「警鐘は鳴る」
作歌 杉本農夫也(3理丙)
作曲 東 貞一 (1文甲)
警鐘は鳴る江南に
戦の機
(とき)
あゝ来る
戦の機あゝ来る
肉戦
(おのの)
きて血は狂ふ
大幡動く大空に
嵐の前の静けさよ
若人の胸誰か知る
沖天の意気我にあり
切歯こゝに二星霜
炎天の下冬の朝
磨き来し腕高鳴りぬ
ふるへバットの音高く
眠り覚めたる暴獅子
(あれじし)
の
猛然立ちて修羅場に
白砂を蹴つて猛り立つ
雄雄しき姿君見ずや