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サンフランシスコ教育研究センター グローニンゲン教育研究センター バンコク教育研究センター 上海教育研究センター

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近年、各大学では海外拠点活動を活発化するため計画・実施されているところですが、大阪大学では、国際交流強化モデル提案の一環として、米国サンフランシスコとオランダ・グローニンゲン、タイ王国バンコクに海外教育研究拠点を設置し、教職員を常駐させる体制をとっています。この海外拠点では、大阪大学の教員の海外における活動を現地で支援すると共に、国際化に有用な大阪大学の教育研究の現状等の紹介を積極的に行おうとしています。また、学生の交流を積極的に支援しています。

サンフランシスコ教育研究センター http://www.osaka-u-sf.org/

大阪大学では、平成16年5月に北米地区における教育研究拠点としてサンフランシスコセンターを開設し、 以下に述べる5つの役割をその主な活動内容として、海外拠点のモデルとしての活動について検討をしています。

  1. SF photo 研究者交流・学生交流の促進及びそのための情報収集・情報発信拠点としての役割

  2. 遠隔講義や語学研修実施支援をはじめとする国際教育拠点としての役割

  3. APRU等の国際的大学連合や他大学との共同シンポジウム開催支援等の国際共同研究拠点としての機能

  4. 学術交流協定及び研究機関・企業の間の産学連携をはじめとする交流ステーションとしての機能

  5. 北米在住の同窓生への情報提供や交流支援を行うアラムナイ・センターとして役割

平成17年度においては、「世界は今−サンフランシスコから」と題し日本国総領事や弁護士、現地金融機関の取締役や現地企業トップをはじめとする、米国のさまざまな分野の第一線で活躍中の方に講師をお願いし、当センターのテレビ会議システムを利用してライブの遠隔講義を実施しました。遠隔講義は受講生と講師との質疑応答を行うなどの臨場感が好評をはくし、受講学生からの評価も高いものでした。18年度はさらにこの遠隔講義の充実をはかり、アメリカの有力大学から講師を招き英語による講義「学問のすすめ‐米国の大学キャンパスから」も実施します。学生の国際性を涵養し、かつ英語の実践的な力を高めるため、今後もカリキュラムなどの改良を行いながら実施したいと考えています。

また夏季休暇中には、理工系大学院生をはじめとする夏季語学研修並びに高等司法研究科大学院生の米国大学等での司法関連講習受講及び交流会参加に対する支援を実施しました。平成17年9月には工学研究科の河田聡教授及びアメリカの大学との共同研究を行っている現地企業のトップの方を講師に招き、ナノテクノロジーに関するセミナーを主催し、多数の参加者を得ました。

平成18年4月21日・22日にサンフランシスコにおいて、大阪大学とカリフォルニア大学バークレー校が共同で、APRU/AEARU地震シンポジウムを開催しました。21日には大阪大学の宮原秀夫総長、鈴木直副学長、橋本日出男理事、カリフォルニア大学バークレー校代表のEdward Epstein教授、シンガポール国立大学のLawrence Loh副学長などの出席のもと開会式を行い、2日間にわたり26の口頭発表や活発な意見交換が行われました。一部の講演は公開講演として市民に無料公開され、米国市民に大阪大学をアピールする機会となりました。2日間のシンポジウムで約100人(市民約20名)が参加し、参加者からは大変有意義は会議であったとの評価があり、市民からは貴重な話を興味深く聞かせてもらったと感謝の声がありました。

その他、NAFSAやBIO等の国際的な会議に積極的に参加し大阪大学の研究活動の紹介をしたり、カリフォルニア大学をはじめとする交流協定締結校を訪問し学生や研究者交流の促進を図ったり、ジャパン・ソサイエティ、大阪−サンフランシスコ姉妹都市協会をはじめとする現地のコミュニティに参画し、交流ネットワークを広げたりして、北米地域における大阪大学のプレゼンス向上を図っています。

