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NL65号から研究トピックス

生体ナノマシンの構造に迫る

難波啓一特別教授の専門は、生物物理学・構造生物学、プロトニックナノマシンの研究だ。生体の中では生命を維持する様々な機構が働いている。大腸菌などのバクテリアは、細胞の一部にべん毛という小器官をもっている。生体内のモーターのようなつくりで、べん毛を回転させて動き回る。直径数10nm(ナノメートル)の生体内のモーターは、プロトン(水素イオンH+)の流れを受けて、非常に高いエネルギー効率で動作する。このような解析不可能と考えられていた生体超分子の立体構造と機能を世界に先駆けて原子レベルで明らかにした。

世界的な理論研究者との強力タッグで究極のナノデバイスを可能にする

杉本宜昭准教授の研究は、走査型プローブ顕微鏡(SPM)。これを武器にナノ構造化学、薄膜・表面界面物性に迫る。SPMの一種である原子間力顕微鏡(AFM)の開発に力点を置く。AFMを使って物質表面の原子がどこにどのように配置しているのかを見極めることが、可能になった。この研究で、2009年アジア人として初めての米国Foresight Institute Feynman Prizeを受賞。平成25年度の国際共同研究促進プログラムにも採択され、理論と実験の両輪でさらに研究を推し進める。

障害のある子と親のQOLを高めたい

大阪大学は今年度、新たな研究の種を生み出すべく、学内の異なる分野の若手研究者3名で行う共同研究を支援する「未来知創造プログラム」を開始した。そのうちの一つが、今回紹介する「歯科医療現場における障害のある子どもとその親への包括的支援プログラムの開発」だ。障害者歯科学、臨床哲学、臨床心理学という文理3領域からのアプローチにより、障害のある患者とその親への理解を深め、両者のQOLを高めるサポートにつなげたいという歯学部附属病院・村上旬平助教らに取り組みを聞いた。

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