桜樹(おうじゅ)に語る惜春の つきぬ宴の酒杯かな こころとこころ結ばれて 黎明(れいめい)近き望みをば 桜樹に偲ぶ青雲の 見はてぬ夢のふるさとや 昨日今日明日ひたすらに つらぬく真理の眉高く 桜樹に伝う橄欖(かんらん)の 若き踏歌(とうか)の自由の詩 胸から胸へ溢れゆき 告げよいのちのくれなゐを