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特色ある活動

特別教授が連携協定校を訪問しました【兵庫県立尼崎稲園高等学校】

 大阪大学と兵庫県教育委員会は昨年、大学及び高等学校における教育の質のさらなる向上を目指し、双方の連携・協力関係の基盤となる包括的な協定を締結しました。

 この協定に基づき、大阪大学では総長及び理事・副学長等による高校訪問事業を行っています。

 訪問事業の一環として平成27年3月18日、大阪大学の福住俊一特別教授が、兵庫県立尼崎稲園高等学校を訪れ、1年生約280名を対象に講演を行いました。

 「未来のエネルギー:海水をエネルギー資源に」を題した講義ではまず、日本中からトイレットペーパーがなくなった第一次石油危機、それに続く第二次石油危機にまで遡り、現代に生きる私たちが将来直面しうるエネルギー問題について触れられました。

 

   

 

―「2度あることは、3度ある」

 福住特別教授は将来、必ずまた石油危機が訪れるとし、石油に代わる燃料として、海水と空気中の酸素を太陽光で人工的に光合成させ生み出す、新たなエネルギー(過酸化水素)の可能性をお話しました。

 「光合成の産物である化石燃料が枯渇し、気候変動による温暖化問題に悩まされる21世紀を救うのが、まさに“人工光合成”だ」と、熱く語る福住特別教授の講演に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 講演では、福住特別教授の力強く、ユーモア溢れる大阪大学に関する紹介や、過酸化水素を燃料として使った実験の動画もあり、生徒たちは真剣に聞き入っている様子でした。

 

   

 

 最後に、福住特別教授は「21世紀最大の課題は“人工光合成”。我々はまだここまでしかできていないが、あとは実用化のみ。それは、皆さんの力にかかっている。次の世代につなげるためには、21世紀中に人工光合成を実用化しないと、その後の世代から大変恨まれることになる。皆さんの頑張りに期待したい」と、若い世代へメッセージを送り締めくくりました。

 大阪大学では今後も、兵庫県内の連携協定校へ赴き、大学で行われる研究や学問の面白さを伝えていきます。

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