「眞っ白い心」
作歌 柊 和典 (24文乙)
作曲 赤松 義夫(19理1)
- おおぞら香り 青く澄んで
氣も縹渺(ひょうびょう)と おおい!と呼べば
反響(こだま)がかえる
さよなら さよなら
あの若い日の 眞っ白い心
- 頭(こうべ)にふたすじ 白線巻いて
故も知らぬ さびしさ抱いて
遙かなる國
眞實求め 眞實求め
旅せし頃の 眞っ白い心
- 今宵月は 夜空に高く
ああ想い出すファイアーストーム
太鼓打ち鳴り
篝火燃えて 篝火燃えて
聲を限りの 輪舞のあの夜
- いま年老いて 母校創立
八十年の 日に相い會えど
かっての友は
半ばは逝きて 半ばは逝きて
殘れる者も
顔に刻む 放浪の痕
ああ せめて
この佳きひと日
戻れ 若い日の 眞っ白い心
ああ わが大高
大阪高等學校の 眞っ白い心
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