グローニンゲン教育研究センター http://www.osaka-u-groningen.org/

本学のヨーロッパにおける拠点としてグローニンゲンセンター(オランダ)の設立準備をしてきましたが、平成17年10月24日(月)に現地にて開所式を執り行い、活動を開始しました。
GN Photo 開所式には、約150人の大阪大学、グローニンゲン大学、在蘭日系団体やオランダ政府関係者が参加し、1900年代初頭に建築された歴史あるグローニンゲン大学本部棟において執り行われました。宮原秀夫総長から海外拠点設置目的についての説明及び関係各位への感謝の意が挨拶として述べられ、さらにグローニンゲン大学Kuipers学長、小町恭士在オランダ特命全権大使及びvan Schieグローニンゲン市役所副市長から祝辞をいただきました。その後、基調講演として、本学生命機能研究科柳田敏雄教授及び文学研究科柏木隆雄研究科長、グローニンゲン大学理学部Feringa教授及び日本研究センターSegers教授が現在の最先端研究に関する紹介や日本とオランダの関係を中心とした講演を行いました。

25日及び26日には、人文・社会系、理工系、医学系の3分野に分かれシンポジウムがグローニンゲン市内で行われ、両国における先端科学研究の紹介と、今後の共同研究のシーズについて熱心な討論が行われました。

平成18年8月には、本学の文科系学部から20名の学生が参加し、短期研修プログラムを実施しました。このプログラムは、当センターの設立・運営を積極的に支援していただいているグローニンゲン大学において、オランダ文化・オランダ語講座の学習に加えて、同大学で開設されている様々な授業を実際に聴講し、海外留学への障壁を取り払うことを目指し導入いたしました。

加えて、平成18年10月には、グローニンゲン大学から約20名の教職員が大阪大学を訪問し、研究者交流や交換留学等について意見交換を行ったほか、文科系・理工系・医学系の三分野に分かれたパラレルセッションの実施したほか、「大阪−グローニンゲン:日蘭交流の将来について」と題した公開シンポジウムを行いました。同シンポジウムでは、本学及びグローニンゲン大学関係者に加えて、大阪府副知事及び在大阪・神戸オランダ総領事に参加いただき、本学及びグローニンゲン大学を通じた日蘭交流の今後について議論が行われました。

その他、EAIE年次総会等の国際的な会議や関係機関において実施される留学フェア等へ積極的に参加し、大阪大学の研究活動や留学制度の紹介を行うほか、ヨーロッパ内の交流協定締結校等を訪問し、学生や研究者交流の促進を図るだけではなく、在欧の日系関係機関(日本商工会議所、JETRO、日本学術振興会、大阪府事務所、大阪市事務所)を通じ、様々なイベントへの参画、参加を行うなど、欧州地域における大阪大学のプレゼンス向上を図っています。

バンコク教育研究センター http://www.osaka-u-bangkok.org/

本学は、戦略強化事業にも示しているように、上記の2教育研究拠点に加えて、留学生の受け入れや学術交流の活発なアジア地域を対象とした海外教育研究拠点を、2006年4月にタイ王国のバンコクに設置しました。

本学では中国、韓国との交流も盛んですが、とくに国際共同研究あるいは国際協力事業への参画については東南アジアにおいて過去数十年にわたって多大な成果を挙げてきています。特に、2002年には生物工学国際交流センターがタイ王国マヒドン大学に、また2005年8月には微生物病研究所がタイ王国保健省医科学局のNational Institute of Health(NIH)に、それぞれ大阪大学が中心となる研究拠点(東南アジア共同研究拠点[Cooperative Research Station in Southeast Asia](生物工学国際交流センター)、タイ感染症共同研究センター[Research Collaboration Center on Emerging and Re-emerging Infections](微生物病研究所ほか))を設置し、研究・教育の活動を進めています。また、工学研究科をはじめ大阪大学への留学経験者が多数活躍しているタイ王国において、同窓会が結成され、本学卒業生のネットワーク強化もはかっています。

