「東中寮々歌」
      作歌 未詳
      作曲 大野五郎 (21理甲)
      採譜 荻野 泉 (20理乙)



  1. 暁と夜鴉なきて澪陽(れいよう)
    城に朝日の映ゆる時
    希望にもゆる若人の
    胸に血汐の高鳴らん

  2. (いわ)ばしる垂水の上に早蕨(さわらび)
    萌ゆる春辺の朝(あした)には
    故人の偉業をしのびつゝ
    高き理想にむかふなり

  3. 秋風に大和へこゆるかりがねの
    声にさびしk夕には
    なやみぞ多き青春の
    清き瞳になみだあり

  4. (つく)よみの光に白く澪陽の
    城の大野に浮かぶ時
    のぞみにもゆる若人の
    胸の血汐のたかならん