次世代に繋ぐ女性研究者のサポート連鎖の形成
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「次世代に繋ぐ女性研究者サポート連鎖の形成」は、平成19年度文部科学省科学技術振興調整費女性研究者支援モデル育成事業として、平成19年7月~平成22年3月まで事業を実施し、終了しました。 |
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多様な能力や個性をもった人材で構成される阪大キャンパスを象徴し、清新な色遣いで次世代に繋ぐサポート連鎖を表現しました。 |
平成19年度文部科学省科学技術振興調整費女性研究者支援モデル育成プログラムとして、本学の「次世代に繋ぐ女性研究者サポート連鎖の形成」が採択され、下記事業を実施しました。
(1)「女性研究者キャリア・デザインラボ」の設置
【目標】
「女性研究者キャリア・デザインラボ」では学部共通科目への科目の提供、女性研究者キャリアの研究ネットワークを通して、女性キャリアに関する地域連携型学際的研究を推進する。
【達成状況】
「女性研究者キャリア・デザインラボ」によって学部共通科目の講義を実施し、学生への男女共同参画意識を高める教育が実践できました。本学主催のシンポジウムやセミナーに地域の企業や大学関係者を招いたり、他研究機関や地域の主催するシンポジウムやワークショップ、会議に参加したりすることで、女性研究者のキャリア形成に関する研究の場とすることができました。またこれらの成果を学内の女性研究者のキャリア相談に応じる際に役立てました。全学対象のアンケート調査は、過去に実施したものの再分析も含め、統計学に基づく分析を行い、大学での男女共同参推進やワーク・ライフ・バランスの促進に役立てるデータを得て、それを公表しました。
(2)「研究支援員制度」の実施
【目標】
「研究支援員制度」により3年間で延べ50人以上の大学院修了者・学生を支援研究者・研究補助員として雇用し、女性研究者を支援する。
【達成状況】
3年間で目標の2倍以上となる延べ102名の研究支援員を配置しました。(実数でも59名を配置。)制度利用者からのアンケートや研究成果、全常勤教員対象のアンケート調査などで、本制度の有効性を検証し、運用規定の細かな問題点なども抽出のうえ、対象を拡大するなどの改良を行いました。
(3)大学内保育所の拡充・新設
【目標】
大学内保育所の拡充・新設により、保育定員の200%の増加と就学までの年齢引き上げを行う。また、女性研究者への多様な保育サービスを実施する。
【達成状況】
自主運営を大学運営に切替えた上、大学内保育園の拡充・新設により、定員44名を99名に、2.25倍にしました。就学までの年齢引き上げのみならず、延長保育、土曜保育、体調不調児保育などの多様な保育サービスの提供を実施しました。
(4)その他の支援策
【目標】
医学部附属病院産科婦人科において、妊娠・出産時のサポートのため、妊婦健診支援事業を実施しました。また、医学部及び歯学部附属病院が、保育園の小児科健診・歯科健診を行うとともに、緊急時の対応を支援しました。
キャンパスデザイン室との連携により、キャンパス内において、搾乳室や休憩室の設置、トイレの整備、防犯設備の充実等によって、女性にとっても安全で働きやすい環境作りを行いました。
【達成状況】
妊婦健診支援事業を実施し、当初の目標にはなかった“産後の体調不調”なども含めた、より広範な「女性研究者サポート外来」を構築しました。保育園の小児科健診・歯科健診、緊急時の対応体制を実現しました。さらに、当初計画には具体的にはなかったが、医学部附属病院小児科の専門医が、保育園の保護者を対象に、こどもの心身の発達に関する「すくすく相談会」も随時実施しています。
平成20年度に実施したアンケート調査をふまえ、平成21年度に本部事務局の他にも、13部局に対して搾乳のできるプライバシーを確保した女子休憩室の整備を行いました。また、トイレの整備や防犯設備の充実を実施し、女性にとっても安全で働きやすい環境作りを実施しました。
(5)数値目標
【目標】
理工系部局における常勤女性研究者(医学系研究科保健学専攻は除く)の人数を、3年以内に現在より3割増加させる。
【達成状況】
理工系部局(医学系研究科保健学専攻は除く)の常勤女性研究者数は164人となり、3割増加の数値目標148人を大幅に超え、目標を達成しました。また理工系部局における常勤女性研究者比率で見ても、平成19年度当初が5.6%、平成21年末は7.2%となっており、約3割の増加となっています。さらに、“大学全体としての女性研究者比率の目標11.3%”も達成しました。








