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特色ある活動

もったいないプロジェクト(科学教育機器リノベーションセンター)

1.リユース研究教育基盤機器整備事業

平成19年度より開始したリユース研究教育基盤機器整備事業は、当センターが窓口になって行っている事業で、古くなった高額の実験装置を学内経費で修理またはグレードアップして、もう一度活躍してもらおうという“実験装置再生復活”プロジェクトです。もったいない実験装置が復活することに加えて、この新しい事業では、装置管理者にとっては修理費やグレードアップ費用が工面でき、本学の教職員にとっては他部局の高額の機器が利用できるという大きなメリットがあります。

 

リユース機器の登録数は、平成24年8月現在、76機種がリユース機器として登録

(このうち7機種については学外にも開放)されています。元素分析装置、核磁気共鳴装置(NMR)、質量分析装置、X線回折装置、電子顕微鏡などの汎用機器が主ですが、中には極端紫外光源プラズマ装置や高出力ガラスレーザー装置のような様々な分野での新しい利用が期待できそうな国内外でも数少ない特殊な実験装置も含まれています。リユース効果の一例ですが、昭和年代に購入されたNMR装置を本事業でリユースすることによって性能、機能、操作性、処理能力が大きく向上し、その結果、使い勝手やサービスが向上し、また利用をオープン化することが可能になって稼働率が大きく向上したとの報告を受けています。また、DNAシーケンサのような特定の分野で良く使われる装置であるにもかかわらず後継機が製作されていないため、リユースシステムを利用し修理して現役を続行するケースもあります。
(実際にリユースされて活躍している機器はこちら。)

 

リユース機器の運用を始めて5年目に入り、平成23年度の年間の部局間利用件数は329件、部局内利用件数は13,334件、学外利用件数は7件となりました。機器の管理者をはじめ研究者の皆様方には、学内の教育研究環境の整備としてのリユースシステムの運用に対するご理解とご協力をよろしくお願いします。また、講座または部局で不要になった研究用機器を有効活用するためのリサイクル掲示板も当センターのホームページに設けていますので、こちらのご利用もよろしくお願いします。

 

“もったいない”に関連して、当センターのもう一つの事業である研究教育支援業務(旧工作センターからの引き継ぎ)でも再利用部品を使った真空低温装置の製作と依頼業務への活用を行っています。

 

2. 革新的研究教育基盤機器開発事業

革新的研究教育基盤機器開発事業は、平成20年度に概算要求で認められた実施期間5年の事業であり、兼任、専任教員と技術職員が一団となって本センター先端機器開発室を基軸に7件の開発プロジェクトを順次実施しております。大阪大学の研究・開発力を生かし、従来の市販の汎用機器よりも際立った性能を有し、より汎用性のある設備を開発することにより、 ユーザーの研究環境のニーズにマッチした阪大オンリーワンの設備を整備し共同利用に供します。これにより、大学の最先端研究教育設備の整備を効率的に進めています。平成22年度に2件、平成23年度に1件の開発装置が完成し、学内外の共同利用に向けた運用準備が進んでいる状況です。

 

 

2つの事業の詳細は、科学教育機器リノベーションセンターのウェブページ

に掲載しております。

 

 

 

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