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最新情報

先端人

毎回一つのテーマを決め、そのテーマに深く関係する研究を実施している研究室を平野前総長が訪ねて対話するシリーズです。

世界に冠たる大阪大学の免疫学

大阪大学の免疫学は長い歴史と伝統を持ち、世界トップレベルの最先端研究を行ってきた。その基礎から応用に至る貢献を裏付けるように、免疫学フロンティア研究センター(WPI-IFReC)・坂口志文特別教授(実験免疫学)の「ガードナー国際賞(2015年)」受賞が決定。同賞はカナダのガードナー財団が医学の分野で世界的な発見や貢献をした研究者に贈るもので、ノーベル賞の登竜門ともされている。 2011年には同センター拠点長の審良静男特別教授(自然免疫学)が受賞しており、大阪大学では2人目の快挙となった。受賞を記念して、同じ免疫学者である平野俊夫総長が二人と、免疫研究の足跡や、阪大の免疫学の展望などについて語り合った。

巧みに動く生き物にこそ ロボット制御の答えがある

大阪大学では、工学研究科や基礎工学研究科を中心にロボットを用いた研究が盛んに行われている。2013年にはロボット工学や認知科学、脳神経科学を融合させた新しい学際領域・認知脳システム学の発展と確立を目指し、未来戦略機構の第7部門として「認知脳システム学研究部門」も立ち上げた。今回の先端人 Tomorrow’s Pioneersは、昨年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載した小型ロボット「ミネルバⅡ2」の開発プロジェクトに参加した工学研究科の大須賀公一教授と多田隈建二郎助教を平野俊夫総長が訪ね、ロボット研究の面白さや今後の可能性を語り合った。

「模様」と「まばたき」の不思議 生命システムの謎にせまる

大阪大学生命機能研究科は、分子から細胞、臓器から個体にいたるまで、不思議と驚きに満ちた生命現象を多様なテーマで解析している。今回の「先端人 Tomorrow’s Pioneers」は、平野俊夫総長が同研究科を訪ね、生物の縞模様など複雑な形ができる仕組みを理論的に解明し実証することを目指す近藤滋教授、まばたきに着目し脳の仕組みや行動の解明に取り組む中野珠実准教授とともに、生物が持つ仕組みの面白さ、それぞれの研究に対する情熱などを語り合った。

日本やアジアの視点から 地球規模の「新たな世界史像」を紡ぐ

一国史や西洋中心主義といった従来の枠を超え、地球的規模で世界の諸地域や集団の相互連関を見渡す新しい世界史「グローバルヒストリー」が、「大阪大学未来戦略機構」の新たな研究領域(第九部門)として発足する。今回の「先端人 Tomorrow’s Pioneers」では、文学研究科世界史講座・秋田茂教授と岡田雅志助教を、平野俊夫総長が訪ね、グローバルヒストリーの展望、今後の抱負などについて語り合った。

人類共通の好奇心-宇宙開闢から太陽系の誕生 生命進化までを紐解く

大阪大学理学研究科「宇宙地球科学専攻」は、伝統的な天文学や地球惑星科学とは異なった視点から宇宙地球科学を研究するため1995年に設置。宇宙・惑星・地球を舞台とした様々な自然現象から生命までを含む多様な物質の極限状態を、物理学を基盤に解明するという、世界的にも類を見ないユニークな専攻だ。宇宙の謎に挑む寺田健太郎教授、長峯健太郎教授を平野俊夫総長が訪ね、壮大な宇宙をテーマとした先端研究について語り合った。

重症心臓疾患のための移植手術など最先端医療を提供

大阪大学は、1838年に緒方洪庵が開いた適塾が原点。蘭学者だった緒方洪庵は天然痘の治療などに貢献し、日本における近代西洋医学の先駆者の一人といわれ、「人のため、世のため、道のため」という精神は、現在の大阪大学の医学・医療に受け継がれている。 今回は平野俊夫総長と、医学部附属病院に設置されているハートセンターで最先端の医療に携わる、循環器内科の坂田泰史教授、心臓血管外科の戸田宏一准教授が、重症心臓病に対する治療や研究などの取り組み、阪大病院が全国の重症心臓疾患治療の拠点として日々活動する姿、患者さんの命と向き合う熱い思いなどについて語り合った。

ことばが文化、社会、時代を「伝える」

ことばが「伝える」ものは、喜怒哀楽や情報だけでなく、背後にある文化、社会状況など実にさまざま。言語文化研究科は、このように「伝える」力をもったことばの世界を探究し、人々の暮らしや芸術、文化などにアプローチしている。 今回は、平野俊夫総長が箕面キャンパスにある言語文化研究科を訪ね、「バリ」「大阪」をフィールドとしてユニークな研究を進める2人と語り合った。 ことばの研究を通じて浮かび上がってくる人間の関係性の変化や、地域に根付いた文化の豊穣さについて、さらに多様な背景をもつ人々に「伝える」ことの大切さについて意見を交えた。

「骨」にかわる素材から太陽光をエネルギーにかえる「触媒開発」まで

マテリアル系の研究は、大阪大学における代表的研究分野の一つ。 中野貴由教授は、材料工学的手法を駆使して人工関節など骨の代替材料を開発するなど、医療分野にも貢献。原点である材料工学研究の進展にも大きく寄与したとして2012年、日本学術振興会賞を受賞した。 森浩亮准教授は、環境調和型エコマテリアルの分野で、太陽光を化学的エネルギーに変換する光触媒開発を初めとする各種触媒技術の最先端研究に取り組み、触媒学会の奨励賞などを受賞している。 今回は、平野俊夫総長が「かえる」「かわる」をキーワードにマテリアル研究の可能性や魅力などについて語り合った。

「透ける紙」「透ける画像」を開発!

「すける・すきとおる」技術に心惹かれるのは、老若男女を含めて世界共通。 そのような夢とも言える研究に挑んでいるのが、 「産業に生かす科学」をキャッチフレーズとした産業科学研究所の二人の若手研究者。 異分野を融合した独創的な発想により、「何かに隠れているものや人体内部の可視化技術」、太陽電池の基板ともなる「21世紀の透明な紙」の開発に、それぞれ成功した。 今回は平野俊夫総長が産業科学研究所を訪れ、「透ける技術」の面白さや、今後の可能性、出口を見据えた基礎研究の魅力などについて語り合った。

創薬基盤科学研究で「総力結集」

「創薬」とは、新たな薬を作り出し、臨床試験を経て医薬品として社会に流通させること。 日本における主要な成長戦略の一つと考えられ、創薬推進に対する期待が益々高まっている。大阪大学でも創薬の基礎研究が盛んに実施され、日本屈指の研究拠点になりつつある。 それらの研究ポテンシャルをさらに高めるため、部局横断的に創薬研究を推進する「創薬基盤科学研究部門」が総長をトップとする大阪大学未来戦略機構の中に設置された。 今回は、平野俊夫総長が薬学研究科ライブラリーを訪れ、創薬研究に携わる薬学・工学・医学の研究者3人と、「創薬の未来」について熱く語り合った。

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