「大阪高等学校生徒の歌」
      作歌 藤沢恒夫 (2文甲)
      作曲 東 貞一 (1文甲)



  1. 光輝(ひかり)ぞ織れる青春(はる)の夢
    緑の園に深くして
    血潮陽炎ふ花壇(はなどこ)
    若き生命の草繁し

  2. 理想(のぞみ)の樹蔭(かげ)にやすらひて
    (あした)の夢を偸(ぬす)むとも
    実にたゆみなき時代(とき)の跫音(おと)
    我等をひきて行かしめん

  3. 遙かにつゞく旅の路
    真理の言葉探りつゝ
    光輝の園を求めつゝ
    永遠の涯まで行かんかな

  4. あゝ新鮮(あた)らしき黎明(あけぼの)
    今ぞ生命の花ひらく
    われらが大地(つち)の歓喜(よろこび)
    うたへわれらが心もて