OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2015
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よくある質問?!特集教育システム教育環境インフォメーション■Topics学部紹介理学部数学科の勉強は高校数学とどう違いますか?高校数学との違いは自由性と論理性にあります。大学数学は自由に楽しく発想し、厳密な論理を展開します。QA※1 ①数学および理科をバランスよく勉強し、基礎学力をしっかりと身につけた人。②与えられた知識を吸収することだけに満足せず、自分自身の頭脳で考えて真理を探究・発信することを熱望する人。③実験などを通して主体的に科学を楽しみ、自主研究を行った人。サイクロトロンのモニュメント理数オナープログラム修了生たち 基礎理学をさらに発展させるプロジェクト研究を支援するため、オープンラボや放射線などの特殊環境を備えた研究施設です。専攻や部局を越えた新たな学術研究、基礎理学のプロジェクト研究、そしてこれらの研究にかかわる産学官の連携および放射線管理を行うため、「学際理学部門」「プロジェクト研究部門」「産学連携部門」「放射線管理部門」の4部門を設置しています。 本学部では、一見自明に思える事柄に対しても「なぜ?」という疑問を抱き、その根源的理由を探ろうとする“好奇心旺盛な人たち※1”の入学を歓迎します。そのために、一般入試を「一般枠」と「挑戦枠」の2枠で実施。とくに「挑戦枠」は、自分自身の頭脳でどこまでも粘り強く考察して真理を探究・発信したい人を受け入れる枠です。また、実験などを通して科学を楽しみ、高校などで自主的に研究活動を行った人たちを受け入れる「研究奨励AO入試」、「国際科学オリンピックAO入試」も実施します。 学部生の早い時期から進んだことを学び先端研究に触れたい、将来研究者になりたいと考える意欲の高い学生を対象に、理数オナープログラムが用意されています。「オナーセミナー」と「オナーカリキュラム」から構成され、前者では討論形式・少人数対話型のセミナーを通して自ら研究テーマを探索、研究を行ってその成果を発表します。後者では、進んだ科目・高度な科目を早期に学習します。各種のコンペティション、学外活動にも参加。修了者には、卒業時にオナーディグリーが授与されます。優秀修了者の表彰制度もあります。研究施設基礎理学プロジェクト研究センター入試制度多様な入試制度で意欲ある人を募集。理数オナープログラム先端分野の研究者を目指す皆さんを支援。 理学部は「真理の探求をするところ」とよく言われます。何かを発見したり初めて理解したりするためには、たとえば相手が自然の場合、自然が語る、そして自然に語りかける言葉を知らなければなりません。理学部では、その言葉に当たる「自然科学」の基礎をしっかり身につけて、自らの意志で自然と語り合おうとする人を応援します。真理探究の旅へ出かけましょう。 理学部では、「なぜ?」を大事にします。「オナーセミナー」では、1、2年生のうちから研究の雰囲気が味わえるのが魅力です。また、1年次の専門基礎科目は全学科合同クラスのため、そのとき仲良くなった他学科の友人と議論すると、また違った視点を得ることもできます。理学部は大きな可能性を秘めたところです。あなたの好奇心、理学部で試してみませんか。真理をひとつでも見つけよう。篠原 厚大学院理学研究科長・理学部長専門分野:核化学あなたの「なぜ?」を試してみませんか。稲益 礼奈大阪教育大学附属高校天王寺校舎出身化学科4年生在学生からのメッセージ教授からのメッセージ33

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