「櫻まつりの歌」
      作詞 日高基男 (25理乙2)
      曲は「端艇部々歌」を使用

  1. 東天紅(あか)く明けそめて
    そめいよしの」の香は匂ひ
    天地の正氣凛として
    古都難波津(なにわづ)に春を呼ぶ

  2. 眞晝の城内(しろ)をさすらへば
    偲ぶ天下の夢のあと
    矢叫(やたけ)び遠く消え去りて
    昔を語る「やまざくら」

  3. 錦城(きんじょう)西に陽は沈み
    しだれざくら」は微風(かぜ)にゆれ
    白き光に色映えて
    交みにうつす濠(ほり)の水

  4. 永遠(とは)の生命(いのち)の白線に
    想ひを結ぶ男の兒らの
    盡きぬ春宴(うたげ)の語らひに
    古城の櫻(はな)は咲き競ふ

  5. 散るも美はしさくら花
    廉恥(れんち)を知らぬ濁(にご)り世に
    その潔(いさぎよ)さ誇りつつ
    日本(やまと)ごころを教示(おし)ふべし