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東アジア"生命健康圏"構築に向けて 大気汚染と健康問題を考える日中国際会議

2014年10月24日 (金) 09:00 から 18:00

 

日 時:
2014年10月24日(金)
ポスター発表 9:00~11:00 / シンポジウム 13:00~18:00
場 所:
大阪大学豊中キャンパス 大学会館アセンブリーホール
主 催:
21世紀課題群と中国(大阪大学未来研究イニシアティブ)
共 催:
大阪大学グローバルコラボレーションセンター
MULTUMで切り拓くオンサイトマススペクトロメトリー(大阪大学未来研究イニシアティブ)
参 加:
無料、事前予約不要
言 語:
日本語、中国語(通訳あり)

世界は,地球温暖化,資源枯渇や生態的多様性の喪失をはじめ,大気汚染,土壌汚染,ゴミによる水質・生活環境の汚染,砂漠化などさまざまな環境問題に直面している。環境問題には地域に限定したものもあるが,多くは地域を越えて影響を及ぼし,グローバル化している。21世紀の環境問題の主たる特徴は,グローバル環境リスクである。


しかし,グローバルな環境問題の拡大と環境問題を解決するための研究,実践,体制に大きな障害が存在し,環境問題の解決に向けての人類の知恵や優れた研究成果が十分に活かされているとは言えない。東アジアは環境問題のグローバル化が最も進んでいる地域であるにもかかわらず,国境を越えた取り組みは,国家制度,政治イデオロギーの問題,研究レベルの格差や研究体制の違いなどによって,深刻な停滞が生じていると言わざるを得ない。  例えば黄砂や大気汚染は,問題が議論され始めてかなりの時間が経過しているにも関わらず,却って事態は複雑化し深刻化の一途をたどっている。幾度も指摘されているように,東アジアでは政治イデオロギーの要因もあり,地域を横断した研究ネットワークの構築や,研究の新たな全体像を提示する枠組みが欠如している。とは言え,私たちはどの国に住もうが,どのような生活を送ろうとも,また何を研究しようが,生命健康の問題は,最も基本的な人権問題であるのみならず,地域の共通基盤を構築するための重要な指針である。

PM2.5など東アジアの大気汚染問題は,国境を越えて大きな注目を集めているにも関わらず,最も深刻な北京の健康被害状況や地域の取り組みが今日どのような状況にあるのかは,ほとんど知られていない。今回のシンポジウムでは,長年,北京の健康被害について調査研究し,最前線で活躍する中国の研究者と大阪大学の文系・理系の研究者が一所に集い,専門領域や国境を越えて,具体的な取り組みや依拠するにたる情報やデータによる活発な議論を期待する。

シンポジウム(13:00-18:00)

【モデレーター】
・思沁夫(大阪大学グローバルコラボレーションセンター・特任准教授)

【パネラー】(各30分,通訳を含め40分)
・鄧芙蓉(北京大学医学部公衆衛生学院・教授)
「北京市における大気汚染と健康被害」

・藤田宏志(環境省 水/大気環境局気環境課・課長補佐)
「大気汚染問題の歴史的推移及びクリーン・エア・アジアの現状と課題:日中の国内外におけるPM2.5問題と国際協力を中心に(仮題)」

・王小龍(中国農業大学人文発展学院法律系・副教授)
「法律システムの構築から中国の未来に向けた環境対策を考えよう」

・松本充郎(大阪大学国際公共政策研究科・准教授)
「日本における大気汚染問題への法的対応に関する一考察:四日市ぜん息からPM2.5問題へ」

【ディスカッサント】(各10分)
・豊田岐聡(大阪大学理学研究科・教授)
・上須道徳(大阪大学環境イノベーションデザインセンター・特任准教授)
・田口宏二朗(大阪大学文学研究科・准教授)

ポスター発表(9:00-11:00) ※ポスター撤去18:00

【進行】
・思沁夫(GLOCOL)

【発表者】
・姉崎正治(人間科学研究科DC)、山本高郁(工学研究科)、三好恵真子(人間科学研究科)
「世界の小規模金採掘(ASGM)の実態とZero Mercury化に向けての実践研究」

・三好恵真子(人間科学研究科)、胡毓瑜(人間科学研究科DC)
「脈波におけるカオス解析から判別する精神疾患患者の特徴及び中国における心理問題への応用展開の可能性」

・胡毓瑜(人間科学研究科DC)、三好恵真子(人間科学研究科)
「舟山群島新区海域における漁業資源の現状と海洋生態の保護・修復への展望:漁民の現行制度・生態に対する認識と意見に関する分析」

・岸本紗也加(工学研究科)、馬庭泰介(工学研究科MC)
「モンゴル・ウランバートルから語る大気汚染」

・川口奈穂(人間科学研究科MC)
「ゴラン高原におけるドルーズ教徒の生活空間とコミュニティのゆらぎ:境界に生きる人々」

・日下部龍介(在中国日本国大使館広報文化センター)
「中国北京市におけるソーシャルメディアを利用した健康観の形成過程」

・松村悠子(人間科学研究科DC)
「新エネルギー開発を活かした地域振興の実現に向けて:沖縄県宮古島の事例からの一考察」

・川原賢太(ほか5名)(工学研究科MC)
「Structuring the haze problems in Indonesia」

・古谷浩志(理学研究科)、紀本岳志(紀本電子工業)、豊田岐聡(理学研究科)
「謎のPM2.5大気汚染を探る:先端質量分析技術の挑戦」

・佐桑諒(人間科学研究科MC)
「原子力損害賠償制度の分析:古典的自由主義からの一考察」

・橘高彫斗(人間科学研究科DC)
「生命が共有し得る価値とは何か:ラスキンの固有価値論を基礎として」

・潘鈺林(人間科学研究科DC)
「中国蘭州市の大気汚染改善に関するフィールドワークからの分析評価」

・西川優花(人間科学研究科MC)
「イラン ザーヤンデルード川をめぐる水危機と人々の暮らし」

・高月(国際公共政策研究科MC)
「中国杭州市の水質汚濁問題の現状と課題」

日時: 2014年10月24日 (金) 09:00 から 18:00
主催: 21世紀課題群と中国(大阪大学未来研究イニシアティブ)
場所: 大学会館アセンブリーホール
参加登録: 不要
URL: http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/141024.html
連絡先: 大阪大学グローバルコラボレーションセンター
info@glocol.osaka-u.ac.jp

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