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第15回 Bridge Seminar Series/ 微研部員会主催セミナー

2011年11月18日 (金) 17:00 から 18:00

<講演内容> 真核生物において、細胞膜を構成するリン脂質は非対称性を有しており、ホスファチジルセリン(PS)は細胞膜内側に、ホスファチジルコリンは細胞膜外側に位置している。
 PSの細胞膜内側への移行にはフリッパーゼという酵素が関わっており、ATP依存的にPSを内側に保っている。一方、リン脂質の非対称性は生体内において様々な局面で崩壊する。例えば、血小板が活性化するとPSが細胞表面に露出され、血液凝固因子が働く足場として作用する。また、アポトーシス時において露出したPSは、マクロファージによって貪食されるための”Eat-me-signal”として機能する。
 これらPSの細胞表面への露出にはカルシウム依存的にリン脂質を区別なく内側と外側でスクランブルさせるスクランブラーゼが関わると仮定されていたが、その実体については分かっていなかった。
 本講演では、最近の我々の研究によって明らかとなったリン脂質のスクランブル機構についてお話したい。

演題:  細胞膜リン脂質の非対称性とその崩壊 演者: 鈴木 淳 助教
   (京都大学大学院医学研究科 分子生体統御学講座 医化学分野)

日時: 2011年11月18日 (金) 17:00 から 18:00
主催: 大阪大学微生物病研究所部員会
後援: 大阪大学微生物病研究所、財団法人阪大微生物病研究会
場所: 融合型生命科学総合研究棟1階 谷口記念講堂
参加登録: 不要
連絡先: 大阪大学微生物病研究所部員会
biken-bml@biken.osaka-u.ac.jp

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