「警鐘は鳴る」
      作歌 杉本農夫也(3理丙)
      作曲 東 貞一 (1文甲)



  1. 警鐘は鳴る江南に
    戦の機(とき)あゝ来る
    戦の機あゝ来る
    肉戦(おのの)きて血は狂ふ

  2. 大幡動く大空に
    嵐の前の静けさよ
    若人の胸誰か知る
    沖天の意気我にあり

  3. 切歯こゝに二星霜
    炎天の下冬の朝
    磨き来し腕高鳴りぬ
    ふるへバットの音高く

  4. 眠り覚めたる暴獅子(あれじし)
    猛然立ちて修羅場に
    白砂を蹴つて猛り立つ
    雄雄しき姿君見ずや