在学生の方へ

大学院等高度副プログラム・大学院副専攻プログラムとは

 大阪大学は、「複眼的視野とグローバルな視点を有する指導的な人材の輩出」をめざす教育システムとして、学際融合教育プログラムを推進しています。
 この学際融合教育プログラムとして、「大学院等高度副プログラム」及び「大学院副専攻プログラム」を構築し、展開しています。

 学際融合教育プログラムとは、上述のとおり、複眼的視野とグローバルな視点を学生の方々に持ってもらうために考えられた教育システムですが、特に、この「複眼的視野」というのがキーワードとなります。
 「複眼的視野」とは、事象や現象を様々な視野・視点から科学的に捉え、理解することを意味し、この「複眼的視野」を涵養するためには、自身の専門的領域とは異なる領域での「研究や学びの方法、考え方」を学び、理解すること、また同じ課題への異なる専門領域の取組みを学び、理解することが、重要であると考えます。
 このような複眼的視野の涵養に効果的なプログラムとして、高度副プログラムと副専攻プログラムを構築しました。

 学際融合教育プログラムは、全大学院生が所属する研究科によらず他分野の学びを可能とし、学際的な素養を涵養するものであり、本学の大学院生に是非とも受講して頂きたいプログラムとして、平成20年度から高度副プログラムが開始されており、平成23年度からは副専攻プログラムを開始します。

 ここでは、在学生の皆さん(特に大学院の皆さんと大学院進学を考えている学部生の皆さん)に「大学院等高度副プログラム」を中心にご紹介します。

大学院等高度副プログラムとは

高度副プログラムは、正式には「大学院等高度副プログラム」と呼びます。受講対象者は全大学院生ですが、平成23年度からは学部の5、6年生も受講可能なプログラムを提供できるようになり、名称に「大学院等」というように「等」が記載されています。

 このプログラムの目的である、

  • 大阪大学の教育目標である「教養・デザイン力・国際性」の涵養
  • 学問領域、地域を超えた学際的素養の涵養

のため、専門領域に加え、教育テーマについて複数の科目を学ぶことにより、自分では気づかなかったものの見方や幅広く柔軟な考え方を身につけることを狙いとして実施されています。

 各プログラムは研究科を広く横断するような科目で構成されており、文系・理系の知識が融合されたものが多く、一部の条件を除いて誰でも受講できるようになっています。また、一つの教室で様々な研究科の学生が受講し、講義や実習、ディスカッションを通してお互いに意見交換を行い、連携を強めることができる場ともなっています。
 プログラム数は下記のように年々増加しており、様々な選択肢が用意されるようになりました。 平成24年度は42のプログラムが実施されています。

★年度別高度副プログラム数 年度別プログラム数

参考として現在実施されているいくつかのプログラムを下記のように位置づけてみました。

プログラム概念図

文系・理系の融合の度合に加え、先端的な知識、実践的な知識、教養のための知識など様々な面が融合されたプログラムが開講されているのがわかります。

単位について

 大学院等高度副プログラムは、プログラム毎に定める要件を満たすことで、所属する大学院の課程を修了(博士課程・博士後期課程の場合、単位修得退学を含む)する際にプログラムの修了認定証が交付されます。

 プログラムの修了のためには所属する研究科の修了要件単位数30単位(博士前期課程の場合)に加えてプログラムの修了要件単位数8単位以上を取得する必要があります。

 プログラムの修了要件科目が所属研究科の修了要件科目と重なる場合、研究科での単位がプログラムの修了要件単位として認められることがあります。その場合最低4単位は研究科と重ならない科目からの取得が必要です。

 このように専攻科の単位に加えて取得すべき単位は増えますが、学問領域、地域を超えた学際的素養を身につけ、自分の専門領域をさらに強化させ将来にわたって生かしていくことができるでしょう。専攻科の研究に加え、ぜひ一歩奮起して興味のあるプログラムを受講して頂きたいと思います。

副専攻プログラムとは

 副専攻プログラムは、正式には「大学院副専攻プログラム」と呼びます。高度副プログラムと異なり、学部5、6年生には開講されておらず、自身の所属する主専攻に準じたより密度の濃い内容として大学院生に特化したプログラムとなっています。
 主専攻に準じたもうひとつの専門性を身につける教育プログラムです。
 その密度の濃さは、修了条件に如実に表れています。下図を参照ください。修了条件が8単位から14単位に引き上げられています。このプログラムの開始は23年度ということもあり、更なる充実を予定していますが、まずは単位数の違いを強調したプログラムとなっています。

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 なお、平成24年度は4つのプログラムが実施されています。
平成24年度開講プログラムは、トップページの一覧をご覧ください。

 大学院副専攻プログラムは、プログラム毎に定める要件を満たすことで、所属する大学院の課程を修了(博士課程・博士後期課程の場合、単位修得退学を含む)する際にプログラムの修了認定証が交付されます。

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 博士前期課程の大学院生の場合には、プログラムの修了のためには所属する研究科の修了要件単位数30単位に加えてプログラムの修了要件単位数14単位以上を取得する必要があります。
プログラムの修了要件科目が所属研究科の修了要件科目と重なる場合、研究科での単位がプログラムの修了要件単位として認められることがあります。その場合最低7単位は研究科と重ならない科目からの取得が必要です。

 このように所属する専攻科の単位に加えて取得すべき単位は大きく増えますが、主専攻に準じた別の専門性を身につけることで、自分の専門領域をさらに強化させ将来にわたって生かしていくことができると確信します。専攻科の研究に加え、ぜひ一歩奮起して興味のあるプログラムを受講して頂きたいと思います。

 大阪大学は、多数の研究科等からなる総合大学です。提供されている教育プログラムは、多様かつ膨大です。せっかく大阪大学で学ぶのですから、この教育環境を最大限利用してみませんか。

 将来的には、副専攻プログラムをより主専攻に準じたものにするよう、副専攻プログラムに副指導教員を配置するなどの方法も取りいれバージョンアップする。このような将来像を、学際融合教育研究センターは考えています。

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