2006年10月16日、17日には、大阪大学バンコク教育研究センター開所を記念する式典及びセミナーが開催されました。開所式典と同時に、新たに3大学との間に学術交流協定が締結され、これによって以前より交流協定があったチュラロンコン大学、マヒドン大学、保健省医科学局に加え、タマサート大学、カセサート大学、キンモンクット工科大学トンブリー校が協定校となりました。

10月16日の開所式典には大阪大学の関係者を始め、交流協定を持つ5大学1機関、大使館関係者、在タイ日系団体、日本人同窓生、タイ人同窓生などさまざまな関係者が集まり、参加者数は予想を大きく超える約190名に及びました。宮原秀夫大阪大学総長の大学紹介から始まり、在タイ日本国大使館小林秀明特命全権大使、チュラロンコン大学Khunying Suchada Kiranandana学長、マヒドン大学Pornchai Matangkasombut学長、保健省医科学局Paijit Warachit局長、キンモンクット工科大学トンブリー校Kraiwood Kiattikomol学長、タマサート大学Surapon Nitikraipot学長、カセサート大学Wattana Swanyatiputi学長からそれぞれ祝辞を頂きました。そして木下タロウ微生物病研究所所長、荻原哲理学研究科教授の記念講演、そしてタイ大阪大学同窓会の紹介が行われ、バンコクにおける活動のスタートにふさわしい、盛大な式典となりました。10 月17日の記念セミナーでは、人間科学、薬学、教育ネットワーク、基礎工学、微生物病研究、日本語教育など、タイと大阪大学との幅広いジャンルでの結びつきを象徴する6分野でセミナーが開かれ、タイ側と日本側の参加者の間で活発な議論が行われました。

バンコクセンターでは、東南アジア地域における本学の研究・教育両面での前進中継基地(ハブ)として、本学との緊密な連携を可能とする教育・研究ネットワークをGCN Worldwideの促進化を通して企画し、研究等の成果を発信して交流を図るとともに、本学を通じた幅広い研究者・学生の国際交流の実質的推進を目指しています。

この目的達成のため、バンコクセンターに期待される機能・役割としては、@大学本来の使命から、学生、研究者、卒業生との交流を促進し、とくに大学院生や若手研究者の育成を目指す。Aこの地域の特性から、生物資源開発、国際環境保健活動、感染症対策などの分野における、共同研究の企画・推進を行い、共同研究支援拠点として機能させる。特に感染症対策としての新規プロジェクトの支援を行うための企画立案等はプロジェクト支援のモデルとして重点的な取り組みを行う。B社会・経済学分野や国際医療、国際環境分野における、本学学生の実地研修や共同研究への支援活動を行うなど、国際協力を通じた他機関との情報交換・連携推進センターとして機能させることを検討しています。

上海ク教育研究センター http://www.shanghai-center.osaka-u.ac.jp/



大阪大学では平成22年2月1日に本学4番目の海外拠点となる上海教育研究センターを開所し、運用を開始いたしました。 大阪大学は、現在、中国の大学・研究機関と大学間交流協定及び部局間交流協定を締結して、積極的に研究者・学生交流を展開しております。更にG30(国際化拠点整備事業)構想の中で、留学生受入数を平成25年度に2,000名、平成32年度末には3,000名とし、同時に留学生受入重点国の一つとして中国からは、現在の全体の約3割を平成32年度末には全体4割程度とする目標を掲げております。

上海教育研究センターの主な業務は次のとおりです。
  1. 中国からの優秀な留学生の受入れ及び本学学生の中国への留学支援
  2. 中国の大学等との研究交流の支援
  3. 中国における本学の教育研究上のプレゼンス向上のための広報及び情報収集
  4. 中国内の大阪大学同窓会の活動支援

上海教育研究センターの活動本格化及び全学的利用により中国との国際交流をより一層、 推進し、本学の中国におけるプレゼンスを確立する所存であります。

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