「櫻まつりの歌」
作詞 日高基男 (25理乙2)
曲は「端艇部々歌」を使用
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東天紅(あか)く明けそめて
そめいよしの」の香は匂ひ
天地の正氣凛として
古都難波津(なにわづ)に春を呼ぶ
- 眞晝の城内(しろ)をさすらへば
偲ぶ天下の夢のあと
矢叫(やたけ)び遠く消え去りて
昔を語る「やまざくら」
- 錦城(きんじょう)西に陽は沈み
しだれざくら」は微風(かぜ)にゆれ
白き光に色映えて
交みにうつす濠(ほり)の水
- 永遠(とは)の生命(いのち)の白線に
想ひを結ぶ男の兒らの
盡きぬ春宴(うたげ)の語らひに
古城の櫻(はな)は咲き競ふ
- 散るも美はしさくら花
廉恥(れんち)を知らぬ濁(にご)り世に
その潔(いさぎよ)さ誇りつつ
日本(やまと)ごころを教示(おし)ふべし
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