス周辺はどんな雰囲気ですか?Ⓐ万博記念公園が隣接する、非常に緑の多い地域です。また、閑静な住宅街として広く知られています。 p78~79 (校正者注:p78~p79では、見開き全面に豊中キャンパスの地図。各施設の冒頭の番号は地図上で付されているものである。) ■豊中キャンパス 広さ約45万㎡の豊中キャンパスが位置する待兼山は、『枕草子』にも名前が登場するほど昔から親しまれている美しい景勝地です。文学部・法学部・経済学部・理学部・基礎工学部と、共通教育を担当する全学教育推進機構があり、新入生は、まずはこのキャンパスで学ぶことになります。 ■■附属図書館 1:総合図書館 ■■学部・大学院等 2:文学部・文学研究科、3:法学部・法学研究科、4:経済学部・経済学研究科、5:理学部・理学研究科、6:基礎工学部・基礎工学研究科、7:言語文化研究科、8:国際公共政策研究科、9:高等司法研究科、10:大阪大学会館、11:全学教育推進機構 管理・講義A棟、12:全学教育推進機構 講義B棟、13:全学教育推進機構 講義C棟 ■■教育研究施設など 14:サイバーメディアセンター・豊中教育実習棟・研究棟、15:科学機器リノベーション・工作支援センター、16:低温センター、17:ジオアイソトープ総合センター分館、18:太陽エネルギー化学研究センター、19:適塾記念センター、21世紀懐徳堂、20:キャンパスライフ健康支援センター(保健管理部門)豊中本室、51:文理融合型研究棟 ■■その他の施設 21:学生会館、22:明道館(サークル棟)、23:清明寮(学寮)、24:刀根山寮(学寮)、25:国際交流会館、26:基礎工学国際棟、27:総合学術博物館(待兼山修学館)、28:豊中阪大内郵便局、29:健康体育研究棟、30:ステューデント・コモンズ、49:豊中総合学館、50:法経研究棟 ■■スポーツ施設 31:グラウンド、32:第1体育館33:第2体育館、34:第1テニスコート、35:第2テニスコート、36:第3テニスコート、37:第4テニスコート、38:プール、39:弓道場、40:卓球場、41:トレーニングルーム ■■福利施設 42:待兼山会館(レストラン等)、43:豊中福利会館(レストラン・売店)、44:カフェテリアらふぉれ(レストラン)、45:学生交流棟(豊中学生センター、レストラン・売店等)、46:Quartier(カルチエ)(カフェ)、47:坂(カフェ) #写真2 (写真説明:吹田キャンパス内の様々な場所の様子。写真では、正門、本部前道路、本部前広場、生命科学図書館の様子が見られる。) ■■パソコンから ホーム > アクセスマップ > 豊中キャンパス > 豊中キャンパスマップ ■■よくある質問 Ⓠ豊中キャンパス周辺はどんな雰囲気ですか?Ⓐ住宅の多い地域と言えます。キャンパス北西部の「待兼山」は、枕草子に登場する古くからの景勝地です。 p80 (校正者注:p80には箕面キャンパスの地図。各施設の冒頭の番号は地図上で付されているものである。) ■箕面キャンパス 北摂の緑豊かな丘に広がる箕面キャンパス。大阪外国語大学の伝統を引き継いだ外国語学部と言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻)があります。また、国費外国人留学生を対象に教育を行う日本語日本文化教育センターも併設。隣接する国際文化公園都市「彩都」は、国際的な学術研究・文化交流拠点の形成を目指す新しいまちです。 ■■附属図書館 1:外国学図書館 ■■外国語学部 2:研究講義棟(A棟)・箕面学生センター、3:研究講義棟(B棟)、4:研究講義棟(C棟)、5:研究講義棟(D棟)、6:研究講義棟(E棟)、22:大阪外国語大学記念会館 ■■教育研究施設など 7:日本語日本文化教育センター、8:キャンパスライフ健康支援センター(保健管理部門)箕面分室 ■■その他の施設 9:箕面福利会館、10:箕面留学生会館(1号館)(学寮)、11:箕面留学生会館(2号館)(学寮)、12:向陽寮・もみじ寮(学寮)、13:箕面国際学生宿舎(学寮)、14:箕面合宿所、15:サークル棟、16:守衛室 ■■スポーツ施設 17:グラウンド、18:箕面第1体育館、19:箕面第2体育館、20:テニスコート、21:ハンドボールコート #写真1 (写真説明:研究・講義棟や、外国学図書館の様子。) ■■2021年4月、箕面新キャンパスが誕生します。 