OSAKA UNIVERSITY GUIDEBOOK 2015
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本誌P80に経済学部案内の請求方法が記載されています。資料請求はコチラホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 経済学部パソコンから経済学部School of Economics 2年次前半までは、「基礎専門科目」を履修。マクロ経済学およびミクロ経済学の初歩を学んだのちに、経済学・経営学の諸テーマについて基礎的な理解を深めます。そして2年次後半からは、「コア専門科目」、3年次からは「上級専門科目」と「研究セミナー(ゼミ)」に進みます。「コア専門科目」では、財政・労働経済・国際貿易や、ファイナンス・財務会計・マーケティングなど、経済学・経営学の両面にわたる多彩な講座を開設。2つの専門分野から、目的や関心に応じて専門科目を自由に選択し、自分なりのカリキュラムを組み立てられるのが本学部の魅力です。両分野から考察することで、現代経済を的確に読み解く力を身につけてください。さらに「上級専門科目」では、学生の多様な関心と高い知的欲求に応える講義を用意しています。そして最大の特徴と言えるのが、2年次に履修する「専門セミナー」と3年次に履修する「研究セミナー」。本学部では、少人数双方向教育を重視しています。専門セミナー(20名程度)では、特定のテーマについて教員と学生が議論しながら、専門領域を追究。研究セミナー(10~20名)では、教員の指導のもと、個人またはグループで進める研究を通じて、経済学・経営学の分析手法を実践的に学びます。教員や仲間との交流も深まり、大学生活のなかで大きな思い出となる場でもあるのです。経済・経営学科マクロとミクロから現代経済を読み解ける人材に。 本学部には卒業論文はありません。その代わり、独自の「懸賞論文制度」が設けられています。学生から研究論文を募集、優秀論文を表彰するとともに、賞金を授与する制度です(最優秀賞1編に10万円、優秀賞3編に各5万円、特別賞1編に5万円)。経済・経営の今日的な問題に対する学生の関心は年々高くなっており、研究レベルも向上。毎年、個人またはグループを単位として20編前後の応募があります。論文の作成を通じて、大学で学んだ知識を活用・整理するとともに、実践力を養うことを目指します。懸賞論文制度論文を書くことで、学んだ知識を生きた知識に。 地域の企業や団体と積極的に連携・交流を進めるため、本学部では他大学に先駆けて「公開寄附講座」を開講。第1号は、1990年4月から1年間、野村證券投資信託の寄附に基づき開講した「投資信託」講座です。その後、大阪ガスや社団法人近畿税理士会など地元企業・団体の協力で、多岐にわたる講座を開講してきました。講義のテーマは、そのとき注目を集める最新の経済や経営の問題から。講師は経済学部教員のほか、テーマに沿って外部から専門家を招くこともあります。学生は単位科目として受講できるほか、社会人の参加も自由。社会との交流のなかで学問も進化し続けるという姿勢が、学部創設以来の伝統です。公開寄附講座地域との連携・交流を深め、学問の進化を目指す。経済学部懸賞論文の授賞式かつてはマルクス経済学が主流を占めた日本の大学において、早くから近代経済学研究に邁進してきたのが本学部です。その功績は“近経のメッカ”という異名を授かるほどで、今では世界でも有数の研究拠点となっています。「経済学」では充実のカリキュラムにより、複雑な現代グローバル経済を的確に読み解く知識・感性を磨きます。また、企業経営という観点から経済事象をより実践的に考察する「経営学」も重要な柱。この2つの専門分野を自由に選択できる体系的学習と、教員との対話を重視する少人数教育は、学生にとって大きな魅力となっています。“近代経済学”における最先端の研究機関として。公開寄附講座入学定員 220人学部紹介経済・経営学科■教育システム経済学部経済・経営学科学部学科30

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