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世界をリードする研究

注目される研究分野、研究者

 2012年に未来戦略機構の研究推進部門に創薬基盤科学研究部門を設置しましたが、2013年はさらに本学の強みとする研究部門を順次立ち上げて、異分野融合領域研究の発展を推進していきます。未来戦略機構に戦略企画部門を設置し、本学の未来戦略を立案していきます。また、アカデミックな雰囲気のあふれるキャンパス環境を醸成するために、分野を超えた研究者、学部の異なる学生が、自然に交流できるような機会を企画したいと思っております。その一環として超一流の学内外の講師による大阪大学構成員全員を対象とした大阪大学未来トークを計画しています。
 教員の多様化並びに国際化、学部・大学院学生教育のグローバル化の推進を支援することを目的として、グローバル化推進教授招へいプログラムを新たに設けます。これは、国際的に評価されている外国の研究型大学で学位(Ph. D.)を取得し、世界トップレベルの優れた業績を上げている研究者を大阪大学教授として新たに任用する部局に対して教育・研究環境整備費用を交付するものです。また、総長任命の特別教授制度の導入も併せて行います。さらに、将来有望な若手研究者を育成するために、テニュアトラック制度の全学的な導入も推進していくつもりです。
 大阪大学の産学/社学連携による研究も新しい段階に入る筋目の年と考えています。大学は基礎研究を推進するだけではなく、大学が保有する高度な「知」や「人材」、さらには知的財産や高度先進医療を通じて目に見える社会貢献をしていかなければなりません。この観点から産学/社学連携や高度先進医療の推進は大学が行う重要な社会的使命の1つでもあります。また企業や社会の考え方やものの見方を取り入れた人材育成を行えるという側面もあります。さらに、大学に入ってくる共同研究費や寄附金、あるいは病院収入などの財源の一部を大学全体の将来の発展のために再配分するという重要な役割も担います。そのためには企業や社会を引き付ける魅力のある高いレベルの研究内容や優秀な研究者や学生が活躍していることが最も大切です。今年は産学連携活動や高度先進医療がさらに発展するように、運営面での新たな仕組みの導入や規制緩和などの従来の枠組みに捕われることなく改革や改善を推進していきます。
 大学でしかできない基礎研究を強力に推進していくとともに、産学/社学連携や高度先進医療を介して確実に社会に還元しつつ、その成果の一部を将来の発展の種籾である基礎研究に再投資していく、これらが好循環することにより大阪大学の未来への自立的かつ加速度的発展の道筋を樹立していきます。

●2013年1月発行 阪大NOW 135号 掲載
 平野総長 2013年 新年のあいさつ より

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