「籠球部々歌」
      作歌 筒井忠三郎(13文甲)
      作曲 兼松 正厚(14理乙)


  1. 苦節貫く先人の
    築きし偉業栄光と
    歓喜の歴史其下に
    協すやカ意気の友
    伝統のカ誇りにて
    目ざす勝利の月桂冠

  2. 理想は高く若人の
    鳴らす真理の鐘の音
    正義を讃ふ歌声に
    集ひし我等希望の子
    軍神のカ頼みにて
    望むや高し星一つ

  3. 暗雲低迷世を覆ひ
    怪霊悪鬼はぴこれる
    群り並び競ひ立ち
    耶剣を以て世を乱る
    今ぞ我知る難きかな
    警世の任守世の業

  4. 非力難じて蹉跌して
    今日は苦涙の咽ぶとき
    不撓不屈の心もて
    正々の陣進めなば
    我疑はじ来る日の
    栄誉頭上に輝くを

  5. あゝ仰がずや空高く
    われらが意気の虹なすを
    あゝきかざるか地を圧し
    歓喜の嵐どよもすを
    感激の涙甘くして
    若き思ひ出今楽し