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NL60号から研究トピックス:特集テーマ「すける すきとおる」

今回のテーマは「すける すきとおる」です。「すける・すきとおる」技術に心惹かれるのは、老若男女を含めて世界共通。「すける・すきとおる」に関する本学の最新の研究事例を紹介します。

透明なものを可視化する「対話の場」をデザイン

原子力、再生医療などの専門的な科学議論に、市民も参加できるよう「対話の場をデザインする」研究をすすめる八木絵香准教授。その功績で、科学技術政策研究所から2011年の「ナイスステップな研究者」に選定。「目に見えない『透明な』ものに焦点を当てた」コミュニケーションの技法の研究を進めながら、阪大生たちにも「せっかく恵まれた総合大学にいるのだから、異分野の学生たちと議論、対話を深めることで、自身の専門性をより高めてほしい」と指導している。

異分野から発想した結晶技術で、 次世代イノベーションに貢献

森勇介教授は、レーザーに使う無機物から新薬開発に必要なタンパク質まで、多様な分野におよぶ結晶化の研究を進めている。これまでに、半導体の加工・検査などに役立つ紫外レーザー光を発生させる波長変換結晶の開発や、その結晶化技術を転用した高品質なタンパク質の結晶化に成功。現在は、新たな半導体材料として優れた素質を持つガリウムナイトライドの結晶化と、その実用化に取り組んでいる。

からだの中をMRIで透かす

現在、多くの病院にはMRI(磁気共鳴画像化装置)が設置されて、近年では超高磁場MRIによって、分子、細胞レベルから個体レベルに及ぶ豊富な情報を、さまざまな角度から得られるようになった。吹田キャンパス内の免疫学フロンティア研究センター(IFReC)や脳情報通信融合研究センター(CiNet)では現在、最新鋭のMRIが活躍中。からだの中で起きていることを、かつてない精度で「透かして見る」ことができるようになった。MRIのメカニズムや研究の動向など、吉岡芳親特任教授に伺った。

「透明人間」を切り口に テクノロジーと物語の 緊張関係を追いかける

「透明人間」の物語は、古代ギリシャに由来する秩序破壊の物語と、近代化が引き起こした疎外の物語の二つの系譜が確認できる。 世界で語り継がれていくうちに、両者はどう変容していったのか。 英国地域研究、比較文学の専門家である橋本順光准教授が、 「科学技術を先取りする人間の想像力」に焦点を当てて 「透明人間」を読み解いた。

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