「第八回記念祭歌」
作歌 山口正治 (未詳)
作曲 川北四郎 (8理甲)
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秋や更けたり蕭条と
病薫(わくらば)風にまろぴ舞ふ
枯野の面に紅々(あかあか)と
燃えづる華や大高の
我等が若き血に咲ける
祝ふうれしき記念祭
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光輝く東明の
生駒の峰にさし上る
陽にさへ増して今日の日は
光に充てる帝陵に
健児六百高々と
深きよろこぴ歌ふなり
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あゝ高らかに冴え渡る
かの大空の青きかな
ゆらぎて過ぐる白雲(はくうん)を
仰ぎて友よおほろかに
若き命のほこりこそ
すゞしき空に打ち上げむ
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時移ろひて向上の
あゆみはこゝに七星霜
いざ来よ友よ新しき
門出寿ぐこのよき日
カにみちて若き身の
高き理想を仰がずや
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