「愉楽の酒に」
作歌 本位田重美(5文乙)
作曲 荻原 耐 (大高教授)
採譜 荻野 泉 (20理乙)
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愉楽の酒に酔ひふして
汝男の子と云う勿れ
戦鼓進めと高鳴れば
誉れの門出益荒夫が
意気の焔にあふれ来る
胸の血潮を如何にせん
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嗚呼陰惨の一年(ひととせ)
仇を報ゆる時は来ぬ
いざ矛とりて戦はん
咄(とつ)山陰の夷狄(いてき)等に
勝たずば何の面目(かほ)ありて
再び友に見(まみ)ゆべき
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聞かずや我等益荒夫が
捧げて進む大旆(たいはい)を
一度振ればあらがねの
大地に動揺む鬨の声
友よ男の子の戦いに
いざ勝たん哉勝たん哉
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