箕面新キャンパスは、豊中、吹田の両キャンパスの中間に位置し、各キャンパスの知が融合した新たな学際領域を創造するとともに、市民交流を活性化する交流拠点としての機能を果たします。 大阪都心部へダイレクトにアクセスでき、教室、研究室をはじめ、事務室、食堂、購買部など、すべての大学機能をひとつの建物に集約した都市型キャンパス。留学生と日本人学生が日常的に交流できる混在型学寮も整備されます。世界と地域を結びつける多彩な文化活動を展開するほか、留学生や市民との交流により、日常的な異文化体験を実現します。 #写真2 (写真説明:箕面新キャンパスのイメージ画像。) ※イメージパースは現時点のCGであり、一部変更する場合があります。 ■■パソコンから ホーム > アクセスマップ > 箕面キャンパス > 箕面キャンパスマップ p81 ■アクセスマップ ■■大阪大学周辺地図 #図1 (図説明:各キャンパス周辺の交通機関の路線図) 図の下には、各キャンパスの所在地。 吹田キャンパス:吹田市山田丘、豊中キャンパス:豊中市待兼山町1、箕面キャンパス:箕面市粟生間谷東8-1-1、中之島センター:大阪市北区中之島4-3-53 ■■吹田キャンパス #図2 (図説明:吹田キャンパス周辺の交通機関の路線図、地図) ・バス:(阪急バス)・千里中央発「阪大本部前行」、「茨木美穂ケ丘行」 (近鉄バス)・阪急茨木市駅発「阪大本部前行」(JR茨木駅経由) いずれも、阪大医学部前または阪大本部前下車徒歩約5~15分 ・モノレール:(大阪モノレール)・阪大病院前駅下車…徒歩約5~20分 ・電車:(阪急電鉄千里線)・北千里駅(終点)下車東へ徒歩 入試課、人間科学部、医学部(医学科)…約30分 医学部(保健学科)、歯学部、薬学部…約25分、工学部…約15分 ■■豊中キャンパス #図3 (図説明:豊中キャンパス周辺の交通機関の路線図) ・電車:(阪急電鉄宝塚線)・石橋阪大前駅(特急・急行停車)下車 東へ徒歩 全学教育推進機構…約15分、文学部、法学部、経済学部…約20分、理学部、基礎工学部…約25分 ・モノレール:(大阪モノレール)・柴原阪大前駅下車 徒歩約7~15分 ■■箕面キャンパス #図4 (図説明:箕面キャンパス周辺の交通機関の路線図) ・バス:(阪急バス)・千里中央発「阪大外国語学部前行」、「間谷住宅行」・北千里発「阪大外国語学部前行」、「間谷住宅行」 阪大外国語学部前、間谷住宅4 下車 ・モノレール(大阪モノレール)・彩都西駅下車 西へ徒歩 外国語学部…約15分 ■■学内連絡バス 授業が行われている平日には、各キャンパスを結ぶ無料連絡バスが運行されています。豊中~吹田間は20分間隔で、箕面~豊中間(吹田経由※)は約60分間隔で運行され、他学部授業の履修や課外活動の移動手段として利用されています。※吹田地区を経由しない直行便も一部運行されています。 #図5 (図説明:それぞれのバス停を紹介している。 ・豊中図書館前:始発8:00(吹田行)、7:40(箕面行)。最終18:40(吹田行)19:50(箕面行) ・吹田コンベンションセンター前 ・吹田工学部前:始発8:10 最終19:10 ・吹田人間科学部前 ・箕面外国語学部前:始発7:40、最終18:30) ■■よくある質問 Ⓠ箕面キャンパスはいつ、どこに移転するのですか?Ⓐ延伸工事中の北大阪急行線の新しい駅「箕面船場阪大前」駅前に2021年4月に移転します。 p裏表紙 (このファイルの校正データは以上である。)