OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2015
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 大阪大学は「地域に生き世界に伸びる」をモットーに、研究者の交流や共同研究を通じて国際的な競争力のある大学を目指しています。 現在、大阪大学は、海外の99の大学と大学間学術交流協定を、464の大学と部局間学術交流協定を結んでおり(2014年5月1日現在)、また、サンフランシスコ、グローニンゲン、バンコク、上海に海外拠点を設置し、これらのネットワークを通じて国際社会で通用する人材の育成や教育を行っています。 本学の学部生・大学院生の海外への留学者数は、アメリカ、フランス、オーストラリアなどを中心に1,300名を超え、また、海外からの留学者数は、中国、韓国、タイなどを中心に約2,000名にのぼります。さらに、今後2020年には、留学生比率を学部においては現在の4%から10%に、大学院においては15%から25%に増やすことを目標とし、グローバルキャンパスを実現します。 海外留学は、外国語の運用能力や専門分野の知識を高めるだけではありません。異なる文化的背景を持ち、異なる言語を話す人びとのなかで生活することを通して、それまでの自分の考え方や価値観を再検討し、人間的にも大きく成長する貴重なチャンスとなります。本学ではそのような経験を積み、豊かな国際感覚を持って世界を舞台に活躍できる人材の育成を目指し、学生の海外留学を積極的に推進・支援しています。 本学での海外留学には、おもに下記の4つがあります。①在学したまま、世界各国の協定校で最長1年間学べる「交換留学」。②夏休みや春休みを利用して、約1ヶ月程度の語学研修やフィールドスタディ などを行う「短期海外研修」。③国際機関などで行われる「海外インターンシップ」。④休学して各自が行う留学。また、それらを支援するさまざまな奨学金制度も用意しています。 本学では毎年、海外留学を希望する学生を対象とした「海外留学オリエンテーション」を各キャンパスで開催。そのほか、教員や留学経験学生による「留学相談」の機会を利用して、留学のための準備や留学後の就職・進学などの将来設計について自由に相談することもできます。国際的に開かれた大学として、交換留学制度や短期語学研修などの海外留学プログラム、海外留学助成(奨学留学生や外国人研究者との交流、海外留学を通し、豊かな国際感覚をもち、世界で活躍できる人材を育成します。世界を舞台に活躍するために。国際交流海外留学制度大阪大学から留学した学生数(2013年度)ホーム > 大学案内 > 国際交流パソコンから1,322人計留学生受入数(2014年5月1日現在)オセアニア10人(0.5%)北米43人(2.1%)中南米59人(2.9%)2,012人計アジア1,618人(80.4%)アジア428人(32.4%)ヨーロッパ207人(10.3%)ヨーロッパ446人(33.7%)アフリカ32人(1.6%)その他7人(0.5%)中近東43人(2.1%)オセアニア108人(8.2%)北米277人(21.0%)アフリカ19人(1.4%)中南米19人(1.4%)中近東18人(1.4%)58

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