「さようなら 大高」
      作歌 長沖  一 (2文乙)
      作曲 加藤直四郎 (夕陽丘教諭)



なつかしい校庭に燎火は燃え
春の月はけむっている
こだまする われら青春の歌よ
いま燃えているのは鉄路の枕木たち
その上を 幾万の列車が通過したか
ぼくたちの驀進と
  重量に堪えてきた
    校舎よ
      校舎よ

月光に 燎火に 映える母校よ
ぼくたちは校旗を打ち振り 太鼓を鳴らし
若き日の歌を きみにはなむけしよう
聴いてくれ 聴いてくれ 母校よ
さようなら
  さようなら
    さようなら
      さようなら