「愉楽の酒に」
      作歌 本位田重美(5文乙)
      作曲 荻原 耐 (大高教授)
      採譜 荻野 泉 (20理乙)



  1. 愉楽の酒に酔ひふして
    汝男の子と云う勿れ
    戦鼓進めと高鳴れば
    誉れの門出益荒夫が
    意気の焔にあふれ来る
    胸の血潮を如何にせん

  2. 嗚呼陰惨の一年(ひととせ)
    仇を報ゆる時は来ぬ
    いざ矛とりて戦はん
    (とつ)山陰の夷狄(いてき)等に
    勝たずば何の面目(かほ)ありて
    再び友に見(まみ)ゆべき

  3. 聞かずや我等益荒夫が
    捧げて進む大旆(たいはい)
    一度振ればあらがねの
    大地に動揺む鬨の声
    友よ男の子の戦いに
    いざ勝たん哉勝たん哉