阪大生の卒業・修了後の進路は？

2013年度の進路先状況（学部卒業者）

「平均値よりも部局ごとの値が重要」

大阪大学の学部卒業者の進路は、大別すると進学5割、就職4割、その他1割。しかし、これらは11学部の平均値であり、文系と理系、学部別、さらには学科・専攻・コース別に細かく分けて集計してみると、結果の円グラフは大きく変わってきます。例えば、工学部は9割弱が大学院に進学しますが、経済学部では1割弱です。修士修了者や博士修了者も同様に、研究科や分野ごとに細かく分けて集計してみると、結果の円グラフが大きく変わってきます。このように、平均値だけを見てもわからないことが多いので、部局ごとに集計することが重要になります。 

「割合だけでなく実数を見る」

また、割合だけではなく実数を見ることも重要です。大阪大学の学部を卒業した人のうち進学も就職もしなかった人の割合は7.8％であり、割合で見ると小さい値のように感じるかもしれませんが、実数で見ると265名もいます。

2013年度の進路先状況（修士修了者）

2013年度の進路先状況（博士修了者）