OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2015
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久保 孝史(くぼ たかし) 理学研究科 教授1968年、山口県生まれ。1991年に大阪大学理学部化学科を卒業後、1993年に同大学大学院理学研究科化学専攻の博士前期課程、1996年に後期課程を修了。その後、三菱化学株式会社の黒崎事業所にてフォトレジストの研究開発業務に従事。2000年7月、大阪大学大学院理学研究科化学専攻に再び戻り、助手として従事。その後、助教授を経て2006年12月より現職。専門分野は構造有機化学。おもに、不対電子を有する有機化合物の合成と物性評価を研究。それを通じて、電子の新たな振る舞いを明らかにしようとしている。2001年に日本化学会のBCSJ賞を受賞。科学が進歩した現在でも、自然の仕組みはいまだ解明されていないことが数多くあります。久保教授が取り組んでいるのは、化学によって特殊な状態や有機化合物を作り出し、自然現象の「なぜ」を明らかにすること。そして有機導電体のように、人びとの生活に深く影響を与える新たな物質の創造を目指しています。新物質を作り、自然界の「なぜ」を解き明かす。知を拓く人。̶新しい探求と挑戦̶Personホーム > 教育・研究活動 > 研究者総覧パソコンから6

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