「東北寮々歌」
作歌 国行義道 (4理丙)
作曲 大野五郎 (21理甲)
採譜 荻野 泉 (20理乙)
囂々
(ごうごう)
の世の外にねて
喧々
(けんけん)
の戸は叩かずも
心は猛く勇む子や
真理は彼の胸に湧く
憂苦と歓喜こもごもに
外はた中に起るとき
蝸牛角上の争いは
心にかけじ男子故
寂寞常に蔽ひ居て
飛ばぬ鳳雛と人は云へ
聞く者ぞ聞かん大鵬の
巣立つの翼の高き音